虚圏には静かな闇があればいい。
誰が言ったか、虚圏は現世や尸魂界のような活気とは無縁の土地だ。時折聞こえてくるのは虚同士が殺し合いを演じる轟音くらい。
比較的理性的な破面が集まる虚夜宮においても、その事実に変わりはない。
だが、何事にも例外というのは存在するものだ。
だだっ広い通路を歩く男の背後から、ドタドタと騒がしい足音が聞こえてくる。次第に近づく足音が真後ろまで近づいたかと思えば、
「どーんっ!」
助走をつけた飛び蹴りを背中に貰い、男は床にキスする羽目に遭う。
不意打ちとも呼べない急襲を受けた男が振り向けば、そこには薄い緑色の髪を靡かせる少女が立っていた。
「おっす! 蹴りやすそうな背中してたから蹴っちゃったぜ!」
ニカッといたずらっ子のような笑みを浮かべる彼女の名は、リリネット・ジンジャーバック。
番号は№1。これだけ聞けば彼女こそ十刃最強のように聞こえるかもしれないが、そこはやや複雑な事情があり、№1ながら従属官という特殊な立ち位置にある。
その為か実際の実力としては非力もいいところ。単純な虚閃の威力だけで言えばただの大虚にも劣るし、他の破面と戦うとなれば瞬殺されてしまうだろう。
と、そんな彼女であるが男に会いに来た理由は実にシンプル。
「なあなあ、今日は何して遊ぶ?」
子犬のように瞳を輝かせて男に迫るリリネット。
虚夜宮は娯楽に乏しい。それこそ暇を潰すとなれば食うか寝るか、殺し合いだ。
しかし、自身の半身仲間意識が強く、殺伐とした雰囲気に馴染めないリリネットが身内と殺し合って暇を潰せる訳もない。それでいて非力な自分を相手に付き合ってくれる存在など早々見つからない───そこで出会った遊び相手こそ目の前の男であった。
「昨日はサッカーしたろ~? 体動かすやつもいいけどボードゲームも捨てがたいよな~。あとトランプ! お菓子賭けてポーカーでもしよっか? いや、待てよ……そう言えばあれがあったんだ!」
子供らしい屈託のない笑みを湛えつつ、リリネットは自室へ男を連れていく。
今頃リリネットの半身は外で昼寝中だろう。いくら騒がしくしたところで文句を言われる心配はない。
そうして始まる二人だけの時間。
「へっへーん! ザエルアポロんとこのロカに頼んで、現世のゲーム機複製してもらったんだ! これで遊ぼっか!」
取り出したゲーム機のコントローラーを握り、どこかから拝借してきたモニターに二人並んで向かう。
「それ! そこだ! あー、避けろ避けろ! ああもう、だから言ったじゃん!」
操作に慣れているリリネットはともかく、初心者の男は早々に敵にやられてゲームオーバーになる。それ自体も楽しんでいる様子のリリネットは経験者振れるのが嬉しいのか、ニヤニヤとしながら男の方へ身を乗り出す。
「いーい? 敵が攻撃してきたらここのボタン押して回避してー……」
ほとんど密着しながら解説してくれるリリネット。
だがしかし、男の耳には彼女の説明が入ってこない。女性が密着している───とは言うものの、精々リリネットは中学生ぐらいの体格だ。そういう趣向でもなければ興奮しない容姿ではあるが、問題は別の部分にあった。
「ちょっと、聞いてんの? 人が説明してやってんのにさー」
上の空であるのがバレたのか、不満そうなリリネットがグッと詰め寄ってくる。
その間も問題点はちらちらと男の視界に入り込んできていた。
「ん、なに? 胸ぇ? ……───っ!?」
気まずそうに指摘してくる男に、リリネットはようやくチラ見えしていた胸を覆い隠した。
「……見た?」
顔を真っ赤に染めたリリネットが問いかけてくる。
しばし無言を貫いた後、やんわりと首を横に振った男であったが、
「うっそだァ!! 絶対見えてたじゃん!!」
前も閉じられない露出度の高い服が仇となった。
ブラジャーも着けていない以上、見えてしまった時はそれこそ丸見えだ。膨らみ始めた丘の上にポツリと咲く桜色は、しっかりと瞼の裏に焼き付いてしまっていた。
「変態!! スケベ!! バーカ!!」
男の無意味な気遣いを見通したリリネットはありったけの暴言を投げつける。彼女も乙女だ。人並みの羞恥心はある。
しかし、一頻り罵って気が済んだのか、はぁ……と溜め息を吐いた彼女は再び男の傍へと戻った。
「まあ、あたしの恰好がこれだから許してあげるけどさ……ほら、ゲームに戻ろっか」
自分にも責任はある。
そう言い聞かせて視線を男の手元に向けた、次の瞬間だった。
こんもりと盛り上がる股間が目に飛び込んで来た。
最早言い逃れはできまい。
「このロリコン!! カス!! 死ねぇー!!」
真っ赤も真っ赤、大真っ赤になったリリネットが、右ストレートで男の頬を殴りつける。しかし、鋼皮の相手には大して通用していない様子だ。
