「ミオリネさん!」
笑顔でこちらへと駆け寄ってくるスレッタにミオリネは『暑苦しいのよ』と、憮然とした表情で返す。
それでも人懐っこい子犬のようなスレッタは『えへへ……』と笑って互いの距離を詰めてくる。
「なに笑ってるのよ」
「だって、ミオリネさんが感じてくれて嬉しいですから」
笑みを湛えたまま、ミオリネの身体をまさぐるスレッタ。
ミオリネはもう、抵抗しない。
甘い声をあげて身体を開き、スレッタの愛撫を受け入れている。
「ぅあ! はっ、あぁん……!」
……あの日から、ずっとずっと繰り返される悪夢と淫夢。
そうして今日もまた絶頂と共に目を覚ます。
「い……ぁ、あっ……あぁあぁぁぁッ!!」
「ふふ……すごい声」
悲鳴まじりの喘ぎをあげて身を跳ね起こしたミオリネに、優しく笑い掛けるスレッタ。
「おはようございます、ミオリネさん。今日の気分はどうですか?」
「っ、どう……って……?」
「楽しいとか、つまんないとか、つらいとか……?」
「……?」
「……うぅん、今日が何月何日か分かりますか?」
「…………?」
「では、ここにきて今日が何日目か分かりますか?」
「………………?」
スレッタの言葉が、何故だか頭に入ってこない。
頭の中に霧が掛かったかのようだ。
「……何?」
「……ふふ。いい感じにお薬が効いてるみたいですね」
訳が分からず、不快そうに首を傾げるミオリネを抱き寄せ、スレッタはその背を優しく撫でていった。
そしてミオリネも、大人しく撫でられている。
「…………」
「……さて、ミオリネさん。今日のぶんのお薬を飲んじゃいましょうね」
そう声を掛け、唇へと顔を寄せると慣れたもので、ミオリネは『あー……』と自ら口を開いた。
「ん……っ。あぁ……大好きです、ミオリネさん……。私の……私だけの花嫁さん……」
口付けと共に彼女に薬を飲ませながら、想いの丈を打ち明ける。
そうして愛おしげに頬を撫で、『ねろねろ、ねぶねぶ』と舌で相手の口内をまさぐっていく。
「……んはっ、あぅ……ん、はぅ……あぁっ……」
ぴくぴくと小さく身を震わせ、スレッタが施す情熱的な口付けに、どんどん蕩けていくミオリネ。
今の彼女に、もう枷はいらない。
心を支配されているからだ。
「んっ、あぁ……ミオリネさんの唾液……とっても甘い……。ンぅ……」
「ん……ぁっ、あぁ……は、あんん……ッ……」
『ぴちゃぴちゃ』と卑猥な音色を響かせながら舌同士を絡め合わせ、ミオリネの衣服を脱がせていくスレッタ。
そうして彼女を全裸に剥き、『ツゥ……ッ』と長い銀の糸を引きながら、唇から胸先へと移っていく。
「ミオリネさん……何だかおっぱいも乳首も、前より大きくなったような? ふふ……私がたくさん揉んだり吸ったりしているからですかね」
ミオリネの身体の変化を見て、自分の色に染め上げているかのような感覚になり、支配欲が満たされるのかスレッタは目を細めた。
そうして強く乳房を揉みしだき、胸先に軽く歯を食い込ませ、吸い立てては舐め上げるといった行為を繰り返していく。
「……ぃ、あっ! ああっ、ンあ……! ふっ……あああぁぁぁッ!!」
「……んっ、ミオリネさん……おっぱいでイっちゃったみたいですね。乳首が一気に、すごく硬くなって……私の舌を……押し上げてくる。……んんっ!」
負けじとスレッタは彼女の乳首に噛み付き、快感に追い討ちをかけていった。
「っあ! ん、はぁ……あっ、んッ、ぁああああッ!!」
もう快感を堪えようという意識がないため、呆気なく絶頂を迎えてしまうミオリネ。
