彼女の肉体は文字通り穴なのである。
確かに、付け入ることもできるし……肉体の権限を奪うことすらできる。
されど、忘れてはならぬ。進化とは常に発生している。ましてや、肉体のピンチに合わせて進化したならば、それはもう超越と言えるのかもしれない。
彼女は既に100回以上進化している。それはそれだけたくさんの障害物を超えるために進化したわけなのだが、それだけの進化をしているものに対して、乗っ取ることができるわけがなかったのだ。
──────あれ?ここは何処だろう。私はなんで1人でまた海底に沈んでいるんだろうか?
誰かに答えを聞いても答えてくる訳では無い。それは知っている。でも思わず誰かを探してしまった。
ああ、そういえばヴォイドに助けられたのはこんな海の中だった……なぁ。なんて、さ。
ああ、誰かわからないけど私の中に入ってくるなら死ね。……逃げるなら消えろ。
二度とその面を見せるな。……神だろうが悪魔だろうが、なんでもいい。私に話しかけるな。……イラつく。
私の夢は私の夢、あれ?そうだ。私は何かを忘れていた。ああそう、そうだ……そうだよ。私はひとりじゃ無かった。
ふふ、皆あの私に歯向かう外敵を全て喰らい尽くしてしまおうよ。それが正にこの世界、私の世界を侵す物に裁きを。
──────彼女の進化は、自分の肉体と、
何処に彼女の精神は保管されているのだろうか。
……もし、その精神が
さて、そんなことは露知らず普通に乗っ取ろうとした神達はどうなったのか。
それは分からない。なぜなら、彼女の精神体に押しつぶされてしまい……形が残ってすらいない。のだから……
彼女の精神体は既に
神が、ただの人々の想像に造られたただの偶像たちが200億回の自分たちよりも高エネルギーのそれを受け止め切れるわけが無い。むしろ、逆に取り込まれてしまうと言う。
──────私は目を覚ます。
美味しいご飯だった。そう思いながらこの次元を後にする。
やり直し?とは一体?