※この作品はR-18です。

セピアさんの信仰してる宗派が男尊女卑しまくりの男根崇拝教団だった話   作:中落ちカルビ

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ボンバーガールは全国ゲームセンターで絶賛稼働中。
ゲームもとっても面白いし魅力的なキャラクターもたくさんいます。
ぜひ遊んでみてください。


プロローグ

 ボンバーファイト。

 様々なボンバーガール達がゴーボンバーの掛け声と共に爆弾と手持ちの武器を使い相手のベースを破壊するルール無用の真剣バトル。

 

「ああぁぁ、不味いですわ不味いですわ不味いですわ!」

 

 そんな危険なバトルの最中、長い青髪をツインテールに纏めたゴスロリの少女──アクアが呟きながらベース内を落ち着きなく歩いていた。

 

「タワーが折れてるせいでオリーブさんが復活するのは前線! ベースに戻ってくるまでどれくらいかかりますの!? ま、ま、不味いですわ〜!!」

 

 その表情はお世辞にも芳しいとは言えない現状を物語っていた。

 

「何が不味いんですか?」

 

 そこに一言、声がかけられる。

 慈愛に満ちた優しげな声だ。

「それは……」

 そんな声にピンと張り詰めた心が緩んだのか、アクアが疼くまり頭を抱えて早口で捲し立てる。

 

「それはもちろん! 今の状況ですわ! シューターのオリーブさんは前線に飛ばされてしばらくもどってきません! アタッカーのウルシさんもボマーのグレイさんも敵ベース前であしらわれていてこちらに帰ってくることはなさそうですし! 相手ボマーのプラチナさんは倒せましたが……こ、このままでは私1人でセピアさんと……!」

「それは大変ですね」

 

 そんな高速の愚痴に対して優しく、心の底から大変だと思っている、そんなふうに声も返してくれる。

 アクアは思わずといった様子で顔をあげ……

 

「そう! 大変ですわ! あの愛狂いのセピアさんと2人きりなんて大変なんで……ヒィぃ!!! セピアさん!」

「はい♡セピアですよ、アクアさん♡2人きりですね、思う存分愛を語り合えます♪」

 

 目の前に件の人物、愛が口癖のシスター、セピアがいる事を認識してのけぞり尻餅をついて後ずさった。

 

「た、た、た、た」

「た?」

「たすけてくださいまし〜〜〜!!!」

 

 

 

 

 

 

「あー、アクアちゃん負けちゃったかー」

「しょうがないでしょ、あそこから逆転は無理だよ」

「おしきれそうだったんだけどなぁ」

 

 大型の街頭テレビで青色のベース、アクアの所属していたチームのベースがセピアのチェーンソーで両断、爆発炎上される映像が大写しにされる。その後切り替わった画面にはそのチームのスコア一位であるボンバーガール、爆風でゴスロリが破れあられもない格好になった涙目のアクアがLOSEの大文字と共に画面を彩った。

 

『こんなの私の望んだ敗北と違いますわ! なしですわ! ノーカンですわ〜!』

 

「アクアちゃんエッチだ…」

「いやーセピアさん強いなー」

「今まで無敗でしょ?」

「セピアさんの負け姿見てぇ」

「ぽろりしないかなぁ」

 

 そんな可哀想な有様になっているアクアを尻目に画面が切り替わる。

 今度は健在な赤いベースが映し出され、その後WINの文字と一緒に勝者であるセピアが画面に大写しにされた。

 その瞬間、立ち止まりテレビを見ていた男達がゴクリと唾を飲み込む。

 画面にセピアが映し出されたからだ。

 

『ふふふ、アクアさんは動けませんね。これで思う存分、愛をねじ込めます♪ ……え? 試合が終わったらダメなんですか? そんなぁ」

 

 セピアは豊満な身体の女性が多いボンバーガールの中でも群を抜いてグラマラスな体をしている。

 190cmを超えるスラリとした長身、ボンバーの名にふさわしいまさに爆発するような胸と尻。メートル越えの爆乳は確実に頭よりも大きく、尻もむっちりと肉感的な丸さを供えていて腰を押し付ければさぞ気持ちがいいだろう。残ったウェストは残念ながら胸と尻の例に漏れず、太い……訳はなく、鍛えられた腹筋にうっすらと肉を乗せたウェストはしっかりと括れている。

 グラビアアイドルが裸足で逃げだすセックスシンボルを盛りに盛ったムッチムチの肉感ボディ、豊潤の女神という単語の隣に挿絵として載っていてもおかしく無い女性。

 それがボンバーガールセピア、セピアベルモンドだ。

 

「セピアさん、破れてなくてもエロいなぁ」

「なぁ」

 

 そんなセピアのいやらしい、男好きのする身体を彩るのはリブ生地の乳袋付きレオタードに上着やスカート、耳付きベール、袖をつけたコスチューム。

 衣装登録名は『普段のシスター服』だ。

 

「……なんかエロ衣装登録してくれないかなぁ」

「ああ……いつもの格好も良いんだけど……」

 

 ボンバーガールは自らの人気のため、視聴率の為、様々な男受けのする格好をしながら戦うのが通例となっている。水着や女子高制服、体操服にアイドル衣装なんてのは当たり前。いやらしく改造されたチアガール衣装やベリーダンスの踊り子衣装、果ては法被にサラシと褌、なんて姿で戦っている者もいるほどだ。

 

「悪くないんだけど……」

 

 そしてボンバーガールがボンバーファイトに挑む際着用する衣服はファンアプリの投票で決まる。目の保養としてボンバーファイトを見る視聴者層が多い関係上、露出度の高そうな衣装に票が集中するのは自然の摂理。