胸先での悦びを得れば、『きゅんきゅん』と子宮が疼いてくるようで、彼女は切なげに身をくねらせた。
「ふぁっ、ぁ……あふ! ん、ンはぁっ、あ……!」
ミオリネは拒むどころか、寧ろ自ら求めるかのようにして、積極的にスレッタへと股間を押し付けていった。
「……ん、ミオリネさん。おまんこいじって欲しいんですか?」
「ん……ぁ、あぁ……欲しい……っ。欲しいの……あぁ、ぁ……っ」
素直な思いを口にしてくるミオリネのことがもう愛おしくてたまらずに、スレッタは彼女を全裸に剥いて、望み通り秘裂の谷間へと指を滑らせていった。
「ぁう……! はっ、ぁ……あぁン……!」
びくりと大きく腰を浮かせ、喘ぎをあげるミオリネの秘部はぐっしょりと濡れており、スレッタの指に透明の糸が纏わりついた。
「うん、おまんこ濡れ濡れですねぇ。それに、ひくひく脈打ってます」
身体が欲しがっていることは明白で、スレッタはミオリネの唇を『ねろり』と舐めながら、指の束を彼女の蜜壺へと埋め込んでいった。
「ンはっ……! あっ、は、んはぁ……っ、ああッ!」
甲高い喘ぎをあげて、大きく背を仰け反らせるミオリネ。
連日の責めですっかり柔らかく解れた膣肉が、スレッタの指を優しく抱き締める。
「んぅ……ふ、ンはぁ……あうっ、ん、くはぁ、あぁぁ……ッ……!」
スレッタが指の動きを止めていると、もどかしいのか切ない声が唇から紡ぎ出される。
「ふふ……指、動かして欲しいですか?」
「ぁ、……はっ、んぅ……ッ、動かし……てっ、あ……っ、ああ……!」
「分かりました。ミオリネさんのイイ場所……どこかな? ん-、ここかなぁ?」
くすくすと笑いながら指を進め、彼女のGスポットを探り当てて『ぐい!』と強く押し上げるスレッタ。
それだけでミオリネの小さな尿道口からは、『ビュッ!』と潮が噴きだした。
「ンはぁ! あくっ、ぅ……ンはぁ、あっ、あああぁぁぁッ!!」
「う~ん、ミオリネさんのココ、押せばすぐイくスイッチみたいになっちゃってますねぇ」
などと言いながら続けて彼女の性感帯をプッシュし、潮噴きを連続させる。
「あひぃ! ひっ、んッ、ンはぁ……あ~~~~……っ!!」
蕩けるような喘ぎをあげてミオリネは、絶頂を繰り返していった。
スレッタはそんな彼女の快感をより高めるべく、空いた手で乳房をやわやわと揉み、乳輪ごと乳首を舐め上げていった。
「ミオリネさんは、おっぱいも気持ちイイんですよね。ふふ、いっぱい感じて下さいね」
口内で屹立した胸先を『れろれろ』と捏ね回し、唾液でねとねとに濡らしてから『ちゅう……!』と強く吸い立てる。
瞬間、甘い痺れが腹奥に走り抜け、ミオリネは膣肉を蠕動させて達していった。
「やううっ! あうっ、く……、うはぁ、あああああッ!!」
未だスレッタの指先は彼女のGスポットを捉えたままなので、絶頂痙攣により柔肉が収縮するに伴い、また良い箇所を刺激されてイってしまうといった、快楽の無間地獄にミオリネは陥っている。
「あうっ! あっ、あっ! あぅぅ……も、もう、らめ……ッ、ひっ、くぁああああッッ!!」
舌ったらずに喘ぎながら絶頂を重ねるに伴い、腰を跳ね上げるミオリネ。
その肉穴がぐんにゃりと蠢き、もっと奥へと誘うみたいにスレッタの指の束を締め付けてくる。
「ふふ。ミオリネさんのおまんこ、私の指をすごく欲しがってるみたいですね」
そう言いながらも焦らすように指を引くと、ミオリネは切なげに眉を寄せて──
「あっ、あ……っ! あぁ……アレが欲しいのぉ! もうイきたいのぉ……ッ!!」