ヒリヒリと痛む拳を押さえながらも、リリネットは馬乗りになって男に掴みかかる。
「なにおっ勃ててんだ!! 人が折角そういう空気から戻そうとしてやったっつーのに!!」
───そうは言われても急には縮まないのです。
そう男は必死に弁明する。
一方、依然として怒りが収まらないリリネットはぐわんぐわんと男を揺らし、記憶の消去を図ろうとするが、
───ムニッ。
「ひんッ!?」
お尻に何かが当たった。
硬く、そしてほんのりと温かい。
暴れる最中偶然お尻に触れた物体は、どうにも男の手という訳でもない。
しかしながら、手でないと言うのであれば残される答えは絞られる。
「……」
無言でリリネットはお尻の方へ体重を掛ける。
すれば、小さいお尻が硬い物体を押し潰し、同時に男も情けない声を漏らした。
「あんた……」
男へ視線を投げるリリネット。
そこには呆れと軽蔑ともう一つ───嗜虐心が浮かんでいた。。
「……へぇ、あんたお尻で潰されて感じてんだ?」
目覚めたばかりの嗜虐心に戸惑いつつも、明らかに快感を覚えている様子の男に上から問いかける。
「あたしみたいなガキの体に興奮してんの? ホント、あんたってどうしようもない奴だね。もしかして最初っからそれ目当てで近づいてきたの?」
そんなことはない。
そんなことはないと信じたいが───今はそれでもいいと思っている自分が存在している事実を、リリネットの心は否定できなかった。
ただ遊びたい相手が欲しいという子供心と、相手に女として見られて嬉しいという女心。時に相反しかねない二つの心だが、今だけは『彼を独占したい』という想いに統一されてしまっていた。
慣れない腰使いで尻に敷いた肉棒を押し潰す。ゆっくりと前後に腰を振り、衣服越しに肉棒を擦り上げるように刺激するのだ。
「ほら、これが気持ちいいんだろ? 女の子にチンコ潰されてさ。こういう風に扱かれるのが好きなんだろ……っ♡」
リリネットはすっかり乗り気であった。
男の反応もであるが、リリネット自身擦り付ける股間からじんわりと上ってくる性感の虜になっていたのだ。擦り付ける股間が、時折鉄のように硬い肉棒と接触する。その際、パンツの中で芽吹く肉欲がぐじゅり♡ と湿った水音を奏でていた。
「ど、どうだ気持ちいいか? 直接触れられてもないのに感じるなんてホント変態だな。軽蔑するぞ……ッ」
そうは言いつつも床オナ染みた動きを止められないリリネット。
時折、ピクンと腰を浮かび上がらせる彼女の動きは次第に緩慢になっていき、瞳もトロンと蕩け始めていた。
反面、やっとこさ余裕を取り戻してきた男はリリネットの様子を目の当たりにし、おもむろに起き上がった。
突然の動きにギョッとするリリネットであったが、そのまま優しく抱きしめてくる男に瞳を見開いた後、恐る恐ると細腕を回して抱きしめ返す。
ほとんど心臓の鼓動が伝わる距離。
先とはまた違った密着を堪能した後、リリネットは緊張で震えた唇を開く。
「こ、このまま続きするか……?」
その言葉が意味する未来を知らぬほどリリネットも子供ではない。
震える彼女からいったん距離を取った男は、潤んだ瞳を湛える少女を見つめ合う。それから幾ばくかして、二人は引かれ合うように唇を重ねた。
「んっ……ちゅ……♡」
啄むようなキスを何度も繰り返す。
それしか彼女は知らぬのだろう。しかし、知っている限りで懸命に尽くそうとする少女は、口から零れた唾液が糸を引く程に男との口づけに没頭する。
「はむっ……んぅ……んっ!?」
しかし、じれったくなった男が舌をねじ込んでくる。
瞠目し、後ろに下がろうとするリリネットだが、後頭部を押さえつけてくる手によって後退することもできない。
為されるがまま口腔を蹂躙する未知の感覚を受け入れるしかなくなる。
口の隙間から熱い吐息で零れる大人の接吻。唇の柔らかな感触を楽しむバードキスとは一線を画す肉々しい感触だった。
「あふッ……ふっ……ふぁ……♡」
当初は困惑していたリリネットも、次第に舌を絡ませ合うディープキスの快感を覚え始めたのか、嬌声染みた甘い吐息を漏らし始める。
たどたどしいおっかなびっくりな舌の動き。それでも確かに男を受け入れようと向こうから絡ませられる舌に、男もまた相応の情愛を以て応答する。
互いの口から引いた糸で淫靡な水音をかき鳴らすこと数分。
「んっ……ぁ……?♡」
唐突に顔を離しキスを止める男に、リリネットは切なそうな声を漏らした。
彼女は淫蕩にとろけた表情を隠すこともせず、潤んだ熱い視線を男に投げている。唾液で妖しい艶に彩られる唇は、『もっと欲しい』と物欲しそうに訴えていた。
そんな彼女の服の裾に男が手を掛けた。
