ガウェインの猛攻……もとい、無駄死にを利用したトリスタンの束縛攻撃。それは確かに宵星の動きを封じた。
──────ま、勘のいい読者ならわかるだろうが、そんなもので彼女は止められない。
『私は、糸で縛られるなんて趣味は無いのでね……すまないが、消えてくれたまえ。切り裂け。』『
7色の光の壁がトリスタンを細切れにしながらたなびく。
反応すらできない。それはある種の自然現象と言えた。
『さて、すまないが時間切れだ。最も、時間など伝えてなかったがね。……ん?理不尽?それは結構。
「……モルガン、立てますか?……私が剣であいつを叩き落とします!手伝ってください!」
「何故貴女が指示しているのですか?いいのですよ、貴女もついでに撃ち落として差しあげても?」
「「私達もいるからねー!!!!」」
「マーリン達は少し黙って!……力を貸しなさい!マルミアドワーズ!」
「行きますよ!カルンウェナン!シャステフォル!セクエンス!……
「おいおい、俺の事忘れてねえか?……ま、良いけどよお!んならこっち振り向かせてやんぞ!
「全く、そんなに馬鹿みたいに技を打つべきではありませんが……ノリと言うのも大事な気がしますね……
『ふむ、力の差は見せつけたはずなのですが、いかんせんヒトというのは……いえ、英霊とはあまり賢くないようですね。……
「……なんか褒められたんだけど!全然嬉しくなんかないし!……その顔はなんだよ、モルガン!」
「いえ、何も。しかし、こちらの攻撃はかすりもしていませんね。」
『それなら、これはどうするのでしょうか?……
その言葉通り、世界がくるくると回り始める。
まるで、アヴァロンがやり直されている。そんな理解の出来ぬ現状。
「……!?まさか、
『そもそも、私は宇宙の終わりと始まりに存在しています。なので
『そういうことで、では皆様。また、お会いしましょう……おっと、まだ攻撃してきますか。』
「当たり前です!……クソ!アルトリア!エクスカリバーは、打てますか!それまでの時間稼ぎ程度なら、私がしてやりますから!」
「……持ってきている……ただ、少し待ってほしい!エクスカリバーを用意するには、マルミアドワーズを入れ替えないとダメなんだ!だから、ほんとにしばらく任せるけど!いいですか?!」
「撃てるならさっさと撃ってください!こいつは2人がかりですらギリギリなのですよ!」
「俺を忘れんじゃねえ!おるるァ!へっ、ダメージ無しかよ!つまんねえなァ!……マーリン!力貸せや!」
「仕方ない、私は力仕事は苦手なんだがねえ!よーし、お兄さん頑張っちゃうぞ♡!」
「マルミアドワーズを換装。エクスカリバーを装填。
こい、エクスカリバー!」
アルトリアの声に合わせて、聖剣が呼び出される。
それは、世界一有名な剣の名前。
神造兵装であり、星に仇なす物を撃つ聖剣。
「行くよ、
『あ、ゴメン。今の私、
「「「「「は?」」」」」
エクスカリバーとか見てたら絶対眩しすぎて目が痛くなりそう