SDかわいすぎてすごい。すごい子だ。
追記
いつものオマケ(約4200文字)をFANBOXなどで公開しました。
『損ばかりしている先生にキレたはずのキキョウがラブラブ中出しされる話 + 寝バック』
URLは後書きにあります。
桐生キキョウは理性の人である。
冷徹とさえ言われかねない落ち着いた言動と、整いすぎている怜悧な面差し。首元のラインで切りそろえられた黒髪に透けるような白肌のコントラストも相まって、色という情報すら削ぎ落としているモノクロームな存在に見える。感情だってきっとそうなのだろう、と……そんな印象を相手に与えかねない少女だった。
もちろんそんな子ではない事を、先生はよく知っている。
”…………”
「ん……」
けれども、シャーレの仮眠室に入るなり肩を抱き寄せてしまった彼をたしなめるでもなく、負けじとばかりに手指を強めに握り返してきた彼女には、男も少し驚いた。
キキョウも逸っている。
セックスをするためだけに呼びつけるという下劣な行動に、この冷たそうな女の子が……キキョウがその気になっているのだ。
扉の鍵を閉めてしまうと真正面から少女を抱きなおし、安心させるように、かつ抱き心地を品定めするように肩や背中を先生が撫でていく。優しさと情欲の入り混じった手つきにキキョウは小さく震えを返してきて、腕の中から伝わってくる鼓動も早まる一方だ。
黙ったままで娘は顔を上げ、静かな目でじっと視線を絡ませてくる。鋭い目元に引かれた、百鬼夜行で流行りのアイラインはキキョウの怜悧な雰囲気によく似合っていて、でも今日の濡れた瞳が彼に伝えようとしているのは、賢明さとはまるで逆の、
『抱いてほしい』
という飾りのない欲望だ。
”……”
少女の身体をさする指が移動し、うなじや腰元などのあまり他人が触れることのない場所を先生が揉んでいく。ヤれると本能的に理解したオスの中でゆっくりと獣熱が高められていって、相手と見つめあったまま、若々しいメス肌の触感を求めて男はまさぐり続けた。
「あんたも、そんな目をするんだね。いつもは上手に隠してるんだ」
”隠してるつもりはないけど……でも、キキョウに対しては、こうするって決めたから”
「何それ。鼻息、荒いよ」
”そっちもね”
「……嘘。いつもと変わりな……っ!?」
ピン、とキキョウの耳が立ち、わずかに身体が硬まる。セーラー服の腰から先生の手が入ってきて、インナーのさらに下へ潜り込んでいったからだ。
彼女の瑞々しいきめ細やかな素肌は手に吸い付いてきて、温かな弾力を楽しむ男の指先へひたすら快美を生じさせるほどだった。まろやかなその腰を撫でるだけでオスの股間が刺激されてしまい、徐々に尖っていくのを止められなくなっていく。
膨らんでしまったズボンを強めにキキョウへ押し付けると、先生の視界の隅で少女の尻尾が大きく揺れる。
「わざとやってるよね? 私を恥ずかしがらせたいのかもしれないけど、軽蔑される算段のほうが大きいと思わない? 性欲をぶつけられて喜ぶ生徒なんていないよ」
”生徒は今、ここに居ないから”
「……っ!? ……ぁ!」
男の指が踊るとキキョウのスカートが緩んで外れ、押さえる間もなく一気に足元へ滑り落ちていく。真っ白な膚がむき出しになった両脚を反射的に隠すようにしながら、娘は先生を睨んだ。
「外し方、巧すぎるんだけど……っ。まさか、練習したの?」
”今までキキョウが脱ぐのを見てただけだよ。あと、緊急時のために制服の簡単な構造くらいは把握してるというか……”
「嘘……じゃないんでしょうけど、その理由はちょっと、変態っぽ……いっ……!」
娘のシンプルなショーツの内側に男の指が一本だけ入っていって、若い脂の乗ったお尻をすりすりと動き回っていく。と思えば、腰横の下着が細くなったところへ指を引っ掛けると、わざと緩慢に、じりじりと下へ脱がせにかかった。
「あんた……っ」
キキョウに手を掴まれても速度は緩めず、もも肉の張りとむっちり感を手のひら全体で楽しみながら、男はショーツをずり伸ばしていく。
(先生……本当に私を女だって……欲しいって思ってるんだ……っ)
数回ほど抱かれた中で、これほど催促された覚えはキキョウに無い。これまで先生は自分を抑えてきたのだろうか。それとも、繰り返すうちにガマンが利かなくなってきたのだろうか。
どちらにせよ、これがお互いに興奮できるやり方なのだと先生は気づいてしまったのだろう。性器を絡ませ合うことを覚えた、オスとメスにおける遠慮のなさ。
(呼ばれたらいそいそと男の元へ出向くようになった、いやらしい私にぴったり)
「~~~……っ」
状況を客観視しようとする自分を頭から振り払い、キキョウの指が先生のベルトに伸びると、小さく音を立てながら解きはじめる。
(なんで男の人の服って、こんなに固いの……っ)
力を入れすぎてしまわないか不安になりながらズボンを緩め、張っているところのチャックを下ろすとベルトごと床に落としてしまうが、そのまま男物の下着を剥いて(これもゴムや生地が固いのでキキョウは閉口した)、少女はオスの下腹部を裸にしてやった。
「…………」
窮屈な空間から開放された、好きな人の男根がぶるりっ……と大きく揺れる卑猥な光景にキキョウの目元が小さく歪む。何度も間近で見てきたというのに、イイ具合に反り返ってイキり勃つ形状は異様で、淫らで……少しだけ嬉しかった。
まだ本気ではないのに真っ赤な亀頭はシワひとつなく漲ってしまっていて、ちょこんっと透明なしずくが鈴口から浮かんできている。大きすぎるように見える肉竿は血管を浮かばせてピクピクと脈打っているが、それはいつもキキョウの膣にちょうどよい長さでハマってくれるのが娘には不思議だった。あんなものが、あんなに張り出したり曲がった肉が、すっぽりと自分のお腹に入って子宮をとんとんっ♡ と……。
(馬鹿……!)
