※この作品はR-18です。

ブルアカ短編集   作:くるぃとる

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その水着のボトムでどうやって水から逃げるつもりだったのですか。

追記 

いつものオマケ(約6200文字)をFANBOXなどで公開しました。
『恋猫になってしまった桐生キキョウが乳首責めでこってりイカされてから先生との発情生ハメで好き合う話 +ハンモックでゆらゆらえっち』
URLは後書きにあります。


恋猫になってしまった桐生キキョウが乳首責めでこってりイカされてから先生との発情生ハメえっちで好き合う話

 

 

 十六歳にもなれば、人生には様々な転機がやって来るものだとそろそろ自覚しはじめる頃だろう。

 最近の桐生キキョウにとってはまさにそうだ。シャーレの先生との出会い。百花繚乱を取り巻く環境の変化。そしてこの夏には、とうとう泳ぎまで覚えてしまった。

 

「これも全部、あんたのせいだね」

”なんの話……?”

 

 突然に言葉をかけられ困惑する大人の男性を……シャーレの先生を見てキキョウは笑んだ。答えてはあげない。

 もう何度目になるものか。

 夏の海へ二人きりでやって来た彼女は少しだけ泳ぎの修練をして、いまは居心地のいいハンモックに揺られている。隣には同じように横になっている水着の先生(キキョウが選んだものをわざわざ着けている。ふん)。ちょうどよい木陰でのんびりと気を休める一時を、気だるい身体を伸ばしたキキョウは存分に享受していた。

 たまらなく気分がいい。『幸せだ』などという言葉選びはしないけど、先生と時間を共有している事がキキョウにはどうしたって楽しくなってしまっている。一緒に本を読む時と同じくらいに。

 日に日に増していくこの心地よさを、目の前の先生も感じてくれているのが娘にとっては何よりも大切だった。

 この男が。何よりも。

 自分の心のざわめきを見なかったことにして、キキョウは先生に他愛のない言葉を投げる。あちらからも返ってくる。投げる。返ってくる。

 二人は海の辺で話し続けた。やがてまぶたが閉じていくのも気づかずに。

 

”……ョウ。キキョウ”

「ん……ぅ?」

 

 身体を揺らされてキキョウが目を開いた時、空はもう黒くなり始めていた。水平線上へ没していく夕日の赤は残りわずかで、潮風の向きも変わっている。

 

”私がぐっすり寝ちゃったんだ。ごめんね”

「別に、あんたのせいじゃない。私も……っくしゅん。私も……っくしゅん! ……?」

 

 泳ぐことに集中力を使った彼女と、激務疲れの先生では睡眠が深くなって当然だったのだろう。ちょうどよい陰にいたおかげで熱中症にはならなかったが、想像以上に体が冷えたらしく砂の上に立ち上がったキキョウの脚が小さくたたらを踏む。

 

”キキョウ。これを羽織って座ってて”

「……片付けくらいならできる。連絡とか調べ物があるなら、そっちを優先して」

 

 これまでの付き合いで呼吸のあった動きを見せる二人だったが、撤収を進めていくとあまり悠長にはできないことが徐々に飲み込めていった。

 百鬼夜行連合学院の地域内とはいえ、人目を意識して(キキョウにとって『泳ぐ』という行為はできるだけ気を許した場所と人間関係の中で行いたい物だった)少し遠出をしたこの場所は早々に交通機関が途絶えるのだが、アクシデントでもあったのか今日に限ってその時刻が早まり、すでに運行していない。タクシーも来るまでかなりかかりそうだ。人の少ない場所を選んだせいでそもそも店の類も無い。さらにどう見てもキキョウが風邪を引いている。

 

”よし。……キキョウ。少し歩くけど”

「いいよ。行こう」

 

 着替えを終えて荷物を持った先生の歩いていく後を、ゆっくりとした足取りでキキョウが追う。こういう時に長く問答をしなくなったのは、お互いがどう動くか読めるようになったからかな、とぼんやり考えながら。

 二人がたどり着いたのは近場にあった一棟貸しのコテージ群だ。シーズンではあったが場所柄のせいで全てが埋まりきってないのを先生が見つけ、さっさと連絡を入れてしまうとスムーズに宿泊を決め、入室してしまった。

 発熱に赤く染められた顔で『いいから』『自分でできる』とふらつくキキョウを言葉で諌め、誘導して、身支度と食事をさせてからベッドへ寝かしつけたのがさっきまでの出来事だ。

 

”ふぅ……”

 

 いま、先生はコテージからしばらく歩いた砂浜に座り込んでいる。夜半になり、新月のことで星明かりしかない暗闇の中を、ただの独りで。携帯端末のライトだけを頼りに見知らぬ土地を歩いた気疲れとこれまでの慌ただしさから、さすがに一息をついてぼんやりとしてしまっていた。

 

(波と、風)

 

 波打ち際よりかなり離れた場所にいる先生の耳にも規則的な水音は届き、少し出ている夜風に吹かれるのも彼にとっては丁度いい。腕をまくったYシャツとズボンに涼が通り、心が鎮まる。

 そして緩んだ心の底に、ハンモックで横になった彼女の顔が浮かんだ。ベッドで眠る直前のキキョウが浮かんだ。先生の言葉へ気難しげに眉をひそめるも、病のせいで潤みがかった瞳にいつもの怜悧さはなく、ことさら素直な眼差しで彼を見上げてくる。まぶたを睡魔に明け渡そうとしているその美しい目。まどろむその顔。

 その色気。

 

”……っ”

 

 意味もなく男の指が砂地を弾く。

 キキョウに近づきすぎた、と先生は自分に対して歯噛みをした。水着だったから。彼女と心を通じているから。それだけなら他の生徒と違いはない。

 彼女の目線は『先生と生徒』を土台としながら、それでも同格の相手として彼を扱おうとしている。より良くしあう、与えて与えられる関係を望んでいるのだろう。そんな娘に対していつの間にか彼も肩の力を抜いていた。こちらが手を貸しただけ、キキョウも返してくれた。話が早く通じるようになった。何を考えているのかすぐわかるようになった。

 夏になって肌をさらし合い、他愛のない時間を共に過ごした。

 近づきすぎたのだ。キキョウの顔を、女として見ていた。

 

”はぁ……”

 

 情けないため息といっしょに先生が肩を落とす。ここへ来たのも眠らせたキキョウから離れたかったからに過ぎない。浅く呼吸する彼女の首すじ。吐息。声。生徒以外への気持ちを抱きかけたから先生は部屋を出て散歩することにしたのだが、あまりに暗い夜の中ではそうもいかなくてここに留まることにしたのだ。

 

(波と、風)

 

 呆けていた彼には、だからぎりぎりまで砂の音に気付けない。

 

「逃げたんだ」

”えっ……?”

