※この作品はR-18です。

今夜も彼氏を鳴かせたい!~そして俺は彼女に抱かれる~   作:桃ノ木ネネコ

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第60話:初めてラブホテルに行った日(後編)

「まずはローション塗らないとね」

そう言ってすみれはベットサイドにあったボトルを手に取る。

(うわ、ローション持参してきてるし・・・)

そう思いつつも、ユキヤは何も言わないことにした。

 

「はい、ユキちゃん、力抜いてね」

「う、うん」

そう言ってユキヤは息を大きく吐いた瞬間に

ビー玉サイズの球が入ってきた。

「うぐっ!」腸内を何とも言えない感覚が襲う。

「大丈夫?痛くない?」こんな時でもすみれは慎重だ。

「う、うん、平気だよ」ユキヤは何とか答える。

「じゃあ、もう一個入れるね」

「う、うん」

続いて2つ目、3つ目のビーズを入れられる。

 

「うあっ、くぅ」

「ごめんね、あともう1つだけ」

「あんっ!」

最後に4つめの球体が入ってくる。

「うう、んんっ・・・!」

「よし、これで全部入ったね」

「う、うん」

(いちいち反応が違うの・・・面白い・・・)

ユキヤの呼吸に合わせてすみれの指が動き、腸内を刺激する。

 

「どんな感じがする?」

「う・・・何だろ、圧迫されているような・・・?」

なんとなくお腹が苦しい。

「そっかぁ、まだ異物感の方が強いんだね」

「ま、まあね」

「じゃあ次は気持ち良くなれる様にしてあげるね」

そう言うとすみれはユキヤの乳首を弄り始めた。

 

「えっ!? ちょっ! そこは関係なくないか?」

「そんなこと無いよ、ほら、ユキちゃんのここだって・・・」

そういってすみれはユキヤの股間を優しく握った。

「んっ、くぅ、んん・・・はぁはぁ」

お腹が圧迫されているせいで呼吸も荒くなってくる。

 

「ふふっ、やっぱりユキちゃんはここが弱いよね」

「・・・」ユキヤは恥ずかしくて黙ってしまった。

「あれれ、どうしたのかな?」

「べ、別に何でもないよ」ユキヤの顔が真っ赤になる。

「へぇ~、本当に?」

「本当だってば」

「ふふっ、それなら良いんだけど」

そう言いつつすみれはユキヤの胸を愛撫し続ける。

 

「んっ、くっ、んんっ、んんんっ!!」

「ふふっ、ユキちゃん可愛い」

そういってすみれはユキヤの唇を奪った。

(くっ、また舌を入れてきたか)

ユキヤはすみれとのキスを楽しんでいる。しかし、

すみれの舌の動きは段々と激しさを増していく。

 

「んむっ、ちゅっ、んっ、んっ、んっ、んっ」

「んんっ!!んんっ!!」

すみれの舌がユキヤの口の中で暴れまわる。

すみれの唾液も流し込まれてくる。

「んんんんんんんんんん!!!!」ユキヤの身体が大きく跳ねる。

 

「ぷはっ、ユキちゃんってさ、ディープキスでイッちゃうタイプだよね」

「そ、それはすみれがいつもしてくるからだ!」

「でも私はキスが一番ドキドキするよ」

「えっ、そうなの?」

「うん。だからユキちゃんともいっぱいしたいの」

「わ、わかったよ」

「ありがとう。じゃあ続きしようかな」

「さっきも言ったけど・・・お手柔らかにお願いします・・・」

「うん、分かった」

そういうとすみれはユキヤの耳元で囁いた。

 

「じゃあ、いくね」

「う、うん・・・」

そういうとすみれはユキヤのアナルビーズを抜き出し始めた。

 

ずるり・・・

 

「うぐっ、うあ、あぐぅ・・・」

声を出すなという方が無理なようだ。

「大丈夫?痛かったら言ってね」

そう言ってすみれは一個づつビーズを抜き出し続ける。

「んぐ!あぅんっ、はぁはぁ・・・」

痛くはないが、妙な感じがする。

 

