※この作品はR-18です。

Fate.Lost answer   作:菜月 優

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名乗りあげ

第9席の女の子は、ルナ=レナーと言うらしい。どうやら天文科の天才なのだとか。

 

「おや、第8席、10席、11席は?」

 

「あー、なんか調査の装置が不調だから直しに行くって走ってきましたよ。」

 

「なるほどでは仕方ない、ここにいる君主たちよ、自己紹介をしてくれた前。まずは私、第1席、シュバイツ・クロウラー。元、創造科だ。今は、時計塔なんてあって無いに等しいからね……。はい、次!」

 

「はいはい☆いやあ、私の愛しい子が来てくれたんだ☆ここは盛大に祝おうじゃあないか☆……失礼、ルミナス・ルロイ第2席さ!こう見えてアトラス院の一員だったんだぞ☆」

 

「……あ?……ちっ俺かよ。……ギィ=ロー。第3席。……訳あって鉱石科の君主やらされてるんで……そこんとこ、よろしく……。」

 

「言峰美琴と、申します。貴女に主の御加護と、……あとは主へのお賽銭なんか貰ってもいいのですよ?……第4席やらしていただいてますの、こう見えて私聖堂協会の封印指定執行者だったりするんですよ?」

 

「第5席。オルビア。……特に話すことはありませんが、天文台カリオン所属です。……貴女は静かにできる人でしょうか?」

 

「第6席、ネフェラリー・ルーセットと申します。ふむ、見たところかなりお若い様子ですがその佇まい……かなりの修羅場をくぐってきた猛者と見受け致しました。ぜひ拳を交えてみたいものですなあ。」

 

「おっさん、少し黙れ。喋るな、吐き気がする。……ラナン・カナンだ。全く、さっさと研究に戻りたいのだがな……。代7席を担当している。彷徨海のひとりだ。よろしく」

 

「あとの3人は、また後で来るだろうから……とりあえず、みんなでパーティーと行こう!」

 

 

──────3時間後。

 

まさか、あんなにどんちゃん騒ぎになるとは……。お酒の力は恐ろしい。

 

1人水を飲みながら空を見上げる。ちなみにここは、天文台と言うらしい。

 

星が煌めいている。それを見ながら私はイメージする。

 

星の瞬き、幾つもの人々の織り成す祈り。

 

手の中に光が灯る。その光はまるで今にも消えそうな程、不規則に点滅している。

されど、その光は確かなものとしてそこにあった。

 

「星は願いが収斂されることでより異なる輝きを放つ……か。確かにね……お母さん。」

 

その光を私は地面におもむろに落とす。

なんのことは無い、ただぼーっとしてふと気になっただけなのだ。

 

……結論から言うと、その周辺が消し飛びかける程の魔力爆発を起こした。

 

そりゃそうさ。星の光なんて一欠片でも恐ろしい熱量を秘めてるのだから。

 

 

次の日の朝、私は寝床の外から聞こえる風きり音で目が覚めた。

 

外に出てみると、美琴さんが、鍛錬をしているところであった。

 

「おはようございます。美琴さん。……朝っぱらからよく身体が動きますね……。」

 

「ん、あぁ、貴女はですか。主の言葉はまだ聞いておりませんよ。」

 

「その武術はなんでしょうか?すごい速度で拳を打ち出してますけど」

 

その日、私はメインウェポンを獲得した。

 

 

 




格闘少女ってなんかいいよね
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