【完結】お家とおち○ちんお取り潰し 残されたのは好敵手と子孫を残す為の優秀な血統だけ? 生意気ぼっちゃまTS孕み嫁修行 作:あかん子を説法
10万字程度での完結を予定。
「はぁーー……はぁーー……っ、んぅっ……」
もじもじ、くちゅり。
鮮やかな赤の映える高級なマットの上、左右の太腿を擦り合わせる音に淫靡な水音が混じり、少女の悩ましげな吐息が染み入る。
ドアの前、産まれたての子鹿の如く内股でフラフラと立つモノトーンの給仕服姿をした少女。外は暗く、灯りは開いた窓の外から差し込む微かな月光とお洒落なスタンドライトが発する落ち着いた雰囲気の光のみ。淡い光に照らされながら揺らめくその姿は何処か妖しげだ。
「来たか」
寝巻き姿でベッドの上に座り本を読んでいたこの部屋の主たる少年は本を閉じ一つため息を吐くと、青の瞳を怪訝に細め冷淡に言い放つ。
「なんだ、使用人か。こんな夜分遅くに何の用だ」
「はぁーー……件の、夜伽にございますっ……」
「知らせに来たのか? わざわざ」
「いや、お、わたしが、その相手で……」
「は? なんだと?」
か細く絞り出された女声が確かな熱を帯びてそう告げた。
事前に馴染みのある人間が来るとだけ知らされていた彼にとっては間違いとしか思えなかった。長身の彼より一回り小さな体躯と童顔、歳下である事は容易に想像が付くが、その特徴だけでも既に当て嵌まる者は身近に存在しない。
「久々に寄越して来たかと思えば……貴様、何処の血筋の者だ?」
春の夜風に揺れる、耳にかかる程度の長さでサラリと真っ直ぐな白銀のショートボブ。前髪の下の同色の眉はハの字で、その更に下、猫の如く愛らしい大きな紅の瞳はとろんとしている。鼻筋は綺麗に通っており、紅潮した頬の肉付きは少し丸く幼なげだが無駄は無い。薄紅色の唇は息をする度に艶めき色香を発する。
総じて絶世の美貌となる可能性を秘めている。一目見ていれば忘れる筈が無い。年頃の男子である彼は密かに息を呑みつつ記憶を探ったが、途中で無意味と悟り辞めた。
「大方没落した何処ぞの貴族の出だろうが……俺を知っているなら無理だと分かって」
「ふ、わからない、か……そう、だよな……っ、はぁ」
自嘲する様に少女は笑った。苦しげに、切なげに。
見るからに様子がおかしい。少年は警戒を深める。
少女はゆっくりと壁にもたれ掛かり、口を大きく開いたまま肩で息をする。部屋は広いのに背中を丸めて縮こまり、身悶えしているその様子は何処か窮屈そうだ。自身の腕を強く組んで服を握り締めており、何かを必死に堪えている様にも見てとれる。
出方が分からず息を殺して様子を窺う少年。とそこへ、ぽつりぽつりと、彼にとっては耳を疑う様な言葉が投げ掛けられる。
「そう、だよなぁ……ボクが、レイトだって言っても……んっ、信じて、くれないよな……こんなん、じゃ」
「? は?」
レイト。それは約二年前、ある日の勝負を境に家名ごと消息を絶った少年の
何を言っている……? 奴は男だぞ? 仮にそういう類の魔法だとしても、奴の実力だ。掛かりはしない筈だ。
冗談にしては突飛が過ぎて「急に何の冗談だ?」と彼は訝しんだ。が、引っ掛かる。
髪と瞳の色については類似する点がある。物言いも一瞬彼を彷彿とさせた。
しかし目元の雰囲気が違う。彼、レイトはもっと吊り上がっていて、子供ながらに険しく鋭い目をしていた。
それが何だこの垂れた、媚びる様な蕩けた目は。
類似点があっても違う箇所が多い。その程度、その程度だ。なのに何故か直感で、冗談だと断ずる事が出来ない。
「んはぁっ……いいよ、別に」
「んなっ⁉︎」
突飛が続く。少女は突如給仕服を脱ぎ始めた。
するする、するり。布の擦れる扇情的な音がする。
少年の被夜這い経験はこれが初めてでは無い。しかしながらここまで異様で強引なのは久方ぶり。冷静な面の皮は瞬く間に剥げた。
「待て待て待て! 何でそこで脱ぐっ⁉︎」と慌てふためき立ち上がり、詰め寄るも間に合わない。
「んっ、はぁっ……」
はたり。脱ぎ捨てられた服が落ちる。露わになったのは、芸術品と見紛う程美しく官能的な少女の肢体。
「うっ⁉︎」
小さな背丈に見合わず、嫋やかな曲線的起伏に富んでいる。露出した瞬間、給仕服に押し込められていた胸と尻の柔和な媚肉が解放され、ふるんっと瑞々しく弾けて揺れた。