 

 声に驚いてそちらを向けば、暗がりの中へ明かりも点けない誰かがいた。思うことに夢中で、すぐ側まで迫った足音に先生は気づけなかった。

 

「前から言ってるよね。私の目の届くところにいて……って」

”キキョウ……”

 

 寝ているはずの娘の声が確かに先生には聞こえた。顔もろくに見えない闇の中を、ライトも点けずにやって来た誰かは間違いなくキキョウだ。

 

”ごめんね。散歩がしたくてさ”

「こんな闇夜に? 変わってるね、先生。まぁ、それならそれでいいけど」

”体調は……わっ!?”

 

 いきなり尻尾で頬をなでられた先生がびっくりしている間に、キキョウは来た方向とは逆へと歩きはじめた。

 

”……キキョウ?”

「私も散歩。いいよね?」

”せめて明かりを……危ないよ!”

「ここまで普通に歩いて来れるくらい、夜目は利く方。……ああ、あんたも来る?」

”ちょっと……キキョウってば!”

 

 遠ざかっていこうとするキキョウの後を先生は立ち上がって追った。微妙に舌が回っていない喋り方をしているような気がしていたし、元気になったとは思えない。

 何よりも娘が心配な彼がライトを手にして追いついてみれば、その後姿に驚かされる。

 

(水着に着替えてる……?)

「邪魔」

 

 素早く振り向いたキキョウが端末を取り上げ、ライトが消された。

 

”キキョウ……っ”

「そんなに名前ばかり呼ばないで。私が見えてるから問題ないし、すぐそこまでだから。ほら、手を引いてあげる」

 

 有無を言わさず片手を繋がれ、転ばないようにゆっくり歩く先生にキキョウも歩調を合わせてはくれるのだが、その判断自体はワガママでどうにも気まぐれだ。優しさと無関心がまぜこぜになっている印象を受け、普段の彼女ではないとますます思いながら、彼は歩いた。

 暗闇の中では視覚よりも聴覚や触覚が鋭くなる。

 少し前を歩く娘の息づかい。砂を踏む音。柔らかな指のつながりと、そこを支点にときおり触れてくる腕の艶やかな感触。心臓が高鳴るのを、キキョウを意識するのが先生には止められない。

 それに加えて不安定な彼女の呼吸と手指の熱さ。皮膚から伝わるほのかな汗も、彼女の発熱を証拠付けているようだった。

 無理にでも連れて帰ろうか。そう思った矢先に、キキョウの歩みが止まる。

 

「ここでいい」

 

 先生の認識が間違っていないなら、そこは砂浜のど真ん中だ。波打ち際よりは内地側なだけの、おそらくは何もない砂地。あまりに急な散策の終わりで言葉を思いつけず、それでも募った心配だけは男の喉から声として出かかり……砂の上に優しく、彼は引き倒された。

 

”……っ!”

 

 ゆっくりした動作だったから、腕を引かれて重心が崩され、足をすくわれた事だけは先生にもわかった。大した衝撃もなく、満天の星空へ一瞬だけ目を奪われる余裕すらあった。まるで部屋の中でベッドに倒れた時のような、不安のない投身。

 だから、仰向けに寝転がされた男の上へキキョウが身体を重ねてきても、先生は黙って受け止めてやれた。

 

「なんで逃げたの。風邪をうつされると思ったから?」

 

 胸元に乗せられた娘の頬が擦り付けられる。手指がシャツを小さく握る。

 服越しでもキキョウの体温は先生にしっかりと伝わりはじめて、その若い肢体の重さも、柔らかな丸みも冷静さを乱してくる。咄嗟に、彼は砂を掴んだ。

 

”そんな事……”

「思わないよね。あんたは思わない。調子を崩した生徒の側を離れるなんて絶対、しない。傷ついた生徒をそのままになんて……するはずがない」

 

 持ち上げられたキキョウの顔の暗い輪郭が、先生の視界から夜空を切り取って覗き込んでくる。吐息と吐息が当たる距離でも、その表情は先生に判別できない。

 

「私のことを、傷つけるかもしれないって思ったんでしょう」

”キキョウ……っ”

「またそうやって名前だけ呼んで、黙らせようとするんだね。あんたの気持ちを察して言うことを聞いてくれる、百花繚乱の参謀ならまだ寝てるよ。……あんただってもう自分でわかってるはず。だから逃げた。

 頭に来てる。ずっと『先生』として振る舞っておいて、そのくせ黙って私の前から消えて。手を出したり、いやらしい目で見たら私が傷つくと思った? 私がどれだけあんたを信じているのか知ってるくせに」

 

 キキョウの指が先生の手を探り当て、ぎゅっと握ってくる。その二又の尻尾が絶えず彼の身体をなぞる。

 

「あんたの気持ちはわかってる。私の気持ちもどうせ知られてるよね。それで誰か傷つくの? あんたも私も、最後の盤面に居るんだよ。……本当に腹が立つ」

 

 言葉が途切れた。

 ただ二人の呼吸だけが、テンポの早い鼓動の混じり合う感覚だけが先生とキキョウを繋いでいる。キキョウの指が男のシャツの胸元をゆっくりと這い上がっていく。熱を持った指先がボタンの合間をなぞり、中に差し込まれて素肌に触れた。

 暗闇は媚薬になりつつある。

 触覚も聴覚も、娘の挙動ばかり拾ってしまう。波と風に混じる彼女の吐息を聞きながら、仰向けの身体を覆ってくるキキョウの肉が柔らかくて。恋猫のしなやかな脚がゆっくりと彼の腿に絡められる。

 つづけて尻尾のぬくい感触も二の腕に巻き付いて先生の腕を引き寄せようとしてきたから、尻尾へ導かれるままに男が手を持ち上げてやれば、その手をそのまま、水着の肩紐へ彼女が触れさせてきた。

 

「踏みにじって。桐生キキョウの気持ちを振り払って、優しく『だめだよ』って諭せばいい。でも、そんなあんたに負けてはやれない。ここで、いま、私をあんたにあげる。……わかった? もう詰んでるの。お互いに」

 

 ぷつ、とシャツのボタンが外された。

 同時に、先生の頬へ水滴がひとつ落ちる。キキョウの顔は相変わらず暗くてみえない。あるいは、遠い波間から気まぐれに飛沫が跳ねてきただけかもしれない。

 見えない娘の顔を想像しようと、先生の脳裏に娘の表情が浮かんでいく。潤みがかった瞳に力はなく、ことさら素直に彼を見上げて、まぶたを睡魔に明け渡そうとしている美しい目。普段の静かな、そして笑ってくれた時には可愛らしく見つめてくれる、キキョウの目。

 闇の中で彼に思い出せるのはそれだけだった。他は闇の中へすべて削ぎ落とされて、肉体へ触れる異性の丸みと、彼を求める呼吸だけが残っている。

 そうして残された自分は娘に欲情していた。好きだった。

 桐生キキョウが欲しかった。

 

”キキョウ……”

 

 肩紐を遡っていった指が娘の首を抱く。もう片方の腕で、細い腰を抱き寄せる。

 

”…………”

「……! ……っ」

 

 男が女の耳に言葉を伝えていく。波と風のなかで消えていくその言葉を聞いたのは二人だけだ。そのまましばらく、何かを耐えるようにじっと身体を密着させたままだったキキョウが、とまどいながら言葉を口にして、二言三言を交わしあう。そうして、男を強く抱きしめた。

 

「卑怯。ほんと、そういうところだよ」

”作戦に卑怯って、あると思う?”

