【完結】お家とおち○ちんお取り潰し 残されたのは好敵手と子孫を残す為の優秀な血統だけ? 生意気ぼっちゃまTS孕み嫁修行 作:あかん子を説法
気をやって、起きて、また気絶。繰り返す内、激痛と淫熱は更に酷くなった。
「っ、う゛うぅっ、う゛あああぁっ……!」
胸部は乳頭部を中心に張り詰め過ぎて常に痛む様になり、突っ張る逸物や蕩けた尻穴の奥を筆頭に各所粘膜や皮膚は灼け爛れた感覚に苛まれ、肉と骨は動く度軋んで痛む。
多少の取り留めを持つのは、シスイに抱かれている時だけ。
「また、小さくっ、なりましたか?」
「ふっ゛……う゛ぅっ……!」
「はいはいよしよし、また私のナカで、ぴゅーってしちゃって下さいねぇ……っ!」
「い゛っ……でっ……っっ゛!」
乳首を舐られたり、キスをしたりしながらぶちゅぶちゅと接合部を擦り付け合う間は、痛みと熱が引いて少し楽になる。
一時の安らぎを得て眠りに落ちていくが、彼女が離れるとすぐに激痛は再発。意識を取り戻し、苦痛に喘ぐ。
「はぁ゛っ、っ、あ゛ぁあああっ!」
「あれれ? 足りなかった……?」
お陰で少年は海上遭難時、唯一浮かぶ流木か何かに捕まるが如く彼女にしがみついていた。見方によっては稚児が甘えるかの様に。無意識に彼女に依存してしまっていた。
そうしてシスイはほぼ四六時中、付きっきりで彼に付く事になる。が、しかし、当然ずっとは続かなかった。
「はぁっ……はいっ、一回離してねぇ。ちょっと休憩するからっ……」
「はっ……ま゛っ、ぅあ゛っ……!」
体力、魔力の限界が訪れてしまえば、彼女は離れていく。
「ふあ゛っ、ぐっ……ぅあ゛あああぁ!」
そうなれば、この通り。その身を何処にどう置いても苦しみから逃れられず、少年はベッドの上でのたうちまわった。
口元は酸素を求めパクパクと開いたり閉じたりを繰り返し、股間から血と小便を噴き出して、濡れた瞳を白黒させる。全身の節々が痛むにも関わらず局部は疼き刺激を求め、装具を突っ込まれた尻穴はヒクつき、うつ伏せになってはごわつく枕やシーツに乳首を擦り付け、仰向けになっては掌の中、小指の半分程になった剥き出しの肉茎の感触に嘆きながら、浅ましく腰をへこへこ動かす。
痙縮の度、ぴりっ、びりっと肉茎の裏、尻穴の奥が裂ける様な感覚に苛まれながらも、止まれなかった。止まれば熱が滞って息が出来なくなってしまう故、痛かろうが何だろうが動かすしか無かった。
「えっと、えっとぉっ……!」
カゾノが多少の治療を試みるが、上手くはいかず。
「ぅっ、わたしじゃ無理だよぉっ!」
治療しても治療しても追い付かなかった。
「シスイちゃぁん! どっ、どうしようっ⁉︎」
「えぇっ、またっ? 鎮静剤は?」
「もう二本打っちゃったっ!」
「うそぉっ流石にっ、私も身体がもたないよぉっ……休憩させてぇっ」
「ぃやら゛っ……あ゛ああぁっ、あ゛ああぁ!」
激痛の中、指先がなぞる凹凸は刻一刻と減って、身体の境界線は丸みを帯びていく。
少年の心はただひたすらにいやだと叫んだ。叫んで、叫び続けた。
されど時は淡々と進み、肉体は変わる。
「ぅおっほおおぉ〜〜、子宮だいぶ出来てきたねぇ! 膣道も降りてきて……ん? おおっ⁉︎ 見て見て凄いよレイちゃーん!」
「んぐぅっ……う゛ううぅっ……!」
「剥離してた前立腺が再生して、膣の方に巻き付こうとしてるよぉ⁉︎ 何これどうなってんのぉ⁉︎」
「ドクターっ……いつ、落ち着きますか?」
「ええっ? こんなの落ち着ける訳無いっしょおおぉ⁉︎」
「いえ、ドクターではなく、レイの容態の方で……」
「あなんだそっちかぁ……うーん、もうちょっとかかるかなぁ、前立腺の再生で分かる通り、ここに来て身体が抵抗を────」
検診の度、多少妙な事はあれど、男性としての器官が女性としての器官へと移り変わり、発達していく様を見せつけられた。
