「ん……」
目が覚めた俺は、いつものように起き上がる。
(うん。いつも通りだ)
別に体調が悪いとかそう言うのではないが、いつも通りの体調であることは大事なことなのは間違いない。
特に今の状況下でなら、なおさらだ。
「さて……」
俺はとりあえず、布団を片付けるべく立ち上がると、布団を綺麗に畳んで押し入れの中に入れると、服を着替える。
いつも緊張するのはこの瞬間だったりする。
何せちょっとでも遅くなれば、女子達の前で着替えるという状態になってしまうからだ。
そんな状況にはなりたくない。
そうならないためにも早く着替えなければいけないのだ。
(いや、情けない以前に間違いなく嫌われるよな……)
ちなみに寝過ごした昨日は、洗面所で着替えていたりする。
俺は服を脱いで素早く服を着替えると、顔を洗いに洗面所に向かうのであった。
「おはよう、斉藤君」
洗面所で顔を洗って居間に戻った俺に、ちょうど起きたのか、今井さんが声をかけてきた。
「ああ、おはよう」
俺も今井さんに挨拶を返す。
「おはようございます、斉藤君。今日は早起きなんですね」
「茂さん、おはようございます!」
「おはよう、みんな」
すると、今井さんの後ろから姿を現わした氷川さんにあこさん達も挨拶をしてくる。
ここに来てからいつもの光景だ。
そして、最後に白金さんが姿を現わす。
「……おはようございます。斉藤君」
「あ、ああ……おはよう、白金さん」
透き通るような白い肌、艶のある髪、整った顔立ちに優しげな表情と、白金さんの姿はいつもと変わらないはずだ。
しかし、何故か違和感を感じてしまう。
(何だろう?この感じは……)
そう思いながらも、俺はすぐに平静を装って返事をする。
「おやおや~どうしたの斉藤君? 顔が赤いぞー」
しかし、そんな俺の内心など知る由もない今井さんが、俺をからかうように声をかけてくる。
「べ、別に赤くなんかなってないって」
慌てて否定する俺だったが、自分でも何となく自覚はあったので、あまり説得力はなかっただろうと思う。
「ふふ、斎藤君って意外とわかりやすいんですね」
「うぐ……」
白金さんからもそう言われてしまい、俺はますます恥ずかしくなってしまい言葉を詰まらせる。
「そう言う燐子は、なんだか嬉しそうな顔してるね?」
「え?」
ニヤニヤしながら言う今井さんの言葉に、今度は白金さんは驚いた表情をする。
「だって、さっきからずっとニコニコしてるよ。それに、なんだか前より綺麗になってない?」
「そ、そうですか……?」
今井さんに指摘されると、白金さんは恥ずかしそうに俯く。
確かに、言われてみるとどこか雰囲気が変わったような気がする。
何が……とは具体的には言えないけれど、どこか色っぽくなったというか、大人びたような感じになったと言うか……そんな感じだ。
「うーん、言われてみれば、そうかも……」
白金さんの顔をじっと見ていたあこさんも、そう思ったらしい。
そんな白金さんはちらちらと俺のほうに視線を向けてくる。
「……? もしかして、綺麗になった理由は斎藤君が関係してるのかなー?」
何かを察したのか、今井さんがそう言うと、白金さんはさらに顔を真っ赤にして俯いてしまった。
「へぇ、そうなんだ~。無人島で恋をするなんて、ロマンだね~」
「~~~っ!」
声にならない悲鳴を上げる白金さんに、今井さんはにやにや笑いながら見ていた。
「ごほんっ。ところで、そろそろ朝食を摂ってしまいましょう。時間は限られてるんですから」
そんな時、氷川さんが咳払いをして、皆に声をかける。
心なしか、氷川さんの顔はどこか赤くなっているように見えた。
「そうだった……それじゃ、アタシは朝ごはんの準備してくるね」
氷川さんの言葉にそう言って、台所に向かう今井さん。
「それじゃあ、私は先に顔洗ってきますね」
「あこも一緒に行くよ、りんりん」
そしてあこさんと白金さんも洗面所に向かっていく。
「今日もエッチ……しましょうね」
すれ違いざまに、白金さんは小声で俺にそう囁くと去っていくのだった。
(い、一体どうしたんだ?)