 

 いつもに戻った先生の挑発的な口調に、キキョウは頭をもたげて彼を見下ろす。闇の中で妖しい瞳が光ったように男は思えた。

 

「ふぅん。じゃあ私も遠慮なく。……そういえば教えあった弱点、私のがひとつなくなったよね。もう泳げるようになったんだし」

 

 ぷつり、ぷつり。先生のシャツのボタンが外されていく。

 

”え? あれで?”

「うるさい。いいの。……だから、また対等になるために、新しい私の弱点をあげる」

”教えてあげる、じゃなくて?”

「そう。『あげる』の。これは、今からずっと続く弱点になる。ねぇ、先生……」

”……っ!?”

 

 男の胸板に何かが触れてきた。紐がほどかれ、半端に落ちかかったキキョウの水着だと気づいた彼の視線が、自然とそれを身に着けていた場所に向けられる。

 闇の中で、たしかな丸みの輪郭が垂れている……ように思えた。

 

「あんたに、私の初めて、あげる」

”……”

「これから先、私が何かしたって『でもキキョウは私で処女を捨てたくせに』って、心のなかで言えるようになるんだよ。可愛くない、生意気な女にいつだって優越感を抱ける。そんな弱点を……」

”キキョウ”

 

 よく喋る娘のむき出された背中を、男の指がつ、と滑った。

 

「ひゃ、ぁ……っ!」

”捨てないで。ちゃんと、もらうから”

「……っ! あ、んた……っ」

 

 無言のまま、キキョウの手のひらが小さく先生の身体を叩く。同時に、尻尾でもぺしぺし叩かれた。

 

”……おいで”

「……ぁ」

 

 か細い吐息を漏らすキキョウを抱き寄せると、開かれた衣服から覗いていた男の胸板と娘の乳房が出会い、異性の体温を直接移しあい始めた。硬い筋肉とふわふわの乳脂がときめきあう中で、彼らはやがて理性を失っていって、濡れて、性器を充血させていく。

 

「…………♡」

 

 誰も見ていない闇夜の中で、やがて背筋を弓なりにして啼いた恋猫の声を聞いたのは、世界にただの二人きりだ。

 

 

 

 

 

 もう何度目になるものか。

 すっかり海で出会うのにも慣れてしまったキキョウと先生は水着に着替え、二人で休憩用のハンモックを設えてしまうとそのまま砂浜を散策していた。午前の冷たい海に足だけを濡らして。

 指が触れる。手が絡む。戯れに、優しく突き放す。

 娘の黒毛の耳が嬉しげに前へと垂れる頃、ちょうどよく二人はハンモックの場所まで戻って来る。そしてそこへ建てておいた、海水浴用のテントに入っていくのだ。四方を布の壁で覆ってしまい、通風用のメッシュも閉じている形態で、外部からはうかがい知れない空間に。

 そのなかで。

 

「ちゅっ♡ ちゅ、ちゅ、ちゅ……っ♡」

 

 無心に、餌をねだる雛鳥のようにキキョウの唇が先生のそれを啄んでいる。外の涼やかな潮風が嘘のようにテントの中はすでにむわりと蒸し暑い。狭い空間に満ちるのは恋に酔う熱っぽい吐息と、布と肌をまさぐりあっては擦れるかすかな音。

 そして何より、唇と唇が合わさる生々しいリップ音。

 

「ん……っ♡ふ、ぁ……♡ 先生……♡」

 

 ただ触れるだけのキスはすぐに終わってしまった。普段の理知的な口調は名残だけを留めていて、ただ相手を求めるだけの舌足らずな甘い声が紡がれていく。そこに『百花繚乱の作戦参謀』という羽織を着た生徒はもうおらず、一人の男への渇望に溶かされ、焦がれている裸の恋猫と化したキキョウが、メス臭い吐息を相手の口内に吹き込んでいた。

 そのひたむきな求めに先生も自ら理性のダムを決壊させている。以前にはかろうじて保っていた『大人』としての自制心を進んでかなぐり捨て、隣に座るキキョウの後頭部へ手を回し、その細い身体を強く抱き寄せてやる。お互いに甘える時間を作ったからには、全力だ。

 

「んむっ……!?♡」

 

 あえて受け身だった男の唇が突き出され、今度はキキョウのそれを貪る。唇の凹凸を組み合わせるように角度を変え、吸い付き、メスの下唇を軽く食んでやってかられろれろ♡ と舌先でなぞる。驚いてわずかに離れたキキョウを追って口を吸い、抵抗を許さず、ぬるりと熱く湿った舌を滑り込ませていく。

 

「んんっ、ん、ぅ……♡ ちゅ、ぢゅ、ぷ……っ♡ はふっ……、待っ……ちゅぅぅぅ~……♡ ぢゅぷ♡ちゅるっ♡ちゅっ、ちゅっ……♡♡ ぢゅるるるぅ〜〜……っっ♡♡」

 

 いきなり侵入してきた異物にリップを跳ねさせ、くぐもった声を出しかけたキキョウの口内をオスが蹂躙する。

 か弱い小さなメス舌を捕らえ、執拗に絡め取り、根本まで味わうようにしゃぶり尽くしてやってから、敏感な上顎をれろれろ♡ と舐めなぞった。じゅわ♡ と分泌されてきた唾液をくちゅくちゅ♡ と音を立てて混せ合い、どちらの物とも分からなくなった粘膜液をねっとりと歯茎をなぞっていってやれば、震えるキキョウの口端からヨダレが糸を引いて伝い落ちていく。

 

「っ、ちゅぷ、ちゅぷ……ぅ♡ れる♡れる♡れる♡ れぅれぅれぅ~……っ♡ ちゅぅぅ、ぢゅぢゅぅ~……っ♡♡」

(頭、とろける……♡この、先生の味……♡雄の味……っ♡)

