豊姫の穢れた欲望のせいでスケベなヒロピンシチュに陥りつづける依姫の 作:予備吾
その日、綿月邸には驚くべきニュースが舞い込んでいた。
「玉兎たちが、宇宙海賊フカヒレとやらに拉致されたですって!?」
突然のことに依姫は素っ頓狂な声を上げてしまった。対する豊姫の方は普段通りの落ち着いた態度で答えた。
「その通りよ。フカヒレは凶悪な犯罪集団。このままでは玉兎たちがどうなるかわからない。そこで依姫! あなたはフカヒレの基地に単独潜入し玉兎たちを救出するのよ!!」
「わかりました! ……いや、でも、ちょっといいですか?」
「何かしら?」
「なんで私一人で潜入なんですか? たった一人で敵の基地に侵入ってあまりにリスクが大きすぎるのでは? あと、本当にそれ以外の方法ないんですか? 普通はまず交渉とかして、それでダメなら武力行使とかなんじゃ……」
より姫はいぶかしげな表情を浮かべながら尋ねた。この妹の問いかけに対し豊姫はやたらと焦り、しどろもどろになりながら早口で答えた。
「そ、それはほら、一人の方が発見されづらいじゃない! あ、あと、月の都はテロリストと交渉なんてしないんですー! 断固とした対応を取るんですー!」
「は、はあ……。なんかもやもやしたものは残りますけど、とりあえず行くとしますか」
「えらいわよっちゃん! 実はそんなよっちゃんのために月の科学の粋を尽くしたバトルスーツを作ってきたの! よければ着てみてちょうだい」
「そんなものがあったのですか! わかりました。着てみましょう」
それから数分後、お着替え室から出てきた依姫は顔を真っ赤にして叫んだ!
「なんですかこのハレンチなスーツは!!?」
そのバトルスーツというのは赤と紫を基調としたハイレグの衣装だった。ぴっちりとした素材でできておりボディラインが着るとくっきりと浮き出るし、ハイレグの切れ込みもかなり際どい。これでもかと股間に食い込んでいて、陰毛をよく手入れしている依姫じゃなければ間違いなくハミ毛していただろう。加えてお尻の方もすごいことになっていて、むっちりとした肉厚の尻肉がほとんど丸見えだった。
「こ、こんな恥ずかしい格好、ウガヤ君の前でもしたことありませんよ!! これ本当に戦闘用なんですよね!?」
「もう、よっちゃんったら失敬ねえ。この対魔姫騎士スーツの性能を疑うだなんて」
「対魔姫騎士!? なんでかよくわからないけど、すごく弱そうな響きに聞こえるんですが!?」
「そんなことないわよ。スーツを着たよっちゃんはとってもエロ……強そうよ!」
「今エロって言いかけましたよね!? このスーツが破廉恥なこと認めかけましたよね!?」
「もうよっちゃんたら、私を信じてよ。それにここでくだらない言い争いをしてる間だって、人質の玉兎たちは恐怖に震えてるのよ?」
「そ、それはそうですが……」
「さあ行くのよよっちゃん! そして玉兎たちを助け出すの!」
「は、はい……」
(なんか丸め込まれた気がするけど……とりあえず行くとするか。服装がどうであろうと能力さえ使えれば問題ないはず……)
「クソー、強いぞーコイツー」
「ダメだあ、とてもかなわねー」
(……意外とスーツが役に立ってるわね)
依姫はあの後、静かの海の上に作られたフカヒレの基地に乗り込み、敵を圧倒していた。豊姫によると「このスーツを着たものは感覚がすごく敏感になるの。目を使わなくても空気の流れで敵の居場所を察知できたりするのよ!」とのことだったが、その言葉に嘘はなかった。元々の戦闘力の高さに加えスーツの効果も相まって、依姫は次から次へと現れてくる敵を薙ぎ払い順調に基地の奥へと進んでいった。
(しかし、何か違和感が残るというか……)
「うわー、もうおしまいだー」
「降参するからおたすけー」
(イマイチやる気が感じられないというか……セリフから棒読み臭がするというか……)
その時だった。何となく腑に落ちないものを感じながら進んでいた依姫の前に新しい敵が立ちはだかった。
「フフ、よくぞここまで来たわね」
立ちはだかったのは豊かな金髪と豊満な肉体を持つ若い女だった。依姫の対魔姫騎士スーツに負けず劣らず痴女感の強い黒光りするボンデージをまとい、顔には仮面をつけている。
「ウフフ……このトヨサメヒメはこれまでザコたちとは格が違うわよ。あなたに私が倒せるかしら?」
不敵な笑みを浮かべ、ノリノリになって口上を述べるトヨサメヒメ。しかし依姫の表情はそれとは対照的にしらけきっていた。
「……何をやってるんですか、姉上?」
「えっ!? な、何を言ってるのかわからな……」
「いや、背丈も声も姉上そっくりじゃないですか!? いったい何してるんですか!?」
「あ、あははは……きっと他人の空似よぉ。大体本当に私があなたの姉ならば、どうして悪の女幹部なんてやってるのよ? おかしいと思わない?」
「それはそうですが……どうしてか他人と思えないのよねえ……」
依姫は首をかしげていた。さっきからどうもおかしなことが起こりすぎな気がした。上手く言葉で言い表せないが何もかも茶番めいているというか……。
「ええい! もうごたくはいいわ! さあ、勝負よ依姫!」
「……そうですね。あなたが本当に姉かどうか、倒してしまえばわかることよ!」
依姫は凄まじい速度で一歩を踏み出しトヨサメヒメとの距離を瞬時にちぢめ、刃を振るった。
(とらえた!)
