※この作品はR-18です。

Fate.Lost answer   作:菜月 優

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奇術師VSトリックスター

全く、みーんなやる気になっちゃって……確かにさあ、鍛えた武術を誰かに試す機会なんてないからねえ……これは正しくひっさびさの実戦ってことよね……ま、私の名前を語るやつにもちょいと興味が湧いたし、程々に暴れますか……

 

そんな感じでゆる〜く散歩しながら(出くわす巨人を吹き飛ばしながら)歩いていると、不意に声をかけられる

 

「おやおや、恐れ入りましたぞ。まさか本物の北欧神話の神々を連れてくるとは……はは……このフーディーニ、驚いておりますぞ。」

 

それに対し、宵星とかいう女が答える。

「これで状況は不利から五分程度まで持ち直した訳だけど……あなたも降参したら?命は取るけど。……ってか、あなた本当にフーディーニ?どう見ても、それよりも生きてる人に見えるんですけど。」

 

「くくくくく、確かにこの身はフーディーニそのものですぞ。まぁ、魂(・)は(・)別(・)の(・)も(・)の(・)で(・)す(・)が(・)ね。」

 

「やっぱり……あんたからはどーにも気持ち悪いというか、間違ったオーラを感じるんだよね……あんたの本当の目的はなんなのさ?!」

 

「はは、教えるわけあるまいて……ふふふふしかししかし。しかししかし……ま、貴女のその根性というか、魂胆には驚愕しましたゆえ、私の名を明かしておこうと思いまする。私の名は、フーディーニ。魂に巣食うは、ピサロ。……征服者ピサロ……と申します。」

 

「ピサロ。なるほど、なら魂ごと滅ぼしていいね。しねい!」

 

しかし、その動きは途中で消える。

「へー、転送魔法。それもかなり強力なやつだね……。いやぁそんなもの、人間が持ってるわけが無いし、第1、君まだいくつも隠してるよね?少なくとも、ただの英霊2人だけの出力じゃないもんねえ♪」

 

「まさにロキ様の仰る通り、この身この魂はいくつもの紛い物の集まりでございます。……さて、貴方を監視する役割のものはどこかへ消えてしまいましたが、貴方様はいかがなさるおつもりですか?」

 

なるほど、賢い。

「いやぁ、見事だね。この状況に持っていく手際が良すぎて怖いよ……まあそうだね……仕方ない。君たちの手伝いをすれば、私の好きな大混戦が見れて満足できそうだ♪」

私の言葉にフーディーニは深く頷く。

「ええそうでしょうとも。貴方様は悪神。世界を敵に回すトリックスター……。さあ、貴方様の暴れ回る舞台は整いましたぞ。」

 

「なるほど、ありがとう。──────とでも言うとでも?」

 

「おや?……がっ?!ぎゃあああ……う、腕が……何をなさいますか?!」

 

「いいかい?、僕はね……人に作られた状況に乗る趣味は無いんだよ。だってそれはね〜……つまらないじゃないか。……ふふ、それにね、僕の名前を勝手に使うのはあまりにも傲慢がすぎるんだよ。分かるかな〜?」

 

「ま、そもそもぉ〜、お前に指図される筋合いはない。だろ?」

 

 

 

 




ロキの本気が遂に見れる?かも……
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