 

 二人の行為が風の音と布だけで隠されているという事実にも背徳感がたまらなく煽られる。

 海パンの尖ってきた場所を尻尾でさすってくれるキキョウへ、息継ぎのために唇を離した先生が掠れた声で囁いた。

 

”キキョウ、そんな顔するんだね……”

「……あんただって。その目、物凄いよ」

 

 欲望にギラつき、普段の穏やかな光はどこにも残っていないオスから獣のように見つめられて、揶揄するようにキキョウが指で身体をつついてやる。蕩けきった顔のままで。

 再びオスが唇を塞ぐ。もっと深く、もっと激しく。

 ねぢゅねぢゅ♡ と絡み、絡み返してくるメス舌を先生は吸い上げて、舌粘膜どうしで螺旋を描くように前後させてやれば、びくんっ♡ とキキョウの背中がよじれた。ぴっとりと娘の腹部に押し付けて、わざとらしくヘコつかせてやる熱くて硬い股間が、キスの味わいでもっと怒り、もっと猛々しく膨張する。

 先生の思考が、キキョウの味に溶けていく。

 

(キキョウの口、熱くて、柔らかくて、うまっ……。理知的で、いつも私をからかって、気にかけてくれる小っちゃな口が……一生懸命になって舌を絡めてくれる……っ)

 

 支配欲が満たされ、勃つ。勃つ。

 本能的な交わりを求めてオスとメスはベロキスを続け、先生の首に自ら腕を回したキキョウがより深く相手を受け入れながら、彼の好きな舐め転がし方に専念する。

 

「ぬる、ぬるっ、ぬちゅ♡ぢゅ、ぢゅる……っ♡ ぷは、ん、ふ……♡ふふ……♡ あんたの舌……あったかくて、大きい……っ♡ ねえ? あんたの味、覚えちゃったんだけど……? あんたで私がひとつ、染められたよ……?♡♡」

”……ふぅーっ。ふぅー……っ! ふぅぅー……っ!”

「んむぅ!?♡ んむ、んむ、はむ……っ♡ ん、ちゅ……っ♡ぢゅっ、ぢゅぱっ……♡♡ ぢゅるる……っ♡♡」

 

 もっと欲しい。もっとめちゃくちゃにしてくれたっていい。

 唾液でぬらぬらと光る唇を押しつけて、回して、ぬちゃぬちゃっ♡ と音を立てながら、荒い息づかいで恋猫は口吸いに没頭する。

 もはや遠慮も躊躇もない、互いの欲をぶつけ合うだけのキス交尾でよだれをポタポタ垂らしながら、先生は片手でキキョウの華奢な腰を抱き、もう片方の手で乳房を……むっちり♡ と誘うように膨らんでいる白乳丘に触れていく。

 先生からすればキキョウの水着は布地が際どい。そのデザインが娘の華奢で、しかし出るところは出ているというアンバランスな身体を余計に引き立たせているように感じるのだ。

 有り体に言えば、そそられる。

 こういう関係になって自制をしなくなってみれば、実に効率よくオス本能を煽ってくるキキョウの水着は魔性の存在だと先生は感じていた。

 

 ふにゅ……ん♡

 

 そんな水着の紐へ男の指先が絡んでいって、まるであやとりでもするようにわざとらしくなぞり、その下にある確かな熱と柔らかな乳弾力を愉しむ。横乳から背中へ。交差している別の紐をたどって、首から鎖骨。指紋を付けるようにねっとりと、上乳へ。

 そうしてたどり着いた水着の外縁部をもったいぶるようになぞってから、手のひら全体でその双丘をむずっ♡ と包み込んだ。

 

「んぅ……っ♡触り方……。またいやらしくなって……ふみゅ、ちゅ♡ちゅ……っ♡」

 

 キスで潤んだ唇から抗議とも媚態ともつかない声が漏らされるも、先生の手を振り払おうとはしない。せつない本心を隠しきれていない赤い耳をひと撫でしてやってから、ふたたび戻った水着の上からオスの指がゆっくりと、柔乳を揉みしだく。むにゅ♡むにゅぅ~♡ と指の圧に応じてなめらかさが形を変えていくと、それを手のひら全体で捕らえた先生が、むにゅ♡むにっ♡ と丹念に乳肉を好き放題していく。

 

(キキョウのおっぱい……私の手にしっかりハマるくらいにはボリュームがあるし、形がすごく綺麗で、色だって透明感みたいなものがあって……。こうやって寄せて、しっかりと谷間を作るの……ちんこにクる……っ)

 

 ムラムラとした性欲が先生の手つきをさらに大胆にさせた。指の付け根で下乳の縁を押し上げ、支え持つようにしてむっちぃ……♡ と丸みを強調させてみたり。左右からぐぐっと寄せて、魅惑的な深い谷間をこしらえてみたり。

 美乳を自在にこねこねと、手のひらいっぱいに幸せを感じていたオスが、不意に水着の上から親指を立て、乳首の突起を探り当てるとこりこりっ♡ と軽い力で揉み回す。

 

「んぷ♡は、ふぁ……っ♡ それ……布の、上から……っ♡ あ、ぁ……♡」

 

 驚きに接吻を外して先生を見上げたキキョウだが、その瞳の奥には確かな悦びの色が揺らめいていた。

 直接触れられるのとは違う、もどかしくも官能的な刺激が追加された乳愛撫。硬い指先が乳輪のあたりをなぞるだけで、愛らしくびくんっ♡ とキキョウが肩を跳ねさせた。

 

「ぁ、ぁ、ぁ♡あんたの指、遠い……っ♡遠いのに……っ♡ 直接触られるより、なんだか……っ♡」

”どうしたの、キキョウ。ここ……水着越しでもわかるくらい尖ってるけど”

「ひゃぅっ!?♡ん、ん、んぅ……っ♡ そ、こっ♡しつこい……っ♡ずっと、ずっと触って……っ♡ だめ……っ♡布一枚、隔ててるくせに……っ♡なんで、そこ、わかるの……っ♡なんで、すぐに探って……っ♡♡ ぉ、ぉ、ふぅぅ~~……っっ♡♡」

 

 わざと意地悪く囁きながら、布の上から正確に乳暈の輪郭を先生が探し当てる。その勃起を布地ごと、こりこりっ♡こりこり……っ♡ と、執拗につまんで転がし、こすり始めた。乳首で円を描くように撫でるのも追加してあげると、尻尾の先がぱたぱたと先生の太ももをせわしなく叩いてきた。

 娘はわかっているのだろうか? その反応がたまらなく扇情的で、オスの理性をさらに削り取っていく事に。

 先生の指先が布ごと、乳首をくいっ♡ と軽く引っ張り上げた。

 