依姫は勝利を確信していた。しかし、刃の切先が相手に届くかと思われたその時、トヨサメヒメの姿が音もなく消えた。
「え……」
トヨサメヒメはなんと、一瞬にして依姫の背後に回り込んでいたのだ。まるで「空間操作」でも使ったかのように。
「えい☆」
トヨサメヒメの鋭い手刀が依姫のうなじを打った。依姫は一撃で気絶しその場に倒れてしまった。トヨサメヒメの勝利ある。
戦闘が終わったのを見て、一人のしたっぱが物陰から飛び出てきた。
「すみません、もう変装解いていいですか?」
「ええ、いいわよ」
返事を聞いたしたっぱはかぶっていた頭巾を剥ぎ取った。その下には折り畳まれたうさみみがあった。したっぱの正体は玉兎だったのだ。
それと同時にトヨサメヒメも仮面を外した。その下にあったものとはやはり、依姫が察知した通り綿月豊姫の顔だった。
「いやあ、それにしても大掛かりな仕掛けですね。依姫様の訓練のため架空の悪の組織をでっち上げた挙句、秘密基地まで作っちゃうだなんて……。そりゃあ依姫様も騙されますよ」
「は? あなたまだそんな建前信じてたの?」
「えっ? 建前って、じゃあ本当の目的は……?」
「はあ、察しの悪い子ねえ。決まってるでしょ。依姫をドスケベヒロピン展開に遭わせまくって、エロエロな娘に染め上げることよ!!」
「…………はあ?」
まるで理解できていない様子の玉兎兵に対し、豊姫は説明を施した。
「昔から理不尽だなって思ってたのよ。なんでよっちゃんはあんなドスケベな体してるのに、中身は堅物なんだろうなって! ウガヤ君と結婚して何か変わるかなと思ったけど、ウガヤ君は草食系みたいで、毎晩変態プレイしてよっちゃんをエロエロに調教、開発とか望むべくもないし……。そこで私自ら動くことにしたの! 架空のエッチな組織を作って、架空のエッチな任務に出動させまくってよっちゃんをエロエロに染め上げる!! これが私の目的よ!!」
「アンタ頭おかしいんですか?」
本来玉兎が豊姫にこんな口をきこうものなら一発で処刑されてもおかしくはない。したっぱだってそれくらいわかっていたが、どうしても込み上げてきた言葉を抑えることができなかったのだ。もっとも豊姫には聞こえていないようだったが。
「そしてとうとう夢にまで見たこの時が来たわ! 敵のアジトに忍び込んで、敗れ、捕えられる。最高に夢のあるシチュエーションよね! さあて、たっぷりよっちゃんをイジめて嬲ってエロエロにしてあげないと……。というわけでしたっぱ君、依姫を厳重に拘束した上で、「拷問室」まで運んでちょうだい。フカヒレ団幹部トヨサメヒメ直々にコイツを拷問し、情報を吐き出させてやるわ!」
「いや、その、そんな目的のために僕たち今月八十時間も残業させられたんですか!?」
「私の歴史で割ればゼロじゃない♡ ほら、早く早くぅ♡」
「……はい」
ハイテンションな豊姫とは対照的にしたっぱは気の抜けた返事をした。かれはすっかり呆れ果てていたが、それでも言われた命令はちゃんとこなした。悲しいかな、玉兎は所詮奴隷階級、上がどれだけ狂っていようと黙って従うしかないのである。
(ここは……いったい……)
「やっと起きたようね、綿月依姫」
その声で依姫は意識を取り戻した。依姫のかたわらにはマスクをつけたトヨサメヒメがいて、さも愉快そうな笑みを浮かべ依姫のことを見つめていた。
「貴様!」
依姫はトヨサメヒメに挑みかかろうとした。しかしどうしても体が動かない。
「フフ、無駄よ。いくらあなたでもこの触手の拘束は解けないわ♡」
トヨサメヒメの言う通りだった。依姫はヌルヌルとした粘液にまみれ、赤黒い肉色をした野太い触手によってその体を厳しく締め付けられていた。触手の力は非常に強く、依姫がいつか力を込めたところでビクともしなかった。
「くっ……」
「フフ、いいザマね。さあて、今から尋問を始めるわ。月の都について、あなたが知ってる情報をすべて吐き出してもらうわ」
「情報……まさか、拷問でもする気!?」
「ええ、その通り。今から拷問を始めるわ。ただし与えるのは苦痛ではなくて、快楽よ」