 ボンバーガール達は例え真冬だろうとも裸同然のエロ衣装で戦わさせられるのが通例なのだ。

 

「ちょっとこう……肌色の面積が……」

「もうちょっと……なぁ?」

 

 そんな通例を前提として考えればセピアの衣装は目立つ物ではない。彼女自身の身体、その素質によってカバーされているが至って平凡な格好だ。

 

『1位です! やはり愛に不可能はありません♡』

 

 目を線のように細めてにっこり笑うセピアの格好。

 爆乳のサイズはピッタリ作られているだろう乳袋でわかる、むちむちの尻はチェーンソーを振り回す際にスカートが翻るためわかる、ウェストの括れもレオタードがピッタリくっついているためわかる。

 エロい。

 エロいことはエロいのだが、ボンバーガール特有の下品さのない、少年誌的なエロさなのだ。

 

「セピアさんすげぇ身体してるよなぁ……」

「あれでクッソ下品なエロ衣装着てくれたら……」

 

 もちろん、そのエロさを馬鹿にしているわけではない。

 エロに貴賎はない。チラリズムもまた良い物だ。

 しかしたまには味変したくなるのも男のサガ。料亭のような繊細な味付けを楽しんだ後は二郎系ラーメンで顔中油まみれになりたいのも男のサガなのだ。

 その為に他のボンバーガール達も人気を得る為のエロい衣装だけでなく味の違う衣装を登録している。大抵は清楚な物に、下品なほどエロい物。

 例えばセピアと同じアタッカーのボンバーガール、ウルシで言えば『怪盗衣装』『学校制服』『キャットスーツ』『祭り衣装』など4種を登録していた。

 

「いやいや、あれでいいんだって」

「そうそう、セピアさんは清楚なシスターなんだよ」

「お前らそれを言うならは『正式なシスター服』に投票してからにしろよ」

「今日も得票0じゃねぇか、正式な方」

 

 翻ってセピアの登録衣装は二つ。

『普段のシスター服』と『正式なシスター服』だ。

 正式なシスター服が普段のシスター服より露出が高くなることはないだろう。なにせ『正式』だ。よりフォーマルな儀礼などに着る服が想定される。そんな服が今の肌に張り付くレオタードを超えることがあるとは到底思えない。

 懐石料理を食べ飽きた者がさらに味の薄い精進料理に手を出すだろうか? その疑問は選出回数堂々の0という数字が如実に物語っていた。

 

「土下座したらやらせてくれないかなぁ……」

「バッカ! あの清楚なセピアさんだぞ!」

 

 セピアがエロ衣装を登録していない理由として有名なのはセピアが信仰している宗教、その教義が清廉潔白である事を良しとするものだから、というものである。セピアが敬虔なシスターであり、宗教に対して真摯に向き合っているのは有名な話だった。その証拠としてよく語られる話がある。

 

「儲け全部教会の活動費に充ててるんだぞ! ありえねぇだろ!」

 

 ボンバーファイトで支払われる金銭、高額な賞金のうちセピア自身が自分のために使っている金銭は食事や住宅を除けば正式なシスター服の修繕費だけだ。稼ぎの殆どは自身の信じる教義の実現の為の活動費に充てている。

 その『教義の実現の為の活動』は主に弱者救済、浮浪者への炊き出しから始まり女性への職業斡旋、引きこもり男性の説得などだ。清廉潔白、そう表現して問題のない活動内容だろう。

 以上からセピアベルモンドはエロいことが苦手なシスターだと言われている。

 

「やらせてくれるわけねぇだろ!」

「いや、でもよぉ…………ワンチャンねぇかな?」

 

 しかし想像する事は自由だ。

 あの身体を自分の好きにする。

 とろけるような甘い声で優しく囁かれながら、一夜を共にするのだ。柔らかな乳肉を優しく愛撫し、秘められた箇所を舌でほぐし、とろけた肉壺に挿入する。柔らかな尻肉に腰を押し付けた瞬間、自身の遺伝子をあの美女に植え付ける瞬間、さぞ気持ちがいいだろう。

 

「…………」

「…………あの胸を……」

「尻…………」

「……俺ちょっとトイレ」

「俺も」

 

 テレビを見ていた男達はセピアとの一夜を想像し、皆一様に前屈みになった。一部の男はトイレに行くと呟いてそそくさと席を外していく。

 残った男達ももはや時間の問題だ。

 

『ではボンバーファイト視聴者の男性様❤️また来週❤️次も私を愛してくださいね❤️』

 

 そこにセピアの媚びるような甘い声が響いて仕舞えば、全員が全員、無言のうちにその場を離れる結果となる。分かりきっていたのことだ。

 

 

 

「いやぁ聞いてたか? 今の?」

「やりてぇだってよ」

「ひひ、たまんなぁなオイ」

 

 

 

 ボンバーガール、セピア。

 様々なボンバーガール達がしのぎを削るボンバーファイトで戦う一選手。

 ゴーボンバーの掛け声と共に爆弾と手持ちの武器を使い相手のベースを破壊するルール無用の真剣バトル。

 そんな危険な世界でメートル越えの爆乳と爆尻を弾ませながら戦う愛が口癖の、エロ衣装が無い、清楚なシスターボンバーガール。

 

 

 

 

 しかし彼女にはある秘密があった。

 その秘密は彼女の信仰している宗教、その教義にある。




今更なのですがR-18部分とプロローグ部分を分割いたしました。
少し読みやすくなったかと思います。
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