甘く芳しい濃密な雌臭が解き放たれ少年の鼻腔をくすぐる。寸前まで近付いた足がすくんだ。何せ全身の絹肌を覆い隠す物が殆ど無い。触れるのも憚られ、制する為に伸ばした手も宙に浮いたまま彷徨ってしまった。
重心は後ろへ傾き、徐に尻餅をつく。目を伏せたフリをして、逃れる様に後退りしながら彼は伸ばした手を指差す形に変え謗る。
「なんて姿だ貴様……!」
前述の通り身に纏った物は少ない。足元の純白のニーソと部屋履と、首元に付けられたままの怪しげな白銀のチョーカー以外は肌の色ばかりが目立つ。
上半身はブラジャーの様でそうでない、胸の大きさよりも圧倒的に小さな他と同系色の布地二つ。双方その中央付近はわざとらしく穴が作られていて、丸くぷっくり膨れた二つの淡いピンクが晒されている。
下も同様。透ける前貼りや装飾的刺繍で華やかに飾り立てられているものの、白地のTバックには悪辣なスリットが入っており、しとどに蜜を溢す股間の一本筋が露出。明らかに秘部を隠す意図が無く、寧ろ艶やかな花弁の色を際立たせている。
おまけに臍の下、子宮の位置と形をひけらかす様に赤く光る、娼婦でも中々居ないであろう程に強力で下劣な淫紋。何処かの誰かか、はたまた彼女自身か。芸術的女体を下品に貶める冒涜性は、高い身分で育てられてきた若く高潔な精神の軽蔑と恐怖を誘うには十分だった。
「はぁーー……っーー……ふふっ」
少女は悪戯っぽくくすりと笑い、脳髄に滲み入る様な語尾の上がった甘い声音で彼に迫る。
「お前の、そんな顔が見られるなんて……んひひっ、このカラダになってはじめて、得したかも……っ」
「何を、言ってるんだ?」
その下腹部、淫紋からは部屋全体を包む程の淡い桃色の光が放たれ始める。
本来なら彼にとっては取るに足らない程度の低い幻惑魔法。しかし純粋に質が極めて高く、量が莫大だ。
処理し切れず少年の知覚は惑いだすも勘付く。
「この魔力、貴様本当に……っ⁉︎」
人が発する魔力にはフェロモン同様個人特有の特徴がある。故に悟り、尚も信じ切れず彼は揺らいだ。
「んはぁーっ……くそっ、抑えてたのに勝手にっ、ああくそっていったらっ、っん゛っお゛おっ!」
可憐な容姿にそぐわぬ乱雑な口調が吐かれた直後、淫靡な肢体は淫惨な獣声を上げると共に爪先立ちになって跳ねた。
プシュッ。その股からは淫水が噴かれ、下腹部よりまた幻惑魔法の波動が連続放出される。
さながら暴走機関。少年は目を瞑り、荒れ狂う波の中堪える事しか出来ない。そしてそれは少女もまた同じ。
「お゛っ、んっ、ん゛んんん……」
口元を抑えながら千鳥足でふらつき、今にも倒れそうだった。が、何とか堪えると、「んん゛っ、ふぅーー……っっ、ふぅーー……」と必死に呼吸を整える。
「っふーー……うぅ、気付かれたくなかったのにぃっ……くっ、恥ずかしぃ……」
少女は赤面し内股で身悶えながらも、こうなったらと改めて決心し進みだす。部屋履を脱ぎ一歩、また一歩。ひたり、ひたり。
少年は不安定ながらも右掌に青い光を収束させ、彼女へ向ける。
「くっ、くるなっ、これ以上近付いたらっ」
「殺して、くれるのかぁ? っ、はは。それも、本望だな」
「貴様っ……!」
歩みは止まらない。殺意を向けられても切なげに表情が歪むだけ。躊躇は一切無かった。
少年に躊躇いが生じる間に二人の距離は詰まり、そしてゼロになる。少女が躓く様に崩れ身体が重なった。
「うわぁっ⁉︎」と狼狽える彼。少女は視線をその股間へ向け、舌舐めずり。
「はぁーー……んはっ、ちゃんと固く、なってるじゃん」
「なにがっ……うあっ⁉︎」
柔和な感触と甘美な媚臭にあてられた男子のシンボルは、彼自身の気付かぬ間に既に寝巻きのズボンをテントの如く張り上げていた。
「ボクで興奮するとか、んっ、ヘンタイだなぁ」
「やめろっ! 触るなっ!」
「おらっ、抵抗すんなっ」
ボロン。乱暴にスボンが下着ごと捲られ、少年の逸物が露わになる。
「貴様ホントに何者だっ⁉︎」
「ふーー……だからぁ、言ったじゃん。レイトだって」
「ふざけるな! アイツは男でっ……!」
目元の泣き黒子の位置、挑発的に上がる口角。月光が照らす彼女の顔が
「お前……」
「っーー……」
熱い吐息が重なり過去を紡ぎ出す。
二年前、彼女がまだ彼だった頃────
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進捗状況や生存報告は基本この二つで確認出来るので良かったら
ガンバルゾー