「あ゛っ♡ そこっ♡ひっ、ぱら、ないで……っ♡ 伸びちゃう……っ♡  んぅ、あ、あ……っ♡♡」

 

 直接触れられないもどかしさが、逆にキキョウの感度を極限まで高めていた。乳首から背骨まで抜けていくような鋭い刺激の連続に、蓄積されていた乳快楽が煮詰まっていく。トロ息の混じった喘ぎ声が狭いテントの中にいやらしく響き渡り、性熱が上がっていく。

 先生はキキョウの耳元に唇を寄せ、わざと囁いた。

 

”すごいよ。水着の上からでも、こんなにびくびくしちゃって。百花繚乱の参謀は、ずいぶん可愛い弱点を持ってるんだ”

「〜〜〜……っ♡ あんたが、教えたくせに……っ♡ 見つけて、仕込んで、弱点になるまで……っ♡ そうやって、右のも、左のも、ちくび、ねちねち、こね回して……っ♡ はぁ、は、ふぅ……っ♡ ……ねぇ。いや? ちくびで喘いで、ちくびで腰を揺らすような女は……いや?」

”……っ”

 

 理性の光がトロけてしまったキキョウに至近距離から見上げられ、そんな問いを投げかけられた先生の勃起が大きく脈打つ。イラつくメスだ。

 水着の中へ先生の指が潜り込む。

 窮屈な布地を割って入り、真っ白な双丘を揉み揺らして、日に焼けていない陶器のようなメス肌を手のひらいっぱいに感じて……。

 

 こり♡こりこりっ♡

 くにゅくにゅ、くにゅんっっ♡♡

 

 先端にちょこん♡ と鎮座する淡い桜色の、先生の指を待ちわびている乳輪を容赦なくなぶった。興奮で硬く尖った乳首をこね回し、弾いて、指先カリカリ。

 

「あ、ぁ、ぁ♡んぅ、ぅぁ、ぁ、あぁっ♡♡ ちくび、ひっかけてっ♡ あっ♡あ♡あ♡」

”気持ちよくなって。甘えて。もっとえっちな言葉、使って。こんなに可愛く『してほしい』って突き出してくれてる、キキョウのおっぱい……もっと教えて”

「ぁ、ぁぅ、ぅぁ゛♡ そんな声、出さないで……っ♡あんたのその声、その息……っ♡ 頭、まっしろにな……ぁ♡ あ、あ、あ……あぁぁ……っっ♡♡」

 

 誇り高い恋猫が喉を反らし、甘く切ない愛啼きを漏らす。完全に先生へ身を委ねたキキョウの蕩けきった瞳は、ただひたすらに目の前のオスだけを映して、下腹部の熱をどうしようもないところまで高めていってしまった。

 

「……~~っっ♡ クる、クるクるクる……っっ♡♡」

”いいよ。イって、イって、イって”

 

 耳元に吹き込まれる恋オスの声がダメ押しとなり、キキョウの思考回路が灼き切られた。

 

「ぁ、ぁ、ぁ゛…………~~~~~っっっっ♡♡♡♡」

 

 オスの体にしがみつき、全身を硬直させたメス猫が乳イキに視界を白く染めていく。乳先を摘まれたまま甘い余韻にゆらゆら揺れて、反らせた背中に浮かべた珠汗をこぼして、目の前の恋する人から与えられる感覚が全てになっていた。

 

「ふぁ……♡ は……っ、は……はぁ、は……っ♡ ふぅ……っ♡ ふぅぅ……♡ふぅ~……っ♡」

 

 やがて思い出したように呼吸を再開させたキキョウは先生の首に腕を回し、はふはふ♡ とメス臭い吐息を首筋に吹きかける。身体の力を抜いた彼女の瞳は潤み、蕩けきっていた。

 テント内の熱気と相手の体温。遠くから来る波の音を、忙しない恋猫の呼吸が打ち消していく。

 

”……キキョウ”

「ふ……ぁ……?」

 

 ぼんやりと先生に寄りかかっていた娘の身体が、ふわりと押し倒される。グランドマット越しにさり、と鳴った砂の感触を感じながら、キキョウは自分を見下ろしてくるオスの顔を見た。

 視界に広がる恋しい人の顔。普段の教育者のそれとは似ても似つかない、ただ一人のメスを貪り食おうとする、剥き出しのオスの顔だ。

 

「……ぁ♡」

 

 自分だけに向けられる性的な意識へ恋メスの声がこぼれた。

 キキョウの水着の紐に先生は指をかけ、するりと緩めてから胸布をずり上げる。

 

 ぷるんっ♡

 

 解放された真っ白な乳丘が、重力に従ってやわらかに形を変える。日陰の中においても白々と輝くような、肌理の細かい白肌。その先端につん♡ とたたずむ形よい桃色の乳暈は先ほどの愛撫で硬く尖ったままだ。

 下の水着も片側だけ紐をほどき、キキョウの股を先生は開いていった。

 

「……っ♡」

”キキョウ”

「うん……♡」

 

 万感を込めて呼ばれる名前に、胸を高鳴らせて娘は自分からも足を広げてあげる。

 すらりと伸びる細くて美しい下肢は、その肌を見回すだけで欲情を誘ってくる極上の色気をオスに突きつける。ほどよく内股に付いた肉は性徴の段階を踏んでいる途中の微妙なもので、本来であれば先生が絶対に手を出してはいけない年齢のものだ。

 それなのに、彼はもう知っている。知り尽くしている。十六歳のキキョウという味は思い出すだけで背徳感に股間が疼いてたまらず、男は海パンを乱暴にずり下げた。

 灼けつくような熱を放つ肉の凶器が、びくんと猛々しく躍り出る。陰影を纏う生殖の造形は天を向き、その長い肉が反り返る見事な湾曲のシルエットがメスを虜にするのだ。先端にじわり滲んだ透明な滴がわずかな光にきらついて、それを見てしまったキキョウの口元が悩ましげに震えた。

 先生の手が水着のボトムを横に寄せると、愛液にまみれたキキョウの割れ目が顕れる。恥じらいを込めてヒクつくぬらぬらと濡れた秘密の場所は、これから訪れるオスへの準備が万全であることを物語っていた。

 

 くち……ぃ♡

 

 愛欲に浮かされた熱気とむせ返りそうな性臭を、二人ともがフェロモンとして吸っては、吐く。

 湿った秘口にぬるりと亀頭が押し当てられる。まだ挿れられてもいないのに異物感と期待感でキキョウの全身が粟立ち、それを先生がしっかりと見咎めた。

 

”なんでそんなにエッチなの”

「……あんたのせい。全部、すけべなあんたが教えてくれた。勃起した弱点で、私の弱点をめちゃくちゃに抉ってきたから、仕方なく覚えただけ……っ♡」

”……だめだよ、キキョウ”

 

 皮肉にすら欲情して、ゆっくりと先生が腰を沈めていく。

 

 にゅる、ぅぅ……っ♡

 

”『えっちな言葉を使って』って、教えたよね……? こういう時は『私の弱点』じゃなくて、おまんこって言わないと……!”

