聖杯探索において、町はかなり重要な役割を持っている。
ひとつ、物資の補給の為
ひとつ、英霊を失った人が再契約するため
カナンには、マスターを失ったサーヴァントと、サーヴァントを失って逃げ延びたマスターが沢山いる
そして
ちなみに残り4割は、2つ目の街か、夜営主義である。
現在、聖杯探索は半分以上諦められている。理由としては街から離れることが怖くなったマスターがかなりの数いる為である
……この情報はもちろん、学園には伝わらない。何故なら──────士気にかかわるからである
──────なるほど。
「セミラミスさんは、マスターさんを失い倒れているところを無理やり契約させられた。と」
セミラミス「そう、お前に会うまではな。」
「ふーん……。まぁいいや。ってなるかい!」
いや、びっくりするわ普通。朝起きたら知らない内にサーヴァントと勝手に契約してた挙句、めちゃ普通に紅茶飲みながら朝ごはん食べてるとか……
「うーん、頭痛くなってきた……。色々聞きたいけど……私も朝ごはん食べよ……。」
ヴォイド「それがいいさ。マスター」
私は紅茶の入ったコップを片手にパンを齧る。朝のツンとした涼しさが花を刺激する
「いい朝だわ。」
セミラミス「そうだな。ところでだ、マスター。私は今アルターエゴとして限界しているわけなのだが……実の所我が持つ力がさっぱり分からない。おそらく座にすらなかった姿だからだろう……お主にはわかるか?」
……「マスターとして分かる範囲としては、うーん……物理的に魔術で殴る感じ?……元の戦い方に派生系として物理的に倒す選択肢が増えた感じ。」
セミラミス「……我は女帝ゆえ本来は自らの手で殴る事はせんのだが……何故か分からぬが、今は殴りに行きたくなっておる。これは……おそらくだがなにか別の物が我の霊基に混ざっておるな……。」
セミラミス「まあ良い。それで我はどういう感じでお主を守れば良い?」
「あー。うん、鳩になって私の頭上とか飛んどいて」
セミラミス「どういうことだ?サーヴァントに戦わせんのか?お主は」
ヴォイド「うちはね、マスターが戦ってサーヴァントが支援する。そういうスタイルだからね。」
セミラミス「それほど、マスターを信頼しておるわけか。いいだろう、我もスタイルを揃えておこう。では。」
かわいい……鳩。触りたい……。
セミラミス「クルッポー!訳《やめなさいな我がマスター》」
──────街道を進むこと3時間。
道中、モンスターに襲われたりしたけどほぼ問題なく進めた
ここが町。最初の街カナン……。すごい人だらけ……。
実は毎日1から2時間でここまで書いてました。
ここから先はほのぼのアリ、シリアスありのカナン編、スタート