「もう。また学校の準備してないの?」
「ごめん……」
「しょうがないなあ。私が今日の科目言ってあげるから用意して」
家を出る時になって、まだ学校の準備ができてないことが判明。
毎日口を酸っぱくして言っているというのにたまにこんな事がある。
私が急かすと、渋々と鞄を用意する君。
授業の準備も、めんどくさがって選択科目まで一緒にしてくる始末。
私がいなかったらどうするつもりなんだろう。そう考えてはっとした。
私だって別に優良健康児ってわけじゃない。風邪とか怪我とか、病気にだってなる。
「私が学校休んだらどうするつもりなの?」
「その時はオレも休む……いてっ」
「馬鹿なこと言わないの」
君があまりにもぐちゃぐちゃに詰めるから。
見てられなくなって、やっぱり手伝ってしまった。
これがいけないのかな……
今からお弁当を渡すかどうか悩んで、やめた。
君のことだ。どうせカバンの中でぐちゃぐちゃにしてしまう未来が見える。
せっかく作ってるんだから、綺麗な状態で食べてもらいたい。
私達2人は今度こそ家を出る。
えっちして、お風呂に入って、準備して。
結構時間がギリギリだ。リョウはもう起きてるかな?
リョウまで準備できてなかったら遅刻だよ。
「虹夏。遅い」
「ごめん!準備に時間かかっちゃって」
チャイムを鳴らすと、リョウはすぐに出てきた。
良かった、ちゃんと起きてた。ホッと胸を撫で下ろす。
これで2人とも寝坊してたら、私まで怒られてたかも。
最悪の事態を考えて、小走りで来ていたけど。ここからは歩いても間に合いそう。
「ネクタイ曲がってる」
「え〜?」
走ったせいで火照った体を冷ましていると。
リョウが君のネクタイを直していた。
それ私がやりたかったのに……
「ありがと」
「いえいえ」
なんか真顔同士で見つめ合ってる。
じっと見つめ合っていたかと思ったら、同じタイミングでムフッと笑った。
恋人っていうか、夫婦みたい。
お礼なのか、君はリョウの頭をなでなでと触る。
あっ、それ私がされたかったのに……
リョウもリョウで、満更でもないような顔してるし。
「虹夏、なんか不貞腐れてる?」
「別に?」
変人同士気が合うのか、2人はこうして通じ合う。
小さな頃からずっと3人一緒なのに。時折疎外感を感じる。
リョウが何かゴニョゴニョと耳打ちをしている。
はいはい。また私は仲間外れですか。
おちんちん抜いてあげたのも、準備手伝ってあげたのも、そのネクタイを締めてあげたのも。
リョウじゃなくて、私なんだよ?
「虹夏」
「なに?」
両手で、横髪をモフッとされた。
髪ごとほっぺたを揉み揉みともみくちゃにされる。
「ありがと、虹夏」
犬を可愛がるみたいに、喉とか顎とかをわしゃわしゃと撫でられる。
思ってたのと違う!……けど、まあ。いっか。
「へへ。しょうがないなあ……」
なでなでが羨ましかったの、バレてたのかな。
ちょっと恥ずかしくなる。でも、それ以上に嬉しい。
やっぱり2人は、私の気持ちくらいわかっちゃうんだ。
「虹夏ごめんね。嫉妬させちゃって」
むかっ。
許してあげおうと思ったけど、やっぱりやめた。
未だに犬扱いしてくる手を退けて背を向ける。
「ほら、行くよ」
「リョウ。お前のアドバイス失敗した」
「何でだろ?」
人の気も知らないで。
私は2人を置いてズコズコと歩いて行った。
◆
昼休み。いつも通り、私達は屋上にいた。
3人の秘密が出来てから、お昼休憩は人目につかない場所でお弁当を食べるのが日課になっていた。
私の作ったお弁当を3人で食べて、おしゃべりしながら休憩の時間を潰す。
「虹夏。おっぱい触っていい?」
「また?ここ外なんだけど……」
「ダメ?」
「しょうがないなあ」
ちょっと恥ずかしいけど、君がおっぱいをすぐ触りたがるのはいつもの事。
お昼休みでも屋上に人が来たことないし。
制服の上から、あまり脂肪のついてないおっぱいをふにふにと触る。
「固くない?」
「柔らかい」
「そっか」
ふにふに。もにゅもにゅ。
しばらくの間、君は飽きもせず一心不乱に揉んでいる。
「このおっぱいはオレが育てる」
「よ、よろしくお願いします」
私がおっぱいを大きくしたいことを知った君は、何故か使命感に燃えている。
男の人に揉まれたら大きくなる、なんて。おっぱいを触りたい男の人が流したデマだと思ってたけど。