「……っ♡ぁ♡ すけべっ♡すけべ……っ♡♡」

 

 ぢゅっぷ……んっ♡

 ぬぷっ♡ぬぷぷ……ぅ♡

 にゅるるぷぷぷ〜〜……っっ♡♡

 

「ん、ぁ、あっ♡ ああぁぁあ〜〜~~……っっ♡♡」

 

 待ちかねていた灼熱の肉棒を膣穴にねじ込まれ、その圧倒的な存在感でキキョウは悦び、背中を弓なりにしならせる。準備されていたたっぷりの分泌液で窮屈な肉膣をスムーズに滑っていく肉反りが、全部の恋ヒダをぬぞぞぉ~っ♡ なぞり上げていく、その痛みにも似た挿入おまんこ快楽の甘さが恋猫の脳を蕩かした。

 

”ぉ……ぉぉ……っ♡”

”キ、キョウ……っ。皮、めくれる……っ! 柔らかくて熱いのばっかりが、ちんぽ握ってきて……あぁ~……。溶けそう……っ”

 

 根元まで完全に埋め込まれた雄肉が子宮の入り口へとちゅん♡ と当たる。その衝撃でキキョウの下腹部に小さな快楽が弾けた。

 

「あっ♡あ、ぅ、ぅ……ぁっ♡ 届いた……っ♡お腹の奥まで……ぜんぶ、あんたので……っ♡また、あんたの形で……っ♡  ぁ、ぅぁ、ぁ……っ♡」

”キキョウおまんこ、気持ちいい~……”

「……っ♡ いやらしい言葉を聞かせて恥ずかしがらせたいの、見え見えなんだけど……っ♡ 今さらそんな事で顔色なんて……ぁっ!?♡ん、ゃ、ぁ♡ そうやって、奥の、そこっ♡そこばっかり、いきなりしないで……っ♡ ぁ♡ぁ♡ぁ♡」

”キキョウのそういう顔、もっと見せて”

「強引、だね……っ♡ ほんと、いやらしい人……っ♡」

(お腹の中でビクビク震えてるのに、抽送はガマンしてくれてる……っ♡ 私が慣れるまで待ってるの、バレてるんだけど……っ♡ もっと私に甘えてくれたっていいのに……つらいなら、腰、振ってもいいのに……っ♡ ああもう。仕方のない……っ♡♡♡)

 

 彼の優しさはキキョウにとっては甘美な屈辱であり、同時にたまらない愛おしさでもあった。だから、恋膣で肉棒を締め上げてしまう。脚をオスの肉体へ絡めてしまう。

 欲望に潤みきったキキョウの瞳が、しなやかに細められた。尻尾でオスの腰を軽く叩く。

 とんとん。とんとん。

 

”キキョウ……?”

 

 先生にはこの謎が解けない。どういう意味だろう?

 そこは、もし先生がキキョウと同じなら、尻尾の付け根に当たる場所で……。

 

「……ぱん、ぱん♡」

”……っ!”

「ふふ……♡ ぱん、ぱん、ぱん♡ ぱん、ぱん、ぱん……♡」

 

 尻尾と同じリズムで、あやすような声音でえっちな音を再現してきたキキョウにオスの嗜虐心が燃え立っていく。自分の性感帯と同じ場所を叩きつつ、揶揄を加えてのあからさまな煽り。動かないの? 腰を振らないの? ……えっちをしないの? という、挑発。

 オスは、キレた。

 

 ずにゅるるぅぅ〜〜……っっ♡♡

 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

 ぱんぱんぱんっっ♡♡

 

「ぱん、ぱ……ん゛、ん゛ぅぅぁぁぁ~~……っっ♡♡ はぁ、ぁ、ぉ゛♡ぉ゛♡ あっ、ぁ、ぁ゛~……っ♡」

 

 ゆっくりと、しかし粘りつくように手加減のない腰つかいがテントを揺さぶりはじめる。それはすぐに繁殖欲求まるだしの連続ピストンへと変わり、キキョウの華奢な身体を容赦なく犯し、長っがいワンストロークごとに肉と肉がぶつかり合う。湿った破裂音を鳴り響かせた。悲鳴にも似たメスの恋啼きとそれが混じりあっていく。

 

”ああもう……っ! そんなにメチャクチャにされたいなら、そうしてあげる……っ! ほら、その可愛いおまんこ、Gスポットが弱いのは知ってるよ……? ちんぽでゾリゾリ削いで、しっかり気持ちよくしてあげるから……っ”

「んっ♡ひ、ぁ、あ゛っ♡ あ、あん゛、あっ♡ ふぅ~っ♡ふぅぅ゛~……っ♡♡ そこっ♡そこばっかり、ぃ……っ♡おんなじとこ、ばかり……しつこぃ……っ♡」

”キキョウの弱点でシゴくと、気持ちいいから、ね……っ”

「こ、の……っ♡♡」

”ぅぁっ! 締め付け強……っ! ちんぽのカリに、ぴっちり吸い付いてくる……っ”

 

 快感に悶えながら、恋人たちは愛しあう。そそられる互いのトロ顔を見ながら股間を燃え上がらせ、おちんぽとおまんこのシゴきあいっこに溶けていく。オスとメスがただ交合するだけの、じゃれあいつつの、マジ恋えっち。

 恋おまんこのいちばん奥。その敏感な出っ張りを、まん丸に肥った亀頭の先端が、ねちねちっ♡ぐりぐりっ♡ と執拗に擦り上げる。

 

「ん゛ぁ゛っ♡や゛っ♡あっ、あっ♡♡」

 

 肉竿の根元までねっとり絡んでくれる、ほかほか、ヌトヌトの蜜ヒダを掻き上げる悦楽。差し出された尻肉へ叩きつけた恥骨が生み出す、濃密な『メスとヤってる』感。

 

”ふぅーっ! ふぅー……っ!”

