マーリンに平謝りしている我がマスターを見ながら、私は後ろを見る。
「本当に、30分のことは思い出したくないな……。はぁ、編集してカットして、少しでも残滓が残っていればまた封印を無理やりといてしまう可能性もあったし……本当に無茶苦茶だよ。」
そう、24時間30分。それが彼らが戦った時間。あまりにも被害が大きく描くことすら困難な内容ばかりであった。
ま、星の誕生と破壊。銀河をブーメランのように投げあったり、……etc。そんなのは説明のしょうがないからね。
──────そして、それからしばらくの後マーリンに髪飾りをもらい、楽園の出口へと向かう宵星。その背中を見ながら、マーリンは1人つぶやく。
「やれやれ、やっと行ってくれたか……あぁ、こんなに動いたのは実に封印されて以来初じゃないか?……もちろん楽園は無事ではあったけど……うーん、やっぱり楽園の防衛システムもっと厳しくするべきかな。……何があるっけ……あ、そうだ道を極力減らせば相対的に来るやつも減るだろうし……無闇に道は作らないようにしよう。」
これより後、アヴァロンへと到達するには、アルビオンの竜骸を越えた資格あるものにしかゆくことの出来ない楽園ができたと言うわけである。
──────帰りは、マーリンの力で一瞬でゲートまで送って貰えたことは、地味に助かった。
それにしても、とマーリンはふと思う。あの門は、アヴァロンに入れるのは罪なき者のみなはずなのに、
とりあえずマーリンは不具合だと思うことにして寝ることにした。
門を開けると、ヴァルハラの人達が出迎えてくれた。巨大なクラッカーにこたつ。とかいう謎な状況ではあったのだが。
「あら〜よく戻ってこれたわね☆ははは、さすが私が選んだ奴だよ☆いや、本当に心配したんだぞぉ?!その胡散臭いみたいな顔は辞めてもらおうか……好きになってしまうでは無いか☆」
「そこまでにしておけ、流石に疲れた人間にお前は色々と高カロリーすぎる。……お疲れ様、宵星様。貴女は見事、誰も帰って来れなかった試練を無事クリアしましたね。貴女には、
「えっ、え?……ロード?」
「そうです。貴女は我らと同格の存在。これより共に世界の謎を解いていく、秘匿の探求者なのです」
『アナウンス入ります。ロードの席が埋まったことでひ
ここよりは、秘匿都市、何を秘匿しているのか、それが明らかとなる。
「……まずは、寝かして欲しいのだが……。」
秘匿とは何を指すのか、気になるところですが……。