カナンについて軽く触れておこう
カナンとは、約束の地と呼ばれる場所でありフェニキアとも呼ばれる。
何を持ってして約束の地とするのか、何故約束の地が一番最初の街に名付けられているのか……。それは造った聖杯しかわかるまい
このエデンにあるカナンの上には、巨大な浮遊国家がある。名を、オリュンポス。12体の超強力なサーヴァントとマスターの居城がある……言わば
とは言え、彼らが下の世界に降りてくることはほぼ無い。また、下界のマスターが生徒会に入ることもほぼ有り得ない。
──────理由はもちろん、次元が違うから。だ
……ただ、運がいいだけでは生徒会にはなれない。戦略性、執行官としての行動ができる人間性。
そして、
少なくとも、街で仲間と徒党を組み先へ進むことを恐れる連中には縁のない話だ。
さて、我らが主人公は──────まぁ語るまでもないか
……「ここがカナン。なんというか……
セミラミス「確かにな。はっきりいってそう、進むことをやめた可哀想な連中のたまり場。我の国ならば勝手に消え去るほどの悲しい奴らばかりよ」
ヴォイド「うん、正直私も長居はしたくない。なんというか、硫黄で焼かれてもいいレベル。」
硫黄で焼かれたのは、ソドムとゴモラだっけ?
うーん、でも硫黄で焼くのはコスパというか……土地の再利用が出来なくなるからあんまやめた方が……などということを考えながら街を歩いている時であった
?「すみません!黒髭討伐隊、貴女も参加しませんか?」
……変な奴らに絡まれた。
不良とかならボコせばいいけど、これは……うーん難しいやつだなあ……。
「あーその、ごめんなさいね。私たち少し急いでて……あっそうだ、この辺に武器屋さんとはない?近接武器欲しくて……。」
?「……黒髭のせいでたくさんのマスターさんが困っています!ぜひ、我らと共に奪われたものを取り返しましょう!」
……ダメだ。一切人の話を聞いてない。多分このタイプは使命感に囚われすぎているのだろう。……善意MAX故の面倒くささ……。
「……一応、どんなことをやっているかだけ聞いてもよろしいかい?」
?「はい!私達は、街で黒髭にサーヴァントを奪われたマスターさんたちを集めて、日夜黒髭達を倒すための訓練をしたり小競り合いをしています。この前も、奪われた土地と店を取り返せました。あとは……」
「ごめん、ありがとうね。」
そう言いながら私は走り去る。
正直、ぶっ飛ばしたくなったがカナンでは戦闘が出来ないし殺しも起きないから……
「はあ……逃げるしかないのよね……。」
そんなこんなで無事、武器屋さんにたどり着くことが出来た。
カラン、コロン、となる扉を開けると……1面護符や防具が飾られている。
「……すいません!オススメの武器とかありますか?」
私の声に、店主である黒髪の男が答える。
「いらっしゃい!武器かい?……うーんそれなら、この護符はどうかね?とは言えマスターは基本後ろで見てるだけだから武器は……あまりないかな。」
……確かにそうなのである。1面見て回ったが、武器らしい武器はなく……護符《つまるところ簡易魔術を発生させる使い切りのもの》ぐらいしかない。
「すみません、鍛冶屋さんとかは……近くに無いですかね?」
男は、少し怪訝そうな顔をしながら答える。
「うんない訳では無い。があの人はかなり人を選ぶからな。正直君がいっても門前払いされるだけだと思うがね」
「……やってみないと分かりませんからね。教えてください!」
男が伝えてくれた場所。それは町外れの路地裏にあった。
「ここが、説明された鍛冶屋。ここならありそうかな……。」
扉を3回ノックする。……反応はない。
「あれ?留守かな?……でも中から物をたたく音がするしいるよね……?」
とりあえずドアを開ける。その瞬間扉の先から抜き身の刀が飛んでくる
それを腕でガードしながら私はつぶやく
「……それが客に対する態度か!いや、ほんとに!」
?「ほう、今のを避けるったあ、やるじゃねえか。何、腕試しだよ……そう怒るな、お嬢ちゃん」
なんというか、この人とても女の人に好かれそうな……女難?の相ってやつが強そうだなー何故だろう。
「私の名前は宵星神奈!貴方にぜひ武器を作ってもらおうと思いましてここにきたマスターです!ちなみにお金は割とありますよ!」
?「お嬢ちゃん、ここに来るってえ事は……そうかい。……ふむふむ、ちなみに俺の名は千子村正クラスは
村正「いや、実はセイバーなんだが、色々あってなアルターエゴになってるが……まぁ細けえ事はいいか!」
……何となくだが、別の神様が混ざってそうなってるのだろう。セミラミス見たく。
「それで、お願いなんですが、片手で扱えればなんでもいいので、その……適当に強そうなもの作ってください!」
村正「ざっくりしすぎてねえか?ま、ちょっと触るぜ腕」
「あ、どうぞ〜……あの……二の腕そんなにふにふにされると……少し恥ずかしいというか……」
セミラミス「何、減るものではないから良いだろう。」
村正「なんであんたが答えてんだ……。ふむ、お前さんに少し聴くが、お前さんは武器が欲しい……ってえことであってるかい?」
「はい、……一応投影魔術で瞬間的に銃を作ることは出来ますが……心もとないというか……近接武器欲しいな〜と言いますか」
村正「お前さんが前で闘うのかい?サーヴァントに任せるんじゃあなくて……若えのによくやるもんだ」
村正に褒められ、少し嬉しくなる。私凄いよね!
村正「よし、ちと待ってな、お前さんに合う剣の基盤持ってきてやるから……おっとあったこれだ」
私は差し出された鍔のついてない刀を握る。魔力を刀身に送り出す。…………刀身が光り出す。そして光は刀身を溶かしきる。……あれ?!次の槍を持っても同じことが起きる。……なんで?
村正「……まさか、ここまで魔力が強いとは……。さしも想定外だぜ。……ったくこりゃあ……この世界にある物じゃあ……いずれぶっ壊れるぞ……。」
つまり私の魔力出力と量のせいで形ある武器は使えない……悲しいことが判明した。そんな馬鹿な……。
村正「うーむ……。ひとつ手がある。お前さん投影魔術は知ってるか?」
「銃を作ることはできる程度には。でも、すぐ壊れてしまう。かなり魔力注いでるのに……。」
村正「それが世界からの修正力ってやつさな。まあありえないものだからな。」
じゃあどうするのだろうか。そんな困惑する私に彼は不敵に笑って見せた。
村正「世界に、これは元からあるものと認識させればいい。……つまるところ、自分の体の1部だと錯覚させるのさ」
村正「しかし、それは難しいからな。
?武器はダメってさっきわかったのに何をするのだろうか
村正「っとそうだ、少しお使い行ってくれねえか、ちょいと特殊な素材がいるもんでな。」
果たしてどんな武器ができるのでしょうか。次回、買い出し!