※この作品はR-18です。

好きでもないアイドルに告白をしたらどうなるのか?   作:なおちー

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「あなたのお金なんか、いりませんから!!」

タイトルのことを美波が叫んだが、

 

「うん。美波ちゃんはまだ若いからお金の大切さがわからないわよね」

 

「そういう問題じゃなくて、あなたのお金なんてなくても私たちは

 ここで生活をしていけますってことを言いたかったんです!!」

 

「本当にそうかしら? 今の世の中、何があるのかわからないものよ。

 最近は本当に物騒になったわよね。アイドルをやってる人が握手会で

 ファンの人に襲われたり、詐欺や強盗、ひったくりなんて日常茶飯事。

 銀行やATMだって信用できない世の中。

 1円でも多くのお金を持っていたほうが安心だと思うのよ」

 

「うんちくは結構です!! それよりこの書類!!」

 

美波は、移管書類の後ろに隠されていた別の書類を取り上げた。

 

「なんですかこれは!!」

 

「なんですかって、見ての通りじゃない?」

 

 

それはアナスタシアとの婚姻届けだった。

その内容は事実上の妻である美波と夕美に配慮したものであり、

今作は艦これとのコラボではないが(仮)となっていた。

婚姻に仮も何もないだろうが。

 

「ちょっとアーニャちゃんとの結婚生活を体験していただこうかと思いましてね。

 あっ、ちなみに場所はここのマンションではないですよ。

 現在アーニャちゃんが一人暮らしをしてる別のマンションに引っ越しをしていただいて」

 

「ふざけっ!!」

 

「待つんだ美波!!」

 

イスを振り回そうとした美波を後ろから抱きしめるプロデューサー。

美波はこんな時なのに彼に抱き着かれたのがうれしくなり、

イスを持つ手に力が入らなくなる。

 

「婚姻届けを見たのは俺も今が初めてだ。誰がこんなふざけた契約にサインするかよ。

 俺が愛しているのは美波と夕美だけだ。だから安心してくれ」

 

「あなた……。はい。私は旦那さまのことを信じていますから」

 

「美波、好きだ」

 

「私も……好きです。大好き♡」

 

キスまでしてしまう若い二人。ここにはちひろもいるというのに。

 

ズドオオン

と雷が落ちたかのような音がしたので新婚カップルは驚いて距離をとった。

 

 

「大きな音を出しちゃってすみません。今テーブルに蚊がいたもので」

 

 

ただいまの轟音は、どうやらちひろが拳をもってテーブルを叩いた音らしい。

  

粉砕されたかと思われたテーブルは、今も原形をとどめており、へこんだ様子もない。

いったい先ほどの轟音は何だったのかと思うほどだ。

 

 

「すみませんが、お二人のやり取りが不愉快だったので私が先にサインしちゃいましたから」

 

「なんだと?」

 

 

プロデューサーの印鑑は確かに押されていた。仮の婚姻届け。

こんなものにいかほどの価値があるだろう。文字通りただの紙切れだし

本人たちの合意がなければ夫婦生活など始まりもしない。

 

しかし、

 

「うっ」

 

プロデューサーは足に力が入らなくなり、へにゃへにゃになってその場に座り込む。

 

「どうしたんですか!! 旦那さま!!」

 

「無駄よ美波ちゃん、その人はもう自分の足で歩くことはもちろん、

 まともにしゃべることさえできなくなったわ」

 

「また彼に薬を投与したのね!!」

 

「ええ。今度のは経口薬よ。このおうちにお邪魔した時に、彼の分のティーカップにこっそりと

 薬を混ぜておいたの。それも前回の注射の時よりさらに強力なアナスタシアウイルスをね」

 

美波は奇声を発しながらちひろに蹴りを放つが、ちひろはバックステップでかわす。

ちひろの後ろにあった花瓶が棚から落ちて割れてしまう。

 

「み、美波……息ができなくて苦しいんだ……助けてくれ。本当に死んじまう……」

 

「ああ、プロデューサーさま!! 唇まで真っ青になってしまってひどいお顔です……。

 私、どうしたらいいですか!! 

