「お゛ーっ……お゛っ♡お゛お゛ぉっ……♡」
遠月茶寮料理學園。通称、「遠月学園」から徒歩3分程歩いた場所にある薙切家別邸。そのとある一室から漏れ出る喘ぎ声と水音は官能的な響きを帯び、四つん這いで犯されている少女が発する獣のような鳴き声と相まって淫靡な空間を演出していた。
「うぐぅ……ふぐっ♡ひぃっ!?いやぁぁぁ!!そこダメぇ!!」
バックで突かれる度にぶるんと揺れる乳房を鷲掴みにされながら、尻を高く掲げて獣のように犯されている少女――「薙切アリス」は、快楽に身を捩らせながらも必死に耐えようと試みるが、容赦なく与えられる快感には抗えず、ただされるがままに喘ぐ事しか出来なかった。
「薙切のッ……一族であるわたしたちがぁ……あ゛ッ♡こんなぁ……ひぐうぅ!♡」
じゅぽじゅぽと卑猥な音を立てながらピストン運動を繰り返す肉棒によって膣内を蹂躙される感覚に、アリスは自分の立場も忘れて快楽に浸ってしまう。これがあの、薙切家の令嬢なのかと疑いたくもなる光景だが、それも無理はない。
普段の彼女は気品溢れる佇まいと、優雅で可憐な仕草、そして類まれなる料理の腕と美貌を兼ね備えた才色兼備なお嬢様なのだ。現に、薙切の名を冠するに相応しいだけの才覚を有し、未だ一年生でありながら十傑に最も近しい存在として名を馳せている。そんな彼女が今こうして乱れ狂っている姿は、あまりにも無惨だった。
「お兄様……ッ♡ あぁ、もっと……!もっろ、奥まで突いてぇぇっ……!」
甘えたような媚びた声音を出し、腰を振ってさらなる刺激を求めるアリス。その瞳はハートマークを浮かべており、完全に理性を失っていた。もはやそこにいるのは誇り高い薙切家の令嬢ではなく、浅ましい牝犬にすぎぬ有様であった。
「ああいいとも、可愛い妹よ……。久方ぶりの逢瀬を心ゆくまで楽しもうじゃないか……」
そんな淫乱極まりない妹の姿を見下ろしつつ、彼女を背後から激しく責め立てる青年もまた、彼女と同様に生まれたままの姿を晒し、妹の肉体を貪るかの如く欲望のままに突き上げていた。彼こそがこの屋敷の主にして、遠月学園高等部二年生でありながら、遠月十傑評議会の第五席にまで上り詰めた麒麟児――「薙切シオン」その人であった。
と言うのも彼は料理の腕は勿論のこと、勉学にも長け、運動神経も抜群。さらには人当たりも良く、曲者揃いの十傑メンバーをまとめ上げるカリスマ性も兼ね備えている。そして、何より彼を語らせる上で外せないのが、その類稀なる容姿であろう。
端正な目鼻立ちに切れ長の目。長いまつげと整った眉毛、すっと通った鼻筋に薄い唇といったパーツの配置は絶妙かつ完璧。さらにそれらの配置バランスが良いだけではなく、男らしく引き締まった体躯や程よく筋肉のついた四肢など全てが、黄金比と言って差し支えのないほど整っているのだ。
それこそ、あの「司瑛士」と肩を並べる程の美丈夫であるが故に、学園内外を問わず女性からの人気が高く、まさに非の打ち所がない完璧な人間と言えよう。
だがその一方で、彼の欠点を挙げるとするならばそれは間違いなく妹への異常なまでの愛情だろう。彼が妹に対して向ける感情は、家族に対する親愛の情を遥かに凌駕し、最早兄妹の関係を超えた禁断の領域に足を踏み入れているとしか思えない。現に、こうして妹との近親相姦セックスに興じている時点で、既に倫理観など皆無に等しい。
今日この日に至るまでに様々な手段を用いてアリスとの肉体関係を構築してきたのだが、そのいずれもが並外れたものであったことは言うまでもない。しかも、アリスもアリスで兄――シオンの事を一人の異性として愛していた為、二人が肉体関係を持つに至った経緯はごく自然な流れと言えるかもしれない。
