※この作品はR-18です。

好きでもないアイドルに告白をしたらどうなるのか?   作:なおちー

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新田美波を本気で口説いたらどうなるのか?

コンビニから定員が店から出て来て、心配そうにこちらを見ている。

夜勤をしてる中年の女性さんだった。最近はおばさんでも夜勤をやってるから困る。

 

プロデューサーは何気なく定員に対して軽く会釈した。

深夜の2時過ぎにコンビニの近くでラブコメをしてる若い男女が居たら

定員も気にするだろう。おばさん店員は店の中に戻って行った。

よく見ると店長と思わしき太った男とレジ前で何か話している。

 

 

「プロデューサーさん……ごめんなさい、私ったら、なんか信じられないくらい

 取り乱しちゃって、わけわかんないことをたくさんしゃべってしまいましたね」

 

「いいんだよ。美波。いいんだよ」

 

 

美波もまた、夕美と同じように彼に甘えながら泣きじゃくり、

そして三人はマンションに戻ることにした。たくさん泣いてたくさん

怒鳴ったので汗だくだ。シャワーを浴びてから寝るかという話になったので、

今日は夕美が遠慮して美波とPが浴室に入った。

 

 

「今日は私がご奉仕します」

 

全裸になった美波が、ひとつにまとめた長い髪を肩に垂らし、

プロデューサーの前にひざまつく。

 

「ふぉぉぉ……!!」

 

プロデューサーが奇声を発した。美波にフェラされてあまりにも

気持ちが良いのでチンパンジーのような顔をしてしまった。

(アフリカ中央部、ザイール川以北に生息。国はおそらくタンザニア)

 

美しい美波にフェラされたら誰だってこうなってしまうだろう。

 

「美波。上手だな。前よりずっと上手になってるよ」

 

「そ、そうですか? なんだか照れちゃいますね」

 

「そのまま俺が満足するまで続けてくれないか?」

 

「はい」

 

 

その13分後、プロデューサーは快楽のあまり気絶してしまった。

彼は今夜だけで何度イッてしまったのか数えてないので知らないが、

そもそも彼は充電しないと生きていけない重病人だったはずだ。

 

その彼がよくもまあこんなにも性行為が続けられるものだと感心する。

もちろんこの作文を書いてるのは筆者である私なのだが、書いてる本人も

久しぶりの更新なので過去に書いた設定などをすっかり忘れてしまった。

 

半年前くらいに書いた気がするが、この小説は小説のふりをした

作文なので細かいことは気にしないことにして続けよう。

 

 

 

ベッドまで運ばれて明かりを消した時、

ずっと白目をむいていたプロデューサーの瞳がふと開く。

 

「俺は美波に聞きたいことがあるんだ」

 

「びっくりした……目が覚めたんですね。

 それで聞きたいことってなんでしょうか?」

 

「これからも俺のそばを離れるなよ」

 

「なにを言ってるんですか。

 そってむしろ私のセリフじゃないですか。うふふ」

 

 

美波はこんなにも幸せで、満たされた気持ちで眠りについたことはなかった。

このマンションで暮らすようになってから夜寝る前が何よりも辛かった。

夕美とふたりで彼の監視を続け、束縛し、自由と人権を奪い、夜寝てる間に

彼が脱走したりしないかと不安で夢を見るたびうなされた。

 

実際に、彼はたぶん4回くらい脱走した(正確な数字に自信がないが……)

 

あの時に感じた絶望感と怒りは、とても簡単な言葉では言い表せない。

彼をあんなにも愛してるはずだったのに、裏切られたと知った時、

愛情が一瞬で殺意に変わる。

 

この衝動を抑えることは決してできない。

 

美波にとって一番許せないのは、脱走した後の彼が、自分以外の女と

結ばれているシーンを想像することだ。美波が見てない場所で、

美波が知らない女と彼が並んで歩き、楽し気に会話をし、そして一緒に寝る。

 

 

(そんなことはさせないわ。そんなことさせるくらいなら、いっそ彼を殺してあげる)

 

 

もう、そんな悪夢を見なくていい。そう確信した。

美波は彼の大きな背中を抱き枕代わりにしながら深い眠りについた。

 

 

 

プロデューサーが姿を消したのは、次の日の朝だった。

 

 

 

「ううっ……うぅ……ぐぅっ……うぐっ……み、美波ちゃぁん……」

 

寝室の扉の前に立つ夕美が、力なくその場に崩れ落ちた。

 

「朝起きたらね、彼が、私の大好きな彼が……どこにも……いないの……。

 トイレにも……お風呂場にも……玄関の靴を見たら彼の靴がなくなってた……」

 