ビクリ、と少女の肩が震える。
しかしながら、優しく脱がそうとする手つきを見るや否や、彼女は全てを男に委ねることに決めたようだ。
裾を捲り上げられれば、すぐさま慎ましやかな膨らみと先端を彩る桜色が露わになる。
緊張と興奮からか、少女の柔肌はしっとりと汗ばんでいる。高まる体温に伴って舞い上がった香りは、甘いミルクの香りがした。
「ぬ、脱がすんならさっさと脱がせよな……」
恥ずかしそうにそっぽを向くリリネット。
まじまじと未発達な乳首を見つめられる羞恥心でこそばゆいのだろう。依然として男に跨ったままの彼女は、頻りに内股を擦り合わせるような挙動を見せている。
やがて角度の鋭いホットパンツが湿り気を帯びてくるが、彼女はまだそれには気づかない。
それから少ししてリリネットは万歳する恰好で上着を脱がせられた。瑞々しく張りのある少女の裸体を前に、男は思わず息を呑み込んだ。
自然と両手はなだらかな双丘へと向かう。
「さ、触るの?」
優しくな……、とか細い声が紡がれる。
男は今にも欲望のままに揉みしだきたい衝動を堪え、割れ物を扱うかのように恐る恐る双子の果実に手をつけた。
ふにゅりとした感触が掌に吸い付く。流石に未成熟である以上サイズは大きくはないものの、それでも実り始めたばかりの果実に触れる興奮は一入であった。
「ふぅ……んっ……」
ゆっくりと指を動かし始めれば、リリネットから温かな吐息が漏れ始める。
慎ましやかな胸を揉めるよう、脇の下からも肉を寄せて上げる。そうすれば心なしか小高くなった肉の山を揉むことが叶うようになった。
けれども、それだけではリリネットに快感を覚えない。
故に男は人差し指をぷっくりと膨らんだ桜色の先端に押し付ける。瞬間、『あっ』とリリネットの腰が跳ね上がった。
手応えはまあまあだ。
そのまま男はコリコリと先端を指先で遊んでいく。すると、最初は胸肉同然の柔らかさだった乳首は、次第に周囲と一線を画す硬さを有し始めるではないか。
「っ……ぁ……!♡」
男が丁寧に乳首を責め立てていけば、リリネットの声にも艶が付き始める。
ロクに自慰をしたこともない彼女にとって、乳首を弄られるのはまさに未知の感覚。幼い蕾を性感帯に開発されていく彼女は、不安と恐怖に駆られながらも与えられる快楽には抗えなかった。
「ぁん……なに、これ……?♡」
気づけば再び腰を振り始め、パンツの下に芽吹く肉豆を男の体に押し付けていた。
乳首とはまた違う突起を押し潰せば、また違った快感が体を駆け抜ける。むしろ乳首よりも直接的で刺激的な快感に虜になり始めているリリネットは、自分が口の端から涎を垂らしているのにも気づかず、一心不乱に前へ後ろへと腰を振る。
そんな彼女の姿に機が熟したと見たのか、男は片方の手を乳房から放し、躊躇いなく勃起した乳首にしゃぶりついた。
「ひゃ!?♡ あ、あんたねぇ!? あたしは舐めていいなんて一言も……んぅう!♡」
男の暴挙に抵抗心を垣間見せるも、すぐさまそれは音を立てて瓦解した。
未成熟な蕾を吸われていくにつれ、リリネットの体から力という力が抜け、上体はへにゃへにゃと倒れていく。
「ん?!♡ や、や~め~ろ~! あたしのなんか吸ったってなんも出ないぞ!? それになんかくすぐったくて……変な気分、にぃ……?♡」
辛うじて腰に回されていた腕で上体を支えられながらも丹念に先端は舐られる。
口の中の空気を吐き出し、疑似的な真空が作られた空間ではリリネットの乳首も先ほど以上に血液が集中し、より大きく膨れ上がる。
そうして敏感になった先端をザラザラとした舌先で弄ばれる内に、リリネットは胸とはまったく別の場所が疼くのを感じ取った。
(なんだ、これ……? お腹の下辺りがキュ~、って……♡)
次の瞬間、グチュリと淫猥な水音が鼓膜を揺らす。
それが自身の股間と下着が奏でたものだと少女が気づいたのは、少し遅れての出来事であった。
(ウソ、あたし乳首で感じてる……? 別に自分で触ってもなんともないってのに……!?♡)
こうしている間にもいいように弄ばれている乳首はピリピリとした快楽電流を少女の脳に送り込んでくる。乳首を虐められるのは気持ちイイ、と。まるで体に教え込まれるようであった。
自分の体が自分の知らないように開発されていく。
それ自体には恐怖に似た感情を覚えているというのに、不思議と悪い気がしていないのは相手が自分を好いてくれているという確信があるからだろう。
淫猥に蕩けていた頬が、今度は優越感によって吊り上がる。
少女の胸に夢中になっている男の頭を抱きしめるリリネットは、まさに恋人のような微笑みを湛えながら愛撫を受け入れ始めていた。
まだまだ熟れる前の体を存分に味わわれること数分。