「アレ? アレって何ですか、ミオリネさん。ちゃんと言ってくれなきゃ分からないですよ♪」
「んっ、ぁ……あぁっ、意地悪ぅ……! そんなのっ、言わなくても分かってるくせにぃ……ッ!」
「えぇ……? 分からないなぁ……。はっきり言ってくれないと♪ 勝手にしたら怒られますしね」
「こ……こんな時ばっかり……ずるいっ! いつも、私の意思なんて無視して……好き勝手するくせに……ッ!」
「それも全てミオリネさんを思ってのことですよ。私、ミオリネさんのためになるなら、何だってしてあげたいんです。ですからどうぞ、言って下さい。して欲しいこと」
そう言いながらも更に焦らすべく、指をギリギリまで引き抜いていくスレッタ。
そうしてもう辛抱たまらなくなってしまったミオリネは──
「う……腕よ! 腕っ! あんたの腕チンポ、挿れて欲しいの! 私のおまんこ、あんたの腕チンポのカタチ覚えちゃって……締まらなくてゆるゆるなのっ! もう気持ちイイってことと、あんたの腕チンポのことしか考えられない! 私の身体、こんなにしたんだから……ちゃんと責任取りなさいよね……ッ!」
真っ赤になりながらもそう淫語を吐き散らし、腰を振りつつ、抜けていくスレッタの指を追い縋った。
「ふふ……分かりました。花婿として、ちゃんと責任取らせてもらいますね……♪」
嬉しげな笑みを浮かべてスレッタは、その言葉通り『ずぶりっ』と指を突き込み、ナカで拳を作っていった。
「うぉ……お! おほォ! おっ、ご……ッ、おおおぉぉぉおおおッッ!!」
のっけから獣じみた声をあげ、腰から下をガクガクと震わせるミオリネ。
彼女は歓喜に舌を垂らし、『ハッハッ!』と犬のように息を荒らげている。
「ふふ、気持ちイイですか? ミオリネさん」
「ンお! おおおっ! きぼぢイイ! ああっ、あ~~~~~~ッッ!!」
尻を浮かせつつ背を仰け反らせ、自らカクカクと腰を振り、快感を貪り尽くしていくミオリネのヴァギナは連日連夜のフィストファックにより、確かに彼女が言う通りゆるゆるに緩んでいて、腕の出し挿れに支障はない。
そうして肉の抵抗なく奥まで突き進み、スレッタはそこで指を開き、子宮口をそろりと撫ぜる。
「……ぅ、ひ……ッ!?」
「……ミオリネさん。今日はミオリネさんのこと、これまで以上に……最高に気持ち良くしてあげますね♪」
明るい声でそう言ってスレッタは、グッと真っ直ぐに伸ばした指先で『ぐりぐり』と膣奥の穴をホジり、こじ開けていく。
「お……っご、お……ほぉ、ぉ……ぉぉ、ぉ、……おおッ!」
最初は──気持ちイイのか痛いのか、よく分からない感覚であったのだが、徐々に苦痛の色が濃くなってきて、ミオリネはかぶりを振り、逃れようと腰を引いた。
だがスレッタに『逃げちゃ駄目ですよ』と強く身体を引き寄せられ、そのせいで『ずぼッ!』と勢いよく子宮内に彼女の指が入り込む。
「ひぎぃッ!? い……ぎッ、い……い゛ぃぃ……ッ!!」
「あ……指、入っちゃいましたね。案外すんなりと。……ふふっ。このぶんなら、拳もすぐに入っちゃうかな~♪」
歌うように言いながら、最初に彼女の膣を犯した時と同じように、スレッタは指の束を内側に折り曲げて窄め、そのまま『ぐぶぐぶ』と無遠慮に胎内へと突き込んでいった。
「うぐぉあ! あごッ、お……ごッ、ぉ……お゛ーーーーーーッッ!!」
灼け焦げるかのような痛みと熱さに悲鳴をあげてのたうち回るミオリネ。
彼女は泡を吹かんばかりに臓腑をドクドクと脈打たせ、ガクガクと小刻みに四肢を痙攣させている。
