※この作品はR-18です。

回想:愛してる   作:一人称苦手ぞ。

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お 待 た せ し ま し た 。


回想:初恋初夜

 

 

 

 

 

 

 被身子に恋をした。急に、突然。今更になって、恋をした。今生での、初恋じゃ。いや、よく考えたら前世は誰にも恋をしていなかったような気がしないでもない。あの時は生きるのに必死で、誰かと一緒になるなど考えたこともなかった。呪霊を祓って、人を殺して、子供を助けて回って、猛者と呪い合って。あぁ、そうじゃな。親しい女性など、居なかったかもなぁ。一夜を共にした女は何人か居たが、愛する程では無かった。結局全員、儂の前で死んだしの。

 止めよう。こんな時に過去を思い出すのは。今は、被身子にだけ……被身子と交わることだけに、心を向ける。いや、向けたいんじゃけど……恥ずかしくてそれどころではない。別の事を考えずに居られない。

 

 恋をしたと自白した後に、儂は唇を奪われながら布団に連れ込まれた。今は、布団の上に座った被身子の膝上に座らされている。べびいどおるとか言う、ひらひらした下着姿のままで。

 

 直ぐ目の前には寝間着姿の被身子が居て、こやつはさっきから……接吻(きす)ばかりして。もうずっと、貪られている。唇を、歯茎を、舌を、唾液すらも。そんな飢えた目で見ないでくれ。犯されている気分になってくる。

 

 でも。 それが気持ち良くて。同時に、この上なく恥ずかしくて。舌を舌で絡め取られると、今宵はいつもより声が出る。喉が震えて、ぞくぞくして、辛抱出来ん。呼吸が苦しい。空気を吸いたい。なのに、吸わせてくれない。このまま酸欠になってしまうんじゃないかとも思う。

 ……それも、悪くないかもしれん。被身子に、して貰えるなら。このまま朝まで、して貰えるなら……。

 

 ……っ。欲しい。もっと、もっと欲しい。このまま、もっと。

 

「んっ、ぁ、ん……ちゅっ、んん……っ」

 

 気持ち、良い。こうして接吻(きす)されるだけでも、気持ち良い。今宵はいつもより気恥ずかしくて、心が跳ねて、落ち着かない。顔も体も熱くて、どうしようもない。

 でも、欲しくて欲しくて堪らない。だから儂も、被身子の首に腕を回して……舌を動かす。すると、気持ち良いのが大きくなって背中が粟立つ。

 

「んん……っ、んぅ、ちゅっ、んぁ、ぁ……っ」

 

 接吻(きす)、気持ち良い。ぞくぞくして、昂って。苦しくても、止められない。目蓋を閉じると、唾液の混ざり合う音が大きく聞こえる。熱がこもった視線を感じる。今の儂は、そんな事だけでも気持ち良くて。それが、嬉しくて。だから、だか……ら……っ。

 

「んっ……ふふっ。今日の円花ちゃん、積極的です……」

「っっ」

 

 つい、求めてしまっていたのは事実じゃ。でも、言わないでくれ。恥ずかしいじゃろ……。

 

「もっと、キスしてあげますね……♡」

「んっ、んん……っ、ぁ、んぅ、ちゅっ」

 

 また、唇を奪われる。貪られる。

 激しい。もう十分激しいと思っていた接吻(きす)が、更に激しくなって。そしたら、気持ち良いのが更に膨らむ。

 

 ああ……、溶けてしまいそうじゃ。身も心も、こやつに溶かされてしまう。じゃけど、それを嫌だとは思わなくて。被身子にだったら、何をされても……。何をされたって……。

 

「ぁ、んん……っ。ちゅっ、ぁ……っ、ふあ、ぁ……」

 

 ―――気持ち良い。心地良い。このまま、もっと。もっともっと。

 