その都度味わされた。残された数少ないアイデンティティの一つであり、生来の性別という生命の根源に近い部分が侵され、失われる恐怖を。それに対し有効な手立てが何一つ無い無力を。
己の絶対が揺らぐ。己の信じた己は、これ程までに脆弱なのかと。
そんな筈は無いと否定した。何度も、何度も。
しかし、引導を渡される時が来る。
少しずつ痛みがマシになって来た頃の事。
「はぁ〜い、こんばんはぁ〜レ〜イちゃん」
「ぅっ……っっ……⁉︎」
ある夜、その女は静かにドアを開け、するりと音もなく這い寄ると、ベッドの上、うつ伏せで自身を慰めていた少年を背後から捕えた。
「っはぁ〜ヤバイよこの部屋ぁ〜、スケベなニオイでむせ返りそ〜」
「み゛っ、ん゛んっ⁉︎」
挨拶代わりに汗ばんだ桃尻が揉まれ、魔石灯の淡いオレンジの灯の下小さな影が跳ねる。
走るのは一瞬の快感と、その痙縮による激痛。「ぁ゛っ、っ、ふぁあ゛ぁっ!」と苦悶の声が上がった。
「んふっ、なんでぇ〜って顔してんねぇ〜。そんなにアタシの事待ってたの〜?」
「なっ……しす、ぃ、はぁっ⁉︎」
「腰痛で今日非番だってぇ〜、君があんまりにも煩わせるから〜」
「や゛っ、ぃ゛ぃっ!」
「はぁ〜また触り心地良くなったぁ? 柔らかくて、もちもち、すべすべだぞぉ〜?」
「かっ、かぞのっ……っ゛⁉︎」
「彼女は外で待機してるよぉ〜、私が代わりの担当だって言ったら通してくれましたぁ〜」
彼女は長い舌を少年の細い首筋に這わせクスクスと笑うと、その手を会陰に滑り込ませ、ぐっぐっと押す。
「そ、な゛っ……んん゛っっ!」
「あははっ、しっかし随分と軟弱になったねぇ〜、心も、身体もぉ〜」
「なってな゛っ、っ、んぁ゛っ!」
「なってるよぉ〜、人に助けを求める様な人間じゃぁなかったでしょぉ〜キミぃ〜?」
彼はくっと黙って目を伏せ、奥歯を噛み締める。
図星。信用の出来ない女衆二人でも、この蛇女よりはマシだからと、救いを求める心があった故、返事が出来なかった。
「んはっ、おっかし〜。その様子、まだ観念してないのぉ? 自分の身体ぁ、ちゃぁんと確認してるぅ〜? してないわけないよねぇ〜?」
「っ゛……ぅ゛ぅっ!」
涙を流しただ首を横に振る。
とそこへ、パシンッ! 尻へのビンタが飛んだ。
「っあ゛っ……っ〜〜!」
「甘ったれてんなぁ〜? やっぱ他の奴らが甘いせいかなぁ〜?」
悶絶する少年を彼女は「よっこいしょぉ〜」と軽々抱え上げると、膝の上に座らせ、両脚を掴んで開脚させた。
その正面に置かれた姿見に、霰もない姿が映し出される。
「何の為に姿見が置かれてるのかって話だよねぇ〜。ほら見なよぉ? 今の自分のなっさけない姿ぁ〜!」
ぼさっと伸びて肩まで届きそうな白銀の髪。微かに両胸の膨らんだ、あどけなくも嫋やかな肢体。臍の下で赤々と光る淫紋。ぴんと勃っているのに小指の先程しかない、小さな小さな、玉の無い肉竿。
性別不明の不可思議さと、痛々しく、それでいて悩ましげな妖艶さを孕んだ裸体がそこにあった。
「っ゛……ぐぅっ……!」
打ちひしがれた彼は途中で目を瞑り、真っ赤な顔を必死に逸らして抵抗した。しかし脇下に腕を通され、胸元をひしと抱かれると、それだけでもう身動きが取れなくなる。
「穴がまだ空いてないだけで、殆どクリトリスの大きい女の子でしょぉ〜?」
ぴんと反り勃った先の赤い小さな肉茎の下、袋があった筈の場所。縦筋一本のみを残して皺の一切が失せたそこを、ミマタの長い指先がすりすりとなぞる。
すると、ひくんっ、ひくんっ。痺れるこそばゆさが生じ、肉茎が不規則に跳ね、背筋が反り返った。
「ほぉら、女の子みたいな反応ぉ〜」
「ちっ、ちがうっ……ぅ゛っ、くすぐっ……いたい゛だけっ……!」
「ははっ、最初はみんなそう言うんだよぉ〜?」
くにっ、くにくにっ。縦筋の谷間に押し込まれ、弄ばれる。
