忍び世界で催眠生活 作:竿役としての雷影
その場のノリでやっていきます。
漫画の世界に転生する際、神様という名の超常の存在に
昨今では気が付いたら漫画のキャラになっていたとかという展開もあるらしいが、どちらにしろ特別な力が無ければ漫画の世界でやっていく事は出来ない。
才能も無く、力も無く、技術も無い状態で生きていける程、このNARUTOの世界は甘くない。
まあその才能や力を貰えたのだから問題は無いのだけれど。
「とはいえ、それはそれで問題はあるよなぁ」
自分が貰った特典を使う機会が無いというのもそれはそれで困る。
まあ争い事なんか無い方が良いのだけれどさ。適度に承認欲求を満たしたい、もしくはこの力を使って試したいと思うのもまた転生者あるあるだと思う。
力を、欲求を持て余すというのはこういうことだろう。
まあ原作での忍び達のように辛い目にあったりしたいわけじゃ無いというのも本音だ。
じゃなきゃ別の空間で暮らしている理由にならないし。
「何とか自分の承認欲求も満たしつつこの無駄に有り余ってる力を発散したい」
我ながら随分と身勝手な理由だと思うが、それはもうしょうがない。
むしろこれだけの力を持った状態で異空間で暮らしていたのだから許してほしいぐらいだ。
いや、全く使ってなかったわけじゃないけどね。老いて来た時には生贄を用意して輪廻眼の輪廻天生を使わせて若返ったりして蘇ってるから全く使ってないわけじゃないのは事実だ。
でもそれとは別に、こう、なんか使いたいんだ。欲望のままに何かしたいんだよ。
美人を自分の言うことを何でも聞く肉奴隷にするとか、男から寝取って優越感に浸りたいとか。
「――――そうだ。そうしよう」
脳裏に過ったある考えに心の中で欠けていたピースが埋まり、実行しようと決意する。
幸いな事に目的の人物は既に死んでいるみたいだし、自分にはそれを実行する為に必要なものも用意している。
いくつか足りない物もあるが、それはまあすぐに用意できるだろう。
「それじゃあ早速やるとしましょうか」
そう言って僕は下卑た笑みを浮かべ、用意に取り掛かった。
※
うずまきクシナが最後に見たのは産んだばかりの自身の息子の姿で、それを最後にその生涯を終えた。
後悔する事は山程あり、自分の愛した夫と共に先に死に、何も知らない息子の将来に若干の不安を抱いてもいた。
しかし、自分達の息子ならば乗り越えられると信じ、自分達は死んだ。
――――そう、その筈だった。
「――――えっ?」
意識を取り戻したクシナが最初に見た物は、自分の姿をした人型だった。
肌は死人のように白く、両方の瞳も紫色の波紋のようなものが広がっており、三つの勾玉が浮かんでいるような写輪眼に近い印象を覚えるような眼だったが、それは間違いなく自分だった。
いつも自分が着ている服も着ており、肌の色と眼以外に異なっている箇所は無い。
いや、それよりも心なしか普段よりも視点が低い気がする。
「ふむ、無事に成功したようだな」
男のものと思われる声がした方向に視線を向ける。
そこには自分と同じ姿をした人型と同じ眼をした男がベッドに腰をかけていた。
男の足下には身体から黒い杭のような物を生やした男が倒れており、その男の右眼は紫色の波紋のようなものが広がったものになっており、酷く荒れた呼吸をしている。
と、いうよりも死に掛けている。
髪の毛も白く、息も絶え絶え。口からは血を吐き出しており明らかに普通じゃ無い。
そんな男の前に立っている男、老人と言い換えても良い年齢をした男は足下で苦しんでいる男に見向きもせず、此方を向いている。
クシナは老人の様子に警戒し距離を取ろうとして――――、
「まあ立ち話もなんだ。このベッドに座りなさい」
「はい」
男の言葉に従って隣に座った。