 ……そう思ってる自分は、恥ずかしいけれど。今日の儂は、被身子に何かされるだけで直ぐに恥ずかしくなってしまう。だから今も、恥ずかしくて堪らない。逃げてしまいたい。こんな下着を着て、被身子に貪られて、頭が沸騰して。なのに、心も体も欲しがってばかりで。

 

 もう、もう……。このまま、このまま……っ。

 

「んぁっ!? ぁっ、ひみ……んん……っ、ん、ちゅ、っは、んんん……っ!」

 

 っ、駄目。駄目じゃ。接吻(きす)しながら、耳を撫でるのは止めてくれ。声が出てしまって、恥ずかしい。なのに、余計に気持ち良さが増して行く。急に強くなった快楽から逃げようと、一度唇を離そうと俯く。が、顎に手を添えられて直ぐまた唇を奪われてしまう。

 

 被身子が、逃がしてくれない。息苦しさからも、恥ずかしさからも。そして、この甘く溶けていくような感覚からも。

 

「ふあっ、ぁ、んん……っ、ちゅっ、ん……んんっ」

 

 耳、は……っ、止めてくれ。ぞくぞくする。声が大きくなる。恥ずかしくてどうにかしそうじゃ。これ以上は熱くならないだろうと思っていたのに、体も心も燃え上がって。

 息、息がしたい。せめて、一息だけでも。少しで良いから、落ち着かせて欲しい。じゃって、じゃって、このままだと……。このままだと、儂……っ。

 

「んっ、ぁあ……っ、ん、っく、んんんっ、んっ」

 

 や、じゃ。やじゃ……っ。気をやってしまう。接吻(きす)と、耳だけで。たったそれだけで、登り詰めてしまう。それは、凄く恥ずかしい。せめて、せめて見ないでくれ。頼むから、お願い……だから……っ。

 

「ぁっ、んんっ、ふあ……っ、あっ、ん……っ、んんんっ!」

 体が、震える。息が詰まって、動けなくなる。数秒だけ、何も考えられなくなって。思い出したかのように深く息を吸って、荒く吐き出す。その時、被身子が離れた。唇がゆっくり離されて、少し寂しくも思う。だからつい、追い掛けようとして……そのまま被身子の肩に顔を埋めてしまった。もうすっかり、体の力が抜けてしまっておる。自分の体なのに、満足に動かせない。そんな儂の頭を、被身子は優しく撫でてくれる。それが嬉しい。これも、嬉しい……。

 

「ふふっ。イっちゃった……? キスとぉ、お耳だけで……♡」

「……っ」

 

 止めろ。そんな風に、言うなぁ……っ。恥ずかしいじゃろ。なんでそんな、羞恥心を煽るようなことを耳元で口走るんじゃ。意地悪のつもりか? この……っ。

 

「ね、イっちゃったの?」

「……って、なぃ……」

「ほんと?」

「……いっ、……て、なぃ……」

 

 嘘じゃ。今確かに、儂は気をやった。軽く、じゃけど。快楽の高みに持ち上げられて、達してしまった。

 でも、それを素直に認めることも……恥ずかしい。じゃから、被身子の肩に顔を埋めて、事実を隠す。とっくに本心を見透かされていたとしても。

 

「んん……っ」

 

 被身子の手が、さっきまで儂の耳を優しく撫で掻いていた指が、首筋を撫でる。肩を撫でて、背中をなぞって、太ももに添えられる。

 

「じゃあ、確かめちゃうのです。本当に、イってないのか……♡」

「……っっ」

 

 指が、太ももを伝って腰に触れる。腹の上を擽るように動いて、下腹部へと時間をかけて下がっていく。そうされると、嫌でも意識させられてしまう。そこがどうなっているのか、分かってしまう。

 下がっていく。下へ、下へと。見なくとも、肌から伝わる擽ったさで、感触で、今どこに被身子からの指があるのかが……分かってしまう。

 

 恥ずか、しい……。好きな人にこんな風にされるのは、堪らなく恥ずかしい。

 

「ぁ……っ」

 