下腹部を疼かせた自分を罵って、キキョウは雄肉へ指を添わせていった。
”う……っ”
「私が触れるといつも震えるね。指に触られるの、そんなにいいんだ」
”触り方、また予習してきてくれたんだね”
「なに? 嫌なの? 何も知らない子に、あんたの好みを教えるほうが好きだった? それなら教えてよ。こうやって、大きく上下にしたほうがいい? それとも、手を回して……亀頭をすっぽり包んで、こうして……こうして……すりすりするのが好き? ……ふぅん。どっちでも良さそうだね」
”どっちも、だよ”
「っ……!? 急に……あ♡ そこ、ふゃ……♡」
いきなりショーツを引き下ろされ、陰唇の柔らかな肉を割られたキキョウの腰が小さく弾む。
”キキョウは……クリトリスごと入り口を押してあげると、自分でやる時と同じだから好きなんだっけ。これくらいで……おまんこ全体を圧迫するのがちょうどいいのかな。……私がおまんこって言うと、耳をこっちに向き直してくるの、すごく好きだよ。……っ!? ごまかすみたいにちんちん扱いてくれるの、かわいい……キキョウ……っ!”
「~~~っ!」
(私がイカされて、馬鹿になってる時に聞き出した情報で愛撫してきて……っ! 際どい言葉だって、あんたを知ってる人間なら誰だって反応するに決まってる……おまんことか、ちんちんとか……っ。腹が立つから、返事はしてあげない……でも……気持ちいい……っ♡)
あふれてこぼれるくらい多くなってきたガマン汁で手指を濡らし、ぬちぬちっ♡ と淫音を出しながらオス竿をシゴいているキキョウは、男の胸へ顔を埋めっぱなしだ。声を出さないようにするためと恥ずかしさのせいだったが、だんだん先生の体臭をスンスン嗅ぐのが止められなくなり、自分の股から聞こえてくる水音と足が震えるくらいの性熱にあてられて、お手々奉仕に娘は熱中していく。
”キキョウ……”
呼びかけられた彼女は耳を震わせ、それからしぶしぶといった動作で顔をあげる。平静な表情を先生に向けるキキョウは少しもちんちんチコチコを緩めず、かき回される秘口で愛蜜を増やしていく一方だ。
”好き……”
「……っ♡♡」
ちゅ、と少しだけ頬に唇を滑らせてきたオスのサインをキキョウは正しく汲み取り、目をそらし、一息に顔を真っ赤にしてなにか言いたそうに唇だけを動かす。そして何も言えないまま黙ってしまうと、小さく喉を鳴らしてから、そっと顎先を持ち上げ、瞳を閉じた。
「……ちゅ♡ ん、ちゅ♡」
娘を待たせずに口を吸ってきた先生に、キキョウからもお返しがされる。してくるのと同じ回数だけ、軽くすり合わせるだけの恋キス。そしてそれも、すぐにぺったりと唇をくっ付けていって……。
「ちゅ♡ ちゅ♡ちゅ♡ちゅ♡」
濡れていく生殖器をキスしながらイジりあう甘い時間に、先生とキキョウはたっぷりと耽っていくのだった。
二人の関係が決定的になったあの日、キキョウはシャーレの当番だった。
「……」
まだ午前中の早い時間、隣で席を立った先生へちらりと娘が視線を流してみれば、手には空のマグカップがある。
(コーヒー……じゃない。今の先生なら……)
執務室にあるコーヒーサーバーではなく、おそらくはシャーレ屋内に設置されている生徒用の飲食スペースへ足を伸ばしに行ったのだろうと判断し、そこから彼が何を飲むか推理しながら、割り当てられた作業をキキョウは処理していく。
脳を動かすためのちょっとした気分転換。これをやるという事は、先生の疲労はかなり溜まっている。こんな事をすぐに予想できるくらい、彼と肩を並べる時間がキキョウにとっては珍しくなくなっていた。偶然に助けられてか、妙に機会が多いのだ。機会が増えれば相手が気になり、一緒の時間を作るためにこっそりと手を回すことも増えてくる。
「……」
音のないため息をついたキキョウは、彼が帰ってきたら何を言うべきか、それとどうやって仕事を奪うべきかを考えつつ、やがて作業に集中していく。彼女自身の性分もあってか、今では先生の生活にも口や手を出すようになっている。
(まるでシャーレ付きのように振る舞って。百花繚乱が聞いて呆れる)
書類への署名ついでに自嘲を許したその瞬間、彼女は窓の外が少しうるさいことに気づいた。
シャーレの近くではあまり聞かない、百花繚乱として聞き慣れた騒乱の音。
「……?」
『どんな音か』ではなく『どうしてこの音が』と耳だけをそちらに向けて警戒心を引き上げ、しばらく経ったのにまだ先生が戻ってきていない事へ思い至ったキキョウがものすごい勢いで携帯端末を取り出す。そこに表示されている【通信不能】を意味する記号を見た時、目を見開いて彼女が硬直したのは確かだ。
それからシャーレの先生が戻ってきたのは、日付の変わった深夜になってから。
よれた制服を脇に抱え、湿った髪を垂らして非常灯だけになった廊下を歩く姿はいかにもくたびれていて、心中は
(キキョウに悪いことしたなぁ……)
という後悔に苛まれている。連絡のできない事態に巻き込まれてそのままにせざるを得なかったとはいえ、娘の性格を考えるとひどい仕打ちをしたに違いない。
(朝になったら一番に連絡して謝らないと)
まずはメモしておこう、とやる事を決めた先生が、誰もいないまま明かりのつけっぱなしになっている執務室へのドアを開けて……。
「おかえり」
”……?”
