※この作品はR-18です。

サ○ゼで喜ぶ彼女とのイチャラブ孕ませ交尾   作:a-su

1 / 6
1.サ○ゼリヤで些細な喧嘩……からの仲直りキス

 令和四年、二月八日火曜日。午後六時。

 

「~~~っ! ハルくんのっ……っ!」

 

 ばか、と言いかけた口が、耐えるようにきゅっと閉じられた。

 彼女はリア。ハルくんと呼ばれた男、ハルキの恋人だ。

 

 がたん、と椅子が音を立て、ブラウンのミディアムヘアが揺れる。

 やや遅れて、縦セーターのえり元で深く長い谷間を見せる乳房が「ゆさっ」と重たげに弾んだ。

 

「……も、もう知らない! 勝手にすれば!」

 

 彼女は千円札を置いて乱暴に席を離れた。足早にレストランの出口に向かう。

 カツカツ鳴るのは、デートに合わせて新調したらしい白いパンプス。ひるがえるのは黒いロングスカート。

 

「あ……皆さん、お騒がせしました」

 

 自動ドアから出る直前、振り返って店内に一礼した姿は、いかにも育ちの良さをうかがわせるものだった。

 

 イタリアンレストラン、「サ○ゼリヤ」の店内は今日も満席に近い。

 カップル客の一組が居心地悪そうにうつむき、店員たちがそわそわと視線を交わす。

 

「痴話げんかぁ?」

「あのカレシ、ちょっと貧乏くさ~い」

「でも筋肉ヤバすぎぃ」

「暴れたりしなきゃいいけどぉ……」

 

 高校生らしき女子グループのささやきが、うつむくハルキの耳に届いた。

 

「……」

 

 彼の前にあるのは、リアの好物であるミラノ風ドリア。美味しい上に財布に優しい、サ○ゼリヤの看板メニューだ。たっぷりのチーズが、湯気と共に食欲を誘う香りを立てている。

 

(やっちまった)

 

 しかし、ハルキのフォークは一向に動かない。しなくてもいい言い争いをした後悔で、ハルキは頭をいっぱいにしていた。

 

 リアは小学校の先生だ。多忙を極める日々を送っており、今日も二週間ぶりのデートだった。

 忙しすぎて料理するヒマもないと言うので、ついつい『もっと楽な仕事に……』と余計なことを言ってしまい、それが口論の原因になった。

 

 彼女は教師という仕事が大好きだ。熱心なだけでなくコミュ力にも長けていて、生徒や保護者からの人望も厚い。

 だから、ただ恋人に愚痴をこぼして『そうなんだ、お疲れ様。今日は二人でのんびりしよう』と言ってほしかっただけなのだろう。

 

 最も、ハルキにだって言い分はある。

 彼もリアも、もう二十五歳だ。四捨五入すれば三十路。アラサー。結婚を意識する年だ。愛する人の人生を背負いたい、そう思って何が悪い。

 

(いや、でも、悪いのは俺だ。リアを背負う力のない、俺だ)

 

 ハルキはグラスワインをひっつかみ、一息に飲み干す。

 一杯百円の赤ワインは、彼の財布からすれば十分に高級品だ。無駄にはできない。

 

「ふ~…………」

 

 ──リアは飛び切りのいい女だ。顔立ちは童顔ながら、穏やかな光をたたえる黒い瞳は知性を感じさせるもので──なのに、その肉体ときたら女の盛り真っ只中といった具合なのだ。

 

 紡錘形(ぼうすいけい)の乳房はHカップ。蕩けるような柔らかさと張り、たっぷりの重量感を兼ね備えている。

 大きく広がった骨盤が形作る豊満なヒップラインは「いつでもママになれる」と婦人科医に太鼓判を押されるほど。

 それでいて腰回りはキュッとくびれていて、まるで女性美を極めたかのような美しさだ。

 

 性格は朗らかで素直、気配り上手で家事も得意。ついでに言えばセックスも巧い。掛け値なしに最高のパートナーだ。

 

 ──ええい、ぐだぐだ悩むのは俺らしくない。行動あるのみ。

 

 多少酒の力を借りたところもあるが、それはいかにもハルキらしい思考だった。

 

「すみません! これ、持ち帰り用の容器ください!」

 

 野太い声を発すると、それだけで店内の喧騒が静まり返る。

 立ち上がると、徹底した筋トレによって鍛え上げられた全身の筋肉が「ぐわっ」と盛り上がった。その身長は二メートルに近い。

 ハルキは、筋肉モリモリマッチョマンの大男なのだ。

 

 ──今夜は、自分の安アパートには帰らない。

 

 ◆◆◆

 

「ん……ハル、くん、苦し……♡」

 

