好きでもないアイドルに告白をしたらどうなるのか? 作:なおちー
「プロデューサーさんのズボンの中がさっきからパンパンに膨れて
苦しそうですけど大丈夫ですか?
あなたにその気があればすぐ楽にしてあげられるんですけど」
「それより美波……今日はいつもより香りが強いな。
いつもの甘い香りだけじゃなくてもっと甘い香りがする」
※10代20代女性特有のフェロモンの正体は、ラクトンC10/ラクトンC11の成分らしい
「うふ。少しだけ香水をつけちゃってるんです」
「フェロモン系の香水……?」
「よくご存じで♪ もしかして嗅いだことあったりしますか?」
「それは俺の妻が20代の時につけたことがあるからな。
俺達は英国暮らしだったからこれとは違うブランドだったけど
あれに近い匂いなので何となくわかるぞ」
「……俺の妻?」
「あ、いやその」
「俺の妻って誰のことを言ってるんですか?」
「……」
「ねえ答えてくださいよ。今俺の妻って言いましたよね」
ハイライト(目) → オフ
(くそっ。死ぬほどめんどくせえやり取りだが、ちゃんと答えないとマジで殺さる。
今のこいつの目をファンが見ちまったら百年の恋も冷めるだろうよ)
「もちろん俺の妻は美波と夕美だよ。
そんな当たり前の事を今さら言わなくても分かってるんと思うんだけどな」
「あははっ。ええ。あなたならそう言ってくださると思ってましたよ」
「ははっ」
「でも……もし今後も私を不愉快にさせるようなことを言ってしまったら、
普段は温厚な私でも少しだけ怒っちゃうかもしれませんから気を付けてくださいね」
「はい」
プロデューサーは右手の震えが止まらない。
美波は今の会話の間に彼の指の先を変な方向に曲げようとしていたのだ。
これに夕美も加わった場合は、包丁で根元から指を切断されてもおかしくない。
「美波ちゃーん。私達の夫が怖がっちゃってるからその辺にしてあげてよ」
「あ、ごめんごめん。ちょっと脅かしてあげただけなんだけど、
効きすぎちゃったみたい」
プロデューサーは何気なく窓ガラスに映る自分の顔を見てみる。
そこにいたのは、恐怖のあまり白髪だらけになっている自分の顔だった。
たったひと月でこんなにも髪の毛の色が変わってしまうとは。
夕美が薄っぺらい笑顔を浮かべながらプロデューサーの肩を叩く。
「ご飯を食べる前にちょっとお願いがあるんだけど」
「うん。なにかな?」
「私と美波ちゃんは二人であなたを独占することにしたから
まずはそのことを報告しようと思って。さっきあなたは
美波ちゃんの前では同意したみたいだけど、
もちろん私の前でも正式に認めてくれるんだよね?」
「ああ。ふたりとも俺の妻ってことで良いんだよな?」
「そう。順番とか序列とかはない。私と美波ちゃんは対等な関係だから」
(日本で重婚とかないから法的にはあり得ない関係だな。
よって婚姻を結ぶことはなく愛人が二人いる状態ってわけだ)
「アーニャちゃんはプロデューサーの愛人枠で用意してあげたよ」
「そ、そうか。俺のために気を使ってくれてありがとな。
それでアーニャはどこにいるのかな?
さっき美波が連れて来るって話をしてなかったか」
「アーニャちゃんならそこにいるじゃない」
「な!?」
夕美が刺した方向はドアの先。そこには確かにアナスタシアが立っていた。
プロデューサーは今の今まで全く気付かなかった。
アーニャは怖いくらいに無表情で一言も話さないので存在感がなかった。
いや、その表現は正しくないだろう。
正確には「人」としての気配を感じないのだ。
「おーいアーニャ? さっきからボーっとしてるが、どうしたんだ?