 

 いつもは誇り高い恋猫が自ら捧げてくれた身体をもっと貪りたくて、先生の腰つきがさらに獣じみたものへと変わる。キキョウの腰を掴んで固定すると、彼女が最も感じやすい一点に狙いを定めて、執拗に抉りはじめた。

 

 とちゅっ♡とちゅっ♡とちゅっ♡

 ぐじぐじぐりぐりぃぃ〜〜っっ♡♡

 

「あ゛っ、あ゛、あ゛……っ♡ だめ、まって、だめ……っ♡せんせぇ……っ♡それだめ、クる……っ♡ ん゛ぅ♡ぅ゛♡ぅ~~……っっ♡♡ わたしだけ、先に、ゃ……だ……っ♡♡」

”いいから……っ! イけ、イけ……っ!”

「ゃ、ぁ゛♡だ、め、だめ……っ♡♡だめっ♡♡ イ゛……っっ♡♡ イぃ゛ぅぅ………う゛ぅぅううぅぅ~~~~…………っっっっ♡♡♡♡♡」

 

 ビクっっ♡♡

 ビッ……クンっっっ♡♡♡

 プシッ……っ♡♡

 

 きゅうきゅうに締めてきた膣肉の奥で、イキ潮が雄ちんぽに吹きかけられる。その温かさをグリグリと蜜ヒダへ塗りたくり、本気汁で白濁したふたりの生殖液と混ぜ合わせるようにして、しばらくゆっくりとグラインドさせていた先生はキキョウの甘イキがおさまるのを見計らう。ギッチリした生膣にふかふかとネトネト感が戻ってくると、一突き、また一突きとピストンを再開して、じっくり圧を強めていく。

 

「ぉぉ゛、ぉ、ぉ゛……っ♡」

(また、待ってくれてた……っ♡待ってって言ったのに、待ってくれなかったのにぃ……っ♡ ……だめ、頭回ってない……好き……好きっ♡)

 

 ぷるんっ♡ぷるんっ♡ と上下に揺れて主張するキキョウのおっぱいをひとつ鷲掴んできたオスへ、もっと深く結合しようと恋メスがケツを持ち上げてあげる。

 全身からフェロモンを香り立たせるような発情期の恋猫メスを抱き留めたオスは、吸い付くような若肌を全身で感じながらその耳元へ囁いた。

 

”種付け交尾、するね”

「〜〜~……っ♡」

 

 ひとりでにキキョウの腰が跳ねる。

 その意を汲んだ先生が、大きく腰を引いていった。カリ高へみっちり♡ とまとわりついてくる恋膣おまんこの吸いつきを引き剥がし、その性感に思わず白いもの混じりの先走りをお漏らししながら……。

 

 どっっちゅうんっっっ♡♡♡

 

「あ゛、ぁぁ゛ああぁぁ~~~……っっっ♡♡♡」

 

 柔らかくなった子宮口へ、ノンストップの種付亀頭がぶつけられていく。

 

 ぢゅっぽんっっ♡♡

 ばっちゅ♡ばっちゅ♡ばっちゅ♡

 

「んぁ゛♡あ゛っ、あぁ゛……っ♡ せんせ、おくっ♡おくで、おちんぽ……っ♡ぷしっ、ぷしっ、て……っ♡そこ溶けるっ♡あんたに溶ける……っっ♡♡」

”おちんぽ、言えたね……っ。ほら、キキョウおまんこ、しっかりちんぽに絡んできてる……っ。金玉上がってきそうだよ……っ”

 

 前屈みになって乳肉を揉みしだきつつ、種付けピストンで射精欲を昂らせていく先生の陰嚢へ、そっと何かが触れてきた。

 

”ぅ、わ……っ!?”

 

 キキョウのふわふわ尻尾が、さすさす♡ とオスの玉袋を撫でてきたのだ。表面だけに触れてくる、ソフトタッチの柔らか金玉愛撫。

 

 ふわふわ♡さすさす♡すりすり♡

 

 あくまで優しいふかふかがそっと包んできてくれたせいで、びっくりした陰嚢の中身が急激に子種を製造してく。

 

「……っっ♡♡ どうしたの……?♡♡」

”こ、の……ぉ!”

「ひゃ、っ、ぅ゛♡ ぅん゛♡ん゛♡」

 

 こりこり乳首を指で甘潰しされながらの本気ピストンが始められたせいで恋猫の喉が大きく反らされ、しかし膣肉にぎゅ~っ♡ と子種目的の本気お搾りをされているオスもまた腰をガクつかせてしまい、種付けの乱れを隠せない。

 

”うぁ……! 金玉おくるみ、キく……っ! キキョウにちんぽ全部食べられて、シゴくの、やばい、やばい……っ! キキョウ、キキョウ……!”

「っ、ふぁ、ぁ、ぁっ、ぁ♡ぁ゛、ぁ゛……っ♡ いいよ、先生……っ♡ 出して、出して出して……っ♡♡ あんたので、また、埋めて……っ♡♡」

 

 先生の頭をかき抱いたキキョウが、その耳元で囁いてくる。

 

「……びゅ~♡ びゅ、びゅ、びゅ~~……っっ♡♡」

”~~……っっ!!”

 

 いやらしい声真似に誘われ、キキョウという娘への恋しさで前立腺が疼きだす。睾丸が上がっていく。肉棒が膨れ上がり、それを悟ってくれた恋猫おまんこが種付け用の膣搾りまで捧げてくれた。

 

 どっちゅ♡どっちゅ♡どっちゅ♡

 ずぢっ♡ずぢっ♡ずぢっ♡

 どっ……ぢゅっっっ♡♡♡

 

 ガマン汁を撒き散らしながら種付けピストンで意識を白く飛ばしかけた先生が、それでもキキョウの耳へ顔を寄せた。

 

”キキョウ……っ。好き、好き、好き……っ”

「……~~っっ!?♡♡ ふゃ、ゃ、ゃ、ぁ゛♡♡ せんせぃ……っ♡ それ、ひきょう……っ♡♡」

”好き、好き、出す、出す、好き……っ”

「ぁ゛、ぁ゛、ぁ゛♡♡ っぁ゛ぁ……♡♡せんせ、せんせ、せんせ……っ♡♡」

 

 絡みあう生殖器どうしに甘さだけが蓄積しきり、オスとメスの背骨から脳裏までを白い官能が貫いていく。

 お腹の芯までに響く重たいピストンがほぐれた子宮をぶっちゅ♡ と凹ませ、その犯人である丸々と膨れた肉傘を受け止めて包むのは、待ちかねていた恋メス子宮口の種乞いキス。

 

「びゅ~っ♡ びゅびゅ、びゅう~……っ♡♡」

”好き、好き好き、好き……っ!”

 

 お互いの耳へ言葉を吹き込もうと争うように抱き合い、密着し、股間もぐぢぐぢ♡ 押し込んで……いちばん気持ちのいいところを、ふたりで見つけた。

 そこを亀頭でマーキングした瞬間、恋人たちは揃って終わりを迎えていく。

 

”……でる、でる……っ! キキョウ! 好き、好き……ぃ……!!!”

