※この作品はR-18です。

ドワ姫様は見た! まさか民衆の憧れでSSランク冒険者な凛々しい王子様系ボクっ子狼娘さんと傲岸不遜な俺様系オレっ子竜娘さんの正体が、チン媚びと雄貢ぎ大好き♡ 雄様絶対服従のえっち専用ペット雌だったなんて   作:デイジー亭

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6 罪深き魂たちと/ブチカマすわらわのお仕置きと/再誕する鬼畜外道

「ボクたちは、ご主人様に拾われて……沢山の幸せをもらって、何も疑っていませんでした。自分たちが幸せになってもいいと思ってた」

 

「幸せになる権利は誰にでもある。といっても、奪われた者に言っても無駄じゃな?」

 

「ああ、オレたちが拾われて五年。誕生日すら知らなかったオレたちに、ごしゅじんさまが決めてくれた祝福された日に」

 

「ボクたちは、手に入れた幸せを奪われました」

 

 滔々と語るおねえちゃんと、声を合わせながらに思う……ああ、やっと終われるんだ。そういえば、今年も祝わなかったな。愛する人が居なくなったあの日に、オレたちは誕生日を祝うことを止めた。だってその日こそが、最も呪われた日になってしまったから。

 

「忌み子は生きてちゃいけない……殺した気になっていたんだろうな。産まれたばかりのオレたちを手に掛けることを躊躇って捨てた癖に」

 

「ボクはいつまで経ってもアイツらにとっては銀狼で、ルージュは竜族だった。種族の掟は絶対……成長したボクたちを、誰かが見かけたんでしょうね」

 

「……その時にそやつは?」

 

「ああ、オレたちを守って」

 

「覚めない眠りに就きました」

 

 最高に幸せだった、産まれてから一番……そしてそれを奪われた時。オレたちを庇い、抱きしめたままに動かなくなった愛しい人。そのぬくもりが失われていくのを感じた時。オレたちは覚醒した……遅すぎた目覚め。おねえちゃんの金色は意志を持たぬ物を操る魔眼で、オレの虹色は意志ある者を縛る鎖だった。意志を持たぬ的に向けても、何も縛れず自分を縛って焼いてしまう自縄自縛。

 

「その場に居た者を全員始末して、ボクたちは気づいたんです」

 

「オレたちは、自分のチカラをようやく知った」

 

「守れたはずなんです、この人を助けることが出来るチカラだった」

 

「でも遅かったから……せめて、有効活用することにした」

 

 オレたちの力は守るためにあったけど……復讐のためにも使える力だった。意志を失ったこの人をおねえちゃんが立ち上がらせて、自由に操れることに気付いてしまった。オレたちは、オレたちから奪われた大切なもの。愛しい人を操り人形にして、奪った者たちを同じ物にしてやることにした。

 

「支配できてしまった。この人には生体反応がある、生理現象もある……でも心だけはからっぽになってしまった」

 

「そんなの、許せるはずが無いだろう? オレたちに中身をくれた愛する人と同じ目に遭わせなきゃ、どうしても納得できなかった」

 

「軽蔑しますか? たった一人のために、滅ぼすことを決めたボクたちを」

 

「SS級にまで高めた力を、復讐にしか使えないオレたちを」

 

「いいや、わらわには責められぬ」

 

 そして誰にも負けない力を得て、復讐を果たして……からっぽの人形たちに囲まれて、オレたちは必死に考えた。からっぽになってしまった目的。死ぬことも考えた、でもこの人はまだ生きていたから……からっぽになっても尚、暖かかったから。最もこの人を喜ばせることが出来ることは何かと、考え続けた。

 

「何でもやりました。この人が喜んでくれそうなことは、何でも」

 

「オレたちに立派に成長して欲しいと言っていたから、誰もが憧れる存在となった」

 

「からっぽのこの人を飾り立てました。この世で最も価値の高い存在となった、ボクたちの牙と角で」

 

「オレたちの全部。あげられるものは全て捧げた」

 