具合でも悪いのか? なあアーニャ。アーニャ……? あれ?」
アーニャの瞳は何も映してはいなかった。
(まさかすでに……)
夕美は彼の慌てぶりを見て微笑んでいる。悪い笑みだ。
「プロデューサーさ~~んっ!!」
美波だ。
「さっそくアーニャちゃんと握手でもして充電してみたらどうですか?」
「……」
「どうしたんですか。顔が引きつってますけど具合が悪いんですか?」
「なんでもないよ。よし。アーニャと握手をするか……」
効いている。暖かい太陽を浴びたように血流が良くなり、視界がクリアになる。
体の節々が軽くなり力が入る。呼吸も随分と楽になった。
「ふふっ。やったぜ。やっぱりアーニャの体は最高だな。
この冷たい手の感触の感触、柔らかくてモチモチしててお人形さんみたいだ」
プロデューサーの独り言を夕美と美波が無表情で眺めている。
途中でそれに気づいたPは鳥肌が立ちそうになった。
「アーニャ? そろそろ普通に話をしてくれないかな」
「ダー? シトー? わたーしは、だれ、ですか?」
「いや誰って。君はアナスタシアだろう。俺の大好きな女の子だ」
また失言をした。
背中から感じる夕美と美波による殺意の視線が厚みを増す。
プロデューサーは怖くて後ろを振り向けない。
「わたし、あなたのこと、知りません。なぜ私と握手するですか……?」
(……??? ああ、なるほど。今度はそう来たか)
おそらく薬だろうと思った。それも記憶に障害が出るタイプの。
アーニャに対する嫉妬心が抑えきれなくなったふたりの妻によって
アーニャは調教されてしまったのだ。
「本当に俺の顔を見ても誰だか思い出せないのかい?」
「はい。知らない男の人、怖いです。
この手、いつまで握ってたらいいですか?」
「悪かったね。もう十分だから手を離してあげるよ」
「ダー」
「迷惑をかけてごめんね。もし嫌だったらのなら手を洗ってきたらどうかな」
「そうします」
アナスタシアは洗面所で本当に手を洗って来たのでプロデューサーは
かなりのショックを受けた。相手は15歳の少女だが、女性であることに
変わりはなく、愛してる女性に拒絶されるのがこんなにも心に堪えるとは。
「プロデューサー、泣いてるの?」
夕美の問いに返事を返さなかった。
「今のは何でもないんだよ。食事が覚める前に頂いても良いかな?」
「うっふふー♪ プロデューサーさんが今考えてることを当ててあげましょうか?」
いやらしい顔をした美波が、彼に寄り添いながらダイニングの席に座らせる。
「大好きなアーニャちゃんに気持ち悪がられたのがショックだったんですよね。
分かります。すごーく分かりますよ。そこでアーニャちゃんがどうして
変わってしまったのかその理由を教えてあげますね。ですがその前に」
プロデューサーの口元へ、美波の持つカレースプーンが運ばれる。
熱々なので美波がふーふーして冷ましてくれながら。
プロデューサーがカレーを食べる。
インド風の香ばしい香りが大変に美味だ。
咀嚼する彼を満面の笑みで眺めながら美波が続ける。
「アーニャちゃんのワガママを治療するためのお薬を投与してあげたんです。
アーニャちゃんったら、夕美ちゃんがあなたの妻でいるのはやっぱり
我慢ならないから最後は自分が結婚するって言い張るんですよ~~。
困った子ですよね? それに私のことも愛人以下の汚れた泥棒猫だなんて
言うものですから、少しだけ懲らしめてあげようかと思いまして」
「薬の種類は?」
「内緒です」
「いつ投与した」
「それも秘密です。色々と企業秘密があるんですよ」
「その病気は治るのか?」
「質問が多いですね。もしかして私を尋問するつもりですか?」
「つい気になったのもので。気に障ったのなら謝るよ」
「いえいえ!! そんな謝らないでくださいっ。
確かにちょっとイラッときちゃいましたけど、このくらいなら
全然平気です。それよりカレーを食べましょ。はい、あーん」
「あーん」
プロデューサーは食事の間はできるだけアーニャの方を見ないようにした。
アーニャはわざとプロデューサーの目の前の席に座らされて(6人がけ)
黙々と食事をしている。よく見るとスプーンを持つ手が小刻みに震えている。
(もしかして依存性のある薬なんじゃないのか)
プロデューサーは確かに見た。夕美が食後に謎の抗生物質をアーニャに手渡しているのを。
(あとであの薬をこっそり手に入れてやる)
とプロデューサーつい企んでしまう。この環境ではそんな発想をするだけでも