「えっ……?」
トヨサメヒメがパチンと指を鳴らした。それが合図だった。ブヨブヨとした触手がグネグネとうごめきはじめた。触手は依姫の豊満なおっぱいを、搾り出すようにしてギュッと絡め取った。そして乳首の先端を弾いた。
「ひゃん♡」
「あらあら、随分可愛い声でなくのねえ」
「ち、違う……これは突然のことだったからつい動揺して……あんっ♡」
触手は容赦なく依姫の乳首を責め立てた。その快感は強烈で、あっという間に依姫の乳首はギンギンに勃起してしまった。
「あらあら、いじめがいのありそうなデカ乳首がくっきり浮かび上がってるわねえ」
「ううっ……」
トヨサメヒメにからかわれた依姫は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
(ど、どうしてこんなに気持ちいいの……。あの人に責められた時は、こんなことには……)
「フフ、わからないって顔してるわね♡ それはね、今あなたが着ているスーツのせいよ」
「す、スーツ!?」
「そのスーツは身につけたものの感覚を研ぎ澄ます。その感覚っていうのにはもちろん「性感」も含まれるわけ。要するにあなたはいつもよりずっと感度の上がった状態で、触手君の責めに耐えないといけないってこと♡」
「そ、そんな……。し、しかし私は誇り高き月の姫! 絶対に耐えて見せる!」
「威勢がいいわねえ。これを見てもまだそんなことが言えるのかしら?」
「えっ……」
二本の触手がにょろりと、依姫の前に飛び出てきた。先端に杯のようなものがついた触手であり、その中には微細な触手がびっしりと生え絶え間なく蠢いている。
「こ、これは……」
依姫の声は恐怖に震えていた。
「乳首責めに特化した触手よ♡ 被害者の乳首にぴったりと吸いついて、途切れることのない快楽地獄を味合わせるの♡」
「そ、そんな……やめてください!」
「悪いけどこれは拷問なの。あなたが情報を吐くまで決して終わらないのよ」
依姫は死に物狂いになって暴れたが触手はびくともしなかった。そしてとうとうビンビンに勃起した依姫のデカ乳首に触手が吸いついた。
「あ、あああっ♡」
たちまち強烈な快感が乳首に走った。杯の中の細かな触手が依姫の乳首にびっしりと取りつき、絶え間なく蠢いてくすぐるような刺激を与えてくる。一切の逃げ場も休みも無しに依姫は乳首を責め立てられることになる。
「ム、ムリィ♡ ち、乳首、乳首ギモヂいいっ♡ イぐぅ♡ イっぢゃう♡」
「ウフフ……綺麗な顔の割に汚い喘ぎ声ねえ♡ ますますイジメてあげたくなっちゃうわあ♡」
「も、もうやめ……ん゛あっ♡」
乳首を責めるのとは違う触手が伸びてきて、依姫のアナルを覆う箇所の布を裂いた。そうして剥き出しになったアナルへと、串のように細い触手が伸びてくる。触手はその先端で、依姫の固く引き締まったアナルをまさぐり、ほぐすようにしてネチネチと責め立ててきた。
「フフ♡ 今度はアナル責め特化の触手よ♡ アナルのシワを一本一本触手でなぞられるのはどうかしら♡ まさか高貴な月の姫様がケツ穴でよがり狂ったりはしないわよねえ」
「そ、そんなこと……んおおおっ♡」
突然依姫は獣のような嬌声をあげた。微細な触手の責めによってほぐされたアナルへと、野太い触手が無理やりねじ込まれたのだ。散々いじられて感度の上がったところをヌルヌルの極太触手に貫かれる快感に、依姫は悲鳴のような嬌声を上げてアクメしてしまった。
しかし触手はその後も容赦なく依姫のアナルをヌプヌプとほじくりつづけ、奥の奥まで貫き快楽の味を覚えさせた。その強烈な快感に依姫はすっかり我を忘れよがり狂っていた。
「んほおおっ♡ 乳首とアナル一緒に責めないでぇ♡ 気持ち良すぎるぅ♡ 頭がおかしくなっちゃう♡」
「あらあら、もう限界なの? やめて欲しかったら何をすればいいか、わかってるでしょ?」
「いいます♡ どんなことでも話しますからもうやめてぇ♡」
しかしその時だった。触手の一本が無理やり依姫の口に捩じ込まれた。依姫のお口は触手でいっぱいになってしまい声を発するどころではなくなった。