 被身子の手が、いつも儂を気持ち良くしてくれる手が、とうとう重ねられた。儂の、弱いところ。弱くて、欲しがりで……恥ずかしい部分を。触られてしまった。

 

「濡れてる。こんなに……、どうしてか分かる?」

「んっ、んん……っ。し、知らな……っ、ぃ……」

「円花ちゃんが興奮して、キスとお耳だけでイっちゃったから……ですよぉ♡」

「っあ、んん……っ、ふあっ、ひみ……こ……っ!」

 

 下着の上から、撫でられる。もうとっくに濡れている所を、少し強めに。手のひら全体を使って、上から下へゆっくりと。その刺激は、もどかしいものの筈なのに。物足りない筈なのに。

 なのに、儂は気持ち良くなってしまって。恥ずかしさが、また強くなって。

 

「円花ちゃんのぉ、嘘吐き。本当は、イっちゃったくせに……♡」

「……っ、っっ」

 

 優しく、ゆっくりした愛撫が続く。次第と息が荒くなって、また声が漏れてしまいそうになる。咄嗟に唇を噛んで、被身子に抱き付く。今の儂は、そんな事しか出来ない。そうしないと、また直ぐに……気をやってしまいそうで。

 

「嘘吐きにはぁ、お仕置きしなきゃ、ですねぇ……♡」

「……ぁっ」

 

 押し倒された。布団の上に、優しく。意地悪に笑う被身子の顔が、直ぐそこにある。熱に浮かされた目で、儂を見詰めて離さない。それも恥ずかしくて、つい咄嗟に腕で顔を隠してしまう。

 被身子の顔は、見えなくなった。でも、分かる。たった今、被身子が楽しそうに笑ったことが。獲物をいたぶる、捕食者に変貌したことが。

 

 心臓が、大きく跳ねる。これからされる事を、儂はつい想像してしまって。この後、滅茶苦茶にされると思ってしまって。

 

 ……つい、期待……して、しまって……。

 

 

「めちゃくちゃに、してあげますね♡」

 

 

 その一言が。余計に儂の期待を、煽った。

 

 

 

 

 

◆

 

 

 

 

「んっ、ぁ、あっ、んん……っ」

 

 押し倒された儂は、もう被身子にされるがままじゃ。どうにかしそうな程に恥ずかしいけれど、それと同じぐらい嬉しくもある。

 べびいどおる、とか言う下着。その透けた布地の上から、被身子の手が胸を撫で回す。相変わらず膨らむことがない乳房を手のひらや指先で擽られると、どこか物足りない刺激に晒されてしまう。気持ち良いは、気持ち良いんじゃけど……。その、もう少し激しくしてくれた方が……っ。

 

「ん、んん……っ。ひみ、こ……っ」

「なぁに?」

「……っ、ぁ……別に……なんで、も……っ」

 

 言えない。とても言えない。もっとして欲しい、そのたった一言が出てこない。じゃって、こんな格好でこんな風にされながら、おねだり、なんて……。余計に、恥ずかしい。顔が熱すぎて、どうにかしそうじゃ。もうどうにかしているのに、これ以上どうにかするのは……。

 

 でも、でも……っ。もっともっと、して貰いたいのも、事実で……っ。

 

 どう、したら良い? このままもどかしさに身を浸すのか。それとも、ふしだらにお願いするのか。

 

 そんな風に悩んでいると、胸を撫で回す手が止まった。

 

「んふふっ。欲しがっちゃって……♡」

「……ぅ、ぅ、るさぃ……っ」

 

 見透かされている。儂がどうして欲しいのか、被身子はとっくに気付いている。なのに、こやつは手を止めた。もっとして欲しいのに、してくれない。めちゃくちゃにすると言ったのは、被身子なのに。

 

 なんで、焦らすんじゃあ……っ。

 

「こっちは、すっごい欲しがってますね」

「ふあ……っ!?」

 

