薬で鬼になった鬼舞辻無惨と、天然の吸血鬼。
どっちが強いのか?
その結果、生まれてしまった小説です。
また、こちらで様々な事を募集しています。
興味があった方はぜひ。
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その光景は、まさに惨劇というべき光景だろう。
夜の闇に支配されている森の中で、それらは多く死体があった。
それらの死体の特徴をあえて言うならば、肌は恐ろしい程に白い。
中には、その頭はまるで蜘蛛を思わせる凶悪な顔をしていたと思われる存在までいた。
だが、それらは全て、地面へと落ちていた。
「お前っ一体何なんだっ」
そう、叫びながら、子供を思わせる存在は、赤い糸を真っ直ぐと、目の前にいる青年に向けて放つ。
「まったく、本当に弱いな」
だが、その攻撃は、青年にはまるでダメージを与えなかった。
軽く。
腕を振るう。
それだけでも、簡単に糸は無くなる。
「さらには、不必要まで人肉を求める。
これだから人工は」
同時に、青年は腕を振るう。
それと共に、少年、累は、この世を去った。
「ひっひぃ!!」
鬼とは、本来ならばその再生能力で、不死に近い存在だ。
だが、青年の前では、それは無意味だった。
その事に、この山で、母親という役割を押しつけられた母蜘蛛は恐怖で身体を震わせていた。
それと同時に、青年はそのまま詰め寄る。
「さて、丁度良いか。
この地の鬼というのは、どのようなのか、試させて貰う」
肉感的な女体が肩や腕、胸元にまでしなだれかかり、その質感ややわらかさまで味わわせてくれる。
完熟に追熟まで重ね、女性盛りをあられもなく咲き誇らせた女体。
むっちりと艶めかしい身体のライン。ふっくらと襦袢を持ち上げる豊かな乳房。対照的にきゅっとお腹のあたりでくびれてから、悩ましくも大きく張り出す腰部。
そんな女体の持ち主である母蜘蛛は、目の前にいる青年に対して恐怖を覚えていた。
だが、青年はそんな母蜘蛛の考えとは別に、剥き出しになっている乳房をゆっくり右手で持ちあげ、豊かなふくらみに重ねる。
やわらかな女肉の質感が、指先を呑みこみそうになる。そのまま人差し指と中指の間に乳首を挟みこむようにしながら持ち上げると、まるで果実のように実った二つの膨らみの重みを感じ取ることができた。
「……んっ」
母蜘蛛は小さく息を漏らすも、すぐに口をつぐんでしまう。
しかし、それは意味のない行為だ。
青年はすでに母蜘蛛が感じていることを知っているのだ。
だから──青年はそのままゆっくりと両手を使い始める。
まず最初に手を伸ばした先は左の乳房だった。
右よりもわずかに大きい乳房を下から支えるようにして、親指の付け根あたりを使って優しく撫で回す。
手のひら全体で包み込むような愛撫ではなく、あくまで表面だけを軽く触れる程度のものだ。
それでも母蜘蛛には十分すぎるほどの刺激となるようで、彼女の口からは熱っぽい吐息が漏れ始めた。
それを見た青年は、今度は手の動きを変えてみることにする。
最初は親指だけで触れていたが、次に人差し指で乳輪に触れるようにしてみた。
すると、それまで余裕のあった表情にわずかな変化が生まれる。
そのことを確信した青年はさらに続けて二本の指で円を描くようにして乳首を弄ぶ。
やがて母蜘蛛の顔は切なげなものへと変わっていった。
(ああ……)
母蜘蛛はその瞬間を理解して目を細める。
自分の肉体を蹂躙している青年の手つきが変わったからだ。
これまでは表面だけしか触っていなかったのに、今ではしっかりと指先が沈みこんでいる。それだけでも十分に気持ちいいのだが、それ以上に感じるものがあった。
「うぅっ……」
思わず声を上げてしまうほどに心地よい感覚。
それは青年の手が乳房の中へ沈んだことで生まれたものだった。
彼の手は母蜘蛛の大きな乳房の中に完全に埋もれている。
ただでさえ豊満なバストなのに、そこにさらに圧力が加わったことで、より深い谷間が生まれてしまったのだ。
しかもそれだけではない。青年の手が乳房の奥深くにまで入りこんだことによって、今まで以上に乳房全体を圧迫される形となっている。
そのため乳房全体に圧がかかった状態になり、その結果として母蜘蛛の感度も高まっていた。
青年の手が動くたびに彼女は体を震わせながら熱い吐息を漏らす。
その反応を見て彼は手を止めずに動かし続けた。
「あっ……」
青年の動きが変わる。
そう、先程までの乳房への愛撫では終わった。
だが、それは始まりに過ぎなかった。
青年は、その勃起した肉棒は、母蜘蛛の乳房の谷間に挿入していたのだ。
「あぁっ」
あまりの出来事に母蜘蛛は目を見開く。
それも当然だろう。青年の男性器が自分の胸に挟みこまれていたのだから。
そして、それがどういう意味を持つのか分からないはずがない。
つまりこの行為は自分が受け入れる側になるということなのだと理解してしまった。
しかし、それを分かっていても母蜘蛛に抵抗するという選択肢はなかった。
なぜなら青年から与えられる快感はそれほどまでに甘美だったからである。
肉棒が僅かに動くだけでも、触れ合う白い肌と柔らかな乳房が擦れるだけで体が震えるくらい気持ちよくなる。
そんな状態で、さらに乳房を激しく揉みしだかれればどうなるか?
