※この作品はR-18です。

好きでもないアイドルに告白をしたらどうなるのか?   作:なおちー

5 / 65
夕美がプロデューサーの家にお邪魔した

12月の年末はライブは無事成功に終わった。

 

女子大生三人組はお客さんの前ではプロであり抜かりはない。

今までの活動の成果で固定ファンがついてるので人気は底堅い。

 

冬になってから元気のなかったアナスタシアもプロデューサーに

励まされて予定されていたソロ曲を見事に歌い切った。

あの歌声はまさに天性のものだとプロデューサーは涙さえ流した。

 

 

年が明ける。(現実世界に合わせて令和5年とする)

 

(今年は勝負の年だぞ。もうすぐアーニャが16歳になる)

 

アナスタシアの誕生日は9月19日であり、

常識的に考えてそれなりに先の話なると思うだろうが、

 

常に先を考えて行動するプロデューサーにとって、

1年以内に予定されているイベントは「もうすぐ」となる。

 

彼が嫌うのは将来の不確実性だ。

 

未来に起こりうる事象など、言ってみれば全てが不確実なものだが、

彼が好むのは計画通りに物事が進むことだ。もちろんそれは不可能だが、

全体の8割でも予定通りに進むのなら細かい部分は後で変更が加えられる。

 

お正月明け。年始のイベント(お年玉や福袋を配るイベント)も終わって

1月8日。彼は完全に休みの日となった。

 

多忙続きだった彼は半日休みは会っても一日が完全に休みになるのは

11月以来だった。忙しくて大変な仕事ではあるが、お給料はしっかりと

貯めてある。このお金が将来アナスタシアと結ばれるために必要になる。

 

(腹が減ったな。近所のスーパーでも行くか)

 

起きたのが13時過ぎ。だらけているが疲れ切ってるので仕方ないだろう。

 

昼時を過ぎてるのでスーパーは人気がない。

何となく新鮮な魚が食べたいと思ったのでマグロたっぷりの

お寿司セット(握り寿司)でも食べようかと思い、カゴに入れる。

 

 

「あっ、君は」

 

「やっぱりプロデューサーさんだったんだ」

 

 

プロデューサーは舌打ちしそうになるのを必死でこらえた。

せっかくの休日。ひとりきりで今年の予定を改めてたてようと

思っていた時に、担当アイドルの相葉由美と出会ってしまう。

 

(なんでこいつがスーパーにいるんだ?)

 

夕美は神奈川の実家から通ってるはずだ。

それにこのスーパーは会社からも女子寮からも二駅も離れている。

この地域のマンションに住んでいるプロデューサーならともかく、

夕美がここに居る理由が分からない。

 

「プロデューサーさんって、普段から休みの日はそんな恰好をしてるの?」

 

「一応業界人だから最低限はな」

 

プロデューサーは七三分けで丸眼鏡をしていた。

ドラえもんの「のび太君」の大人版に見え無くももないが、

よく見ると琥珀色の瞳から強烈な意志の力を感じさせる。

 

洋服は島村で買ったような安そうな冬用ジャケットだ。

遠目から見たら50代の男性に見えなくもない。

 

「夕美はどうしてここに?」

 

「んー? 別に理由はないよ。なんとなく」

 

(あやしいな……)

 

夕美は文字通り花のように微笑んでいる。

服も髪型もおしゃれだし、変装など全くしてないことに腹が立ちもするが、

この子の最近の性格はともかく見た目は文句なしの美人だ。

 

プロデューサーは夕美のことを決して愛してはいないが

容姿は完全に好みだった。だから体には興味がある。

 

「実は俺、これからお昼なんだ。よかったらうちに寄ってかないか?」

 

「……」

 

夕美はしばらく考えた後、

 

「いいね。プロデューサーさんの家にお呼ばれするなんて初めてだから

 ドキドキしちゃうよ。実は私もまだお昼食べてなかったの」

 

「夕美はどれを食べるんだ?」

 

「プロデューサーさんと同じものにしようかな。

 そのお寿司、まだ残ってるよね?」

 

「あ、ああ」

 

夕美は会計が終わるまでプロデューサーと腕組したままだった。

厚労省の指示によりコロナのマスク着用義務がまもなく緩和される

時期とはいえ、浮かれる若者カップルに対する周囲の視線は冷たかった。

 

スーパーを出て二人で歩道を歩く。真冬だが天気が良い。

少し風が吹いているが、むしろ心地よいくらいだ。

夕美はこの時もしっかりとプロデューサーの腕を抱いていた。

 

プロデューサーはつい夕美の胸元をチラ見してしまうので

本人にはクスクスと笑われていた。赤面してしまう。

 

「ねえねえ、疑いようで悪いんだけどさ」

 

「なんだ?」

 

「プロデューサーさんのおうちに私以外の女が待ってたりしないよね?」

 