始めこそ荒い鼻息を立てていたリリネットも、今や口をだらしなく半開きにし、情欲に燃える内側で温められた空気を吐き出していた。
「や、だァ……片方だけじゃなくて」
『こっちも弄って』とリリネットは身を捩る。
散々舌先で弄ばれた乳首の代わりに差し出されるもう一方は、緊張と興奮で震える少女に呼応するかの如く小刻みに揺れていた。ふんわりと立ち上る甘い香りも相まって、まるでプリンでも見ているような気分だ。さしずめ、天辺の桜色は付け合わせのサクランボと言ったところだろうか。
「ね、ねぇ……早、く……んぅ!♡」
我慢のできない少女のおねだりが聞こえてくる。
そこまでせがまれては致し方ない。男は少女の要望に添えるよう、鮮やかな桜色を口の中に含んだ。
「はぁ……ぁん!♡」
敏感な先端を覆う生温かな感触に、リリネットは思わず身震いした。
着実に彼女の肉体は女へと昇華し始めている。子供らしさの抜けない乳房も、今では立派な性感帯の一つだ。コロコロと舌先で転がされる先端は蛇口のハンドルに等しい。転がされれば転がされる程、ただでさえ防御の薄いホットパンツの染みが広がり、隠し切れない淫靡な匂いが部屋中に立ち込めていく。
「あっ、恥ずかしい……♡ あたしの、ア……アソコから変な匂いしちゃてるよぉ……♡」
恥ずかしそうにリリネットは脚を閉じる。
自分の愛液の匂いすらも分からない彼女が、彼に嫌われたくない一心でとった行動であったが───ある意味効果はてきめんであった。
「ひゃ!?♡ ど、どこに手ぇ入れてるんだよ!?♡」
男の手はいつの間にやらリリネットのパンツの中へと滑り込ませられていた。無論、手は地肌───幼い秘裂より愛液が染み出す恥丘へとたどり着いていた。
しかし、手に湿った感覚が触れたと思いきや、ビクゥ! と脚を固く閉じてくるリリネットに手を三角絞めのように拘束される。ガッチリとホールドされた手は押すことも引くこともできない。
「さ、触っていいなんて言ってないかんな! それに多分、き……汚いと思うから……」
洗ってもいない内に性器を触れられるのが恥ずかしいのだろう。
赤面したリリネットは、羞恥心やらなにやらで感情が高ぶり溢れてきた涙を目尻に留めながら訴えかけてきた。
しかし、やめろと言われてやめるようならそもそも触っていない。
男はおもむろにリリネットと目線を合わせる。そして、緊張した少女の耳元に口を寄せて囁いた。
───汚くなんかないよ。
じゅわ……、と指に滴る感触があった。
今彼女がどのような表情を浮かべているかは窺えない。けれども、見える範囲でも彼女の耳は真っ赤に染まっていた。心なしか下着の中に滑り込ませた手の拘束も緩んでいるように思える。
それから、ゆっくりと。
濡れそぼった恥肉を指でまさぐり始める。トロトロに濡れた恥丘は、最早ローションなど必要としていなかった。滑らかに愛撫を受け入れる様は、リリネットの男に対する姿勢そのものだ。むしろもっと触れてほしいと愛液は次から次へと溢れ出してくる。
「ふっ……ふっ……ふぅ♡」
恥部を這いずり回る指の感触に、リリネットは熱い吐息を何度も漏らす。
興奮からか血液の巡りが良くなった体表には薄っすらと汗が滲み出ていた。当然、愛液が溢れる恥部も同様だ。汗と愛液に濡れながらも未だ脱がされることのない下着の中は亜熱帯の様相を呈していた。
ふっくらとした恥肉を指で挟まれたかと思えば、敏感な膣口周辺を指の腹でなぞられる。それだけでもう堪らないと思った矢先に、今度は乳首以上に勃起した肉豆を摘まれる。
「っ……あぁ~~~!♡」
乳首などの比ではない。
男の陰茎とも違い、女の陰核は快楽を感じる為だけの器官だ。何も知らずに触れれば痛みだけを覚える部位も、今は極度の興奮と愛液でコーティングされている真っ最中。
「あっ、あぁあ?♡ あぁ~……♡」
クリクリと肉豆を爪弾かれれば、リリネットは快感の余り言葉を発することもできなくなっていた。天を仰ぎ、涎を垂らす。焦点の合わない瞳が目にするものは、虚空でパチパチと爆ぜる快楽の火花の幻覚であった。
───そろそろ頃合いか。
「ぅ……ぁん!♡」
十分に濡れた恥肉が掻き分けられていく。
薄い恥丘の奥へ潜り込めば、すぐさま最奥へと続く肉壺への入口に辿り着いた。その入口の縁を一度なぞった男は、そのままゆっくりと指を沈める。
ツプ、ヅププ……、と愛液が溢れる音と共に指が挿入されていくにつれ、また別の快感の衝撃でリリネットの意識は覚醒する。
「あっ……そこダメ!♡ いま敏感だからッ♡」
これまた未知の快感だった。
自分でも触れたことのない場所に触れられ、あまつさえ快楽を覚えている。その事実に恐怖と驚愕を覚えつつも、リリネットは下腹部から脊髄を駆け上がってくる気持ち良さに抗えなかった。