朝に座っていた椅子から振り返ってくるキキョウを見て、入り口で固まってしまった。
「なんて顔してるの」
”だって、キキョウ……あれ? なんで?”
部屋掛けの時計と彼女を往復する先生の視線へ、最初は呆れたような、それから不機嫌そうな顔をキキョウは向ける。
「あんた、声がしわがれてるけど体調は大丈夫なの」
残された執務室で携帯端末が使えないまま情報を集め、この時間まで先生を待っていた彼女はもちろん事態を把握していた。移送中だったミレニアム製の人工雪製造設備の爆発。その余波による一帯の無線故障。なぜか設備には異常な高機動力と戦闘装備が備え付けられていて……。
「で、生徒はみんな無事?」
”無事だよ”
「そう」
ならいいの、とばかりに背もたれへ体重を移したキキョウは、すぐに鋭い視線を先生へ向ける。
「あんた、シャワー浴びてきて」
”臭うかな”
「そんな事はどうでもいい。休む準備をしてって言ってるの」
”でも、まだ仕事が”
「締切が近い用件で私ができる物は終わらせて、できない物と分からなかった物はそっちにまとめてる。期限が明日までの仕事がない事は確認済み。連邦生徒会や各学園への対応と連絡。明日いっぱいの休暇申請も済ませた。あとは何があるの」
”こんな時間だし、キキョウを送っていかないと……”
「……」
眉間のシワもさる事ながら、後ろに反りはじめた彼女の耳を見て先生は白旗を上げた。これ以上なにか言うと本気で怒るつもりだ。
”シャワー行ってくるよ”
「すぐ眠れるようにしておくから、そのまま休憩室に行って」
さっさと立ち去っていくキキョウの後ろ姿へありがとうと告げ、ぼんやりしてきた頭のままで先生は移動した。
台風並みの吹雪と排気の熱風を今日一日たっぷりと浴びた彼の神経は疲れきってしまっていて、体を洗う内にみるみる大きくなってくる悪寒は凄まじいものだった。休息を求める肉体に逆らえないほど一気に熱っぽく、怠くなってきた先生は休憩室へたどり着くなり整えられたベッドへ崩れるように腰掛けてしまい、用意されていたペットボトルから水を少しだけ飲むと、足元へ畳んである掛け布団をかぶるのも忘れて弱々しく横たわった。
「入るよ」
そこへキキョウが戻ってくる。寝ている先生を見て足早に部屋を横切ると、かがんで顔に手を伸ばしてきた。
「……熱い」
”風呂上がりだから……いや、ごめんね。たぶん、発熱してる”
「謝らないで。途中で何か口にできた? ……そう。よかった。薬、探してきたから」
手にした小瓶を振って見せ、飲みかけのペットボトルをキキョウが持ち上げる。それを受け取ろうと先生は手を伸ばし……。
とさり。
”……?”
自分の上にキキョウが身を預けてきたのを、呆然と先生は見つめていた。
「……」
彼女は無言のまま、男の上から瞳を覗き込んでいる。柔らかい女の子の身体は驚くくらい軽くて、なにより接触している脚やお腹から、今の先生にもじんわり伝わってくるほどの熱い柔らかさが優しく侵してくるようだ。
ぞく、と新しい悪寒に背筋を撫でられた先生が息を呑むと、静かな瞳をしたキキョウが首筋を撫でてくる。
「なんで私がこんな時間まで残ってたと思う?」
”だめだよ、キキョウ……”
男の言葉を少女は無視した。
「何が起きてるのかわかった時、本当はあんたの近くに行きたかった。でも誰かがここへ残って連絡と情報をつなげないといけない。百花繚乱でもそういう役割だし……先生も私がそうするって予想してたよね? そして事態が沈静化したら、書き置きを残して帰るだろうって。
そうだね。思った以上に空いた時間ができて、あんたの事を考える暇がなかったら、的中してたと思うよ」
キキョウの股間が大きく開かれると、ちょうどベッドの上に投げ出されていた先生の手のひらの上へ、もちもちの太ももが投げ出される。
”……っ!”
