時には世界を守り抜くことが罪となる。
クロノスはかつて、全ての船を統括する最大の空母感であった。
星の海、星たちの息吹を刈り取る為の、いわば侵略型の惑星奪還装置。
自分達好みの星を作るため、プランテーションをする。それは、原生生物たちを消し飛ばす行為にほかならない。しかし、これはクロノス……お前の役目である。と彼の母に指示をされていたため、辞めることなどできなかった。
カオスは無なるもの。
全ての機神達の大元、オリジナル。原本と言うべきもの。
何も無い星の海の中で、沢山の星を統合するという目的を考えて、それの実行のために幾つもの星を体内に持ち……はたまた吸収することで、カオスは文字通り、エネルギー体へと進化を遂げた。
しかし、代償にカオスはエネルギーが高くなりすぎたがゆえ星に近ずくことすら出来なくなり、クロノスは自身の複製とバックアップ機能の喪失を受けた。
「それでも、私は彼らを見守り続けると誓ったのだ。はるか昔、私がほんの僅かにエネルギーを抑えれた時に送ったメッセージにはそれを伝えるためのデータコードが入っている。」
「なるほど、確かにあなたはカオスなのですね……。今は人型になってるから全く分からなかったですけど。」
「これは、ガイアの趣味だ。……全く、まさかガイアが割り込んでくるとは思っていなかったぞ。」
「あら、失礼しちゃうわ〜。ねね、ねーね、飴ちゃん食べるか?これなぁ、えっらい美味しいんやで〜ほなら食うてみ?」
にわかには信じ難いのだが、この関西弁をマシンガントークしてくるお姉さんが、ガイア……またの名を大地の女神。らしい。
んなわけ……とは言えないんだよな……
「母よ、頼むから人前ではなるべく真面目な感じで宜しくと伝えたはずなのですが……。こら!何も知りませーん的な顔するんじゃ無いです!……」
と言うか、この人がクロノスらしい?……
私は話を戻しつつ、改めて自己紹介をする
「すいません、こんにちは。……私は、宵星神奈と申します。以後お見知り置きを。ガイア様。」
「や〜、もう堅苦しくせんでええって、ほな自己紹介や、うちはガイア。……何やろなあ、昔は全ての神様の母親!言うて張り切っとったんやけどな……何か息子達に追い出されてもうてな……次元の狭間でやることないから人間観察ばっかしておったんや……そしたらな、たまたま見つけたお母さんがこんな喋り方やったからな真似さしてもろてんねん……え?普通に喋ってくれ?……はいわかりました。」
「改めて、こんにちは優しい人。貴方は、私達に何を望みますか?」
ガイアが関西弁だったら面白そうだなーってことでしてみました