ギュッと男に抱きかかる。それが未知に対する恐怖へのせめてもの抵抗だった。
それを理解しているかのように、男は空いた腕でリリネットを優しく抱きしめる。少しでも傷がつかないよう、繊細な手つきで少女の小さな肩は体ごと抱き寄せられた。
「はぁーッ♡ はぁーッ♡」
互いの鼓動が聞こえる距離の中、リリネットに対する愛撫は激しさを増していく。
第一関節まで沈められた指がしとどに濡れた肉壺に出し入れされる。余り奥まで挿入すると処女膜を破いてしまうだろうから、手淫をするにも細心の注意を払う必要がある。
しかしながら、愛でるような指使いにリリネットはすでに陥落していた。淫蕩の色を湛えた瞳には、元の鮮やかな桃色も相まってか、綺麗なハートマークが浮かんでいる。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ これ気持ちいい♡ 気持ちいいよぉ♡ あっ……お、お腹が変ッ♡ な、なんかクる!♡ キちゃう?!♡」
ともすれば失禁にも似た感覚に、慌てたリリネットが席を立とうとした。
その瞬間、それまで優しく抱き留めていた男の腕が強引に彼女を抱き留める。非力な───ましてや快楽で蕩けている少女をその場に止めておくには、腕が一本あれば十分だ。
もっとも、たとえ無理やり腕を振り払おうとしたところで下の口が指を咥えて放さないだけであるが。
「ダ、ダメ!♡ 漏れるって!♡ 早くしないとおしっこが……っ、あぁああぁあああ!?♡」
必死に訴えるリリネットであったが、途端に激しさを増す手淫で強引に黙らせられる。いや、この絶叫を前に黙らせるという表現は不適当かもしれないが、それでも口答えできなくさせたのは事実だ。
「あぁあ!?♡ ダメだって!♡ 激しくしないでッ、んぁ!♡」
とは言うものの、指の動きが収まる素振りは見られない。
むしろ雪崩れ込む快感に応答するように溢れ出す愛液に応えんばかりに、男は掌全体を使ってリリネットを責め立てる。
膣に挿入される指は勿論、空いた親指は充血した肉豆を弾き、余った指先も尻肉に埋めて少女の陰部全体を揉み解す。
それに伴い、まるで下半身が灼熱の中心になったと錯覚するリリネット。鼓動が一つ打ち鳴らされる度に駆け上がってくる快楽に、彼女は体の内側が燃えるような感覚を覚えた。じりじりと燻っては、先端という先端が赤熱していき、得も言われぬ掻痒感が襲い掛かってくる。
気づけばリリネットは身を男に押し付け、グリグリと右へ左へと体を捩らせる。勃起した乳首が布地に擦り付けているのだ。
しかし、そんなものはただの気休めだ。
覚えたての自慰が霞む程の快楽が、リリネットの蜜壺の中で刻一刻と高まっている。内腿を伝う愛液の量を見れば一目瞭然だ。
グチャグチャと粘着質な水音を奏でること数分。膝立ちするのもままならなくなったリリネットは、とうとう男の手に全体重を預けざるを得なくなった。
直後、愛液に塗れた指が膣の奥へと突き立てられる。
前人未到の花園へ、男の指が触れた。
その瞬間、
「っ───ぁぁあああああ!!?♡♡」
大きく体を反らしたリリネットが、下着を穿いているのも忘れて失禁する。
激しい絶頂に知性を押し流されるリリネットは、潮を止める発想なんて欠片も浮かばなかった。ただただ雪崩れ込む快感に身を委ね、男の手を愛液とも違う体液で濡らしていく。
ジョアアア、と音が響いて間もなく、ホットパンツの布地でも吸い取れ切れなかった分が滝のように滴り落ちてくる。そう時間も掛からず床には水溜まりができ、ほわほわと生温かな湯気が立ち上っていた。
「はぁ……はぁ……♡」
潮がようやく収まった頃、興奮と羞恥で顔を真っ赤に染めるリリネットは男と目があった。
少し見つめた後、二人は自然に顔を近づける。チュ、と軽やかなリップノイズが響けば、間を置かずグチャグチャと淫猥な水音が鳴り響く。
「ぷはぁ♡ ……ごめん。手ぇ汚しちゃって……」
濃厚なキスを堪能した後、改まってリリネットは謝る。
赤面してそっぽを向く彼女の顔はやらかしてしまった子供のそれだ。それだけを見ればいじらしいことこの上ないが、紅潮した頬は覚えた色を忘れられていない様子である。
「……ど、どうすんの?」
リリネットはおもむろにウエスト部分に親指を掛けた。
汗やらなにやらでびしょ濡れになったホットパンツ。肌に張り付いて不快なそれが、僅かに下ろされる。
起伏が少ないながらも成長途中の少女が、己の腰の生肌を惜しげもなく晒す。
スルスルと衣擦れの音を鳴らし、色気のない下着と共に包まれていったホットパンツは、とうとうとある高さでピタリと止まった。
