村正に言われ、素材を街に買いに行くと何やら街中が騒がしかった。
「?何かあったのですか?」
私の問いに対して、帰ってきた答えは、ある意味悲しい答えだった。
「どうやら、黒髭討伐に向かった奴らが返り討ちにあったんだとか……かなり無惨にひん剥かれて木に縛り付けられて帰ってきたんだとさ……いやあ、怖い話だよ」
……ひょっとしたらあの時、街で声をかけてきた子かもしれないな……などという少し悲しいことを想像しながら買い物に私は戻る。
「えっと、すいません。原初のルーンの秘石とオーロラ鉱、秘匿された箱……って売ってますか?」
帰ってきた答えは、んなもの売ってるわけないだろ!であった。
村正「まぁ予想どうりか。本当は街で買えたら楽なんだがな。……お前さんにはちと、無茶な事を頼むぜい。」
まさかとは思うが、それぞれの素材をとってこいとかでは無いとは信じたいが……。
村正「……儂は儂で素材を取りに行ってくる。だがな、原初のルーンの秘石は、ワルキューレを倒さないと手に入らないわけなんだが、……。」
「はあ。……とってこいと。いやあ……今回は……縁がなかったということで……。」
村正「まあ待ちんさいな、儂も一緒に戦ってやるから……な?せっかくだしやってくれんかね」
この男は何を言っているのか。はあ。……どうしたら……。
ヴォイド「……ワルキューレは私が狩っておく。なのでお嬢は秘匿された箱探しに近くにあるダンジョンに行ってください。それでいいでしょう?」
「セミラミスは私について来るとして、村正はオーロラ鉱の探索。……それぐらいならいいか……。」
ところで近くのダンジョンってどこ?
ヴォイド「割と近くにありますが、隠匿されてますね。セミラミスに教えておきますので……あっそうだひとつ、武器は持っていくべきかと。中にサーヴァントの反応があります。」
というわけで行くとしますか。……いやなんかなし崩し的に始まってしまった。
──────現在、秘匿されたダンジョン内部、まさかの一本道で色々困惑しているさ中である。
「いや、おかしいでしょ!ダンジョンってこんな簡潔な物だっけ?……なんか広い空間が先にあるし……セミラミスは外見張ってるから私一人だし……。」
?「ほう、召喚士1人。なんの用かな?」
うーん、まさかの日本刀持ちのサーヴァント。いやなんかあの刀長くね?
?「ふむ、かなり警戒されているようですが、まぁいいでしょう。さあ武器を構えて……貴女をここで倒させて頂こう。我が名は佐々木小次郎。アサシン!苦しまずに殺して差し上げよう!」
……私の真理の魔眼は嘘がわかる。
特に
……私は武器を構える。……ところでなんでこの人自ら真名教えてくるのだろうか。
……武士だから?いや、この人どう検索しても農民……。
これが形からはいるタイプの人か!……なるほど。
……
今回は3発の弾丸。最速の
外すわけが無い。
しかし、その弾丸は意味をなさなかった。
「秘剣!燕返し!」
キン!と言う
「……驚いた。いきなり切り札のようなものを切ってくるとは……。かなりの
……どうしよう。いきなり宝具無効化された。……いやおかしいでしょ。
あんな馬鹿長い刀を高速の弾丸に合わせて振り切るとか。
本当に農民か?あれ……。
サーヴァント戦2回目……果たしてどうなるのか。