 太ももを、それも下着に近い部分を撫でられる。たったそれだけで、大きな声を出してしまった。同時に、期待してしまう。触って貰えるのではないかと。もっと気持ち良くして貰えるんじゃないかって、思ってしまう。

 ……じゃけど、今の被身子は意地悪じゃ。一番敏感な所は、触って欲しい所は、触れてくれない。太ももを撫で回すばかりで、決して弄ってくれない。

 

「んっ、んぁ……、ぁっ、んん……っ」

「こんなに濡らして……欲しがって……♡ でもまだ、触ってあげないのです♡」

「……っっ、ぅ、いじ、わる……っ」

「円花ちゃんが素直になったら、触ってあげても良いですよぉ♡」

 

 ……っ、……っっ! 調子に、乗りおって……! そんなこと、そんなこと……っ、出来る訳が……っ。

 

「んん……っ!」

 

 太ももの次は、下っ腹を撫でられる。指先で優しく突かれたり、手のひらで押されたり。そんな触り方でも、今の儂は鳴いてしまって。もどかしいのに、嬉しくもあって。

 意識、させられる。太ももや下腹部に触れられると、どうしても。一番気持ち良くなれる所を触って欲しいと、思わされてしまう。

 

 欲しい。触って欲しい。気持ち良くして欲しい。めちゃくちゃに、されたい。もう、焦らさないで欲しい。

 こんなにも、こんなにも儂は欲しがってるのに。なのに、被身子ときたら……っ。

 

「まだ、だーめっ。

 ね、円花ちゃん。キスしましょう?」

「……っ、ぅう……」

「したくない?」

「……ぅうう……っ」

 

 きす、は……したい……。きす、も……したい。じゃけど、じゃけど……っ! 今、顔を見せるのは恥ずかしいっ。それに、それに……っ。この腕をどけたら、今宵はもう、駄目になってしまいそうで。こんな顔を、見せたくない。見せたら、もっと襲われる。被身子の気が済むまで弄ばれて、真に朝まで犯されて……っ。

 

 ……っ。ぅう……っ。想像、した……だけで……っ。

 

「ほら、腕……どけて?」

「っっ」

 

 手首が、優しく掴まれる。被身子の手が、儂の腕を動かそうとする。今、顔を見られるのは恥ずかしい。恥ずかしいから、腕に力を込める。んじゃけど……、思った以上に力が入らないと言うか、力は入れているけど、もう抵抗するつもりは無いと言うか……。

 

 じゃって、じゃって……。きす、したい。きす、されて……気持ち良くなりたい。そう思ってる自分が居るのも、事実で。

 

 結局、儂は抵抗になってない抵抗をしてしまった。呆気なく両腕を敷布団に押し当てられて、もう儂の顔を隠すものは何もない。それでもせめてもの抵抗に顔を逸らすと……。

 

「んん……っ」

 

 耳に、きす……された。耳、弱いから止めてくれ。また気持ち良くなってしまう。ぞくぞくして、声が出る。いつもより声が出やすい気がするのに、我慢は一秒だって出来ない。

 

 駄目、耳……そんな風にされたら……っ。

 

「んぁっ、あっ、ふあ……っ」

 

 きすされたり、吸い付かれたり。舌先でつついたり。耳たぶを唇で挟まれたと思ったら、耳の裏をじっくり舐め上げられる。喉が震えて、変な声が漏れ続けてしまう。

 

「ぁ、ん……っ。んん……っ、ひみ……ぁっ! んんん……っ」

 

 幾ら口を閉ざそうとしても、唇を噛んでも、喘いでしまう。被身子を調子付かせると分かってて、声を出してしまう。

 しつこいぐらいに、耳が責められる。舐めたり、吸い付いたり、食んだり、噛んだり。何をされても、気持ち、いい……っ。

 

「ん、ちゅっ、あむっ。……ふふ……っ。ほんと、お耳が敏感……♡」

「うぅ……。被身子が、そうしたくせに……っ」

「最初から敏感でしたよ? こっちは……私が敏感にしたけどっ♡」

「ふあぁっ!?」

 