薄い緑色の茂みが、赤らんだ恥丘に生え揃っている。だが、まさにその真下に構える門だけは死守するかのように、半脱ぎの衣服が下げられることはなかった。
男は思わず生唾を飲んだ。
これ以上彼女がズボンを下ろせば、少女の体は丸裸になる。この瞬間、自分の体を全て曝け出すというのは、つまりはそういうことだ。
確認を取るように男は視線を投げかける。
次の瞬間、うるうるとした瞳による上目遣いとかち合った。
「あたしは……いいよ」
上ずった声で少女は紡ぐ。
「あ、あんたとなら……ううん、初めてならあんたがいい」
今度は。
今度こそは、躊躇いなく身に纏っていた衣服を脱ぎ捨てる。
そうすれば目の前に裸体を晒す少女が現れることとなった。白亜のアームカバーとハイソックスこそそのままであるが、だからこそ恥部のみが露わになる姿への背徳感が増すのだろう。
リリネットはいじらしく脚を閉じてトロトロになった陰部を隠す。入浴の為に脱衣するのとは違う爽快感にはまだ慣れていない様子だった。
そんな彼女を抱きかかえて向かう先は寝台だ。
綺麗なシーツの上に少女をそっと下ろす。その際、せがむような視線を投げかけてくるリリネットと口づけを交わす。すると、彼女の方から舌を絡ませてきた。まだまだ稚拙な動きではあるが、キュッと瞳を閉じながら精一杯相手に気持ち良くなってもらおうとする姿こそ愛おしく、そして何より官能的であった。
しばし淫猥な水音の合奏が響き渡る。
一頻りキスを堪能したリリネットは、ほぅ、と息を吐けば、ゆっくりと閉じられた脚を広げていく。
赤くないところがないくらい赤面した少女が、とうとうだ。とうとう秘所を曝け出した。
まだそれほど生え揃っていない陰毛を湿らせ、散々男の手淫で解された恥肉はほんのりと紅潮していた。僅かに盛り上がる恥肉の谷間に垣間見える蜜壺の入口は、鮮やかなピンク色を放っていた。
ほんのりと香ってくる匂いは甘酸っぱい。少女本人も自覚しているのか、目の動きは忙しなかった。
いつまでも待たせる訳にはいかない。
そう思った男もまた自分の衣服を脱ぎ始める。こうなってしまえば、リリネットの視線は男の体に釘付けだ。均整の取れた肉体美に瞳を輝かせ、食い入るように鑑賞を始める。
しかし、結局はとある一点に視線が集中してしまう。
帯を解く男。直後、袴が下ろされる衣擦れの音が鳴り響けば───現れた。
「わ……」
リリネットは逸物を前に、思わず感嘆の息を漏らした。
それに軽く噴き出しつつ男が少女へとにじり寄れば、今度はそこに緊張の色が滲んでくる。
「デッカ……」
その気になれば挿入できる位置まで近づいた時、リリネットがポツリと漏らした。
少女の恥丘に乗せられる熱い肉の棒。それ自体は特段巨根と呼べるほどでもない平均サイズではあったが、まだまだ少女の域を出ない体格のリリネットにとっては圧倒される大きさであった。
目測で確認する。もしも仮に挿入されようものなら臍の辺りまで貫かれるのではないか……? そう思い至った途端、臆したリリネットは逸物を挟み込むのも厭わず脚を閉じてしまう。
しかしながら、彼女の緊張を解きほぐすよう語り掛けながら膝に手を置いた男が、ゆっくりと閉じられた門を開いていく。
そして、二度目の御開帳。
今度こそ逃げられないと悟ったリリネットは、小刻みに震える手を男の手に重ねる。
「い、痛くするなよな……優しくしろよ?」
涙に滲む瞳で訴えかけてくる少女に、男は力強く頷いた。
怒張する逸物を手に取り、亀頭を小さな蜜壺の入口へと導いていく。とっくに濡れそぼった秘裂だ、前戯は最早必要ない。
「はっ……はっ……!♡」
亀頭が恥肉を掻き分け、入口に近づいていくにつれ、リリネットの呼吸が浅く早くなっていく。恐怖と興奮が綯い交ぜになった瞳は、ジッと亀頭の行く末を見守っている。
───ズプッ……。
「はぁ……!?♡」
刹那、不意な挿入感にリリネットが喘いだ。
なんだ、これは? と、リリネットの思考が混乱する。愛撫とは全然違う、蜜壺の圧迫感があった。誰にも触れられたことのない禁踏地が踏み荒らされていく、まるでそのような感覚。
「ぅ……あ……!♡」
小さな膣口は、凶悪な肉棒の侵入に悲鳴を上げていた。
指なんて比較にならない。ともすれば、裂けてしまいそうな痛みすら襲い掛かってくる。
縋るように男の手に指を絡め、必死に痛みを我慢する。目尻から涙が零れるのを堪えきれなくなった時、ピタ、と侵入が止まった。
(全部入った……?)
蜜壺を埋め尽くす圧迫感から思い至った。
が、しかしだ。
リリネットは宝石のような瞳をまんまると見開き、自分の性器と接合を果たす肉棒の姿を目撃した。
(う、嘘……まだ全然入ってないじゃん……!?)