「ふわああぁぁん♡」
母蜘蛛は堪らず大きな喘ぎ声を上げる。
同時に、その全身にはこれまでにないほどの熱気が帯びていく。
そして、それは乳首にも現れていた。
(こ、こんなに……!?)
これまでよりも明らかに肥大化した突起を見て母蜘蛛は目を見開く。
それだけではない。
まるで心臓のようにドクンドクンと脈打つ感覚さえ覚えている。
そうして、それが錯覚でないことはすぐに気付いた。
自分の乳房から突き出ている亀頭。
それが、今、まさに射精を行おうとしているのだ。
ぢゅるぽ、ぴちゃ、ぐぢゅ。
乳房の谷間でペニスが泡立ち、口腔粘膜に包み込まれた亀頭から母蜘蛛の涎が竿に垂れた。
瞬間、目の前で白い閃光が弾けた。
肉棒が焼けるように熱くなるのを感じ、できたばかりの新たな子種をどぴゅどぴゅと母蜘蛛の口のなかに飛び散らせた。
「んっ、ふぅ……」
精液を受け止めた母蜘蛛は、その白濁した粘液を飲み干すと、うっとりとした表情を浮かべて呟いた。
「あぁぁ」
絶品。
決して、人肉以外は、受け付けないその肉体で、感じた快楽。
その快楽に、母蜘蛛は声を上げた。
「……美味しいか?」
そう問いかける青年の声は、とても優しく慈愛に満ちたものだった。
「えぇ……。こんなにも、素晴らしいものを味わえるなんて……」
青年の肉棒を見つめながら、母蜘蛛は言った。
「それは良かった」
青年は、そう肉棒を胸元の谷間から離れる。
それと共に青年は、母蜘蛛を岩の上であお向けに寝転がった肩口に膝をつく。
まっすぐに投げだされた両脚をVの形で天井に向けさせ、そこから女性器が丸出しになる、俗に言う「マングリ返し」の体位に仕立てあげる。
そう、剥き出しになっている女性器に向けて、亀頭を近づける。
そして、その先端から透明な液体が滴り落ちると、それが膣口へと落ちていく。
しかし、それだけでは足りない。
もっと、奥まで突き刺す必要があるのだ。
「んっ……♡」
そう言いながら、ゆっくりと腰を沈めていく。
先ほどよりも深く、奥へ奥へと挿入していく。
亀頭が子宮口をこじ開けると、そこで動きを止める。
だが、これで終わりではない。
そのまま腰を引き、カリ首でGスポットを引っ掻くようにしながら引き抜く。
それを何度も繰り返す。
すると、次第に愛液の量が増えていき、水音も激しくなっていく。
さらに、時折クリトリスにも刺激を与えつつ、膣内でペニスを扱き上げる。
その度に身体の奥から快感が押し寄せてくる。
母蜘蛛は、その感覚に抗うことができず、ただされるがままになっていた。
「あっあぁ♡」
徐々に、抵抗する意思はなくなっていく。
それどころか、自ら求めてしまうほどだ。
もはや、彼女の心は完全に快楽に支配されていた。
そんな彼女を見て、青年はさらに責めを強くしていく。
今度は子宮口を突くようにしてピストン運動を繰り返す。
亀頭が子宮内に侵入するたびに、彼女は甲高い声を上げながら身体を大きく仰け反らせる。
そして、絶頂を迎えると全身が激しく痙攣し始め、それと同時に膣壁が強く収縮を始める。
母蜘蛛はまるで陸に打ち上げられた魚のように身体を跳ねさせ、口からは悲鳴のような喘ぎ声を発している。
その反応を見た青年は一度腰の動きを止めると、再び母蜘蛛へと覆いかぶさる。
すると、母蜘蛛はその動きに反応して彼の背中へ腕を回し抱き着くような体勢を取る。
それを確認すると、彼はゆっくりと抽挿を再開した。
しかし、先程までの激しさはなく、ゆったりとした速度で膣奥まで突き入れていく。
「あっ……んっ……」
焦らすように繰り返されるピストン運動に対して母蜘蛛の方も段々と物足りなさを感じ始めたのか、徐々に自ら腰を振り始めるようになる。
やがて子宮口付近まで陰茎が入り込むようになると、母蜘蛛は自ら下腹部を押し付けるようにして押し付けた。
それによってより深く陰茎が挿入されると、彼女は嬉しそうな表情を浮かべる。
そんな彼女の様子を見ていた青年は、ふと思い出したかのように語り掛けた。
「さぁ、どうする?