 あっそうだ。この女を拷問して治療薬の在りかを聞き出したほうがいいですよね!!」

 

美波はまたちひろに蹴りを放つが、またよけられる。ちひろは事務員の割には

運動神経が良いのか、美波の次の行動を予測して回避運動をとっている。

 

 

このままでは、旦那様が死んでしまう。美波の顔色が絶望に染まりそうになるが、

ここでタイミングの良いことにもう一人の妻である相葉夕美が帰ってきた。

 

ダイニングで現在繰り広げられているこの惨状を、カンの良い女子大生兼アイドルの夕美は、

美波から説明を受けるまでもなく、7秒以内に理解してしまう。

 

「ごはっ!!」

 

夕美が最初にしたことは、ちひろの頭をたまたま近くにあったゴルフクラブで殴ることだった。

夕美は格闘技の心得があるわけでもないのに、軽くフェイントを入れたので

ちひろが首をひねってよけようとしたその先にゴルフクラブを叩きこむことに成功した。

 

「ぐっ!!」

 

次に、美波の怒りの腹パンがさく裂。ちひろは白めになり唾液を吐きだした。

 

そのあとは、二人の女性大生によってちひろは全身に打撲34か所、裂傷7か所の傷を負い、

全治3か月の大怪我となってしまった。殴られすぎた顔はパンパンに膨れ上がり、

目元が紫色に染まり、髪の毛が大量に床に抜け落ちている。

足が捻挫しているので自力であることも不可能となっていた。

 

「美波ちゃん、こいつ、この状態でもまだ笑ってるよ」

 

「ちょうどいいわ。今までの恨みもあるし、拷問しちゃいましょうか」

 

「どの拷問道具にする?」

 

「うーんと、そうねぇ。ハンニバル・レクター博士の拘束具にしましょうか」

 

「わかった。今持ってくるね」

 

「夕美ちゃん。足元から火であぶりたいからバーナーも持ってきて頂戴ね」

 

「はーい♪」

 

この楽しげな会話を聞いて、さすがのちひろも笑えなくなった。

実はちひろを殴りすぎたせいで夕美の左手の指がおかしな方向に曲がっているし、

美波の拳は皮膚が擦り切れて血が出ているが、ふたりはまったく気にした様子がないのだ。

 

「まってちょうだい!! わかったわ。私が悪かったから拷問だけはやめて!!

 プロデューサーさんの病気はアナスタシアちゃんを連れてきたら治るのよ!!」

 

「その話、本当?」

 

「本当よ夕美ちゃん!! もし嘘だったら私をバーナーであぶってもいいわ!!」

 

「信じてあげるよ。でも、もし嘘だったらもっとひどい目に合わせてやるからね!!」

 

夕美は怒りながら電話でアナスタシアを呼び出した。

5分以内に来ないと彼が死ぬと伝えると、本当に5分きっかりでアナスタシアがやってきた。

 

 

「プロデューサー!! 苦しいですか? 私が来ましたのでもう大丈夫ですよ!!」

 

「んん……」

 

アナスタシア(名字不明)は、愛しの彼を膝の上に乗せながら優しく口づけをした。

 

「ふふ。かわいい。もっと欲しいですか?」

 

「ああ、アーニャ。俺は幸せだ。本当に生き返ったみたいに体が楽になる」

 

「もっとキスしますか?」

 

「そうだな」

 

しかし二人の唇が重なることはなかった、夕美ではなく美波が、

アナスタシアの首根っこをつかんで後ろに引っ張ったからだ。

 

「アーニャちゃん。旦那さまの命を救ってくれてありがとね。

 でもそれ以上キスされると不快なの。お楽しみは次の機会にとっておきましょうね」

 

「みーなみは、嫉妬してるのですか?」

 

「うん。してるよ。本当はアーニャちゃんの頭をね、コチーンって叩いてあげたいの」

 

「美波。怖い顔してまーす」

 

「だから何? それ以上しゃべらないで黙ってくれる? 本気で殺したくなる。

 それよりこれから千川さんを拷問しないといけないから

 アーニャちゃんも手伝ってくれるかしら」

 

「拷問なんて、アイドルが口にしていい言葉ではありません」

 

「どの口がそれを言うのよ。あなただって、千川さんと手を組んで

 私と夕美ちゃんの旦那さまの口座からお金を盗んだりしてさぁ!!」

 

「いたっ、暴力反対でーす!!」

 

美波がスリッパを投げつけると、アーニャも同じようにやり返した。

次に両者が接近して互いの髪の毛を引っ張り始め、悪口を言い合う。

 

「ちょうどいい機会だからさ、この子も拷問しちゃおうか。美波ちゃん」

 

夕美がアナスタシアの腕を背中に回し、身動きを抑えてから

手錠をしてしまう。アナスタシアは後ろ手に手錠された形になった。

 

「さっすが夕美ちゃん♪ よくわかってるじゃない。

 前から思ってたんだけど、アーニャちゃんて自分が人より可愛いからって

 調子に乗ってるわよね。旦那様に昔は愛されていたのだって、

 たまたま容姿が彼の好みだっただけでしょ」

 

「そうそう。たまたまだよね。旦那さまは海外勤務の多い人だったから

 ロシア人の女とかが好きになっちゃったんだよね。

 どうしてこんなのが好みだったのかなぁ? 肌が白いから?」

 