だが、それでもやはり異常であることには変わりはなく、一歩間違えれば取り返しのつかない事態を引き起こしかねない危険性を孕んでいることもまた事実である。勿論、その行為の先にある結末が破滅的なものであるという事くらい、二人共承知していよう。だが、それでも尚、彼等は禁忌を犯し続ける。それほどまでに二人の想いは強く、純粋で深いものなのだから。
「あっ、あへぇえ……♡ しゅごいっ、すごい……っ♡」
子宮口をノックされる度に脳天を突き抜けるような快感に襲われて、アリスの顔は完全に蕩けきっていた。もはや完全に理性を失っており、ただひたすら快楽を求めて腰を振り続ける。その姿はもはや雌と呼ぶ他ないだろう。
「しかし、久方ぶりに会えたかと思えば兄のパンツで自慰行為とはな……お前は本当にどうしようもない変態だよ、アリス」
パンッ!と乾いた音を響かせ、シオンの平手が妹の尻を打つ。赤く腫れた臀部にじんわりと痛みが広がるが、今のアリスにとってはそれすらも心地良いものでしかなく、彼女は嬉々として尻を振りたくった。
「ひゃうんっ!?あうぅ……♡ だって、仕方ないじゃないぃ……お兄様に会えない間ずっと我慢してたんだから……♡」
「ほう? じゃあ、俺がいない間ずっとそうやって一人で慰めていたのか?」
「勿論……♡ お兄様の匂いを嗅ぎながらシていたのぉ……♡」
「まったく、どうしようもない変態だな……。まあいいさ、そんな淫乱で可愛い妹にはたっぷりとお仕置きをしてやらないとな……」
罵るような言葉とは裏腹に、シオンの声色は愉悦に染まっていた。そしてそれは、彼だけでなく、彼の下で喘いでいる妹も同様であった。互いに互いを求め合い、貪り合うように身体を重ねていく。そこには確かに兄妹という絆があり、その関係は紛れもなく本物だった。
「んあぁっ♡ お兄様……お兄さまぁぁっ!♡ 好きっ、大好きっ……!♡ もっと……もっとわたしをめちゃくちゃにしてぇっ……!♡♡♡」
「ハッ、こんな姿、父上や母上が見たら何と言うだろうな? 薙切家の恥晒しめと罵倒され、挙げ句には絶縁を言い渡されるかもな……!」
自分の事は棚に上げ、妹のことを蔑むような言葉を吐くシオンは、宛らサディストそのものといった様相だ。一方のアリスも、兄から浴びせられる辛辣な言葉にゾクゾクとした快感を覚えているようで、ますます淫らに乱れていく。
「ふああぁっ!そんなこと言っちゃ嫌よぉ……。そんなこと言われたら興奮しちゃうからぁ……ッ!」
「ハァ……。相変わらずマゾヒスティックな女め……。だが、そういうところも愛らしいぞ、アリス……」
そこには誇り高き薙切一族の面影など微塵もなく、ただただ愛する兄から受ける快楽に酔いしれる女の姿。近親相姦という禁忌を犯しながらも、アリスの心は幸福感に満たされ、絶頂を迎える度に多幸感に包まれる。
遠月の頂点? えりなへのリベンジ? 兄を超える料理人になる? そんなものは、今のアリスにとって全てどうでもいい些末なことに過ぎなかった。今この瞬間、自分は誰よりも幸せであり、それ以上は何も望まない。それがアリスの偽りなき本心だった。
「いいぞ、アリス。もっと淫らに堕ちろ。もっと浅ましくなれ。もっと俺を求めろ。もっと、もっと、もっと……!!」
「えぇ、お兄様……♡ 好き、大好き……愛しているわ……♡」
狂っている。傍目から見ても、この兄妹の異常性は明らかだろう。だが、それで構わない。何故なら二人は愛しあっているのだから。それは依存でもなければ執着でもない。お互いがお互いに向けているのは、純粋な愛情である。