「まさか。そんなことしてなんになるんだよ。

 俺は今日夕美と一緒に過ごしたいと思ったから家に誘ったんだ。

 夕美はその……俺の大切な人だからな」

 

「うん。ありがと。うれしい」

 

夕美の髪の毛からふわっと甘い香りがした。柑橘系の香り。少し文香に似ている。

プロデューサーはそのフェロモンのせいでお寿司より先に

彼女の体を味わってしまいたい衝動に駆られる。しかしこんな感情は一時の過ちだ。

 

 

「プロデューサーさんの家って結構広いんだね」

 

「正直広すぎたかなって思ってる。部屋も結構余ってるしな。

 コロナ前に契約しちまったから今さら新しい部屋を借りるのも

 どうかと思ってこのままにしてるんだよ」

 

4人暮らしができる間取りのマンションだった。

不思議なことに賃貸ではなく分譲だ。毎月ローンで支払っている。

 

 

コロナから生起したコストプッシュ型のインフレの影響を、

日本国は欧米先進国に比べて1年遅れの周期で受けている。

 

その根強いインフレの影響で都心部のマンションの評価額が上がっているので

あとで売り出そうかと彼は思っていたのだ。ローンを完済するつもりは始めから無い。

そもそもこのマンションは友人の紹介で得たもので自分で選んだわけではない。

 

 

「夕美。今お茶の準備をするよ。君は買ってきた食材を冷蔵庫に入れてくれないか?」

 

「おっけー♪」

 

夕美は思いエコバックをどさっとテーブルに置き、

その中身を冷蔵庫に入れようとすると……

 

「プロデューサーさんって、意外と家庭的な人?

 肉や野菜をちゃんと買い置きしてるんだね。

 余ったおかずはちゃんとタッパーに入れて保存してある」

 

「料理の腕は……まあそれなりにな。さすがに30にもなって

 料理もできないようじゃ生きていけないよ」

 

「その割には職場ではカップ麺ばっかり食べてたよね?」

 

「あれはまあ……お昼はめんどうだったからな」

 

 

まさか他の女が彼の食卓を管理してる……?

夕美はつい疑ってしまう。

 

彼は「付け合わせに野菜を切るからな」と言い、

キッチンに立ち、包丁でキャベツを細かく切っていく。

温かいお茶の準備もしてくれる。お寿司用の小皿を並べてくれる。

テーブルを布巾で丁寧に拭いていく。

 

それらの動作がどこか洗練されていて、

普段から料理を怠けてる男の姿には見えなかった。

それにこの部屋もすごくきれいに掃除されている。

 

 

お昼を食べ終えて14時半。夕美とお互いに食べさせっこしたので

余計に時間が掛かったが、プロデューサーにとっては嫌な時間ではなかった。

 

プロデューサーは、明らかに夕美に気を使っている。

それが夕美にも痛いほどわかる。だから辛い。

 

 

「夕美……。いいよな?」

 

「うん……」

 

 

お片付けを済ませた後、二人は寝室のベッドで横になった。

ここはホテルでもないし時間の制約もない。

まして人目を気にする必要もない。

 

夕美は押し倒され、万歳した状態で上着を脱がされた。

ブラを夕美は自分から外し、プロデューサーを招き入れた。

プロデューサーは夢中になって夕美の乳首に吸い付いた。

 

「あっ……ちょっ……噛んだらダメ……もっと優しくして……」

 

夕美は太ももをもじもじと動かしながら甘い息を吐いた。

 

膝丈まであるベージュ色のスカートをまくり上げ、

パンツ越しにそこの匂いを嗅ぐ。プロデューサーの鼻息と

舌の細かい動きがくすぐったくて夕美はあえいだ。

 

「もうプロデューサーさんっ、じらさないで」

 

「ごめんごめん。夕美が可愛いから時間をかけて味わいたいと思ったんだよ」

 

割れ目の部分を下着越しに撫でてあげると湿ってくる。

パンツを丁寧に脱がしてあげると、そこはやっぱりびしょ濡れだった。

割れ目を指で左右に押し開くと、透明色の愛液で光り輝いていた。

 

「やだ……」

 

夕美は顔を真っ赤にしてそむける。

そんな姿がプロデューサーをますます獣にさせる。

 

プロデューサーはさっそく夕美の秘所に挿入した。

相手の気持ちなど考えずに自分の思うように腰を動かし続ける。

 

「んっ……あっ……んっ……」

 

文香と違い、夕美はあまり声を出さない。

目を閉じ、顔を真っ赤にして乱暴な動きに身を任せている。

大きくて形の良い胸が上下に揺れる。プロデューサーはそれをしっかりと

掴みながら腰のピストン運動を繰り返した。

 

ゴムをつけるのは忘れてないから遠慮なく射精した。

早い。こんなにも早く達してしまうとは。普段の仕事で疲れてる

プロデューサーはこれだけの動きでも疲れ果ててしまう。

 