でも、ちょっとだけ、ほんのちょっと大きくなったのは事実。
「どう?オレの指遣い」
「ん?いい感じ?」
おっぱいを揉まれても、えっちな漫画みたいに気持ち良くなったりはしたことがない。
あれはフィクション?それとも、君が下手なのか。私のおっぱいが不感症なのか。
でも、気持ちよさとは違うけど。何だかじんわり幸せな気持ちになってくる。
「大きいのと小さいのどっちが好き?」
突然意識外から声がしてびくりと体が跳ねた。
なんだ、リョウか。びっくりした……
リョウは私達の事をじっと見ていた。恥ずかしい……
「小さい方が好き」
「私のおっぱいは?」
「好き」
リョウはこんな晴天の下でブラジャーを外しだした。
いつも通り真顔だけど、恥ずかしくないのかな……
衣服から解き放たれたリョウのおっぱいは重力に従ってぷるんと揺れる。
う、羨ましい……
「どう?」
「もちもち」
私のおっぱいを育ててくれていた君は、生のおっぱいに誘惑されてリョウの軍門に下った。
決して大きいわけじゃない、手のひらサイズのおっぱい。
触ったこともあるけど、手に馴染むもちもちな感触。
贅沢はいいません。せめて、人並みのサイズをください。
「虹夏とどっちが好き?」
「虹夏のぺったんこの方がすき」
「なんか複雑な気持ち……」
褒められたのに何故だか悲しい。
ぺったんこって……脂肪はちゃんとついてはいるんだよ?
ちょっとぷっくりと膨らんではいるんだから。
それに。私を選ぶならこっちに帰ってきてよ。
リョウに取られて、何だか寂しい。
「う、ちょっと止めて……」
「痛かった?」
「うん。でももう大丈夫」
「ごめん、もっと優しく触る」
「ううん。成長痛。大きくなると痛くなる」
「そ、そうなんだ……」
私、痛くなった事ない……成長してないって事?
唐突なおっぱいアピールに何だか悲しくなった。
「あ、大きくなってる」
リョウのその言葉に、敏感に反応する。
びっくりして見てみると、君のズボンに大きな膨らみが出来ていた。なんだ、そっちか……
まあ、こんな短時間でわかるほど大きくなるわけないよね……
「これだけおっぱい触ったらね」
リョウは、しゅりしゅりとズボンの上から大きくなったおちんちんを撫で回す。
リョウの目、獲物を見つけた猫みたい。リョウも好きだもんね。
「おっぱいで出してみる?」
「そんな時間ないよ。掃除大変なんだから」
「じゃあお口で飲んであげる」
「まあ、それなら……」
でも、口でするなら私何も出来ないじゃん。
私は君の背後に回り込んで、ぎゅっと抱きしめる。
リョウは慣れた手つきでベルトを外し、ずり下げる。
出てきたおちんちんを、くぷぷ、お口に飲み込んでいく。
私は苦しくてできないけど、リョウは喉の奥まで深く吸い込むフェラチオができる。
気持ちよさそうな顔。やっぱり、奥まで入った方が気持ちいいのかな?
ちゅぷちゅぷ。くぽくぽ。
リョウが首を前後に振ると、可愛い音が鳴る。
余裕がなさそうな君のほっぺたに、ちゅっちゅっと何度もキスをする。
リョウばっかり見ないで。こっち向いてよ。リョウのお口がそんなに気持ちいいの?
ぎゅっと抱きしめて、何度も何度もちゅーをしていると。
君は体をびくびく震えさせてリョウの口の中にお精子を吐き出した。
結局、こっちは見てくれなかったね。
「ねえ、私とどっちが気持ちよかった?」
お射精の余韻に浸る君に、すかさず質問を飛ばす。
私だよね?弱いところ全部使って可愛がってあげたんだもん。
「同じくらい……」
「どっち?」
「う……」
リョウは奥まで飲めるかもしれないけど。テクニックはあまりないもんね。
その点私は、毎朝君のおちんちんを慰めてあげてるんだから、弱い所も全部知ってる。
私の方が気持ち良いよね?
「じゃあ、リョウ」
「……そっか」
「うん。リョウはいじめないし」
もう。まだ根に持ってたの?
君だってお射精できて気持ちよさそうだったじゃん。
「ありがとう。これはお礼」
お精子を飲み込んだリョウが君にキスをした。
ねっとり絡みつくような、大人のキス。
私は、君に抱きついている腕にぎゅっと力を入れた。
「リョウの口何か臭い……」
その臭いのは君のおちんちんから出たものなんだけど。
やっぱり君はちょっと女心を学んだ方がいいと思うな。