「あぁ……ミオリネさんのお腹の中……すごく温かい……。子宮の中って、肌の温度より高いんですね。ここが赤ちゃんの住むおうちかぁ……。ふふ、なんだか感動しちゃったなぁ……」
しみじみとした口調で呟きながら、手の平で『ぬたっ……』と子宮壁を愛撫するスレッタ。
瞬間、悪寒と発熱とが同時に襲いきてミオリネは『ぐりんっ』と一気に白目を剥き、ジョオオオオオッと金の飛沫を辺りにぶちまけていった。
「ーーーーーーーーーーーッッ!!」
「わぁ……ミオリネさん、またおもらししちゃいましたね」
ミオリネが声にならない悲鳴をあげて失禁する様を見て、歓びに胸を震わせるスレッタの腕が尿まみれになっていくが、彼女は『汚い』と眉を寄せるどころか、うっとりと目を細めている。
「あぁ……ミオリネさんのおしっこ……熱い……っ。はぁ……ふふ、もっといっぱい出してくれていいですからね……。私はミオリネさんの全てを受け入れ、受け止めますから……ふふっ」
彼女のこんな姿を目にすることが出来るのは自分だけという、優越感に浸っているのだろう。
スレッタは恍惚とした息を漏らし、ミオリネの子宮壁を撫で続けた。
そうしてミオリネのなだらかな腹部が、スレッタの腕のカタチに沿い、こんもりと盛り上がる。
それに伴いミオリネは、『ぎゅぅ……ッ』と一啼きして、意識を途絶えさせた。
しかし構うことなくスレッタは、彼女の胎内を蹂躙していく。
「ミオリネさん。私の可愛い花嫁さん。まだまだいっぱい、気持ち良くしてあげますからね……♪」
* * *
赤い部屋に設置した監視カメラの映像を確認していると、『お母さん!』との声と共に部屋の扉が開いた。
「あらあら、スレッタ。どうしたの? ずいぶんとご機嫌じゃない」
「あのね、ミオリネさんがね! 私の腕チンポ気持ちイイって! もうソレのことしか考えられないって言ってくれたの!」
「ふふ、知ってるわ。ちょうど見ていたところだから。……良かったわね、スレッタ。これでミオリネさん、つらい気持ちから解放されたんじゃないかしら」
「うん、そうだと思う! 全部、お母さんのアドバイスのおかげだね! ……お母さん、大好き。いつも私のこと考えてくれて、本当にありがとう」
母親に感謝の意を述べつつ、ぎゅっと抱き付いていくスレッタ。
プロスペラはそんな彼女の頭を優しく撫でた後──
「私も大好きよ。私の可愛い娘……スレッタ……」
そう呟き、つむじにそっと口付けた。
「えへへ……。嬉しいなぁ……」
「ふふ……せっかくだし今日は一日、ずっとミオリネさんの傍についていてあげたらどうかしら」
「えっ、いいの? でも、訓練とか……」
「いいわよ、今日ぐらいゆっくりしてきなさい」
「……うん。じゃあ、ありがとう。お母さん。行ってきます……!」
笑顔で手を振り、部屋を後にするスレッタ。
その背を見送った後、プロスペラは彼女がミオリネに飲ませていた錠剤が入った瓶に目を向ける。
「……ただのビタミン剤が、こんなに効くとわね。まぁ、それだけ何かに縋りたかったということかしら」
口元に微かな笑みを浮かべながらプロスペラは、錠剤が入った瓶を屑籠に捨てた。
「ともあれ、あなたに祝福を。……デリング総裁のお嬢さん」
最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました!
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