華奢な肩は細かく震え、股座は微かにヒクつく。己の両手で退けようとしたり割り込もうとしても、相手の片手の動きに大した影響を与えられず。されるがままになってしまう。
下唇を噛んで声を我慢する中、刺激は徐々に這い上がって肉茎の根本下の付近に到達。
「でもぉ……あはぁっ、みぃ〜っけ」
くにゅっ。ほんの僅か窪んでいるそこを強く弄られた。瞬間、白い閃光が駆け抜け、「くはぁっ⁉︎」と少年の身は大きく跳ねた。
「はぁっ、っ゛、なに、してっ……っっ!」
「多分、これから尿道になる所、なんだろうなぁ〜」
くにゅっ、くにくにっ。見つけた弱点をミマタはねちっこく責め立てる。痛いのに官能的に痺れる。灼ける。
妨害していた両手の片方は諦め、口元を押さえた。
「ほら、分かるぅ? ちょぉっと滑って来てんの」
「ふっ……ぅっ、ぅ゛っ……⁉︎」
くにっ、くちっ。ドライだった音が湿り気を帯びる。
気付き、少年は恐怖した。痙縮の度に竿先だけでなく、逸物のその下付近からも何かが漏れ始めているのだ。
「そろそろクリちんの方じゃなくて、こっちから出る様になるんじゃないかねぇ〜」
「っ、くそっ……ぅ゛ぅっ……!」
「取り敢えず一回出してみよぉ〜? ほぉ〜れ、しこしこぉ〜」
ミマタは下部の窪みを中指で弄りながら、人差し指と親指で肉茎の皮を程良く摘んで上下させた。
ちゅくっちゅくっちゅくっ。彼女の膝の上リズミカルに水音を響かせ、「んっ、ん゛ぅっ、うう゛っ」と切なげに腰が浮く。
その指使いは彼自身が弄るよりも遥かに上手だった。井戸水は筒がなく汲み上げられ、放たれる。
っ……ぷしゅっ! しゅっしゅっ!
「ん゛んっっ! ……〜〜〜〜っ!」
「アッハハ! 出たね〜しょっぼいのが」
量は雀の涙程だったが、一応殆どが竿先からの噴射だった。少年はぐったりしつつ、少しばかり安堵に目を細める。
が、相手の責め手は緩まない。濡れたその手で、今度は彼の胸の先を弄び始めた。
「ぅ゛っ……ふっ、ぐっ……!」
「今ので射精のつもり〜? だとしたら最高に滑稽なんだけど〜」
「はぁ゛っ? っ、っーー……!」
「いやだって、どう見たってもう子種入ってないでしょ〜! ほらほら〜ぬりぬりしても全然オスのニオイしないぞぉ〜?」
事実、血と小便のニオイの中に何か別の、発情を催す様な刺激的な香りがするばかりで、過去あった青臭さは既にそこに無い。
「しかもこのぷっくり乳輪何〜? 乳首埋もれちゃってんじゃ〜ん」
「そ゛っ……かんけっ、な゛っぃ……んんっ!」
キュッ! 淫紋の浮き出た腫れぼったい輪が双方摘まれ、腰は仰け反り脚がピンと伸びる。
続けて「大アリでしょ〜がっ! こんなはしたないハートマーク浮き立たせてさぁ〜ぁ!」と、くにくに、埋もれた痼りを転がされた。
するとその刺激は不思議と下腹部奥に響き、腹筋が引き攣り、少年は今度はくくくっとくの字になる。
「い゛っ! いたい゛っ……やめ゛っ、っっ゛!」
「敬語も忘れてるしさ〜? 神童さんなのに、この間の事もう忘れちゃったの〜?」
胸の先単体の刺激をここまで意識した事はあまり無かった。
故に理解が及ばず、困惑したまま瞬く間に追い詰められていく。
「そっ……よゆぅ゛っ、なぃっ゛、ぇ゛っ!」
「こういう時に出来る様にするのが大事でしょ〜? もぉ〜!」
やはり甘やかされ過ぎだとミマタ。可愛いからって絆され過ぎだの、もう少し自分にも役割与えろだのと愚痴を零しながら、彼の胸の先を一層激しく嬲る。爪でカリカリ、指の腹ですりすり。掻いたり、擦ったり、摘み潰したり。
ねちっこい責めにゾクゾクと深い官能が背筋を駆け上がり、切迫した少年は堪らず訂正しようとした。
「っもぅしわへっ、ありまっ……っっぁ゛あっ!」
しかし間に合わず。全身は雷に打たれたかの如く痙攣し、紅の瞳の奥で星が飛んだ。