「そうして残ったのは、虚しさだけでした……物言わぬこの人と共に過ごすのは、どんどんボクたちを壊していった」

 

 そうしてたどり着いたのが、生贄を身代わりにする呪法。この人に愛してもらうのだ、死ぬほどに……そして人形を壊して、最後の人形が壊れた時にオレたちは自分たちを終わらせようと思った。でも……少しだけ。ほんの少しだけ、欲望が出てしまった。オレたちに優しくしてくれて、この人を馬鹿にしなかった唯一の人。この人に飾って欲しかったのだ、愛しい人を。

 

「アクセサリの質を高めるため、王女様を攫いました……ごめんなさい」

 

「わらわに、おぬしらの牙と角を加工させる気だったのじゃな?」

 

「ああ、王女サマならきっと最高の物を作ってくれると思ってた」

 

「もう、いいのかや?」

 

「いいんです。思い出したんです……ボクたちは、この人の笑った顔が一番好きだった」

 

「この人は、オレたちの笑顔を喜んでくれた」

 

 いつでも楽しそうに、見る物全てを酒の肴にして豪放磊落に笑うちっちゃくてデカい王女サマ。この人の護衛をしている時だけは、笑っていた自分に気付いた……笑顔を失っていた、オレたちに気付いてしまった。からっぽの人形たちと接するうちに、いつの間にかオレたちもからっぽになっていた。だから……もういい。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「一つだけ、ワガママを聞いて欲しいんです」

 

「なんじゃ?」

 

「これで最後です。ボクがご主人様に愛されるところと……ソイツがくたばるところを、見ていて欲しい。あとは煮るなる焼くなり、好きにしてください」

 

「こやつはおぬしの何じゃ?」

 

「ボクを産んで、捨てた張本人です」

 

「……わかった。他に人形は?」

 

 ああ、受け入れてくれた。ボクたちがこんなに酷いことをしてしまったのに……この人はそれでも受け入れて、見届けてくれる。最後を飾るのに、これ以上に相応しい見届け人は居ない。ルージュのは先ほど、ボクのは今。これを以て復讐を終えよう……もうボクたちは、疲れてしまったから。

 

「まだまだありますけど……放っておけば、食事も取れないので問題ありません」

 

「そうか……」

 

「では、ご主人様。始めましょう……終わりを」

 

「ケヒッ」

 

 後ろから愛しい人に抱きしめてもらい、そのまま首に手を回す……自分の身体を持ち上げて、ボクの片方と同じ黄金を見つめながら終わるのだ。同じ色のはずなのに、ボクと違う景色を映し出す輝き。その前しか見つめない気高い宝玉に、映る後ろ向きなボク。正反対だからこそ、ボクはこの人に惹かれたのかもしれない。

 

「愛してます。大好きです。キスしてください、抱きしめてください、愛してください。そしてボクを……その手で、終わらせてください」

 

「おねえちゃん……」

 

「クヒィッ」

 

「んっ……♡ ぎゅっ♡ う゛ぎぃ゛っ……♡ がッ」

 

 上を向いたくちびるを塞いでもらい、重ね合わせた視線を輝かせる。虚ろなる黒に映る、妖しく煌めく黄金。こんな物があったから、ボクは産まれたことを忌み嫌われた。でも……もう片方の白銀だけじゃ、妹の紅色とこの黒は見つめることが出来なかった。だから、いいのだ……支配の魔眼が最後に命じるのは、輝かしき終わり。ごきりと音がして、どさりと何かが崩れ落ちる音がした。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「はぁーっ、はぁぁ……♡」

 

「終わりかや?」

 

「はい、もう思い残すことはありません……ありがとうございました」

 

「左様か。ではわらわの好きなようにさせてもらう」

 

「はい、いかようにも……えっ?」

 

 人形が崩れ落ちて、ボクは何もかもがすっきりした。まるで憑き物が落ちたみたいに……すがすがしい気分で前を向くと、目の前には肌色。豪と風を切り裂く音を立てて、迫りくる王女様の……?