快楽を欲するならば、お前はこの地の鬼達を裏切る覚悟はあるか」
そう、青年は、甘く、母蜘蛛を誘うように言う。
その言葉に、母蜘蛛は一瞬だけ躊躇いを見せたものの、すぐに答えを出す。
「良いっ、この快楽をっ得られるならばっ、あんなのをっ!」
その言葉と共に青年は母蜘蛛の首筋へと噛みついた。
それはまるで、自らの意思で快楽を選んだことを証明するかのような行為だった。
まるで、自分の何もかもが青年に吸い取られるような感覚。
だが、それは言葉では表せない程の快楽となって母蜘蛛の体を駆け巡る。
そして、そんな母蜘蛛の反応を見て青年は笑みを浮かべると、再び彼女の首筋へと噛みつく。
今度は先程よりも強く。より深くまで牙を突き立てるかのようにして……。
「あっ! ああぁあああああ!!」
びくんっと大きく体が跳ね上がると同時に、どぷりと大量の愛液が溢れ出す。
同時に、その子宮口には、青年の子種が大量に注ぎ込まれていた。
「あっ……あぁ……」
あまりの量の多さと熱さに母蜘蛛は意識を失いそうになるも、それでもまだ満足していないのか、彼は腰を動かし始める。
その度に子種が漏れ出し、母蜘蛛の顔は、既に快楽に染まっていく。
「ふぅ、まったく。
本当に、人工ではあるが、素質は良い。
やはり、無理に鬼にするのではなく、人間のままが良いな」
その言葉と共に青年は、立ち上がる。
青年は、鬼であって鬼ではない。
彼自身、そもそも、この国の人間ではない。
遠い異国。
どこかの地で生まれ育った存在。
見た目は人間ではあるが、その中身は吸血鬼。
つまりは、外から来た鬼である。
人から血を吸う訳ではなく、生物から血を吸う。
吸血行為を行いながら、その力は、人工の鬼。
つまりは薬によって作られた鬼舞辻無惨よりも、遙かに上だった。
眷属を作る事もでき、性行為を通して、注ぎ込んだ精液によって、母蜘蛛は、既に青年の手に墜ちていた。
そして、青年は。
「それにしても、あの炭売りの少年はとても良かった。
あの子からは炭で焼く鰯の美味しさを教えてくれた」
人間を心の底から尊敬していた。
短い生の中で、多くを生み出し、繋いでいく。
時には、青年をも驚かせる結果を出す。
長く、生きている彼にとって、青年は人間の持つ変化はまさに奇跡だった。
だからこそ、彼は尊重する。
人間が、これから歩む道を。
そして、同時にこの地に降り立った青年の目的もまた。
「このようなのを生み出す存在は、やはり消さないとな」
青年
生まれも、育ちもどこか分からない。
僅かに分かるのは、外からやってきた存在と、圧倒的な力の持ち主である事。
本来ならば、殺す事ができないはずの鬼を簡単に殺す事ができる。
これは、鬼舞辻無惨が目指す完璧な存在に近いからである。
そして、自身の血や精液を分け与える事で、眷属にする事ができる。
既に他の存在だとしても、それを無理矢理変える事ができる。
その人間性はかなり異常。
しかし、人間に対しては心から尊敬をしている。
自身1人ならば考えないような文明や料理。
それらを数多く作り出し、時には自分の命も顧みず、助ける姿。
それに対して、心から尊敬をしており、彼らの願いを叶えるようにしている。
だからこそ、人が人を喰らわなければ生きられない鬼に対しては嫌悪感を持っており、痛みを与えないように一撃で葬る。
そして、時には自身の眷属として迎え入れる。
ある意味、自分勝手な怪物である。