「私はまだ全然気持ちよくなってないんだけどな」

 

「ごめん……」

 

プロデューサーは、一度やってしまえば夕美はどうでもよくなる。

彼女の体を見続ければ二回戦目も頑張れそうだが、それはそれで疲れそうだ。

 

「プロデューサーさんは疲れてるんでしょ。

 だったら今度は私の方から気持ちよくしてあげるよ」

 

夕美がそう言ってプロデューサーのしなびたアソコを握る。

 

「夕美……。さっきイったばかりだからすぐには無理だよ」

 

「まあまあ。そう言わずにさ♪」

 

胸を押し付けながらキスをしてきた。一瞬だけ夕美の顔が

吸血鬼のように見えて恐ろしくなった。夕美の細くて柔らかい指が

プロデューサーのペニスをしっかりと握り続けている。

 

(うっ)

 

プロデューサーは言いようのない快楽に襲われた。

そこがまた元気になり始めたのだ。

 

「あはは♪ 

 やっぱりプロデューサーさんは、まだまだ出したりないんだよ」

 

夕美の顔が悪女のそれに変わる。やはり見間違えではなかったのだ。

 

「どんどん固くなってきたよ。男の人ってこうされるの好きなんでしょ?」

 

夕美はパイズリをしてくれた。

 

弾力のある胸の間にはさまれたペニスは、さらに高度を増していく。

夕美はさらにその先端を舌で舐めてしまう。

じらすように、味わうように舌でもてあそぶと、

またプロデューサーは絶頂寸前になってしまう。

 

「プロデューサーさん、我慢しなくていいんだよ?」

 

「で、でも夕美の顔を汚しちゃうぞ」

 

「あははっ。そんなこと気にしてたの? 

 私は全然気にしてないから好きにしていいのに」

 

笑顔でそう答える夕美。

その言葉がきかっけになったのか、プロデューサーから

先ほどとは比べ物にならないほど大量の精液が飛び散った。

 

「きゃっ。少し目にかかりそうになってびっくりした」

 

「ご、ごめん」

 

「謝らなくていいってば★

 あはは。プロデューサーさんったら真面目なんだから★」

 

プロデューサーはもう完全に疲れたのでベッドで横になるが、

夕美はどういうわけか、またプロデューサーのアソコを触ってくる。

 

「夕美。今日はもういいだろ?」

 

「私は全然満足してないって言ったでしょ」

 

「……分かった。指で良かったらイかせてあげるから」

 

「私じゃなくてプロデューサーさんを気持ちよくさせてあげたい」

 

「俺を?」

 

「うん。プロデューサーさんを限界ギリギリまでイかせてあげたら

 浮気癖が少しでも治るかなって思ったから」

 

(……!?)

 

プロデューサーは恐怖で背筋が凍りそうになった。

夕美は今確かに浮気癖と言った。その浮気相手とは誰のことを指すのか。

 

「プロデューサーさ~~ん。もう少し頑張りましょうね~~」

 

夕美はまたペニスをしゃぶり始めた。

 

すでに元気のなくなったそこは、もう立つことはないと思われた。

しかし直感で死の恐怖を感じたプロデューサーは、自分の意志に反して

余計に性的な刺激に敏感になってしまう。

 

夕美はプロデューサーをベッドの背もたれに寄りかかるように座らせて、

彼の股の上に顔を乗せる形となっている。プロデューサーは逃げようとするが

夕美の愛撫が気持ちよくて体に力が入らない。

 

「むちゅ、れろれろ~~。ちゅぱ、ちゅぱ」

 

夕美はわざといやらしい擬音を口にしながらプロデューサーの分身の先端を

吸ったり舐めたり、指でなでたりと甘い刺激を続ける。

その力加減は絶妙であり、言い方は悪いがアイドルではなく水商売の人間のようだ。

 

また、夕美のフェロモンが、髪の匂いがプロデューサーの鼻孔をくすぐる。

彼は夕美の匂いが大好きだった。このサラサラなショートヘアの髪も大好きだ。

無性に彼女の神が撫でたくなって、夢中にフェラをしてる彼女の神に振れた次の瞬間、

プロデューサー腰がビクッと宙へ浮く。

 

「うあああああっ、もうダメだぁっ!!」

 

「だから、出していいってば。ほら早く」

 

「ゆ、夕美ぃぃ。もう我慢できないよ」

 

「何言ってるの。ほーら。良い子だから早く出しちゃいなさい」

 

「ああぁぁあああ!!」

 

夕美が窒息するほどの勢いの射精となった。

三回目なのにこんなにも量が出るとは。こんな時なのに

人体の不思議だなと彼は思ってしまう。

 

夕美は精液を飲みこみ、飲み切れない分はテッシュで拭いた。

快楽のあまり小刻みに震える子犬のようなプロデューサーを、

愉悦に満ちた魔女の顔で見つめていた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。