幼き赤龍帝は百獣に拾われ海賊に 作:グルム
開戦の狼煙を上げた後、クイーンがこんな事を言ってくる。
「イッセー坊っちゃん、襲撃の際の作戦は何かあるか?」
「そうだな。撹乱部隊と制圧部隊の二つに分けてそこから五人一班を構成しろ、そこからは各自自由に動け。それから・・・
「イッセー坊っちゃん太っ腹だぜ〜〜〜〜〜〜!!」
「うぉおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜!!」
俺の最後の一言に男達は雄叫びを上げる。
「なら、俺が言いたいことは解るな」
『おぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』
雄叫びが再度上がると海軍基地に向かって突っ込んでいく。
海軍基地に乗り込むと戦闘は既に始まっておりどこもかしこも激化している。
「さて、何処に行こうかな」
そう言いながら戦場を歩いていると一人の将校が姿を見せる。
「子供!? こんなにも幼い子供までもが海賊・・・、嘆かわしい!!」
「は?」
俺はその一言にキレた、何故ならそれは俺の事を下に見たからだ。
「死ね」
「・・・」
その一言と共に俺は赤龍帝の籠手で練り上げた気弾を放ち頭ごと消滅させた。
「お前は俺のことを嘆かわしかったみたいだが、そんな俺に殺されるお前は何なんだろうな」
そうして、俺達はものの一時間で海軍基地を壊滅させた。
その後、俺はクイーンと共に義父さんに報告するべく通信室に来ていた。
「もしもし、イッセーだけど義父さん聞こえる?」
『ウオロロロロロロロロッ、あぁ聞こえているぞ』
「義父さんからの任務、海軍基地を壊滅させてきたよ」
『おぉ、そうか!! 流石おれの
俺の報告を聞いて義父さんが褒めてくれた。
「それで次の任務は何すればいいの!?」
『まぁ、そう逸るな。』
次は何をすれば良いのかとはしゃぐ俺を義父さんは制する。
『今度の任務はお前一人にやって貰う』
「うん、その内容は?」
『世界にお前という存在を知らしめることだ』
「どういうこと?」
『今まだお前は無名だが俺の義息子ということを世界に教えてやるのさ』
「なるほど?」
俺はいまいち義父さんの言っていることが理解できないでいた。
「つまり、イッセー坊ちゃんの海賊としての"箔"を身に付けて欲しいって事っすよ」
「なるほど!!」
クイーンが義父さんの言葉を補完してくれたことで理解でき納得をした。
『そういうことだ、派手に暴れてこい!!』
「うん、義父さんの期待に応えられるように頑張るよ!!」
こうして、俺は次の目標に向けて進んでいく。