たとえ世間一般の常識や倫理観に反しようとも、二人にとってそれらは取るに足らぬ些細な問題に過ぎないのだ。では、果たして彼等は、一体どこで倫理のタガが外れてしまったのだろうか? それは、当人達ですら分からない。よく漫画や映画などでは、幼い頃の家庭環境が起因となって人格が歪んでしまうといった描写があるが、この兄妹の場合は否、断じて違う。
むしろ、この兄妹は周囲から、それはもう大切に育てられてきた。中には、薙切家にコネを作りたいが為に、彼等に取り入ろうとする者もいたが、少なくとも薙切家一同は二人の事を蝶よ花よと可愛がり、その愛情を糧として二人はすくすくと成長していった。
――いやはや、まさかこの歳でコイツを捌くなんてな……、将来有望ってレベルじゃないな。
――これでまた、薙切家との縁ができる。嬉しい限りだ。
――流石は薙切一族のご子息とご令嬢だ。将来が楽しみでしょうがない。
――素晴らしい。これで薙切家、基、料理業界は安泰というものだよ。
周囲は皆、二人のことを褒め称え、将来を嘱望していた。そして、それに応えるように彼らは成長し、多くの才能を発揮していった。特に兄であるシオンの才覚は凄まじく、従姉妹の「薙切えりな」同様、神がかりの五感と類稀なセンスを持ち合わせた天才であった。
一方、妹のアリスも負けず劣らずの才能を有しており、“分子美食学の申し子”と称されるほど料理の腕前は超一流であった。その後も、二人の快進撃は留まるところを知らず、兄――シオンは遠月十傑評議会の第五席の座に就き、妹――アリスは十傑にこそ選ばれなかったものの、現時点での食戟の戦績は無敗を誇り、一年生の中でも確実に三本の指に入る程の実力者となっていた。
最早、料理界隈において彼らを知らない者はいないとまで言われるようになり、プロを志す学生達の憧れの存在となっていた。しかし、彼らの本当の姿を知れば、果たして人々はどんな反応を示すのであろうか? きっと、誰もが目を背けるに違いない。罵倒、失望、軽蔑――或いは嫌悪や憎悪さえ抱かれるかもしれない。
それほどまでに、傍から見た二人の愛と狂気は常軌を逸していたが、だから何だ? それがどうした? と言わんばかりに、彼等は互いに求め合い、愛し合う。そこには他者の意見など関係ない。自分達が良ければそれで良い。
幸か不幸か、周囲が彼等の関係を認知することは今日に至るまで一度もなく、また仮に誰かがそれを咎めたとしても、二人は一切耳を傾けなかっただろう。故に、二人は止まらない。止まるはずがなかったのだ。
「お兄様、お兄さまぁ……っ♡」
「アリス、アリス……ッ!」
ぐぽっ、どちゅんっ、じゅぷっ! 淫猥な水音と肉同士がぶつかり合う音が響くたび、片手で収まりきらないほどの豊満な乳房が暴れるかのように揺れ動く。そのまま、両手で鷲掴みにすると、力任せに揉みしだいた。その乱暴ともいえる扱いにさえ、アリスは歓喜の悲鳴を上げてしまう。
「あひぃいっ!?おっぱい痛いっ、潰れちゃう……!乳首も取れちゃうぅ……っ♡」
「こんなデカパイぶら下げてるお前が悪いんだよ! クソッ、どこまで人を誘惑すれば気が済むんだ……!」
苛立ちをぶつけるかのような激しいピストンに、アリスはなす術なく翻弄させられる。あまりの激しさに結合部からは愛液が飛び散り、シーツに大きな染みを作っていた。
「ひぎゅっ!?ごめんなさいっ、ごめっ……なさっ……!許してぇ……っ! あああっ……♡」