「わた、し……もっ♡♡ すき、すきすきすき……ぃ♡ ぃ゛、く♡イ゛くイくイく……すき……っっっ♡♡♡ すきぃ゛ぃいいぃぃいいぃぃ~~~~~~~っっっっっ♡♡♡♡♡゛ぅ゛ぅ゛ぅぅううぅぅ~~~~~……………っっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 どぴゅ♡♡

 どぴゅびゅびゅびゅ~~~っっっ♡♡♡

 っくんっ♡♡びゅ~~っっ♡♡

 ぶびゅぅ……っ♡びゅくびゅ~……っっ♡♡

 どびゅ、びゅ、びゅ~~~っっっ♡♡♡

 

 子宮口へおちんぽキスハメをしたままの亀頭から、絶え間なく種付けが続けられていく。何度も何度も赤ちゃん部屋の壁に直接浴びせかけるような大量射精を鈴口から噴出させ、脈打ってキキョウの中へ吐精するたびに、オスの視界が白くまたたく。

 

「っぁ゛……♡ ぁっ……ぅ゛♡ 染ま、る゛……♡♡ わたし、あんたで……っ♡♡ぉ゛っ♡ ぁ゛♡イ゛っ……ぐ……っっ♡♡ぉ゛、ぉぉ゛~~~~…………っっっっ♡♡♡♡」

”キキョウ……ぜんぶ……っ。出る……っ。出る……っ!”

 

 びゅるびゅびゅ~~っっ♡♡

 どびゅ……♡♡ぶびゅぅっっ♡♡

 びゅっくん……っ♡びゅく……っ♡

 どびゅ、びゅ~っっ♡♡

 どぴゅどぴゅっ♡どびゅ……どびゅ……っ♡

 

 自分の中身をおちんぽから全部吐き出しているような射精快楽に下半身を痺れさせ、脳みそは歓喜に弾け、ただひたすらに恋メスへの恋汁撒きを欲する獣に先生はなっていた。

 

「……ぉ♡ はぁ……は……♡ しゅき……♡ ぉぉ…………っっ♡♡」

 

 そんな恋人と味わう極上種付けえっちに、キキョウが無事なわけもない。

 種が付けられる。付けられる。付けられる。

 お腹の奥で雄ちんぽから子種をもらう多幸感が何度目かのアクメを引き起こし、ふにゃふにゃとした幸せそうな顔で、恋猫が脳天までだいしゅき感覚を打ち込まれていく。長いまつ毛とアイラインで引き立つ普段の怜悧な目つきの影もなく、桃色に潤んで恋蕩けている瞳を惜しげもなく曝して。

 ふわふわと絶頂の満潮に押し流され、好きな男のことだけでいっぱいになっていたキキョウの意識が長い時間の後……ようやく、ひとつの音を捉えた。

 

(波。……暑い。それに、この臭い。……えっちの後のやつ)

 

 遠い波の音に導かれて戻ってきたキキョウは、むわりとテント内に立ち込める生殖の臭気と熱に対して、鬱陶しげに耳を動かす。

 

”……”

「……」

 

 それを、先生が見ていた。たぶんずっと見ていたのだろう。だらしない顔も。

 

「見ないで」

”ごめ……あ痛! 痛っ!”

 

 素肌を容赦なくつねってきたキキョウから離れた彼は、テントの隅に置いてあったクーラーボックスからミネラルウォーターを取り出した。

 

「それでご機嫌取り?」

”水分補給してほしいだけだよ。痛った! いたい!”

 

 つねられても懲りずに差し出してくるペットボトルを、しかしキキョウは受け取らない。受け取ってあげない。

 

「……」

”……。なるほど”

 

 呟いた先生は自分でペットボトルを開けて中身を飲み下してしまうと……口に含んだまま、横になっている娘に近づく。

 

「……ん、ちゅ。んく、んく……」

 

 口づけで水分補給をしてもらうキキョウだったが、お互いに慣れない行為のせいで受け止めきれず、彼女の頬や首筋に大部分がこぼされていく。

 

「下手だね」

”……手本が見たいな”

「いいよ。見せてあげる。頂戴」

 

 今度はキキョウが水を含み、先生が飲みに行った。

 

「んちゅ、ちゅ……。んむ、ちゅ。ぢゅ、ぢゅ~……っ♡ ……ほら。こぼしたりしない」

”下側の人間が先に飲んでおくのは卑怯じゃない……?”

「じゃあ、次はあんたが下でいいよ」

 

 『そういう話だったかな』と疑問に思いながらもなすがままに先生は横たわり、言われた通り口内いっぱいの水を含んだ。

 

「……」

 

 キキョウの目がいたずらっぽくしなる。

 

「口、開けて。もっと……もっと。そう。上手。……ぺろ」

 

 仰向けになった男の口腔に恋猫の舌だけが下りていって、その水面を舐めるようにすくい取った。

 

「ぺちょ、ぺちょ、ぺちょ」

”……”

「……なに? 私が飲み終わるまで、待っててくれるよね? ……ぺちょ、ぺちょ」

 

 頬や額に張り付いた黒髪を指でかき上げ、ぺろぺろと水を舐めながら楽しそうに見下ろしてくるキキョウの妖しい瞳に、先生も視線の熱を変えていく。

 

「……♡」

 

 思わず伸ばされてきたオスの指をしっかりと握り返してあげて、それでもなお、キキョウは舌だけの水飲みを続けていって……。

 

(ごくっ)

「……あ」

 

 男の喉の向こうへ水が消えるのと、抱き寄せられたのは同時。

 

「ん……ちゅ、ちゅ♡ ぷは、ちゅむ……ちゅっ♡」

 

 汗で濡れた裸を擦り寄せ、二人はキスに没頭していく。時々には水を吸って遊びながら、テントの外へ楽しげな声を漏らして。

 だがその声も、再び押し殺すようなものへと変わっていくのにそう時間はかからない。

 そのあとに生まれてきた音も。言葉も。波と風の音に運ばれていくそれらを聞くことができるのは、先生とキキョウだけ。

 恋を泳ぎきれずに溺れた、二人だけなのだ。




読了ありがとうございました。
この話のオマケをFANBOXなどで公開中ですので、よろしければご覧になってみてください。サンプルもあります。
『【サンプル】恋猫になってしまった桐生キキョウが乳首責めでこってりイカされてから先生との発情生ハメで好き合う話 +ハンモックでゆらゆらえっち』




FANBOX… https://c-rithul-hu.fanbox.cc/posts/10180821

Fantia… https://fantia.jp/posts/3521367
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