急にそんなことを言ってきた白金さんに戸惑う気持ちよりも、何か別の感情が勝っているような気がしたが、俺はそれ以上考えるのを止めて朝食の用意をするのであった。
『ごちそうさまでした』
(食べれるだけありがたいが、そろそろ草以外の食材を確保しないとな)
朝食を終えた俺たちは、一同で手を合わせる。
食材をうまく確保できている関係で、空腹状態であるということはなかったが、さすがにそろそろレパートリーを増やしていきたいところだ。
「それでは、今日もいつものように夕暮れまでにここに戻ってくるように。それと役割分担ですが―――」
「あの、私……斎藤君と調べ物を――「そのことで、話があります」――……」
氷川さんの言葉に、率先して手を上げて俺を指名しようとする白金さんの言葉を遮り、氷川さんは話を続ける。
「いつ助けが来るかわからない状況です。ローテーションを組んでここで休むべきだと思います。休む人は掃除をするのも自由ですし、散歩をするのも自由です」
「休息みたいな感じか?」
氷川さんの言わんとすることを要約する俺の言葉に、氷川さんは無言で頷く。
「アタシは賛成だけど、みんなはどう?」
今井さんが他のメンバーに問いかけると、全員が頷いて賛同を示す。
「じゃあ、決まりですね。では、今日待機する人物ですが斉藤君でいいですか?」
「え?」
いきなり名前が出てきて驚く俺に、氷川さんは
「荷物を運んだり、掃除をしたりしたこと。他にも火の様子を見てくれたこと。色々と助かりましたから。なので、トップバッターは斎藤君が妥当だと思います」
と言って微笑む。
「そ、そうかな……そう言われると照れるな……それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうよ」
氷川さんの提案に反対する理由もなかったので、素直に受け入れることにする。
「では、役割分担を勧めましょう」
そして、氷川さんは分担を決めていくのであった。
全員が公民館を後にして、俺は一人で掃除をしたりして過ごしていた。
ついでに換気も忘れない。
ちなみに女性陣の寝室には入っていない。
一応配慮をしていたりする。
「よし、こんなもんか」
俺は一通り掃除を終えて一息つく。
時計がないので正確な時間は分からないが、外の感じからしてお昼頃といったところだろうか?
(さてと……今日は白金さんとどんなエッチをしようか)
そして、俺は期待に胸を膨らませながら、今日のプレイ内容を考える。
何か違和感を感じるが、そんなのは些末な問題だろうと頭の片隅に追いやる。
(せっかくだし優しい感じでやるか、それとも激しめでいくか……いや、いっそのこと羞恥プレイとか良さげだな)
色々なプレイ内容が頭の中に浮かぶ中、俺は―――
いかがでしたでしょうか?
早速ですが、毎度恒例のアンケートになります。
主人公に取らせたい行動をお選びください。
得票数の多い選択肢の行動を主人公が取ります。
期限は二週間後の23日までとさせていただきます。
皆様の貴重な一票お待ちしております。
また、下記にヒロインのステータスを記載いたしますので、よろしければご参照ください。
・湊友希那
【欲情】:通常
【親密度】:中立
・氷川紗夜
【欲情】:通常
【親密度】:緊張
・今井リサ
【欲情】:通常
【親密度】:中立
・白金燐子
【欲情】:過敏
【親密度】:緊張
・宇田川あこ
【欲情】:通常
【親密度】:友人
主人公の選択は―――
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優しい感じのプレイ
-
激しい感じのプレイ
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羞恥心を煽るプレイ