セミラミスいわく、次の都市は秘匿されているらしい。との事であった。
とりあえずその都市の門前まで来て私は改めて、第一の都市から離れない人がいる訳だと私は思った。
いや、そりゃあそうだねえ。
うん。だってめちゃくちゃ見つけにくいくせにいざ見つけてみれば……うん、この魔術式解かないと扉が開かないんだもんね。
そう、秘匿都市は1500m程の山の山頂。そこにある巨大な透明な門を見つけてからしか行くことが出来ない。
しかもただの山では無い。魔獣にシャドウサーヴァント。さらには、オートマタが大量に。……そのヤツらを全てどうにかしながら、その上難解な魔術式で秘匿された門をどうにかしないと行けない。
「そりゃあ、最初の街から次の街に行けない人が多いわけだ。……造った奴は多分ここで振り落としをしているのかなぁ。サーヴァントが強くても、マスターが弱ければこの門を見つけられない。サーヴァントが弱ければそもそもたどり着けない……か。」
そう言いながら私は門を触る。すると階段が出現する
まさに、天界に登る階段……だなぁと私は思いながら登っていく。
登ること……1時間。
「いや、長すぎんか!なにこれ多すぎる!……うん。地獄の100段階だん?だよねこれ。」
なんやかんやありながら、私は頂上に登る。
そこで見えてきたのは……正しく、天空都市!
行き交う人々が全員高レベルのマスターばかり。……うん?ヴォイド?どうしたの?
ヴォイド「申し訳ないがどうやらここはサーヴァントは現界できないようだ。スマンが霊体化している。なあに、今の君に勝てるマスターなんぞほぼいない。大丈夫だ!」
セミラミス「うむ。一応、バビロンの天空都市の迎撃武装のスイッチは渡しておくからな。万が一の時は構わず押したまえ。我が無理してでも宝具を打ってやろう。」
そんなこんなで私は秘匿都市・ヴァルハラへと足を踏み入れることになった。
大通りを私が歩いていると、出会う人達がかなり好意的なことが多く、色んな意味でびっくりしたりしたけれど。
「普通、魔術師は気難しかったり、めんどくさいやつらばかりなはずなんですけどね……。ここの人達はなんというか、良い意味で、高貴な魔術師の家系の人が多いのでしょうね。」
?「その通り。我らは秘匿都市に来れた者を同胞として、共に暮らす良き仲間として、ある種尊敬しているからね」
「どなた?ですか?貴方は……?」
?「おっと!私の名前は、シュバイツ・クロウラー。この都市の管理者の1人さ!あっはっはぁ!なあに君はこの都市に来れた時点で、心·技·体全てが基準を超えているかのだろう。」
「……おっとぉ?その目は、ヤバいやつにであったって言う目をしているねえ……。はっは☆!ー!逆に聞くが、あのアホかと思う階段を登ろうと思う奴がヤバいわけないだろう?」
いやまあ、確かにそうなのよ…。
だってあれ一歩登る度に、無茶苦茶先にゴールが遠のく感覚がずっとしてたものね
「つまりここは、変態と不審者と阿呆が無数にいる。という解釈で良いかな?」
……「うーん。まぁ、概ねあってるよ!いやー。ひっさびさの登ってきた人だからねえ。半年ぶりだっけ?確か、いやー。大体の人はここ無視して、第三の都市の方に行ってっちゃうからねえ。」
「ともあれ、ようこそ。秘匿都市・ヴァルハラへ!歓迎しよう!」
次の話は修行パート?みたいなやつなのでぜひ!