 首の根元、よりも少し下。今日は左の鎖骨辺りを、噛まれた。思いっきり。血が出るぐらいに、強く……深く。いつもなら痛みしか感じないこの行為も、今ならば気持ち良いと思ってしまう。

 いつから、いつから噛まれて気持ち良くなるようになったのか分からない。分からないけど、今、血を吸うのは止めてくれ。それも、気持ち良いから……っ。

 

「んっ、ちゅっ。……ちぅ、ちう……」

「ぁっ、んん……っ。んぁあ……」

「ちゅっ、ちゅ。……はあ……っ、おいし……」

「っ、んん……」

 

 気持ち、いい。この痛みも、血を吸われることも、ぞくぞくする。

 

「噛まれて気持ち良くなっちゃうなんて……。円花ちゃんの……へんたい♡」

「っっ」

 

 ぅ、るさい。うるさい、被身子の阿呆っ。痛いだけじゃっ。噛まれて、血を吸われて気持ち良くなるなんて、有り得んじゃろうが。今は、今はいつも以上に昂ってるから、つい反応してしまうだけじゃっ。気持ち良く、なんか……無い……っ。

 

「今度はぁ、こっち……♡」

「んっ、んんんっ!」

 

 今度は、ぶらの上から胸を撫でられる。被身子の手のひらが、柔らかな布地の上から……然して膨らんでもいない乳房を撫で回す。これにも、儂は弱い。乳首を、手のひらで擦るように撫でられると……っ。

 

「っあ、んぅ……っ、ん、んん……っ!」

 

 刺激が、強い。つい、背を反らしてしまう。自分から、気持ち良いところを触れて貰うかのように。胸を撫で回されるのは……あまり好きではない。乳房だけ撫でられると、もどかしさの方が大きい。じゃけど、敏感な部分はあって。そこを少し乱雑にされるのが……儂は好みで。

 

 恥ずか、しい……。こんな風に求めて、嫌われないじゃろうか? すっかり淫らにされてしまったこの体を、被身子は……好きで居てくれる、のか……?

 

「もぅ、欲しがっちゃって。今日の円花ちゃんは、ほんとに欲しがり……♡」

「……っ、ぅうう。じゃって、じゃってぇ……っ」

「直接触ってあげますね……♡」

「んあっ!」

 

 ぶらの中に、指が差し込まれた。被身子の指先が少し乱暴に擦ったのは、胸の中でも感じてしまうところ。せくはらする時ではあまり触ってこない……乳首……じゃ。

 

「んっ、んん……っ。んぁ、ぁ、あっ!」

 

 痺れるような快楽が、体を走る。また、つい背を反らしてしまって。思わず布団を掴んで、悶えてしまう。乳首を弄ばれると、堪らなく気持ち良い。すっかり出来上がってしまった体では、これは我慢出来そうにない。

 それを分かって居て、被身子はしつこく儂の乳首を指で弾く。その次は引っ掻いたり、その次は押し潰したり。とにかく、好き勝手に虐めて来るんじゃ。そこを乱暴に扱われるのが、堪らない。

 

「んぁっ、ふあ、ぁあっ! んっ、んん……っ!」

 

 っ、駄目。駄目……っ。弱い所を、好きな所をそんな風にされたら……っ。

 

 また、また……っ。

 

「んっ、ぁあっ、ぁっ、ん……、んんんんっっ!!」

 

 また、体が震える。息が詰まって、さっきよりも長い時間……降りてこられなくて。我慢なんて、少しも出来なかった。気をやってしまった。呆気なく逝かされて……力が抜ける。

 

「ん、ぁ……はぁ……んく……っ」

 

 息が、し辛い。頭が、回らない……。もう何も考えられなくて。ただただ、絶頂の余韻に心を浸して。

 あと、儂は何回こうなるのじゃろう? 何回気をやって、何回逝かされて……。どれだけ、滅茶苦茶にされて……。

 