美波はその話を聞いて一瞬で総白髪になるくらいの衝撃を受けた。

 

美波もまた立ってるのがやっとの状態になりながら玄関まで這う。

確かに、彼の靴が消えていた。脱走防止のために彼の予備の靴はすでに焼却済み。

彼の分の携帯も消えていることから、計画的に逃げたことが判明した。

 

 

(また裏切られたの……。裏切られた。騙された。騙されたんだ。彼は私に嘘をついた)

 

美波の握りしめた拳が震える。強く握りしめたせいで爪が食い込み、血がにじみ出る。

 

 

夕美は彼がいないさみしさに耐えきれなくなって、彼が残してくれたYシャツが

洗濯済みなのにもかかわらず、それを鼻に押し当てながら自分の胸を揉み始める。

 

 

「ぶっ殺しちゃる。今度こそ容赦せずにこの世から消しちゃる。

 ほいでうちもその後に死んじゃる」

 

美波は普段は清楚で美しいが、怒ると般若のような顔に変化する。

妖怪変化である(美波に対して失礼だが)

 

 

~~~~♪ ←スマホの電話の着信音。

 

 

美波は、電話の主を見て腰を抜かしそうになる。

なんと、その電話は神崎蘭子からだったのだ。

 

 

「闇に……飲まれよっ。じゃなくて美波さん、おはようございます。

 昨日はぐっすり寝てましたけど、もう起きてますよね。

 あははっ。わーっはっはっは。起きてるに決まってますよね!!」

 

美波はこの瞬間、猛烈に嫌な予感がした。

 

「蘭子ちゃんがどうして私に電話してくるの?」

 

「報告しておきたいことがありまして。それと最後にお別れを」

 

「お別れって何? ごめん。本気で意味わかんないんだけど」

 

「美波さんがプロデューサーさんと恋人ごっこを続けるのはもう終わりだってことを

 伝えたかったんです。プロデューサーさんのお世話はこの私にお任せください」

 

「あなた!! まさか彼と一緒にいるの!?」

 

「……」

 

「答えなさい!! さもないと本気で殺すわよ!!」

 

「ちなみにこれは、私一人で決めたことじゃないですから。

 あなたと話すことはもう何もありません。それじゃあ」

 

 

電話はここで終わった。

 

 

(うそ……こんなの夢に決まってる……ねえそうでしょ……神様!!)

 

 

美波は自らの服を引き裂き、泣き叫ぶが、どうもおかしいことに気づく。

自分の髪の毛を乱暴に引っ掻き回したのに痛みを感じない。

 

それに強く叫んでいるはずなのに、お腹に力が入らず、

蚊の鳴くような小さな声しかでない。

 

 

美波のみていた「悪夢」はここで冷めた。

 

 

「はっ!?」

 

時刻は10時20分。今日は大学はオフだが、レッスン(ボイス)の日だ。

ふと枕元で充電してあるスマホを手に取る。武内Pから着信が3件入ってる。

レッスンに1時間も無断で遅刻してるのだから当然だろう。

あとでトレーナーに叱られるのは確実。

 

今の美波にとってそんなことはどうでもいい。

 

「プロデューサーさんっ!!」

 

「おわっ!! どうした美波!? 何かあったのか!?」

 

プロデューサーは普通に起きていて、美波の隣にいた。

彼はタオルを持って美波の汗を拭いてくれていたのだ。

 

「ああ、良かったぁ。プロデューサーさんがちゃんと私のそばにいてくれる。

 あれは悪い夢だったんだぁ!!」

 

「やっぱり悪夢を見ていたのか……美波」

 

「え? それってどういう意味ですか」

 

「君は明け方からずっとうなされていたんだよ。うーうー、って苦しそうな声をあげて

 大汗をかいていた。俺は何度も美波の肩をゆすって起こそうとしたんだが、

 全然起きないからこうやってそばで看病をしてあげてたんだ」

 

(私が彼に看病を……?)

 

思わず笑ってしまいそうになる。あまりにも普段と立場が真逆すぎて。

 

美波は自分のパジャマを見てゾッとした。真夏に本気でダンスレッスンをしたあとか、

あるいはラクロスの走り込みをしたあとのようにびしょ濡れになってる。

寝る時はノーブラなのでおっぱいの形が服越しに露出する。

 

それでも顔や首筋だけはプロデューサーが綺麗にしてくれていた。

よく見るとポカリスエット(大塚製薬)のペットボトルが置いてある。

中途半端に減ってるところを見ると、寝ている美波に飲ませてくれたのかもしれない。

ここまで看病されているのに目が覚めなかったことに美波自身、驚くよりも恐怖を感じる。

 

「私ったら汗臭いですよねっ。今すぐシャワーを浴びてきます」

 