「ああ。この男の事は気にしなくていい。きみを生き返らせる為に用意した生贄に過ぎん。気にする必要は無い。それよりも僕との会話を優先しよう」
男がそう告げるとクシナの頭の中から足下の男が消えた。
認識はしているがどうでも良くなった。
自分の姿をした何かに右眼を取られて悲鳴を上げているが何故か視界に入らない。
「今きみに別天神という幻術をかけた。この幻術は基本的に一人では破る事は出来ない」
「幻術?」
「ああ。最強と言っても過言ではなくてね。きみに対して『僕に絶対服従かつ僕の言葉が正しいと思う。そしてそれに対し違和感を覚えず当然の事だと思う』と命令をしたんだ。自意識のある催眠状態、要は常識改変だ。何でもかんでも操るのは風情が無いからね。本人の意思もスパイスとして楽しまなきゃ」
さらりと言った男の言葉にクシナは不思議と嫌な予感を感じた。
しかしどうしてかその理由が分からない。
「さて、これからきみは僕に手篭めにされるわけだけれど…………どう思う?」
「それは嫌だってばね!」
男からの言葉に対しクシナは嫌悪感を口にする。
自分には愛した男がいるというのに、初対面の男にこの身体を捧げなくてはならないのか。
「だよね。でも僕はきみのご主人様だ。夫が居たとしてもきみの所有権はご主人様である僕にある。主人である僕はきみの全てを自由にして良いし、きみには拒否権が無い。分かるね?」
「勿論分かってる」
ミナトは自分の夫だし、彼以外に身体を捧げるのはごめん被る。
唯一の例外がご主人様だ。ご主人様は自分の全てを自由にして良いのだ。
それが当然の事なのだから。
「分かってるなら良いよ。じゃあ僕の膝の上に乗ろうか」
※
「ところで……んっ! あ、あの私そっくりの人は……あっ! だ、誰…………っ!!?」
「ああ。あれはきみを穢土転生で甦らせる時に用意したきみの亡骸だよ。僕の外道の術で操っているんだよ。天道の力を使えるから結構重宝するんだ。で、きみの身体は甦らせた時に色々調整して13歳頃の身体で蘇生させたんだけど違和感はない?」
「な、ないぃ……!!」
快楽を感じながら嬌声を上げるクシナを見て笑みを浮かべる。
自身の逸物をクシナは自らの膣で締め付け、精を吐き出させようと膣内を唸らせながら抽送を繰り返す。
肉体は処女に戻しているとはいえ、子を産んだ経験があるから慣れてはいるか。
兎も角、自分の力を使える上に性欲も満たせるので満足だ。
「クシナもどう? 気持ち良いかい?」
「き、気持ち良い、けど…………やっぱりミナト以外とだと嫌って気持ちの方が…………!」
「まあその為に常識改変にしたわけだからね」
好感度を弄りミナトよりも僕を愛するように仕向けさせる事も可能ではあるけど、今回はそういった気分じゃない。
あくまで心はミナトに向いており、その上で好きでも無い男とセックスする今のクシナの心境がとっても唆るのだ。
内心嫌悪感に満ちていながらも逆らう事ができず、そしてそれが常識だと思っているのもまた良い。
「まあ、それはおいおい変えるとして、だ。そろそろ中に出すよ!」
「ひぐぅ!」
クシナの両腰を掴んで彼女の一番奥に射精する。
子宮の中に自分の精子を解き放ち、孕ませようと奥に奥に注ぎ込む。
「はぁ……はぁ……赤ちゃん、出来ちゃう…………ってばね」
「大丈夫。ご主人様とのセックスでは孕まないから安心しなよ。もっとも、きみがミナトよりも僕の事を好きになったら妊娠する事になるけど」
「そ、そんな事はならないってばね…………」
息も絶え絶えのクシナに対し出鱈目を言い愉しむ。
残念だがこっちはクシナを孕ませるつもりだから、どう足掻いても彼女は僕の子どもを産む事になる。
さて、暫くは楽しみが出来た。明日はどんな幻術をかけてどんなプレイをしようか。