 

「こンのバカタレがぁぁぁぁぁぁっ!」

 

「ブゲッ」

 

 意外っ! それはラリアット……! 先ほどサクリファイスしたばかりの首に、めり込む王女様の腕。思わず反射的に再サクリファイスを行い、身の保身に走ってしまった……! 壁に激突して崩れ落ちて悶え苦しむ。サクリファイスしても、苦しい物は苦しいし痛い物は痛いッ! 介錯するのにも大胆過ぎるその勢いに、跳ねたボクを下から掬い上げる追撃。

 

「一度ではわらわの気が収まらぬッ! 何度でも王家直伝ッ!」

 

「お゛ぐッ!? んごぉ゛ッ! げっぐぅッ!」

 

「お、王女サマッ! おねえちゃん滅茶苦茶痛そうだからっ! せめて優しくッ……!」

 

「おぬしも同罪じゃぁッ!」

 

「がヒュッ!?」

 

 ボクを助けようとした妹までも、荒ぶる王女様に巻き込まれた。急遽発生した小型の勢力がクソ強い台風に、首を引っ掴まれたままに振り回されるボクたち。どんどん残機が消費されていき、二つの種族の絶滅が王女様のちっちゃな手で執り行われていく。ちょっと待って、遺言ぐらいは言わせてください……! その一言すら言わせてもらえず、ブンブン回転し続ける死のメリーゴーランド。

 

「フィニッシュじゃぁっ!」

 

「「グバァッ!!」」

 

「よし、ちとすっきりした……おぬしら、正座」

 

「「カヒューッ……カヒューッ……」」

 

「む? なんじゃ軟弱じゃのう。どれ、もっかい」

 

 そして回転が終わると同時に、上方向にブン投げられて天井に激突。凄まじすぎる王女様の赫怒により、ボクたちは銀狼族と竜族。それぞれの種族の最後となった。ちょっと待って、こんなにあっさり? この人、話聞いてたんだろうか。あんなにもお涙頂戴したのに、手心とか一切なし。こんなにスナック感覚で絶滅させられるとか、あまりにも無情過ぎる……!

 

「ゆ、ゆるぢてください゛っ! 絶滅まであと一回ですっ!」

 

「い゛、い゛まのでぜんぶッ……? 王女サマ、容赦なさすぎぃ……!」

 

「何じゃ情けない。SS級冒険者が聞いて呆れるわ」

 

「いや、王女様。あんなの、ミノタウルスでも普通に死にます」

 

「当たり前じゃろ。実証済じゃ」

 

「「実証済ッ!?」」

 

 なんということだ。この王女様、あの筋肉の怪物を仕留めたことがあるらしい。しかもラリアットで……! いや、嘘でしょ。あのモンスター、A級のパーティー以上推奨なんですけど。一国の王女様が、素手で仕留めていい相手ではない。多分何かの勘違いでは……? だが、首に感じる痛みは紛れもない真実。

 

「あれはわらわが十二の頃じゃった……初めて鍛(う)ったハルバードの、実用試験をしたくての。とりあえず獲物はデカい方がいいと思い、国内の牛肉生産施設に訪れてな」

 

「ぎゅ、牛肉生産施設……?」

 

「なんと一撃でブチ折れおったわっ! 仕方ないので、王家直伝のラリアットじゃ! 若き日の過ちとは、恥ずかしい物よのう! ガハハッ!」

 

「そういやぁ、宴会の度にやけにうまい牛肉が出て来ると思ったら……! アレ、ミノタウルスかよ!」

 

「嘘でしょ……? ダンジョンを、牧場扱い……? ドワーフって一体……!」

 

 まさか、ドワーフの国ではミノタウルスは雑魚だとでもいうのか……? そういえば、あそこで王女様の護衛依頼以外を受けたことはない。D~F級までの討伐依頼しかなかったので、ボクたちの出番はそれ以外に無かったのだ。もしかして弱くて数だけ多い雑魚を、めんどくさいから冒険者に任せていたのか……!?