これだけお腹が張り裂けそうな思いをしているにも関わらず、まだまだ先端が挿入されただけ。
(これ全部入ったらあたし殺されるんじゃ……)
恐怖で全身が強張る。
同時に緊張した膣肉が肉棒を締め付ける───が、
「んぅ!?♡」
不意のキスがリリネットの唇を塞いだ。
優しく口内を舐め上げる舌の動きに快感を覚えれば、次第に体の力も抜けていく。
するとどうだろう? あれだけ痛くて苦しかった膣の圧迫感がだんだん薄れてくるではないか。緊張が解けて力が抜けたおかげか、はたまたキスによって滲み出た愛液のおかげか。
どちらにせよ目の前の男が苦痛を快楽に変換してくれた。
甘く蕩けるようなキスを堪能したリリネットは、恍惚としたトロ顔を晒したまま、フワフワとした口調で男に投げかける。
「へへっ♡ もう大丈夫だぞ♡」
彼女の髪を掻き上げるように頬を撫でた男が本当に大丈夫か問う。
「あんたが気持ち良くしてくれるならヘーキ♡ だから、全部
確かに脱力している今ならば挿入は可能だろう。全てとまではいかずとも、彼女の最奥まで貫くことはできるかもしれない。
ただし、彼女が破瓜の痛みに耐えられるかはまた別だ。
思案する男。それほど時間を掛けず答えを出した彼の行動は至ってシンプルだ。
「うわっ!?♡」
寝ているリリネットを抱き起し、対面座位へと姿勢を変えた。
困惑する少女の臀部を支えつつ、もう一度真正面からキスを交わす。こうなってしまえば黙ることしかできない初心な少女は、大人な接吻を堪能しつつ、蜜壺に猛烈な圧迫感を覚える。
「ふむぅ♡ はむっ……んぅ♡ ぁあ、あん……♡」
男が尻たぶを掴んでくれてはいるものの、汗に濡れた手では完全に滑り落ちるのを止められない。じわりじわりと増していく圧迫感に痛みが混じる。けれども、舌を絡ませ、剥き出しになった肌の体温を共有する興奮と快感がそれに勝る。
ゆっくりと、それでいて着実に二人の重なる面積が増えていく。
「っ……ぁあ゛……!?♡」
唐突にリリネットが苦しそうな声を漏らす。
どうやら肉棒がとうとう処女膜に辿り着いたようだ。あとはこれを破るだけではあるが、二人の動きは慎重だった。
少しずつ腰を落としていくリリネット。プツッ、と蜜壺の奥で何かが裂ける感覚を覚えたが、それでも彼女の動きは止まらない。
「ふぅーッ♡ ふむっ……むぅ……れろっ……♡」
痛みは灼熱のようだった。まるで下腹部の内側が焼けていく苦痛に襲われる。だからこそ、痛みを誤魔化す為のキスは激しさを増していく。
そして、
「あむっ……じゅる……ん、ん゛ぅううう!!♡」
口が繋がったまま、喉を震わせてリリネットが絶叫する。
プルプルと震える彼女の下半身を見れば、二人の性器の接合部から鮮やかな赤色が溢れている光景が目に飛び込んで来た。
人生で一度しかない卒業の証拠。
そんな鮮血を垂れ流すリリネットはと言えば、
「ふぅ゛ーっ♡ ふぅ゛ーっ♡」
荒い鼻息で呼吸を続けながら、さらに挿入を進めていく。
破瓜が終わってみれば、それからはスムーズだった。奥の方までたっぷり染み出していた愛液が滑りを良くし、男の肉棒をすんなりと奥の方まで迎え入れる。
最早痛覚が麻痺しているのだろう。もしくは極度の痛みと興奮で脳内から快楽物質がドバドバ溢れているリリネットは、かつてないほどの恍惚とした瞳を浮かべながら男の舌を貪っていた。
少しして、リリネットの腰が浮き上がる。
そのまま抜くのかと思えば、ギリギリ亀頭が抜けるかと言った寸前で一旦停止し、溜めを作ってから一思いに腰を落とした。
「はぁ゛♡」
と、喘ぎ声を上げたのを皮切りに、リリネットの理性の箍が外れた。
「あんっ♡!♡ あぁっ!♡ ひぁっ!♡」
……パンッ! ……パンッ! ……パンッ! と、けっして速くはないものの、奥の方まで迎え入れようとする腰の動きが、室内に響き渡る水音を奏でている。
まだあどけなさの残る少女が華を散らしたばかりとは思えない獰猛な動きだった。
彼の形を覚える為、何度も何度も自分に杭を打ちこむ。
そうしている間に破瓜の痛みも薄れ、さらには押し広げられた膣肉が丁度良いぐらいに解れ始めているものだから、リリネットのペースも早くなっていく。
「はぁっ!♡ はぁっ!♡ はぁっ!♡」
熱い吐息を漏らして腰を振る。
しかし、非力な少女では自分の手で絶頂を迎えるよりも前に、体力の限界が訪れてしまう。
次第に動きのペースが落ちていく。
頑張って動こうとはするものの、現実に体力が追い付かないリリネットは歯痒そうな顔を浮かべ、男の方を見遣った。
投げかけられる視線に滲むのは、懇願の色。
うるうると潤む瞳に思わず見惚れてしまっていれば、次の瞬間、桜色の唇がこう紡ぐ。
───はげしくして。
その懇願を前にし、最早抑える理由はなくなっていた。
刹那、男は寝台のスプリングを利用し、深く腰を落とした。蜜壺に収まっていた肉棒が白濁とした糸を引きながら抜かれる。しかし次の瞬間には反動した勢いのまま、怒張した肉棒が少女の蜜壺を突き上げる。
「ひぎぃ!?♡♡」
容赦のない突き上げに悲鳴を上げるリリネットであったが、その顔はどうしようもなく快楽に酔いしれている表情を浮かべていた。
反応は上々。