ずり落ちそうになる華奢な肢体を、長い腕が「おっと」と抱き止める。
「っっ゛はーー……っーー……」
「う〜ん、ほんと、良くないねぇ〜良くない。何だかんだ世話されちゃってさ〜、自分の価値を再確認しちゃってるんだよねぇ〜キミって奴は」
「ふーー……ふっ、ふふっ」
少年は弱々しくも、涙と鼻水で濡れた面で嗤って見せた。
そう、態々国がここまでの手間をかけて自身を痛ぶり堕とそうとしている事自体が、影響力を未だ担保している。
強い立場さえ残されているのならば、付け入る隙はある。それが彼の縋る、現状最も強い理屈だった。
もぎゅっ。微かな膨らみが揉み潰され、俄かに浮かべた笑みは痛みで直ちに顰められる。
「んい゛っ⁉︎」
「確かに価値はあるかもだけどさぁ〜、それ物としての価値だぞぉ〜? キミってもう人権無いんだよ〜? ここから頑張っても意味無くなぁ〜い?」
「ふっ゛……かってに゛っ、きめてっ……ぇ゛あっ!」
瞬く間に少年は彼女の腕の中でひっくり返され、向き合わされた。
そして、「はぁ〜そっか〜」という言葉と共に、つぷり。小さな肉茎が、彼女の割れ目に喰われる。
少年は慌てて腰を引こうとしたが、脚でしっかり腰を抱き込まれ逃れられなかった。
姿勢を維持出来ず、そのまま胸の上に倒れ込む。
「このまま歪んでいくなら、ここで一度無理矢理壊しちゃってもいっかなぁ〜」
「はぁっ、はっ……ぁあ゛っ⁉︎」
急激に魔力が吸われ、直後何らかの術式が展開。禍々しい紫の光を放つ陣がベッドの上から部屋の隅まで広がる。
「餞別代わり、気持ち良〜く最後の射精、させてあげよう」
「ぃ゛っ、ぅぅ゛っ……!」
「シスイみたいに加減されたやつじゃない、本気の種付け体験、させてあげるよぉ〜」
「だれがっ……んはぁ゛っ⁉︎」
腰を抱く脚の力の加減と、肉茎を包む割れ目の蠕動が彼の逸物を導き、半ば勝手に腰が前後に動きだす。
自分から動かしている様でいてそうでは無い。力無くうつ伏せに倒れた唯のマリオネットだ。
「そそっ、じょ〜ずじょ〜ず」
「っっ゛、っはぁ゛っ、ぐぁあっ!」
ぱちゅんと肌と肌が打ち合うと、雷に打たれる様な痙縮が連続して意識が白んだ。
その度竿先からぴゅくぴゅくと何か大事なものが溶け出していく。
霞みがかった頭は浮かび上がる陣とその体感から、術式を割り出した。
「っこぇっ、なんれっ……⁉︎」
精神変換漏出術。俗称、人格排泄術。人格を司る精神を溶かし魔力を含んだ流動体、又は液状物質に変換、排出させる術。
現行術式は、小水と魔力への変換。常に漏れ出している物に溶け、排泄されていく。
「ご名答〜。こんな状況でも魔法の事はちゃ〜んと分かるんだから、えらいねぇ〜惜しいねぇ〜」
厳密には脳、記憶領域に働きかける物であり、彼の肉体であれば受け付ける筈の無い術だった。
しかしながら、明確に何かが欠落する感覚に襲われ続けている。疑いようもなく、効かされている。
いやだ、有り得ない、何で。無数の恐怖とプライドから来る癇癪と否定感情のノイズの中、少年は理解した。
その瞳に一瞬灯った知性からミマタは察し、惜し気もなくネタを明かす。
「何で効いてるかも分かったかなぁ〜? まぁ単純に、この部屋が君の魔力だらけだからなんだけどさぁ〜!」
シスイ不在で清掃が後回しにされた部屋の中。撒き散らした体液が、淫臭が、図らずも舞台を整えてしまっていた。
魔力の大量転用が可能な、少年専用の儀式燭台として。
「ま゛っ、よ゛っ……やめ゛てっ、くらさぃ゛っ……!」
「んん〜? やめてってなんでさ〜? 自分から腰振ってるくせに〜?」
「ちがっ……そっち、がぁっ……んぐぅっ⁉︎」
気付けば腰は動きのサポート無しに、自らへこへこ動き始めていた。
精神漏出の初期症状、肉体制御の喪失。
身体はもう、理性によっては動作しない。本能のまま勝手に快楽を求めて振る舞う。