 

「うん? あんなもん雑魚もいいとこじゃろ。おぬしのカタナの繋ぎに使ったの、ドラゴンの爪と牙じゃぞ?」

 

「ど、ドラゴンって。どこで狩ったんですかそんなのっ!」

 

「鉱山に普通に居るぞ? 鍛冶の材料は、自力調達が基本じゃぁっ!」

 

「鉱山って、もしかして。これの材料ってアダマンタイトじゃ……?」

 

「そうじゃぞ? じゃから当然、それをエサとするヤツを使っておる」

 

「「嘘でしょ……?」」

 

 ドラゴン。ボクの妹と祖を同じとすると言われる、魔獣の頂点と呼ばれる存在である。その討伐推奨ランクは、最も低い物でもA。そして鉱山に潜むのは、鉱石を主食とする地竜たち。その中でも永遠の鉱石を主食とする物こそ、SS級のみ討伐が叶うと言われる伝説の魔獣。同じ硬度のアダマンタイト製の武器でしかダメージを与えられぬ、アダマンドラゴンである……!

 

「ホントじゃぞ? あんなモン、アダマンタイト製のハンマーでブッ叩けば問題ないじゃろ」

 

「……あ、あの」

 

「もしかして、ドワーフの国にオレたち以外のSS級が近寄らないのって」

 

「ああ、必要ないからじゃな! じゃが皆、一度は訪れるんじゃぞ? 材料どもが生息する我が国以外で、欠片ぐらいならともかくとして……総アダマンタイト製の武具など、絶対手に入らんからのう!」

 

「「知りたくなかった……!」」

 

 やたら平和な国だと思っていたら、そりゃあどこの国も手を出したがらないわけだ。復讐にかまけすぎて、世間一般の常識を知らぬこの身が憎い……! 彼女が国を離れてもすぐに帰ってくる理由がわかった。彼女こそが、抑止力なのだ。SS級冒険者を呼ばずとも、王族が自分で脅威を滅ぼせるとか詐欺に過ぎる。

 

「言っておくが、おぬしの鎧はわらわの作ではないし大剣は父上の鍛(う)ったヤツじゃ」

 

「そ、そういえばカタナは王女様が下賜してくれたけど」

 

「最低でも、三人はSS級が……?」

 

「鍛冶屋が冒険者やるわけないじゃろ。わらわたち、登録すらしてないし」

 

 頭がくらくらする。そりゃあ言われてみればそうだが、でも納得いかない。世界に十指で足りるSS級に伍する実力者が、同一国家に最低でも三人は存在するという事実。王様も筋肉ムキムキだとは思ったけど、まさかアダマンドラゴンを材料扱い出来る実力者だったとは。もしやドワーフの国だけで、SS級冒険者と比肩する鍛冶屋がダース単位で存在するのでは……?

 

「ま、魔王討伐に乗り気だったのって」

 

「普通に勝てそうだと思わんか?」

 

「オレたち要らなくね?」

 

「言ったじゃろ、つまらんって。何でわらわたちが、弱者どものために自発的に戦わにゃならんのじゃ。鍛冶やっている方が良い。どうせ攻めてきても問題ないんじゃ、誰かが声を上げるまでは放置よ」

 

「何かが、何かが間違ってるよ……」

 

 脅威にならないから、放置。世界各国が難儀しているというのに、どこ吹く風で酒をカッ喰らって鍛冶に没頭し続ける専守防衛国家。その気になれば世界を救えるのに、誰かが言い出さないと気分が乗らないのでやらない。強者たるの責任は、産まれ持った力の意味は。訳が分からな過ぎて、混乱するボクたちの肩に置かれるちっちゃな手。

 

「まぁ細かいことはどうでも良い。重要なことは他にある。のうおぬしら、何故わらわが怒っているのか。理解しておるか?」

 

「ゆ、誘拐したから……?」

 

「無礼じゃが許す」

 

「クスリ入りのちんぽ汁スライムをけしかけたから?」

 

「相当最悪じゃったぞ。じゃが、まあ面白い体験であった」

 

「「心が広すぎてわからない……! ひぎぃっ!」」

 