何も履いていない若肌のすべすべした感触が片手いっぱいに広がり、思わず握ってしまいそうなのを抑える男の腕が痙攣した。細っこく見えるキキョウのもも肉はどこまでも柔らかく、艷やかなハリと相まって先生のオトコを刺激してくる。
「生徒のために先生は一生懸命やってくれるけど。都合よく使ってくれって笑うけど……私はイヤ。あんたに見返りがないのは本当にイヤなの。ねえ。今なら、疲れ切ってて、だから気持ちよくなりたいよね。仕方がないよね」
ぷん、とキキョウからいい匂いがする。かすかな、体臭を隠す程度の香料。その身だしなみがいかにも彼女らしくて、それが好きで……鈍っている先生の理性がうやむやになっていく。
先生の境遇が不公平でイヤだと思っているのは本当で、何も言わずに置いていかれたのもイヤだったのだろう。こんな強行をさせるくらい、キキョウという女の子を追い込んだのは自分のせいだと彼は感じていた。
「いいよ。何でもしてもらって。もう限界でしょ。先生のそんな顔、はじめて見る。……え? わかるよ。だってずっと、あんたの分析をしてきたんだか、ら……っ」
ぐい、と男の腰が浮いて、硬くなりつつあったズボンの尖端が娘にそっと押しつけられる。否応なく意識させられたオトコの存在で、さすがにキキョウの言葉尻が乱れた。
そうして会話の主導権を奪い返してから、
”キキョウと、そんな事はしないよ”
などとのたまってきた先生には、さすがの少女も苛立ちをあらわにする。
「今さら……!」
”今日は、ね”
「……っ!」
すりすりと太ももを撫でられ、言葉を飲み込まされたキキョウは頬を赤く染めながら、目つきだけで男に抗議した。
逃げるの、と。
いかにもこの場しのぎの、後でなかった事にする時の言い訳だ。彼女はもう後に退く気なんてないのに。
”体調不良の時に、好きな女の子をはじめて抱きたくないよ”
まっすぐ見つめ返して言ってくれた先生の言葉は、内心で必死になっていたキキョウに染み込むまで長くかかった。
「どういう……?」
息苦しそうに呼吸を乱す男は、言い訳でこんなことを口にする大人だっただろうか?
(先生が、生徒を? 私を?)
ありえない。そんな人じゃないと心の内でつぶやき続けながら、少女の顔は真っ赤になって両耳がせわしなく上下する。
ずっと眺めてきた彼の顔は今、先生としての矜持を捨てた辛さと……想いを開放できた安堵の混じった、奇妙な表情を浮かべていた。
(本気だ)
返ってくると思っていなかった望外な好意への後ろめたさと、この人を独占したという昂奮がキキョウを染めていく。
「……シャーレの当番が多かったり、百鬼夜行でよく出会ってたのも、私の思い込みじゃなかったの?」
”自分ではちゃんとした理由でそうしてたつもりだったんだけどね”
こくり、とキキョウの喉が鳴る。
「なんで私なの」
”個人的な趣味嗜好としか。ほんとだよ”
理由になっていない理由を聞いて、キキョウの理性は良しとした。まるでよくないのに論理的だと判断する自分の心のせいで。彼の言う事なら何でも認めてしまう気持ちのせいで。娘は恋を自認する。
「……私もあんたが好き。ごめん。いま気づいた」
”キキョウらしいね”
「そうかな」
”そうだよ。お互い本心を口にしないから、ギリギリにならないと言葉にできなかったのかな。私もキキョウをずっと分析してたから、あてにしてもら……って……”
ふ……と男の意識が寸断しかける。精神的な興奮よりも肉体の限界が勝りはじめたその様子に、キキョウは持ってきた小瓶を開けて錠剤を取り出すと、そっと先生の口に含ませた。
そしてペットボトルの水を自分であおると、先生に口移しで流し込んでいく。
こく、こく……。
かなりの量を頬へこぼしながら、それでもキキョウからの水で先生は薬を飲んでいった。
”風邪、うつるよ……”
「自律神経の乱れと過労だと思うから大丈夫じゃないかな。それに、うつしたら早く治るとも言うし」
男の頬を指で拭きながら、キキョウは目を細める。
「治ったら、いつでも呼んで。あんたみたいに何処だって来てみせるから」
”……”
出すのが億劫になってきた言葉のかわりに、しっかり先生はうなずいてみせる。そして再び与えられる口づけと水を吸いながら、彼は眠りに落ちていくのだった。
それから二日後、シャーレの一室でキキョウは女にされた。
翌日も。翌々日も。
復調するなりモモトークで少女を呼び出す先生と、夕方になるなりシャーレへ出向いてくるキキョウ。ただ会いたいだけの分別と、さっさと繋がってしまいたい性欲のどちらも本心だった。欲望と恋の違いなんてどうでもいいくらい、相手がほしい。