「アーニャちゃんの肌ってすごくきれいだもんね。だったら、その肌を

 二度と彼の前にさらせないくらい痛めつけてあげたらどうかなって思うのよ」

 

「いいね♪」

 

 

プロデューサーは意識がはっきりしていたのですぐに止めようと思った。

しかしそれよりも問題なことがあった。なんとちひろが、満身創痍の状態ながら

匍匐前進をして玄関を目指していたのである。

 

服がボロボロに引き裂かれ、全身打撲で血を流す彼女の姿は、

第一次大戦の塹壕戦で重傷を負ったイギリス兵に見えなくもない。

 

 

 

「千川が逃げだそうとしてるぞ!!」

 

プロデューサーはソファに座りながら叫んだ。

アーニャからの充電が足りないので座ってる状態を維持するのがやっとだ。

意識はしっかりとしているのだが。

 

「だったら、こうすればいいでしょ」

 

夕美がちひろの頭をフライパンで思いっきり叩いた。

その勢いたるや、ハエ叩きですばしっこいハエをしとめるかの如く。

 

ちひろは、伸びた。のびのび太。

 

「ねえ美波ちゃん。それよりアーニャちゃんを拷問しないとね」

 

「そうね!! でもその前にやりたいことがあるのよ」

 

それはまったくの不意打ちだった。

美波が、夕美に後ろから襲い掛かったのだ。

 

「ちょ……美波ちゃん? いきなり何してるの!!」

 

「ごめんなさい。私だって好きでこんなことしてるわけじゃないの」

 

美波に押し倒された夕美は背中を強く打った。一瞬だけ息が止まる。

 

「はぁはぁ……」

 

逆に美波は息が荒い。どうやら夕美に対して発情しているようだ。

 

(なんでこんな時に!?)

 

夕美でなくともそう思うことだろう。現在は非常事態である。

ちひろは玄関前で行き倒れているし、アーニャは手錠を外そうと必死にもがいている。

テール部には謎の婚姻届けや株式の移管証明書。

ふたりの旦那であるプロデューサーは新しい病気になってしまった。

 

「ほーら。夕美ちゃん。怪我するといけないからおとなしくしましょうね」

 

「いやぁ!! やめてぇ!!」

 

「どうせ力じゃ私に勝てないことは知ってるんでしょ。

 ほらほら。あと少しでもう片方の腕も……」

 

「い、いたいたい……そんなに強く引っ張らないでぇ!! 腕がちぎれちゃう!!」

 

食事用に使われてる6人掛けのキッチンテーブル。

その大きな足に手錠が繋がれる。夕美は、ばんざいした状態で、

それぞれの腕を、別々のテーブルの足に手錠されてしまう。

 

「これで夕美ちゃんは抵抗できなくなったわね」

 

「ひぃぃ。うそでしょ。本気で私を犯すつもりなの」

 

「うん!! もちろんよ★」

 

「いやぁぁぁぁ!! 目が怖い!! 旦那様、助けてください!!」

 

プロデューサーは2重の意味で助けることができなかった。

まず彼はアナスタシアに充電してもらわないとソファから

立つことができない。第二に、彼のあそこが十分に立っていたことだ。

 

(エロすぎワロタ)

 

今まさに妻同士で行われる強姦を彼はわくわくしながら眺めていた。

他方、すでに手錠されているアナスタシアにとっては他人事ではない。

 

 

「夕美ちゃんで楽しんだ後は、アーニャちゃんでも遊んであげるからね。

 それもたーっぷりと。アーニャちゃんがこっちの世界に目覚めちゃうくらいに

 遊んであげるわよ。うふふふふふ。楽しみでしょ?」

 

そう語る新田美波の瞳は、賭ケグルイに登場する主人公の蛇喰夢子のごとく。

夢子がギャンブルに興じて「たぎる」時の、あの瞳だ。そうとしか表現のしようがない。

残念ながら某作品を読んだことのない人には伝わらないだろうが。

 

「・・・・・・本気なのですか、みーなみ」

 

幼いアナスタシアは、恐怖のあまり漏らしそうになるのをこらえるのに必死だった。

残酷なことにプロデューサーはアーニャが犯されるのも楽しみに待っていた。

 

「はーい。夕美ちゃ~~ん。さっそくおパンツ脱ぎ脱ぎしましょうね?」

 

「いやぁぁぁ!! やめてよ。女同士なのにそんなことしないで!!」

 

美波の手が、夕美のミニスカートの中に入ってくる。夕美のパンツを

じらすようにずりおろす。夕美が抵抗して腰を左右に振るが意味もなく、

夕美の純白のショーツは脱がされてしまった。

 

 

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