 めきょめきょと掴まれた肩甲骨がメシャる。いかん、心当たりはありまくるがどれも外れた……! 銀狼と竜族を絶滅させようとしたことも、この方自身がボクたちを積極的に殺ろうとしてたので違うっぽい。一体何だと言うのか、もしかして適当コいてて実は大当たりだったとか……? だがボクたちが粉砕骨折させられる寸前で、指がすぅと上がる。

 

「泣いておるではないか。おぬしら、愛する者に涙を流させるとは何事か」

 

「えっ……?」

 

「う、そ……?」

 

「キヒ、ヒ……」

 

 その指の先には、有る筈のない光景。心を失ったはずの、からっぽの人形がぽろぽろと涙をこぼしていた。そんなはずない。だって……ボクは操っていない。ボクの黄金は輝いていない。そしてボクはあの人の泣いた顔なんて、一回も見たことがない。おかしな笑い方をする、ボクたちの愛しい人。それを再現することしか、ボクには出来ないはずなのに。

 

「よしよし、辛かったのう。苦しかったのう。独りでずっと耐えていたんじゃな?」

 

「ひ、ひ、ひ……」

 

「存分にわらわの胸で泣くが良い。大丈夫じゃ、こやつらは反省させたからのう」

 

「な、なんでっ! どうしてっ!」

 

「オレたちが幾ら話しかけても、反応なんてしなかったのにっ!」

 

 膝を地面に着けて、ちっちゃな豊満に顔を埋めて泣きじゃくるその人。愛しくて愛しくて悲しくて切なくて。千切れるぐらいに求め続けた、その人が見せてくれたようやく見せてくれた感情は哀しみ。まるで出会った頃のボクたちのように、頭を撫でられるたびにその心が解放されていく。

 

「目覚めることなど、出来なかったのじゃろう。おぬしらが、愛し過ぎた故に……おぬしらを、愛している故に」

 

「ボクが、魔眼で縛り続けていたから……?」

 

「オレたちが、間違い続けていたから……?」

 

「うむ。そしてこやつは、怖かったのじゃ……おぬしらに、泣き顔を見られることが。頼れる父で居たかったのじゃろう、男には一人の時間が必要なのじゃ」

 

「あ、ああっ! あああ……!」

 

 自分が命を賭けて守ろうとしたボクたちが、どんどんと壊れて行く姿。自分のためにボクたちが狂っていく姿を見て、この人はどんな気持ちだっただろうか。もしかしたら、ボクが一度でも魔眼を解除していれば気づけたのかもしれない。でも……ボクたちは愛する人に側に居て欲しくて、片時たりとも離れなかった。二人ぼっちの人形劇を、ずっとずっと続けてた。

 

「そして悪夢はおしまいじゃ。特別じゃぞ? 最高級品で目を覚まさせてやろう……さぁ、起きよ。いつだって眠りを覚ますのは、お姫様のくちづけと決まっておる。んっ……」

 

「んっ」

 

 ああ、なんて素敵で神聖で……悲しくてうれしくて。ボクの心を滅茶苦茶にかき乱す光景なんだろう。ボクたちは滲んでいく輝かしい景色に、顔を伏せることしか出来なかった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「んっ!? ん~~~~~~~っ! ん~~~~~~~~~~~っ!」

 

「じゅっ。じゅばっ。ぐちゅぐちゅぐちゅっ!」

 

「んんっ!? ンッ♡ んっ♡ ンッンッ……♡ ン~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 かっこ良くキメたはいいが、わらわは窮地に陥っていた。名残惜しいながらもくちびるを離そうとした瞬間、潜り込んできたぶっとい舌。わらわのちっちゃなおくちをワガママに蹂躙して、おまけに後頭部までガッチリ掴んできよった。つーか力強っ……! いやこれは、わらわが弱くなっている……? 初めてのくちづけは、些か刺激的過ぎて何がなんだかわからないっ!

