※この作品はR-18です。

鬼畜王   作:USAGIMARU

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玲奈11歳の夏 前編
1話


「行ってきます」

 

そう言って11歳の玲奈は水泳スクールの合宿に向かった。

 

行き先は山奥のプールがある合宿先で、幼稚園から大学生まで幅広い層が貸切で使っている施設だ。

 

合宿先では1日中プールで泳ぎ疲れた玲奈は20時には布団で眠りについていた。

 

「ねー玲奈起きて」

 

時計が24時を刻む前、友達の北上亜美に起こされた。

 

「何?」

 

寝ぼけ眼の玲奈は重い口を開けた。

 

「探検に行こうよ!」

 

亜美はお泊まりで興奮した様子で言った。

 

「え~めんどくさい」

 

玲奈はあまり乗り気ではなかったが

 

「いいから行くよ!!」

 

亜美は強引に玲奈を連れ出し、真っ暗な合宿所を探検する事になった。

 

「どこに行くの?」

 

玲奈は眠い目をこすりながら尋ねた。

 

「んーとりあえず1階のロビーまで行かない?そこなら何かあるかも」 

 

亜美は答えた。

 

2人は懐中電灯を手に廊下を歩く。

 

深夜ということもあり、2人の足音だけが響いていた。

 

「なんかドキドキするね」

 

亜美はワクワクしながら言う。

 

「ねぇ怖いし、早く帰ろうよ〜」

 

玲奈は怖くて帰りたがっていた。

 

そんな事を言いながらも、2人は順調に階段を降りて、ロビーに着いた。

 

「あっキッチンの冷蔵庫覗こうよ!」

 

亜美はそう言い、冷蔵庫に向かう

 

「待ってよ亜美!!」

 

玲奈も仕方なくついて行った。

 

冷蔵庫の中には飲み物やアイスなどが置いてあり2人は目を輝かせる

 

「バレたら大変だから1個づつね!」

 

「うん!!!」

 

2人は好きなアイスとジュースを手に取り食堂で背徳感に浸りながら食べていると、遠くから足音が聞こえる

 

「亜美ちゃん!!」

 

小声で玲奈は話しかける

 

「ん?何玲奈?」

 

亜美は聞こえていなかったのか、いつもトーンで声を出すと玲奈は慌てて指を口元に当てシーのポーズをする。

 

亜美何かを察し大人しくなると足音だけじゃなく話し声も聞こえ始めた。

 

「なんだよ今日小学生かよ」

 

「良いじゃん!穴小さくて最高だぜ」

 

2人組の男の声で合宿所で聞いた事ない声に2人は怖くなり急いでテーブルの下に隠れる。

 

男達の足音はどんどん近づいてきて恐怖で身体が震え始める

 

(ヤバい……どうしよう)

 

玲奈は不安になりながら亜美の方を見ると亜美は下を向いて震えている。

 

玲奈は震える亜美の手を握るその手はとても冷たく汗ばんでいた。

 

亜美は少し安心した顔をして小声で話しかける

 

「絶対2人で戻ろうね!」

 

「うん!!」

 

2人が決心した頃、男達も食堂に着いた。

 

「アイス食おうぜ」

 

「目的が違うだろ!だから太るんだよ」

 

机の下から覗いて見ると、男達は大柄な男と細長い男だった。

 

「ん?これ誰かさっきまでここに居たぞ!」

 

「えっ!?」

 

男達は玲奈達が食べかけのアイスに気がつき盛り上がり始めると同時に握っている手が強くなる

 

「もう部屋に戻ったかなぁ?」

 

「俺達は階段の方から来たから部屋に戻るなら鉢合わせになるから、ここら辺にいる筈だ探せ!!」

 

男達は探し始め、玲奈達にどんどん近付いてくる

 

「逃げよう亜美ちゃん!!」

 

「う……うん……」

 

男達の足が見える方と逆の方から体を出し2人は走り出す。

 

「待てっ!!!」

 

それに気がついた細長い男は走って追いかける。

 

暗闇の中なにかにぶつかりながら走り階段を目指すが差はどんどん埋まる

 

その時だ

 

「きゃっ!!」

 

玲奈が何かに躓いて転ぶ

 

「玲奈!!」

 

「亜美ちゃん先に行って!!」

 

男の走ってくる音がどんどん近づき時間が無い事を悟り亜美は階段を登る

 

「ごめん玲奈!早く戻ってきてね!」

 

「大丈夫すぐ立つから」

 

玲奈は立ち上が階段を登るが足首を挫いたようで急いで登れない

 

(どうしようどうしよう)

 

!?

 

「捕まえた」

 

手すりを掴んでいない方の腕を掴まれると階段から引きずり下ろさる。

 

「いっ!?」

 

玲奈は叫び声をあげる前に口を塞がれ、耳元に冷たく声をかける。

 

「騒いだら殺すぞ?」

 

ナイフをチラッと見せる。

 

玲奈は慌てて首を縦に振り同意した。

 

「来い!!」

 

男は玲奈の腕をしっかり掴みリネン室に入るとそこにはもう1人の大柄な男も既にいた。

 

「待っていたよお嬢ちゃん!自己紹介しよっか?」

 

「花狩玲奈です…」

 

「歳は?」

 

「11です…」

 

「良いねぇ〜食べ頃じゃん」

 

大柄な男は興奮しだす

 

「これだかろロリコンは…」

 

細長い男は少し冷めていた

 

「さぁ味見しようか!」

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