 リアが住むマンションの呼び鈴を連打して、

 出てきた彼女を抱きすくめて、

 玄関の扉に押し付けて、

 ハルキは強引に唇を奪った。

 

 リアは驚いて目を見開いたものの、すぐにうっとりと目尻を下げて、両腕を首に回してきた。

 彼女の方もずっとこうしたかったのだと、その反応が物語っていた。

 

「んちゅっ、ふぅっ、ちゅっ、くちゅっ」

「リア、リア……!」

 

 リアの身長は160センチ。決して小柄なほうではないが、ハルキと比べれば体格差は歴然だ。

 すっぽりと彼氏の胸板に包み込まれながらも、リアは必死に背伸びをして、首にぶら下がるようにしてキスに応じた。

 

「ちゅうっ、むぷっ、れろっ、ちゅばっ、はあっ、ん~っ……♪」

 

 女は男の首筋を愛おし気に撫で回し、いつ隣人が通りかかるかも分からない廊下でぺちゃ、ぴちゃ、じゅぞ、ずずっ、と淫らな水音を響かせる。

 

 キスの角度を変えるたびに大きな胸は柔らかく押し潰され、服越しに二つの果実がひしゃげる。

 女は、自分の胸に感じた熱っぽい体温に「はぁ……♡」と感じ入った吐息を漏らした。

 

「んっ、んっ、んっ、んっ……はぁ、はぁ……♡」

 

 二人は舌を絡めあい、互いの唾液を交換し合い、喉を鳴らして飲み下していく。

 男は女の髪を優しく撫でながら、夢中になってキスを続ける彼女を巧みに誘導し、より一層激しく己を貪らせていく。

 

「はぁ……んっ、はぁ……ん、れろっ……♡」

 

 どれほどそうしていただろうか。やがて女は名残惜しげにゆっくりと顔を離すと、つうと伸びた唾液の糸を赤い舌で舐め取った。

 

「はぁ……んっ、はぁ、んっ、はぁ、はぁ……♡」

 

「リア、ごめんな、許してくれ」

 

「はぁ、はぁ、はぁ……あ、謝るのは、私のほうだよぉ……」

 

 リアはとろんと潤んだ瞳で見上げ、ハルキは真剣な顔でそれを見下ろしている。

 キスと謝罪の順番が逆だが、互いの瞳が「早く仲直りしたい」という思いを雄弁に語っていた。

 二人の結びつきは、そういうものなのだ。

 

「それに……こんな強引なハルくんも、好き。でも、どうしよう、キスだけでこんなになってるカタくて大きいの、ちょっと怖いかも……♪」

 

 女は男のたくましい胸板に顔をうずめ、そっと股間に手を伸ばす。

 ズボンの上から膨らみを指先でさすると、それはぴくっと脈打ち、布地の下で確かな熱を帯びていた。

 

「う……リアが嫌なら、何もしない。このまま、仲直りのハグだけして帰ろうか?」

 

「やぁ、そんなのダメぇ……あのね、私ね……」

 

 リアの性欲を、ハルキはよく知っている。意地悪く訊ねると、リアは恥じらいつつも甘えた声で手にきゅっと力を込めた。

 自らスカートのサイドファスナーを下ろして、男の手をその中へと滑り込ませる。

 

「リア……?」

 

「久しぶりのデートだったから、通販で、その、大人向けの大胆な下着買っちゃったの。ねえ、分かるかな……♪」

 

 指先から伝わる感触は、花柄のレースだろうか。大胆な下着と言う割には、かなり布地の面積が大きい。

 しかし、柔らかな素材に指を這わせていると、その感触はすぐに薄れた。あるべきところに、あるべき物がないのだ。

 

「! リ、ア、これ」

 

「やだ……ハルくんの目、ギラついてるぅ……♡」

 

 女は男の両手を掴むと、ぐいっと玄関の中へ引っ張り込んだ。バタンとドアを閉め、錠を掛けると、そのまま壁に手をついてお尻を突き出す。

 

「うふっ♡」

 

 ごくり。

 生唾を飲み込む音が聞こえるほどに、室内は静まり返っていた。

 

「電気、着けて? 明るいところで、私のお尻をじ〜っくり見てほしぃな……♡」

 

 女はハチミツのように甘い声音で男を誘惑する。

 ──パチン。スイッチが押されてLEDの灯りが玄関を照らし出す。

 

「わあ、ハルくんのエッチな目、お尻に突き刺さってるみたい……♡ 恥ずかしいけど、すっごくドキドキするぅ……♡」

 

 黒く長いスカートが床に落ちる。ハルキは息を呑みながら、愛しのリアがスカートの下に隠していた秘密を凝視した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。