だから時間を作って、恋人たちは交わるのだ。
「あ……♡ ふ……ぅ♡」
ベッドの上で仰向けに寝ている裸のキキョウの乳を吸いながら、こちらも裸の先生がかわいいクリトリスをいじり回してやっている。つん、とした突起を包皮ごしに、何度も何度も圧したり擦ったり。
ぷにぷに乳首を口に含み、もう片方の乳輪は指先で愛撫しながらお腹をくっつけ、猛った男根で少女の生脚をぐいぐいとせっつくのが彼には楽しいらしい。
「また……また、私……ぃ♡ もういいっ♡ いいから……ぁ♡」
クリいじりをしている男の手首をぎゅっ♡ と握ったキキョウの腰がわずかに浮きはじめ、丸めた足先でシーツを掻く。
先生の口中でふっくら膨らんできたピンク色の乳暈は控えめな乳肉からすればちょっぴり大きめで、しかし感度がいいのか愛舐にも素直に反応を返してくれている。オスはじっとりと舌腹で乳先を転がし、円を描くように吸って、甘咬みしてやった。
「あ、あ、あ♡」
キキョウのリズムにあわせた甘啼きがちんぽに響き、そのせいで出てきた先走りをつやつやお肌に塗り込んで亀頭を滑らせる腰ヘコを楽しみながら、クリイキに向けて雌芽への愛撫をじょじょに強くしていく。
クリの周囲を圧迫するように手のひらを使って、くしゅくしゅっ♡ と回転させるように、少し強弱をつけて揉んでやるのが、キキョウの大好きなオマンコいじめだ。
同時に、舌と指で乳首を責めるのも忘れない。
れろ♡れろ♡れろ♡
かりかり♡かりかりっ♡
「ぁ、ぁ、ぁ……っ♡ 先生、それ、いく……っ♡ 私だけ、また……やだっ♡ あんたもっ♡ あんたにシてあげたいのに……だめ、だめ、だめ……っ♡ イく……お願いだか……ぁ♡♡ ぃ、ぃ、ぅ……ぃぅぅぅっっ……♡♡♡」
愛らしいおっぱいを突き出しながら小刻みに絶頂するキキョウの身体からふわ、と汗香が立ち上っていく。乳首の味とメスのフェロモンで頭の中をいっぱいにされて、それでも先生は込み上げてくる交尾欲を抑え、恋人をやさしく抱き包んでやった。
「ぁ……♡ ふふ……♡」
”……?”
くすぐったそうに首を振る娘の顔を覗いてみれば、そこにはいつもと同じように細められた……それでいて蕩けてしまっている瞳が男の視線を出迎える。
「……気をやったあとの顔、わざわざ見に来るんだ? 私の崩れた、ぶさいくな顔」
”かわいいよ”
先生は即答した。
全身を紅潮させてイッてくれたキキョウ。いつもキレイに揃えている黒髪をほつれさせ、力を抜いた耳を寝かせて、ちょっとだけヨダレを口端に漏らすくらい感じてくれたキキョウの体温を味わっているのに、他の何を言葉にしろというのだろう。
「……あんた、本当はサディストなの?」
この時のキキョウは迂闊だったと言っていい。
言葉とは裏腹に嬉しさが滲んでいる声。目を逸らして隠そうとした含羞。キキョウのそういう仕草に焚きつけられるくらい、本能がグツグツに煮立ってるオスの腕の中にいると考えるべきだった。
”捕まっていてね”
「何……きゃっ!」
むず、と両手で尻肉を握られたと感じた直後、引き起こされたキキョウの身体は先生に持ち上げられていた。ベッドの上にあぐらをかいた男の分厚い肩まわりへ反射的に娘はすがりついて、それから、対面座位の格好になって浮かんだお尻を下げられていく。
くち……っ♡
「ん……♡」
足の裏をベッドの上に付けてバランスを取るキキョウの裂け目に、むちゅりっ♡ と熱い勃起杭がキスしてきた。身体の自由を奪ってくる逞しいオスにがっしりとケツ肉を握られ、犯されていくことに、ゾクゾクとした高揚を覚えたメス肉がさらにトロける。
ぴちょぴちょの蜜口から肉棒をつたって恋汁が滑り落ち、金玉袋まで濡らしていく触感に先生は思わず吠えたくなるくらいの達成感を覚える。極上のメスをこんなにしたんだぞという、恐ろしく原始的な昂りをそのままに、彼はキキョウを貫きはじめた。
「あ、あっ♡ んく、だめ……っ♡」
”しっかり支えるから。ゆっくりやるから、安心して……っ”
「違う……っ♡ あんたに、顔見られたくないの……っ♡ こんな、あ♡あ♡ 一番、どうかしてる時の顔……っ♡」
”……”
「気になるからダメって♡ 言ってるのに……っ♡ そんな余裕のない、イイ顔で私を見ない……で、ぁ、ぁ♡ お♡お♡ 入る……先生の、好きぃ……っ♡♡」
”キキョウの顔、好きだよ。私の好きにしたいから、見てていい……?”