重罪となり、妻二名にばれたらお仕置きどころでは済まされないだろうが、
この男はたとえ自分の身を危険にさらしてでも前に突っ走る根性を持っていた。
すごかったのはその日の夜だ。
久しぶりにベッドを共にするので夕美と美波は発情した獣になっていた。
事前にプロデューサーを無理やりアーニャと抱擁させて充電を済まる徹底ぶり。
「プロデューサーとキスするの、ひさしぶりだね」
夕美のキスは長かった。美波のように口の中をかき乱す感じではないが、
何度も何度も唇を重ね合わせてくる。たまに息継ぎの時間があるので苦しくはないが、
今までの寂しさを埋めるためか、ものすごくエッチな顔でキスをしてくる。
「れろれろ~~~。プロデューサーさんって乳首が弱いんですよね」
美波は彼の胸に優しく触れながら舌を小刻みに動かしていた。
片手でしっかりと彼のイチモツを握りしめがら。
少し強すぎる握り方だったのでプロデューサーをおびえさせた。
「プロデューサーさんのここ、さっそくいただいちゃいますね」
美波の温かい口の中にアソコが招待される。
美波の舌遣いは絶妙でプロデューサーはすぐにでも達しそうになるのを
堪えた。すぐにイッてしまったら妻達を楽しませることができなくなる。
「ねえこっち向いて。私の方もちゃんと見てよ」
今度は夕美が体重を預けて抱き着いてくる。二人は寝転んだが、
美波はずっとフェラを続けている。美波と夕美がプロデューサーに
覆いかぶさるようにしてキスとフェラをしていた。
夕美は自分の下着をずらして自らの秘所を触り始めた。
もう十分にそこは湿っていたのでプロデューサーの顔の上にまたがり
彼が窒息しない程度に押し付ける。
夕美のむわっとするくらいのエッチな臭いが充満して
プロデューサーのペニスがさらに勃起する。美波は最高に硬くなった
ソコを指で上下に動かしながら先端部分を舌で優しく舐めている。
「きゃっ……!! すごーい。今日はこんなに出しちゃったんですか」
美波の胸や髪の毛にまで精液が飛び散ってしまう。
ドクドクと波打つように発射の余韻が続く。
本来ならアーニャと愛し合うはずが、彼の望んでいない女性たちに
対して男の欲望を吐き出すことになってしまった。
「プロデューサー、私のもちゃんと舐めてよ」
「んぐ……」
プロデューサーの鼻の部分がちょうど夕美の恥毛に当たっていた。
夕美のあふれ出る愛液がプロデューサーの唇からこぼれていく。
プロデューサーは舌を軽く動かして夕美の花弁を舐めた。
塩っぽくて生々しい匂いがする。
夕美の秘所を指で押し広げると膣がひくひくと動いていた。
(うっ)
また美波が彼のアソコを強く握り始めたのだ。
彼女の細くしなやかな指で触れられるだけで発射した直後でも
元気になってしまう。夕美の股から顔をどかしてふと美波の方を見ると、
美波は三日月目(満面の笑み)でこちらを見ながら手を振ってくれた。
今度はパイズリだ。すでに全裸になっている美波は彼の固くなりつつある
アソコを大きな胸の間に挟んでまた唇でつつみこんだ。
「ねえってば。プロデューサーはちゃんと私の方を見て」
夕美に頭を押さえつけられ、股の舌に顔を固定されてしまう。
今度は夕美が太ももをキュッと閉じてしまったのでもう逃げられない。
「あんっ、あんっ……プロデューサーの息がくすぐったいっ……。
いいよ。その調子。もっと舐めて……」
プロデューサーは息が苦しくて「む~~」と言い続けていた。
見上げると夕美の乳房が大きく視界に入る。
夕美の愛液は吸ってしまえるほどに流れ続けていた。
プロデューサーの口の中が夕美でいっぱいになっている。
「あ……っ、美波ッ……美波ッ」
「んふふっ。どうしましたか、プロデューサーさん。
もしかしてまたイキそうになっちゃいましたか?」
美波の胸に挟まれる感触にプロデューサーはもう耐えられそうになかった。
夕美に顔面騎乗されてる間に身体がビクッと痙攣し息が止まる。
「あっ、いまイったでしょ?」夕美がそう言って笑った。
プロデューサーの二度目の射精は、
美波の顔じゅうを真っ白にしてしまうほどだった。
いったいどれだけの精液を貯めこんでいたのか。
「またたくさん出ちゃいましたね~~。
でも私はまだプロデューサーさんの精子を味わってませんよ。
プロデューサーさんの貴重な遺伝子を
こんなに外に出しちゃったらもったいないじゃないですか」
――私が満足するまでたくさん出させてあげますからね。
美波はいつもの三日月目でそう言った。