 まだ、息が整わない。体が落ち着かない。熱くて、力が入らなくて。しばらくは、身動きが取れそうにない。

 

 そんな儂は、被身子から見たら隙だらけで。そして、被身子の動きを見逃した。元々、顔を逸らしていたから殆どろくに見えては居なかったんじゃけども。

 

「ここも、触ってあげますね……♡」

「……っ」

 

 足を、広げられる。片足を持ち上げられて、抱き上げられてしまう。こうされてしまうと、もう足は閉じれない。無理矢理閉じようにも、被身子の体が邪魔になる。こんな、こんな姿勢は恥ずかしい。股を広げさせられて、しかも凝視されて……っ。

 

「すっごい濡れてる……。もうこれ、要らないんじゃないですかぁ?」

「っっ、ぅう……っ」

「二回もイっちゃいましたもんね。耳とぉ、乳首で♡」

「……ぅうう……っ」

 

 いちいち、言うな。何でそんなに、認めさせたがるんじゃ。

 もうずっと、顔が熱い。ここから逃げたい。でも、体は動かん。被身子に右足を抱え上げられているし、逃げようが無い。じゃから、この後にされることからも……儂は逃げられなくて。

 

「円花ちゃんのいっちばん弱いところ……♡ めちゃくちゃにしちゃうのです♡」

 

 下着が、ずらされる。そして直ぐ……被身子の指が儂の中に入って来た。と、同時。

 

「ひあっ、ぁっ、ん、んんんんっっ!!」

 

 また、気をやった。気持ちいいのが突然弾けて、頭が真っ白になって、何も考えられなくなる。

 

「挿れただけでイっちゃうなんて……♡ 今からそんなんじゃ、大変ですよぉ?♡」

「あっ、やっ、待……っ、んぁああっ! ぁ、んんっ、ふあぁあっ!!」

 

 腰が跳ねる。被身子の指が中で動く度に、連続して絶頂してしまう。戻ってこれない。戻して貰えない。苦しいぐらい気持ち良くて。怖いぐらい気持ちよくて。

 

 ぐちゅぐちゅと、音がしている。奥まで辿り着いた指先が、気持ちいい所を容赦なく抉る。引っ掻くように、突くように。時には、掻き回すかのように。

 

 い、く。いく……、逝く……っ。もう何も分からない。考えられない。じゃけど、気持ち良いのと……気をやり続けていることだけは、分かる。

 

 もう、それ以外は……っ。

 

 

「んっ、あぁあっ! ふあっ、んぁあああっっ!!」

 

 

「ぁ、んんんっ! や、じゃ……っ! また、いっ……!」

 

 

「ひぁっ、んっ、あぁあっ! き、……す! きす、し……てっ!」

 

 

「んっ、んん……、ちゅっ、あっ、んむ……っ、ん……、んんんんっっ!」

 

 

 ただひたすらに、逝かされ続ける。喉が痛くなっても、被身子は止めてくれない。どれだけ逝き続けても、被身子の指は動きっぱなしで。

 漏らそうが、噴き出そうが、お構い無しに。こやつは思う存分、儂を辱しめ続けて……。

 

 こうして。儂は真(まこと)に朝まで寝かせて貰えなかった。一晩中、被身子に好き勝手されしまったんじゃ。

 

 

 

 

 

 ……ちなみに、この夜以来。儂は、べびいどおるは着ないようにした。じゃってこれを着ると……被身子が加減してくれなくなるからの……。

 

 

 でも、その……滅茶苦茶にされたい時は着る……ようになった。















そろそろチウチウがメインのえっちとか、ご奉仕プレイとか書きたい気がしますね。あとは変身したトガちゃんに犯されるとか、ひとりえっちとかそういうのも。

少しはえっちに書けた気がします。
なので、少しでもお楽しみ頂けたなら幸いです。
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