「……っ♡♡ あんた、ホント……っ♡ あ♡あ♡あ♡ 奥っ♡ 奥まで……ぁ、ぁぅ、ぁ♡♡ ぅぅううぅぅううぅ~~~~……っっ♡♡♡」
眉にシワを刻むお互いのハメ顔を見ながら、恋人たちの結合が最後まで完了していった。
必要以上にゆっくりと挿入していった肉棒を柔らかな膣肉が滑らかに包んで、ぬぷっ♡ と奥へ呑み込んでくれる感覚に先生の背筋は震えっぱなしだ。淫熱であつあつのキキョウおまんこは専用の雄肉を丹念にしゃぶり、みちみちの肉感で雄ちんぽをきゅうっ♡ と締めてくれている。
もちろんそれだけの性刺激はキキョウ本人にも跳ね返ってきており、おまんこ内のチンポジを直そうとカリ首が小さく揺さぶられるだけで反射的に細腰が浮いてしまい、はふ♡ とえっちな溜息をオスに吹きかけてしまうのだ。
(また、こんなに好くされて)
先生の首に両手を絡めたまま、彼女は思う。
(いくらやっても返せないくらい、与えられて……っ♡ ただでさえ先生から離れられなくなってるのに……♡)
ケツ肉をつかむオスの腕へ、無意識にキキョウの尻尾が絡んでいく。はふ♡はふ♡ とちっちゃく囀っていたメスは瞳をハートマークで染めてしまい、ふたつの生殖器が馴染んだ頃を見計らってきゅ♡ とおまんこを締めた。
このやり方だって、先生のために調べて、覚えたのだ。
”ぁ、く……!”
「動かないの……?」
くち♡くち……っ♡
小さくお尻をくねらせるキキョウの、好意まるだし挑発。
「好きにするんじゃ、なかったっけ……♡」
”キキョウ……っ”
言わなくてもそのうち始めていたであろう恋交尾をわざわざ煽られ、それが彼女なりの気づかいだと心底理解した上で、オスは性的にイラついた。ただでさえ激しくなりそうだったから動きが少ない対面座位を選んでやったのに。おまえの好きな密着えっちをしてやろうと考えてやったのに。
ぐぢ……ぃ♡
ぐっぢ♡ぐっぢ♡ぐっぢ♡
「お♡ ぁ、ぁぅ、ぅ♡ あ♡あ♡あ♡ 奥、ごりごり……っ♡ それ、それからスるの……っ?♡ いきなりそれ、するんだ……っ♡♡」
ぱちゅっ♡ぱちゅ♡ぱちゅぅ……っ♡
子宮口へゴリゴリと亀頭を押しつけて削り回すと、そのまま上下にメス尻を揺さぶって先生はひしめくトロ肉をズボズボしていく。下からの突き上げも加わってベッドが軋み、肉のぶつかる音と混じり合ったセックスの淫音が恋人たちの聴覚を犯す空間で、むっぢゅ♡ と吸いついてくる膣ヒダおちんぽコキを恋オスは貪った。
”気持ちいい……っ。キキョウ……っ!”
「あっ、あっ♡ や……♡ こんなに一生懸命に腰振って……っ♡ なんでそんなにガマンしてたの……っ♡ あ♡あ♡ 膨らんできた……っ♡ はふ、ふゃ……っ♡ あんたが出したくなってるの、もうお腹で分かるんだよ……?♡ こんな、いきなりカチカチになるくらいガマンしてまで、私をイジめたかったんだ……っ?♡ ひぅっ♡♡ イイとこっ♡ そこばかりズリズリしたら……やぁっ♡ あ、ぁぁ、うぅぅ~~っ♡♡」
”はぁ……は……! キキョウ、そんなお尻振ったら、すぐ……っ!”
「ガマンしないでっ♡ あんたがっ♡ 好きに、勝手に、出して……っ♡ ね? ね?」
”~~~……っ!”
普段では考えられないような甘ったるい声で、キキョウらしい包容力のあるおねだりを耳から吹き込まれて、金玉がせり上がりはじめる。
窮屈とさえ言える恋猫まんこは大きくピストンしなくても濃厚な快感をオスへ与えてくるのに、射精しやすいよう下腹部を落とし込んでくれるキキョウのお尻とちとちは脳が蕩けそうなくらい気持ちよくて、先生はあっけなく最後へと導かれてしまった。
”キキョ……ウ……っ!”
「出してっ♡ 出してよ……っ♡ あ……♡ その動き、終わる時の、一番硬くなってる時の……っ♡ あ♡あ♡あ♡ 好き……ぃ……っっ♡♡♡」
”……ぁ……っっ!!!”
びゅくんっ♡♡♡
びゅるっ♡♡びゅ~~~っっ♡♡♡
形が変わるくらい少女尻を握り込みながら硬直し、腰を痙攣させるオスの射精が大事なところでびしゃびしゃっ♡ と弾ける感覚を味わって、キキョウは嬉しげに目を細める。
(熱いの……じわりと広がって……♡ あ♡ 私も、軽く……ぅぅ~~~~……っ♡♡)
甘イキしながらオトコの首筋に唇をあて、かっちりした胸筋をやわやわとなぞる娘は目尻を紅潮させてうっとりとしており、密着お射精でギトつく生殖液を子宮へ入れてもらった幸せに酔いしれてしまっている。
「ぺろ……っ♡ れるれる、ちゅる……っ♡」
恋惚けたキキョウが先生の唇へ舌を伸ばしてペロついていくと、絶頂から降りてきた先生からも舌先が差し出され、そのまま空中でのベロキスに溺れていった。
「ぺろぺろ♡ れぇ……ろっ♡ ぬっちゅ♡ぬっちゅ♡ はふぁ……ぁ♡ また勃ってきてる……っ♡ はぷ♡ れろれろ……っ♡ ぼっき、して……っ?♡ もっと、私を、好きに使って……♡ あ……っ? あ、ぉ、お゛っ??♡♡」
太くなってきた亀頭でごじごじっ♡ とGスポットをこそがれて、ぴぃん……っ♡ とキキョウの背中が反り返る。ベロどうしを繋ぐ銀の架け橋が崩れきってしまっても、弱点をほじくる先生の腰つかいは終わらない。
”じゃあ、私の好きにするね……っ”
「ちが……あ゛♡ 変な声出るから、それ、やめ゛、ぇ、ぃぅ、ぅうぅぅ……っ♡♡ ぅぁ……っ♡ あんたの、あんたの気持ちいいようにしてほしいのに……っ♡ 初めてのときも、その次も、その次も……あんたはっ♡ 私を、ヨくするばっかりで……っ♡」
”キキョウがみっともなくイって、そのナカで射精するより気持ちいい事なんてないから。それが好きだから、ね……っ!”