 

「んっ……ふぅ、すまない。ついつい……感謝を表現したかったッ!」

 

「はぁーッ……♡ はぁーッ♡ が、がっちり抑えこんでおいて、何を言い寄るかぁ……♡」

 

「すまない、反省している……ケヒッ」

 

 あ、コイツの口癖。あやつ忠実に再現していたんじゃのう……思いつつ、文句を言ってやろうと思い顔を上げる。その瞬間、びりびりと背筋を走る電流のような何か。尾てい骨から頭のてっぺんまで痺れるような、わらわの知らない何か。おかしい、同じ顔の、はずじゃぁ……♡ でも虚ろだった瞳が宿す、黒々とした意志の強さと来たら……♡ お、おちちとおなかの奥がキュンキュンしよるっ♡

 

「ご迷惑をお掛けした、うちの娘たちと……俺がッ!! ケッヒィッ!」

 

「ひぁ゛っ♡ に、握るでにゃぃ゛ッ♡ わらわのおちち、にぎにぎしちゃらめぇ゛~~~ッ♡♡♡」

 

「ご、ご主人様ッ♡」

 

「ああ、帰ってきたッ♡ オレたちのごしゅじんさまがっ♡」

 

「おお、娘たちよっ! 俺は今、猛烈に感動ッ……! コッケェェーーーーーーーー!」

 

「ひぁ゛ッ♡ あ゛ぅ゛ッ♡ あ゛ッ……あ゛~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

 こ、コイツ本当にありえぬっ♡ 謝った側から、わらわのおちちをぐんにゅり♡ ぐにっ♡ ぐにっ♡ っと思いっクソグイ揉みした上に……感極まったニワトリのような咆哮と共に、おちちでブラ下げられたゃうわらわ♡ ぐにゅぐにゅっ♡ ぐむにゅうっ♡ っとデッカい手で情熱的過ぎる握り揉み♡ て、抵抗できぬっ♡ 初対面でこんな無作法カマされてるのに、嬉しくなっちやってるのじゃあっ♡

 

「む? す、すまないっ! ケーッ! またやってしまったッ!」

 

「き、気にしなくてっ♡ ん゛っ♡ よい、よ……♡ はぅ゛ッ♡ お、降ろしてほしぃのじゃぁ……♡」

 

「なんと優しい……! ケヒッ。なんとお詫びすべきか……! 痛くはないかっ!?」

 

「んぁ゛ッ♡ はぅ゛ッ♡ あ゛ぅ゛ぅ゛……♡」 

 

 さらにブラ下げたままに、優しくぐにゅ♡ ぐにゅ……♡ やっと降ろしてもらえたと思ったら、きゅっ♡ きゅっ♡ と軽シゴきで乳首を心配してきよるっ♡ な、なんなんじゃコイツッ♡ 謝る気があるのかやっ♡ でもわらわに抵抗むり……♡ かくぅんっ♡ と膝が折れてしまう♡ おんなのこ座りで、乳先かわいがられてアンアン喘がされることしかできないのじゃぁッ♡

 

「す、すまない……娘たちにデカ乳をいぢめられていたからな。何か異常が無いか確認……ケーッ!」

 

「あ゛ッ♡ し、シゴくでないッ♡ な、なんかでるっ♡ でちゃうッ♡ のじゃッ♡ のっじゃぁ゛ぁ゛ッ♡ ん゛ッぉ゛ッッッ♡♡♡」

 

「コッケェェェェェッーーーーー!?」

 

「んもぉ゛ッ♡ お゛ッお゛ッ♡ ンッもぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~ッ♡♡♡」

 

 最後には乳先をきゅうっ♡ すりすりっ♡ ぴぃんっ♡ っと、摘まんで擦って弾かれて♡ さらにしゅこしゅこっ♡ しゅこしゅこ♡ 熱心シゴき♡ その巧みすぎる指使いに、翻弄されておちちを好き放題させちゃうわらわ♡ ぐつぐつ煮込まれ過ぎた淫欲が、おちちの中でわだかまり……ぴゅるるっ♡ と乳白色が噴きだして、呆気に取られた瞬間に追加で鬼シゴきをカマされる♡ なに、ほんとになにッ♡ わらわどうなっちゃってるのぉっ♡

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