「んんーっ♡」
「ねえちょっと、何言ってるかわかんないんだけど? ほら、早く情報を吐きなさいよ。吐けないっていうの? それなら、拷問をやめるわけにはいかないわねえ……」
意地悪そうな笑みを浮かべ、からかうような口調でトヨサメヒメはそう言った。
(そ、そんなぁ♡)
その後も触手責めはつづき、依姫はよがり狂いつづけた。
それから三時間後、ようやく依姫は解放された。しかしその頃にはもうすっかり精魂尽き果てていた。依姫は完全に気を失いカエルのように無様にひっくり返り、全身の穴からダラダラと汁を漏らしプルプルと小刻みにけいれんしていた。
「ウフフ、初回にしてはちょっとやりすぎちゃったかしら♡」
そんな妹の痴態を舐め回すように見つめながら豊姫は言った。
「それで、依姫様をどうするんです? このままここに閉じ込めて調教しつづけるんですか?」
豊姫のそばにいたしたっぱが尋ねた。
「そんなのダメよ! いい? こういうのは日常とドスケベとのメリハリが大事なのよ。というわけで今回はよっちゃんを家に帰して、しばしの休息をとらせてあげましょう。もちろんすぐに次の調教がやってくるし、その時もまた気絶するまでよがり狂ってもらうことになるんだけどね♡」
豊姫は満面の笑みを浮かべてそう言った。したっぱは内心(穢れすぎだろコイツ……三角コーナーが裸足で逃げ去るレベルだわ……)と思ったがどうしようもなかった。ただ依姫の哀れな未来に一抹の同情の念を覚えるだけだった。
「はあ……いったい何だったんだろう……」
依姫はトボトボとした足取りで自宅への道を歩いていた。あの後依姫が目覚めると、フカヒレたちはすでに基地を去っており周りには解放された玉兎たちがいた。玉兎らの話によると、依姫は気を失いながらも抵抗をつづけ、とうとう拘束を抜け出し大暴れし、フカヒレたちに大打撃を与えたのだという。そしてフカヒレたちは人質たちのことを放置し、ほうほうのていで逃げていったとのこと。
(自分でもとても信じられないけど、もう考えるのも疲れたわ。今日は家に帰ってゆっくり休もう)
しかし家に入るやいなや、依姫はある光景を目撃してしまった。それはモニターいっぱいに映し出された、卑猥な衣装を着て触手責めですよがり狂う自分の姿と、それを食い入るように見つめながら自分のイチモツをしごくウガヤ君の姿である。
「う、ウガヤ君!?」
その声を聞いてウガヤ君は依姫の方を向き、いきさつを話した。
「実はさっきね、フカヒレから君のスケベな姿を収めたテープが送られてきたんだよ……速達で!」
「私のスケベな姿を……速達で!?」
「ああ、そうさ。それにしても随分と気持ちよさそうにしてるね。僕とのセックスの時はこんなによがり狂わなかったじゃないか! こうなったら君の本当のご主人様が誰か、徹底的に教えてやらないとダメなようだね!」
ウガヤ君はそう言って、依姫の前にあるものを見せつけた。それは依姫を調教したのと同じ触手で作られた野太いディルドだった。依姫の顔がたちまち恐怖にかげった。
「フカヒレから一緒に送られてきたんだよ。嫁のはしたないケツマンコをしつけるのにお使いくださいってね! 遠慮なくそうさせてもらうとするよ」
「う、ウガヤくん……やめてください……お願いだから……」
普段の彼女からは想像もできないようなしおらしい声で、依姫は哀願した。しかし、流石にウガヤ君は夫である。
「フン、そんなこと言って本当は期待してるんだろ? 野太い触手でアナルを犯されるのが楽しみでたまらないんだろ? 頭ではダメだとわかってても、体は期待に疼いてしまうんだろ!?」
「そ、それは……」
「お望み通りたっぷり犯してあげるよ! 今日は一晩中両穴触手責め上書きックスだ! 覚悟しろよこの淫乱月姫!」
「は、はい♡ どうかよろしくお願いします♡ 私のはしたなマゾアナルをたっぷり躾けてください……♡」
こうして豊姫の目論見通り依姫は以前よりちょっぴりエロエロになった。もちろんこの程度まだまだ序の口。妹をドスケベマゾ便器にしつけるという豊姫の野望はまだまだ始まったばかりである。