確認が済んだ男は、突き上げた腰を今一度深く落とし、再びスプリングを利用した勢いでリリネットに腰を打ち付ける。あとはそれの繰り返しだ。
「あぁん!?♡♡ あぁ!!♡♡ あぁあ!!♡♡ あ゛、お゛ぁ!?♡♡」
パンパンパンッ!! と、稚拙な腰使いとはかけ離れた容赦のないピストンに、リリネットは押し寄せる快楽の波濤に身悶えていた。
「あ゛ぁ!!♡♡ ら、めェ!!♡♡ これ気持ちイ゛イ゛よぉ!!♡♡ 初めてなのにッ、あそこキュンキュンなってるぅ゛!!♡♡」
リリネットの言う通り、彼女の蜜壺は何度も膣肉を押し広げてくる肉棒をこれでもかと締め上げる。
だが、そこに含まれているのは拒絶の意思ではない。むしろ相手にも気持ち良くなってもらおうとする歓迎の意思。肉襞の一つ一つで肉棒を捕えて離さず、最上の快感を以て迎え入れようとするリリネットの想いが表れていた。
「ひぐぅ!!♡♡ はっ、へぁ!?♡♡ あ゛ッ……なんかキテるッ!!♡♡ またお腹んトコ、キュ~ってなってるッ!?♡♡」
頭を振り乱しながら自己申告するリリネットに教える。
───それは『イク』って言うんだよ、と。
「イク……?♡♡ うん、わかった♡♡ イク!♡ イクッ!♡ あたしイク♡!♡ イっちゃうの!♡ あんたのおちんちんでイクぅ!!♡♡」
卑猥な言葉を叫びながら、リリネットの蜜壺は不規則に痙攣を始める。
「あぁ゛ッ!?♡♡ これぇ!?♡♡ これが『イク』なのッ!?♡♡ こ、こわい……けど気持ちイイよぉ!!♡♡ イク!!♡♡ イカせてぇ!!♡♡ あたしのことイ……クぅぅぅううううう!!!♡♡♡」
ビクビクゥ!! と激しい痙攣の後、膣肉全体が強烈に肉棒を締め上げる。
その圧迫感に耐え切れず男も絶頂を迎えた。陰嚢に溜まりに溜まっていた精液が精管を、そして尿道を駆け上がっていき、途轍もない勢いで鈴口から吐き出された。
未成熟な膣を染め上げる白濁は大量だった。収まり切らない分が、破瓜の赤色と混じってドロドロと秘裂から溢れ出してくる。
だが、それはあくまでも零れ落ちた分。数分掛けられた射精を負え、男が肉棒を引き抜いた時、どこに収まっていたのかという疑問が湧くような精液が膣口から逆流してくる。
その感覚はリリネットも感じ取っていたのか、そっと自身の膣口に手を添え、垂れ流れる精液を掌に掬った。
「へ、へへへっ……あんた
揶揄うような笑みを湛えていたリリネットであったが、唐突に瞳が見開かれる。
「あっ……」
やってしまったという口振りの後、生温かな液体がリリネットの秘裂から漏れ出る。
精液や愛液とも違う透明なさらさらとした液体。
「も、漏れちゃったぁ……」
尿道口から潮を噴くのも止められないリリネットは、むしろ開き直るように男に抱き着いた。
当然、今も垂れ流れる潮は互いの下腹部を濡らしていくが。
「えへへっ、これマーキング♡ これであんたはあたしのもんだぞ?♡」
犬かとツッコミたくなるような振る舞いであるが、相手を独占する為の行動としてはこの上なくインパクトがある。良くも悪くも恥ずかしい姿を曝け出したリリネットには、最早怖いものなんて存在しなかった。
「なあ、もっかいしよ?♡ あたしもあんたが気持ち良くなれるよう頑張るからさ♡」
潮に塗れた秘裂で萎びた肉棒を撫でれば、瞬く間に剛直は復活する。
その亀頭を躊躇いなく膣口にセットしたリリネット。この時彼女は、童顔に似合わぬ妖艶な笑みを湛えていた。
「……あたしの初めて奪ったんだから、あたしが『いい』って言うまで付き合えよな♡」
ズチュ♡ と淫猥な水音を立て、再び膣口が肉棒を咥える。
それから数時間、瑞々しい少女の媚肉が震える音が打ち鳴らされた。男の肉棒に自分という匂いを染み付けるまで、何度も、何度でも───。
明くる日。
「オーッス!」
性懲りもなくリリネットが背後から飛び蹴りを仕掛けてくる。
が、今度はひらりと身を翻して躱した為、少女は硬い床に落下する羽目になった。
『いたた……』と打ち付けた部位を押さえつつ立ち上がってくるリリネットであったが、そのまま男の方へと駆け寄ったかと思えば、満面の笑みを浮かべて腕を掴んで来た。
「なあなあ、今日は何して遊ぶ? ゲーム? スポーツ?!」
屈託のない笑顔を浮かべ、リリネットは指を折って数える。
毎日飽きないものだ、と呆れ半分感心半分の男は苦笑を浮かべた。
そんな男の様子が癇に障ったのか、ふくれっ面になったリリネットがおもむろに前開きの服に手を掛ける。
「それとも……こっちで遊ぶ?♡」
ぺらりと捲られた服から覗く桜色。
小さくも可愛らしい桜色は、興奮を隠す素振りなど見せずに勃起していた。
思わず生唾を飲んだ男が少女の方を見れば、ほんのりと紅潮した頬は綻んでおり、悪戯が成功した子供のようにチロリと舌先を覗かせている。
不意に二人の視線が交わった。
それが皮切りとなり、徐々に近づいていった唇は間もなくピトリと重なった。
あとはもう流れに身を任せるだけだ。
「あんっ!♡」
新しい遊びを覚えてしまった以上、しばらくの間暇することはないだろう。
押し寄せる快感に身悶えするリリネットは、未成熟な体を妖艶に踊らせ、男と夜伽を繰り返すのであった。