クロウラーさんいわく、ここにある物は基本なんでも使っていいし、基本ただだから好きにしていいとの事だが。
「ここが私の部屋ってかまさかの1つ工房用意されるとは思わなかったけどね」
取り敢えず、寝るか。うん、足がもうプルップルなのよね……。
「だよなあ!あの階段作ったやつまじでアホでしょ!わかるわーうんわかるぜ!……その気持ち!」
……いや、誰この人。
……勝手に年頃の女の子の部屋に入るとか、死にたいのかな?いや、ひょっとしたらガチの変態さん?
「そこの人!何を勝手に人の部屋に入ってるんですか?ぶっ飛ばしますよ!」
「怖いなぁ……全く。私はただ、可愛子ちゃんが入ってきたって聞いて……いてもたってもいられなくてね!……だから来ちゃった☆!いや、しかし聞いていた通り、素晴らしい肉体!顔!あぁ私が男の子だったら……告白していただろうに!」
……男の子だったら?……ってことはこの人、女の子?
言われてみれば、胸があって、顔立ちも確かに女性のそれだし……。?
「というか、まず名前から教えていただけますか?フツーに怖いので。」
「あぁ。その怯えたような、少しキレそうなその顔もまた、美しい!……顔を触ってもよろしいかな?……うふふふふふふ……ちなみに私は、ルミナス・ルロイさ☆!年齢は、20ちょうど。得意な魔術は、錬金術!ちなみにサーヴァントはレディ・アヴァロン!私に似た、変なやつさ!ちなみに私のバストウェストヒップは……」
どうしよう。この人ずーっと喋ってるしなんか聞いてない事も話し始めてるし。……何かな〜。うーん、1発殴りたくなってきた。
「……そして私の初恋の相手の名前はね……うん?おっと待った。そのサーヴァントも倒せそうな、魔力放出はやめてもらおうか。私だって、か弱い女の子☆なんだぞ☆!……ま、可愛い子に倒されるのもまた、乙なものだからいいけどね☆!」
うん。星になってもらおう。それがいい。
「おい。アホなことしてないで、早く部屋に戻れ!……懲りないなあお前さんも。」
「!クロウラーさん。よかった。この変態はどうしたら……。」
「おいおい、誰がアホだ!貴様に言われるほどアホではないわ!……ふう。まあいいさ☆おいおい、私達も関係を深めて行こう、じゃないか☆!今後ともよろしくだぞ☆!」
……なんでこの人話す度に☆が言葉の後ろにつくのだろうか……謎だ。
「ちなみにこう見えて、武器の開発のスペシャリストなんだぞ。このルロイは。せっかくだから、使える武器種増やしておくといいぞ、なんせ……君にはこれから試験を受けてもらうのだからね。」
試験?テストかなにかなのだろうか。そう考えていると、彼は少し笑いながら説明してくれた。
「テストではないよ。……そうだなあ、軽く説明するとね……君にはこれから、サーヴァントなしでサーヴァントに勝つ試練を超えてもらう必要がある。ということさ」
「そう、それはこの世界にとって必要だったけど今まで誰もクリア出来なかった試練を……ね。」
試練……。一体どれくらい難しいのか?それは次回!