「……っ♡♡ サディ、スト……ぉ♡♡ お゛♡ 胸、胸を吸った……らあ゛……っ♡ ぁ、あ゛ーーっ♡♡ あああ゛ーーーーっ♡♡♡」
汗を浮かべるほかほか乳肉の先へとオスはしゃぶりつき、唇だけで乳首をつまんで弄んでから引っ張ると、そのまま口の中へ吸い込んで愛らしい感触をねぶり回していく。ぷくぷくに充血していた桃色の乳暈もろとも舌粘膜で優しく転がし、甘ったるい恋まんこへ腰を突き上げながら、じょじょに摩擦を強くしていった。
れろ……ぢゅ♡ぢゅ♡
ぱん♡ぱん♡ぱんっ♡
「だ……め♡ お腹のナカ……ぁ゛♡ かき混ぜながら、それ吸ったら、溶ける……っ♡ あんたに、あげる場所、なくなる……っ♡♡ だめっ♡ だめ♡だめ♡ ん゛、ふゃ、ぁ゛♡♡ お゛♡♡」
蜜肉のなかでおちんぽミルクをくちゃくちゃ絡ませながら抽送が行われるせいで、接合部には白っぽい細かな泡がねっとりと浮かび、シーツまで垂れ落ちている交尾汁からは濃い性臭が立ち上って部屋の中で充満している。
「あ゛♡あ゛♡あ゛♡ 先生っ♡ 先生……っ♡♡」
(馬鹿になるっ♡ 怖いっ♡ 好きっ♡ 好きっ♡ 好きっ♡)
そんないかがわしい空間で愛しい男の頭を抱きながら、恋猫は嬌声を上げるのがやめられない。
蕩けた子宮口をずちゅずちゅっ♡ と突き上げてくる肉杭の角度は発見済みの弱点を小突く位置に固定され、背骨を走り抜ける乳悦の電流と一緒になって子宮まで流れ込んでくると、ジンジンした痺れが生まれて本気汁がとぽとぽと、花肉の奥側から湧いてしまう。
すらりとした両脚と黒い尻尾を男の身体へ絡ませ、艶めかしく背中をくねらせるキキョウは衝動のまま、生殖器と恋心を混ぜることだけに夢中だった。手段は何だっていい。あんたと私だけでいい。ただ頭と心を幸せにするだけの、損得のない激しいじゃれあい。
ふー♡ふーっ♡ とメス臭い鼻息を吹きかけられている先生の腕で筋肉が盛り上がり、キキョウのエロ尻を少しばかり持ち上げる。
”キキョウ……っ!”
「ふゃ……っ♡♡」
余裕のないオスの声と探るように左右へ回される肉槍に、キキョウの本能が警告を発して耳をピクつかせた。
そして。
ば……ちゅっっっん♡♡♡
「お゛♡♡ ぉ、ぁ、あふ……っ♡♡」
ばちゅっ♡ばちゅ♡ばちゅばちゅっ♡
「あ゛♡あ゛♡あ゛~~……っ♡♡」
下半身どうしの間に作られた、ピストン加速用の短距離を利用して、恋メスおまんこへ雄肉の重い衝撃が送りつけられていく。
キキョウの愛願ご奉仕に応えるべく、そして作りたての子種を気持ちよくトプトプするために、オスは本気ピストンへ腰つきを切り替えたのだ。
粒立ったプリプリきつきつ猫まんこに亀頭をしゃぶらせ、包皮のめくれた弱点まで丁寧にシゴかせながら、もっと花肉を締めさせるために容赦のないチンポキスをどちどちっ♡ と子宮口へ叩きつけ、強烈な甘イキをメス穴に与えてやる。
「イっ♡♡ お゛っ♡ 先生っ♡ 先生っ♡ 手加減なしの、これ……え゛っ♡♡ もっと頂戴っ♡♡ もっと、私に、甘えて……っ♡♡ わたしを……頼って……っ♡♡♡♡ お゛っ、ぁ、ぁっ♡♡ んお、ぉ゛……っ♡♡♡」
花奥ばかりを責められているのにキキョウは健気に啼いてみせ、それがより強いオスの肉欲を誘い、遠慮のないピストンで灼杭を往復させていく。
ちんぽを抽送する一突きごとに鋭敏な快感が先生の腰を侵し、たまらずにキキョウの生肌を抱き寄せると、汗まみれのまましがみついてくれるトロメス肌はどこだろうとオスにピッタリと、柔らかにくっついてくる。
オスはひたすら腰を振った。
身体ぜんぶが気持ちいい恋人のおかげで、膣コキ真っ最中の鈴口から白いもの混じりのガマン汁がとぷり♡ とあふれ、射精への欲望が一気に限界へと跳ね上がっていく。
ばっぢゅ♡ばっぢゅ♡ばぢゅぢゅっ♡
ぐぢぐぢぐぢぃぃ~~~っ♡♡♡