謝罪の言葉を口にしつつも、アリスの顔には笑みが浮かぶ。愛する兄から与えられる快楽を享受しているだけで幸せなのだ。兄から罵られ、蔑まれても構わない。兄が自分を求めてくれるなら、自分はいくらでも差し出そう。それがアリスの本心だった。
「ああぁあっ、イクっ♡イっちゃうのぉ……お兄さまぁ♡」
「ハァ……、俺もそろそろ限界だ。子宮の奥までぶち撒けてやる……!」
ラストスパートをかけるべく、シオンの動きが激しくなり、子宮口を何度もノックするように激しく突いた。肉棒が引き抜かれそうになるほどギリギリまで引き抜いては一気に根元まで押し込むという動作を幾度となく繰り返す。その度に、子宮が潰されてしまうのではないかと思うほどの衝撃が走り、アリスの意識は快感によって真っ白に染まっていく。
「あひぃっ!?あへぇええっ♡イグっ、イッひゃうぅ……っ♡」
「アリス、出すぞ……!全部受け止めて孕んでくれ……ッ!!」
「ええっ♡わたしのおまんこに、いっぱい出してくださ……いいいぃ~っ♡」
絶頂寸前のところで、アリスは両足で兄の腰を強くホールドした。絶対に逃さないと言わんばかりに、膣内もこれまでにないくらいキツク締まる。そして―――
『どぴゅーっ!! びゅるるるるるるるる!!!!』
「きたぁぁぁっ♡♡♡ 熱いのいっぱい出てりゅうぅぅぅっ! お兄様の子種汁で孕んじゃうのぉぉぉ!!!」
待ち望んだ兄の精子を注がれ、アリスは背中を大きく仰け反らせながら盛大に達した。子宮口に叩きつけるようにして射精された大量のザーメンは瞬く間に膣内を満たしていき、逆流した分は接合部より溢れ出す。それでも尚、勢いは衰えることを知らず、いつまでも脈打ち続けていた。
「はぁ……はぁ……。ふぅ……」
「あへぇ……♡ あふぅ……♡ お兄しゃまぁ……♡♡♡」
長い長い射精が終わり、ようやく落ち着いたのか、シオンはゆっくりと肉棒を引き抜いた。栓を失ったことで秘裂からは入り切らなかった分の精液が流れ出し、シーツの上に大きな染みを作る。しかし、そんなことなど気にも留めず、アリスは蕩けた笑みを浮かべたまま余韻に浸っていた。一方のシオンもまた、荒く息を吐きながら呼吸を整えている。
「んっ……ちゅぷ……れろぉ……んむっ……んん~♡」
だが、それも束の間。どちらともなく唇を重ね合わせると舌と唾液を絡ませ合い、貪るようなディープキスを交わし始めた。互いに強く抱きしめあい、胸板に押し付けられた乳房が形を変えるほど密着しながら、ひたすら相手のことを求め続ける。
「んんっ……ぷはぁっ。はぁ……はぁ……んちゅっ……んんっ……♡」
「はぁ……はぁ……アリス、可愛いよアリス。俺だけのアリスだ」
「ふふっ、私もよ。世界でたった一人のお兄様。大好き……愛してるわ♡」
二人は互いの存在を確かめるかのように、何度も何度も深い口づけを交わす。やがて、名残惜しそうに離れると、糸を引いた銀橋が伸び、プツンと切れる。アリスは甘えるような仕草で頬擦りをすると、耳元で囁いた。
「もっとしましょう? お兄様♡」
「ああ、勿論だとも。まだまだ足りない……全然満足できない。アリスだってそうだろ?」
「はい、お兄様っ♪」
肉欲に溺れた兄妹の夜はまだ始まったばかり。彼らは一晩中交わり続け、その翌日は揃って学校を休むことになるのだが……それはまた別の話である。
アリスの口調ムズすぎ
原作との違い
・オリ主が五席の為、「斎藤綜明」不在
・えりなの精神面がやや安定
・アリス超強化(リョウには数回程度しか負けてない)
・↑が原因でリョウ強化
・オリ主という清涼剤がいる為、十傑の仲がやや良好