※この作品はR-18です。

幼き赤龍帝は百獣に拾われ海賊に   作:グルム

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悪意・百獣との邂逅

ここは世界の狭間、この場所に立っているのは二人の男。

 

一人は神と呼ばれる存在で、もう一人はその神の部下のミスにより死んでしまった男。

 

「せめてもの詫びに望む世界に転生させてやろう」

 

「んじゃあさ「ハイスクールD×D」で頼むわ。それと転生するにしてもすぐには死にたくないからさ、特典頂戴よ」

 

「ならば欲しいものを言ってみろ」

 

「オッケー」

 

男が神に要求したのは五つの特典。

 

1・サーゼクス・ルシファーと同等の魔力量

 

2・サーゼクス・ルシファーと同等の肉体

 

3・フェニックス家の「不死」

 

4・バアル家の「滅びの魔力」

 

5・サーゼクス・ルシファーと同等の才能

 

「これでいいのか?」

 

「あぁ。でも、兵藤一誠は邪魔だから消してくれ。俺の活躍する世界に主人公はいらねぇ」

 

「解った。それでは転生の儀式を始める」

 

神がそう言うと男の足下に魔法陣が現れた瞬間、転生したのだった。

 

「さて、残る問題は兵藤一誠(これ)か・・・」

 

面倒臭そうにしながら兵藤一誠を見やる神。

 

「別の世界に送るとするか」

 

そう言って神は送る世界を選別する。

 

「この世界にするか。まぁ、せめてもの餞別に成長率∞と万の才能をくれてやる」

 

そうして、神は兵藤一誠をその世界に送った後世界の狭間から姿を消したのだった。

 

しかし、神は忘れていた。

 

兵藤一誠には赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を宿していることを。送るに当たって抜き取るのを忘れてしまったことを。

 

 

 

 

 

俺の名前は兵藤一誠、小学二年生!!

 

夏休みに家族で海にやってきたんだけど三人とも溺れちゃって気絶して目が覚めたらこの場所にいたんだけど、ここ何処だろ・・・。

 

「お父さんとお母さんどこ・・・」

 

そうやって泣きそうになっていると、上から声が聞こえてくる。

 

「なんでここにガキが居やがる」

 

「ど、どらごん!?」

 

その声に反応した俺が顔を上げると、そこには青い龍がいた。

 

俺は目の前に居る青い龍にしっかりと見られていることで死を悟った。

 

しかし、それは違った。

 

「ガキお前名前はなんだ?」

 

「ひょう・・・どう・・・いっせい・・・です」

 

龍の質問に俺は萎縮しながらも自己紹介をする。

 

「お前を養子にする」

 

「養子・・・?」

 

「俺の息子になるって事だ」

 

「えぇっ!?」

 

龍の言葉に俺は驚いたが、選択の余地はないことだけは解った。

 

「わかった、養子になる」

 

「なら、行くぞ」

 

そう言って龍は俺のことを掴んで何処かへと飛んでいく。

 

「どこへ行くの?」

 

「お前の家になる場所だ」

 

その後も質問を続けていくと、解ったことがいくつかある。

 

・龍もとい義父さんは海賊で「百獣のカイドウ」と呼ばれている。

 

・今はワノ国の鬼ヶ島という島を根城にしていると言うこと。

 

・その島で城を建設している最中とのこと。

 

・義父さんには子供が居て俺と同じ八歳の娘・ヤマトが居る。

 

・義父さんは海賊で【百獣海賊団】を率いる船長だということ。

 

・その海賊団では強さが全て、お父さんの養子である俺も例外というか必然となってくる。

 

「お父さん、俺強くなるよ。強くなって拾ってくれた義父さんに恩を返すよ」

 

「ウオロロロロロロロロロッ、そうかそうか!!」

 

俺の言葉に嬉しそうに笑う義父さん。

 

そして、俺と義父さんは鬼ヶ島に降り立った。

 

「帰ったぞ」

 

『お帰りなさいませ、カイドウ様』

 

多くの者達が義父さんに頭を下げている、その光景を見て義父さんが頂点であることが解る。

 

「カイドウさん、そのガキは一体何だ?」

 

すると、現れたのは全身黒尽くめで黒い翼のある背中が燃えている大男。

 

「キング、コイツを今日から俺の義息子にする!!」

 

「は?」

 

『ええぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!?』

 

キングと呼ばれた黒尽くめの大男から困惑の声が、部下達が驚愕の声を上げるのだった。

 

「待ってくれカイドウさん、なんでそのガキを養子にする必要がある?」

 

「こいつは良い戦力になる気がする」

 

「理由はそれだけなのか・・・」

 

「そうだ!!」

 

「まぁ、カイドウさんがそれでいいなら・・・」

 

義父さんとキングが少し会話をした後、俺の方に視線を向けてくる。

 

「おい、イッセイ自己紹介しろ」

 

「俺の名前は兵藤一誠、八歳。義父さんに拾われた。イッセーって呼んでくれ」

 

義父さんに言われて自己紹介するとキングも自己紹介してくる。

 

「キングだ、カイドウさんの養子だからといって容赦はしねぇぞイッセー坊ちゃん」

 

「うん、俺も早く強くなりたい」

 

「口では何とでも言えるから行動で示せ」

 

「うん、解った」

 

そうやって話していると、キングと同じくらいの大きさの大男がやってきた。

 

「カイドウさん、帰ってきたんだな。で、なんだこのガキは?」

 

そう言いながら俺のことを見下ろしてくる大男に対してキングが口を開く。

 

「今日カイドウさんが養子として連れ帰ってきたイッセー坊ちゃんだ」

 

「へぇ・・・って、え~~~~~~~~~~~~~~~~~!?」

 

このリアクションは既視感があるな、そう思った。

 

「おいアホキング、養子ってどういうこった!?説明しろ

!!」

 

「カイドウさんが戦力になると判断して養子にしたと言ってんだろうが、理解できねぇのかこの豚!!」

 

「んだとテメェ!!」

 

何故か二人が喧嘩が始まり俺は義父さんに連れられて個室に案内された。

 

「ここがお前の部屋だ」

 

そう言われて案内された部屋は前の自室の十倍くらいある部屋だった。

 

「ありがとう、義父さん」

 

「他に欲しいものがありゃ部下共に用意させろ」

 

「解ったよ」

 

そうやって話していると、ドタドタとこっちに走ってくる足音が聞こえてくる。

 

「お父さん!!・・・誰、その子?」

 

そう言いながら現れたのは赤い角を生やした銀とエメラルドグリーン水色のグラデーション豊かな髪と琥珀色の目を持つ少女だった。

 

「ヤマトか、丁度良い。コイツはさっき拾ってきた俺の養子だ」

 

「養子・・・?」

 

「つまり、新しい家族だ」

 

「俺の名前は兵藤一誠、よろしくなヤマト。俺のことはイッセーって呼んでくれ」

 

「僕はヤマト、よろしくイッセー。イッセーも僕のことはヤマトって呼んで!!」

 

こうして、俺こと兵藤一誠の海賊としての生活が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

一誠に悪魔の実は?

  • 必要:超人系
  • 必要:動物系
  • 必要:動物系古代種
  • 必要:動物系幻獣種
  • 必要:自然系
  • 必要無し
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