「い゛っ♡♡ あんたの奥でっ♡♡ ふくらん……でっ♡♡ おっ♡♡ は、ぉ、ぁ゛♡♡ 私の、そこっ♡♡♡ あんただけの場所っ♡♡ 好きにしゃせ……い、あ゛っ♡♡ あ♡あ♡あ♡ あ゛~~~っっ♡♡♡」
じゅ、と強めに乳頭を吸われてキキョウの足指が、耳が、尻尾がぴぃ……ん♡ と硬直する。
かぷりと亀頭を包んできたキキョウおまんこの一番奥をなぶり回し、狭くなった花肉を無理やりほじくり返して、オスは突き上げまくった。
きつきつ恋まんこを潰れそうなくらいばちゅばちゅして、金玉袋がきゅっと縮んで、オスの腰奥でマグマのような繁殖欲が……再生産された遺伝子の塊が尿道をせり上がっていく。
前立腺を収縮させる射精快楽へ抗うようにキキョウの細い体を抱きしめ、股間を強く押しつけながら、子宮口と鈴口をめいっぱい近づけて、オスは絶頂を越えていった。
”キキョウ……っ! もう、出る……っ! 出すから……っ! ………~~~っっ!!!”
「せんせいっ♡♡ せんせいといっしょっ♡♡ せんせ……イ゛♡♡ イ゛く……ぅぅううぅぅううぅぅ~~~~~~……っっ♡♡♡♡♡♡」
びゅくっ♡どびゅ♡♡
びゅるるる~~~っっっ♡♡♡
どびゅどびゅ♡♡
びゅ~~っ♡びゅぅぅぅ……っ♡♡
びゅく♡びゅくっ♡♡
ぶびゅぅ……っ♡びゅぅぅ……っ♡♡
”……っ!! は、ぁ……っ!! キキョウ…………っ!!”
「っ、ぁ、ぁ♡♡♡ 深ぁ……っ♡♡♡ あげるっ♡♡♡ あんたに……っ♡♡♡ わたし、ぜんぶ……あげ……りゅ……っ♡♡♡ う゛ぅぅううぅぅ……っっ♡♡♡♡ ~~~~っ♡♡♡♡ すきイ゛……っっ♡♡♡♡♡」
みっちり潰されて動けなくなっている花宮のなかへ、できたてのホカホカ遺伝子がびちゃびちゃっ♡ としぶきを上げそうな勢いで注がれるあいだ、口端からヨダレをこぼしてキキョウは絶頂に揺さぶられていた。
降りきった従順よわよわ子宮口をむぢゅっ♡ とおちんぽの先で押し込まれて、グチャグチャの恋液を詰め込まれていく気持ちよさで彼女の頭は白く弾けきってしまっていて、それでもオスの種を吸い出そうと恋膣はうねり続け、搾り続け、恋人の射精を最後までいっぱい、手伝ってくれている。
びゅ……♡ぴゅる……っ♡
ぴゅ…………っ♡
腰の中身が噴き出ていくような、征服感たっぷりの射精を最後の一滴まで先生は終えてしまうと、キキョウを抱いたまま後ろへゆっくり倒れ、上に乗っかった小さな恋人をゆるゆると抱いてあやしてやった。
「ふ……♡ ふ……♡ ふゃ……っ♡」
キキョウの余韻はまだ続いているのか、男の胸板にほっぺをスリスリさせながら鼻鳴きをしてくるものだから、先生もつい可愛くなって延々と、頭や背中を撫で擦ってやるのが止まらなくなっていく。
「…………」
やがて、急に娘の動きが止まった。尻尾も先生の身体から離され、むくりと彼女の顔だけが起き上がる。
キキョウは無言だ。
いつもの澄ました表情に戻り、でも交尾の跡はしっかり残した顔つきでオトコを見つめる。
熱っぽい瞳。ぬめった唇。上記した頬と、汗で額に張り付いた黒い髪。
ただ、それは先生も同じだ。
普段見せない、色気を化粧にした顔をさらけ出しているのはどちらも同じこと。
「ん……ちゅ♡」
やがてどちらともなく顔が近づき、次をうながす口づけがはじまってしまった。好きだよという感想も、ピロートークのワンクッションもない。
まだまだ甘え、甘やかされないと気がすまない。
「ちゅ♡ むちゅ♡ はぁ……ぷちゅ♡ れろ♡れろ♡れろ♡」
開かれた口から舌どうしが絡みつき、汁まみれのまま繋がっていた腰と腰が揺れ合いはじめた。
桐生キキョウは理性の人である。
冷徹とさえ言われかねない落ち着いた言動と、整いすぎている怜悧な面差し。
それとは裏腹に優しく、甘えるのがまだまだ及第点の……そして大好きな人に抱かれて喜ぶ、普通の女の子だ。
読了ありがとうございました。
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