「まあど〜してもやめてってんなら、前の、思い出して〜?」
「ぁ゛っ、っ……!」
「君の尊厳を差し出して〜、覚悟を見せてくれれば、考えなくもないかなぁ〜。もう殆ど残って無さそうだけど〜」
「はぁ゛っ、はっ、ぁ゛あっ!」
こんなの、もうっ……。
「因みにちょっと見解を聞きたいんだけどぉ〜、漏出後の精神ってどうなると思う? ねぇねぇ?」
「っ゛っ……⁉︎」
彼女は“壊す”と言っていた。しかし、口振りからしてその結末に都合良く楽になれるという要素は含まれていない。寧ろ徹底的に逃げ道を塞いで、地獄への道を案内してやるという悪意に満ち満ちていた。
もみゅっ、すりすりっ。無防備な両胸が揉まれ、先端が擦られる。腰はがくがくと震え、変換が一気に進む。
「くぁあっ、あ゛ぁっ!」
「意識って残ってるのかなぁ〜? それとも、身体に戻るまで消えてるのかなぁ〜?」
たちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅっ。尚も腰振りは止まらない。寧ろ中期症状、快楽情報以外の痛覚の喪失が始まり、よりペースアップ。
「ぁ゛っ……かっ、はぁっ……!」と紅の瞳は白黒し、口元は舌を放り出して涎を垂れ、苦痛の取り除かれた悦楽に喘いだ。
「個人的には、散らばってる最中とか、加工後の意識の在り方とかちょっと気になって────」
まて、やめろ、やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ────────
脆弱化している肉体はあっという間に末期まで駆け上がり、聴覚の喪失と、この上無い切迫を訴えた。
迫り上がる。出る、出てしまう。
最早待ったなしの状況。刹那、少年の脳裏に走馬灯にも似た光景が過ぎる。
幼少期。両親を差し置いて半ば一人で来た社交会、その遊戯場。
盤術戦場で小さな黒髪の男児がたった一人、大人を相手取り、次々に倒していく。
──ああ、あの子が……。
初めて抱いた憧憬。その感情が蘇る。
────あの子みたいになりたい……!
心が裂ける音がした。初めての挫折だった。
初めて自己解決を諦め、不確実な救いを願い、結論を出す。
「────……!」
譫言の様に口にした言葉は、彼自身の耳に届かなかった。或いは、意識にすらも。
ミマタが脚と膣を締め、腰の動きを止める。
少しの沈黙の後、「……ほんとぉ〜? それでいいの〜?」と尋ねた。
少年には聴こえない。弱々しい譫言が繰り返される。
彼女はニイィーっと口元を怪しい笑顔で歪めた。
「なぁ〜んて。訊くのも野暮な、素敵な尊厳提示だねぇ〜! よ〜やく趣旨を理解してくれたみたいで嬉しいなぁ〜!」
よしよしと頭を撫でられる。ヒクヒクと痙攣しながら、彼の強張りが抜けていく。
許しを得たと、肉体が勘違いしたその時。
「んじゃ〜、辛いだろうから一回、出そっか!」
ぎゅんっ! 不意に脚で締め上げられ、ぶちゅっと接合部からはしたない音が鳴った。
「ッッ゛〜〜〜〜〜〜〜〜!」
我慢されていた全てが、どくどくと濁流となって解き放たれる。
少年は断末魔を上げ、腹上で果てた。
「……ふぅ」
事後の肉体の痙縮が治まり、ミマタは抜け殻をそっとベッドの上に戻す。
展開された紫の陣を掌サイズまで手元に収束させた後、「あ、念の為つけとくか〜」と懐から何かを取り出し、ぐったりと横たわる華奢な肢体の股間部に装着。
その後再び立ち上がって見下ろし、満足気にニタァッと笑った。
「おめでと〜う、レ〜イちゃん」
開かれた股座は、キャップを付けられて塞がれた肉茎からでなく、その下の方から残りの淫汁をとろり。微かに垂らしていた。男子としての終わりを儚んだ、静かな落涙の様に。
「約束はぁ、守っておくからねぇ〜」
これで名実共にレイちゃんに……なったと思う?