「それなら俺も一緒に行くよ」

 

「プロデューサーさんもですか?」

 

「美波が嫌だっていうなら遠慮するけどな」

 

「そんなことないです!! 一緒に行きましょう」

 

 

裸の美波が風呂椅子に座り、プロデューサーが後ろからシャワーをかけてくれた。

美波は顔を両手で覆いながら小刻みに震えている。

 

(なんだこれ。おう……? なんかやばい雰囲気だぞ)

 

プロデューサーもまた彼女の異変に恐怖を感じ始めていた。

 

「いや……いやぁ……プロデューサーさんが……私を捨ててどこか遠くへ

 行ってしまうのは……いやなのぉ……」

 

「美波。何言ってんだ。俺は君のそばを決して離れないって約束したじゃないか」

 

「捨てないでぇ。お願い。捨てないでぇ……」

 

「だから、捨てないって」

 

「私はめんどくさい女だから、捨てられる。重い女だから、捨てられる」

 

「おい美波。ちゃんと会話しろよ。俺の話聞いてるのか?」

 

「プロデューサーさんっ!!」

 

「うっ。な、なんだ?」

 

急に振り向いた美波が抱き着いてきたのでプロデューサーは転びそうになる。

 

「私は、今までプロデューサーさんを充電切れに追い込んで苦しめたり、

 たくさん悪いことしちゃいましたよね……あれ、今さらですけど謝ろうと思うんです」

 

「前も言ったけど、そんなこと今さら気にしてないって」

 

「そんなわけにはいきません!! 私は本当に申し訳ないと思ってるんです。

 ええ、それはもう。心から。大好きな旦那様に対してあんな非道な真似を

 してしまって、私は妻失格です。私にはあなたの妻を名乗る資格なんてないんです」

 

「……美波。話の続きは身体を拭いてからにしようか。

 少し落ち着いて茶でも飲んだ方がいい」

 

「あ、そうですか? そうですよね。あははっ。

 私ったらなに1人でまくしたててるんでしょうね」

 

お風呂場から出て、冷蔵庫から取り出した冷たい麦茶を一杯飲んだ後、

美波は今度はなんとプロデューサーに対して土下座してきた。

 

プロデューサーは、これには困り果てた。

一週間前までこの子に手足の自由を封じられて監禁されていた身だ。

女心は秋の空といわれるが、それにしてもこの変わり様はすごい。

 

「プロデューサーさま。今まで本当に申し訳ありませんでした。

 この通り心から謝罪いたします。どうかわたしを嫌いにならないでください」

 

「……分かったよ。俺は美波のやったことを許す」

 

「本当ですか!?」

 

「ただし」

 

「え? なんですか!? 条件があるんですか?」

 

「俺に敬語を使うのをやめてくれないか?

 昨日から夕美にも敬語を使われてるからなんだか変な気持ちになってな」

 

「そ、そそそ、そんな!! プロデューサーさまに対して

 敬語を使わずに話をするなど考えられませんわ!!」

 

「せんわって……なんだよその口調は。念のため確認したいが、

 受け狙いとか新手のギャグでやってるわけじゃないよな?」

 

「受け狙いだなんて、とんでもありません!!」

 

「だよな……。むしろ受け狙いの方が助かるんだがね」

 

「そうでしょうか……」

 

「ああ、そんな落ち込むなって。

 美波って大人っぽい子だと思ってたけど意外と喜怒哀楽が顔に出るもんだな」

 

「えへへ」

 

プロデューサーが頭をなでてくれたので美波は子犬のように従順になった。

 

 

「なあ……美波? そろそろ服を着たらどうかな」

 

「あ、ごめんなさい。私の裸なんて見苦しいものをお見せしてしまって」

 

 

そうでもない。現にプロデューサーのソコはフルボッキしている。

 

 

「プロデューサーさん、私のパンツを取って来てくれませんか?」

 

「パンツ……? どこに仕舞って、いや、やっぱいい。今思い出した。あそこだよな」

 

 

美波の寝室にある下着収納ボックスだ。ボックスの引き出しを開けると、

信じられないくらいエロい下着がたくさん入っていた。パンツもブラも、

明らかに男を挑発する目的で作られたとしか思えない、ヒモだったり

きわどい色合いだったりするものばかりだ。

 

美波が自分で稼いだ給料でこんなエログッズばかり買っていたのかと思うと、

プロデューサーの理性が一瞬で吹き飛び、リビングにいる美波の元へ駆け出した。

 

 

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