「やばい!どこ?どこから?」
……想定外、とは言わない。確かに
「……まさかこんなに早いとは思ってなかったけどね!」
仕方ないので、とりあえず身体強化しながら……魔力探知!……あれ?やっぱり反応しない……
ヴォイド「マスター!来るぞ!」
その言葉通り
「ちょわ?!そこか!」「ガンド!ガンド!ガンド!」
ヴォイド「闇雲に打っても意味が無いぞ!マスター!」
「いや!じゃあどうしろってのさ!」
……仕方ない、ほんの一瞬だけなら行けるはず!……《真理の魔眼》!
ものすごい量の情報が流れ込んでくる。視界が歪む。情報量で脳が割れそうになる。
「あ……あああああああああああぁぁぁ!!!」
左眼から血がボタボタと垂れる
「それ、でも……理解した!もう君の姿も真名も見切った!……出てこい!
《真名看破完了》
「……驚いた。ただの
声の主が木陰から現れる。眼鏡をかけ、本を片手に持った女性。
見た目でわかる、勤勉な人だ。そしてその隣にいるのは、金髪の少年。カウボーイハットを片手被ったガンマン……即ち
「あんたが、彼女のサーヴァント、ビリーザキッドか!」
???「マスター、答えた方がいいかな?どーする?」
アニー「カマをかけてる可能性もあるから無視しなさい。いいわねビリー……あっ」
アニー「……今のなし。何も聞いてない!良いわよね?」
ビリー「いやもうバレてるし今ばらしたよね!マスター!」
アニー「……まさかここまで作戦だったの?!やるわね貴女」
なんでだろう。普通に賢そうに見えてるだけで色々と抜けてるというか……
「ひとつ言わせて欲しいんだけど、貴女ポンコツ?」
アニー「……ビリー殺っちゃって。こんな恥ずかしい失態無かったことにしてやりなさい!」
なんか勝手に逆ギレされた気がする……
ビリー「はいよー。そんじゃあ……さよなら。ビギナーのマスターさん」
アニー「宝具……行くわよビリー!」
2人の姿が消える。
「!。英雄作成!!」
「
それは、彼の切り札。そして彼の生前使っていた銃の技術の全て。3発の
その全ての弾丸は、寸分たがわず宵星の頭を穿つ。……通常の人であれば即死。
魔術師であっても瀕死になる他ない一撃。
されど、彼女はその程度の存在では無い。
「ぐ……あっ!!〜っー!!…………!」
視界が揺れる。身体が吹き飛ばされる。空を舞い気にぶつかる。
……されど
「危な、かった……咄嗟の英雄作成が上手くい、ってよかった……」
「とは言、え……左腕はもう使い物にな、らないな……それに心理の魔眼も……負担が大きすぎる……」
アニー「!?何故今ので死んでいない!ビリー!しっかり狙」
ビリー「狙った!彼女、それを自力で弾きやがった!……ほんとにあれ人?」
「し、失礼な……」
ギリギリである。……さっき見た情報によると、彼女の使っていたのは
なるほど、そりゃあ探知に引っかかっから無いわけだ……
でも分かった。ならもう私の勝ちだ!……あとは…
作戦を練る。クソっ一か八かやるしかないのか。
再現性は……期待出来ないけどやるしかないな。
ヴォイド「どうするのかな?マイマスター。」
「はは、一か八かにかけるのよ。っと来る!」
バキュンバキューンと銃弾が飛んでくる。それを木枝を強化して叩き落とす。
……あと2回ぐらいか。行けるかな?……
「行くしかない!今だー!」
走り出す。位置はもうわかっている。
「そ、こ、だあ!!!!」
思いっきり走り出し一撃叩き込む。
……しかし、相手が悪かった。
ビリーザキッドは既に近くにいなかった。
そして
「な?!どこ!?嘘?!」
そこは、森と荒野の境目。言い換えれば丸見えであった。
ビリー「舐めすぎだよ。サーヴァントも使わずに勝とうなんて。」
アニー「令呪を持って命ずる!やれ!ビリーザキッド!」
ビリー「あいよー!
再び神速の3連撃が彼女を襲う。食らった彼女は音もなく砕け散る。避けることなんて不可能。即ち……
「「「ゲームセット」」」……ね。
アニー「……えっ?」
それはありえない光景。目の前にいるのは標的だったはずの相手。
「……いい魔術ね。
アニー「……え?え?ど、な、は、?!」
「……使わせてもらうわ。その宝具。」
「
構えた左の指鉄砲から放たれる5発の弾丸。召喚主を狙った5連射
魔術には有り得ない、英霊にしか許されない一撃。
「……
つまるところ、英霊を構築している術式のコピー……である。
今後は若干のなろう作品感も出しつつ苦戦はして行くので割とハラハラするかもしれません