「ごめんね。もう少しで終わるから我慢してね」

「うん・・・わか・・・んんっ!」

そう言ってすみれはゆっくりと抜き出していく。

「うぐっ、ううっ、うううううう!!!!」

そして最後の一つが抜かれた瞬間にユキヤの中で何かが弾けた。

 

「うああぁぁぁぁぁ!!!!」ユキヤの全身に快感が駆け巡る。

「あらら、もうイっちゃったの?」

そう言ってすみれはユキヤのお尻を優しく撫でる。

その刺激だけでも今のユキヤには十分な快楽だった。

「あぁ、うぅぅ・・・」

「ふふっ、ユキちゃん気持ちいいんだね」

そう言うすみれの手つきはとても優しいものだった。

 

「うぅぅ・・・」

「よしよし、頑張ったね」

そういってすみれはユキヤの頭を撫でている。

「うぅぅぅぅ」

ユキヤは恥ずかしくて何も言えなかった。

(やっぱりアナル弄られると女の子っぽくなっちゃうんだな・・・)

最近のユキヤアナルを責められると女の子っぽい反応をするが

ユキヤ本人はそれについては無自覚なままだった。

そんなユキヤを見てすみれはほくそ笑んだ。

(ふふふっ、やっぱり可愛いなぁ)

 

「どうしたの?」

「えっ、いや、何でもないよ」

「そう?」

「うん」

「じゃあ次はここだね」そういってすみれはユキヤの乳首に吸い付いた。

 

「ひゃっ!?」突然の事にユキヤは驚いた。

「ゴメン・・・なんかいつもより敏感になってて・・・」

ユキヤは赤面し目を逸らしながら言う。

(この状態のユキちゃんは何もかもが可愛いなぁ・・・)

すみれは内心とても喜んでいた。しかし顔には出さないように気をつける。

「別に気にしなくて良いよ。それにここも感じるようになったみたいだし」

そう言いつつすみれはユキヤの乳首を舌先で転がす。

 

「んんっ、んんんっ」

「ふふっ、やっぱりここが一番感じるんだね」

「そ、それはすみれがいつもいじってくるから・・・」

「ふふっ、そうだね」そう言いつつすみれはユキヤの胸を愛撫し続ける。

「んんっ、んんっ」

「ふふっ、可愛い声出して」

「そ、それはすみれのせいだろ・・・」

「ふふっ、そうかもね」そう言いつつすみれは

ユキヤの胸を揉みながらキスをした。

 

「んっ、ちゅっ、ちゅるっ」

「んむっ、ちゅるっ、んんっ・・・」

2人は舌を絡めあう濃厚なキスを交わした。

 

「ぷはっ・・・」唇を離すとお互いの間に糸を引いた唾液が垂れていた。

「ユキちゃん、キス上手くなったよね。」「・・・・・!」

Hのとき、自由になる数少ない場所なので、

舌使いは確かに上手くなってしまっていた。

 

「そ、それはすみれの教え方が上手だからだ!」

そう言ってユキヤは顔を背ける。

しかしその頬は赤く染まっているのがわかる。

「そっか、嬉しいなぁ」そう言ってすみれは

ユキヤの胸に再びしゃぶりついた。

「あっ!」

思わず声を上げてしまうユキヤ。

そのまますみれはユキヤの右のおっぱいを

口の中でコロコロと転がしている。

「あ・・・あんっ・・・あふぅ・・・」

同時に左手で左のおっぱいをそっと優しくもんでいく。

そして右手でユキヤの股間の方へと伸ばしていった。

 

しかしこの時、すみれの中に意地悪い考えが浮かぶ・・・。

(この状態のユキちゃんを焦らしたらどうなるかな・・・)

 

女の子っぽいままで反応してくるか、

それともショックで男の子にもどるか・・・

すみれはちょっと気になった。(ふふっ、ちょっとやってみようかな・・・)

そう思って、ユキヤのアソコに手を伸ばした時だった。

 

「ううぅ・・・、すみれ・・・、お願い・・・、イかせてぇ・・・」

ユキヤの方からおねだりしてきた。

(え?!)

その顔は女の子のように可愛らしく、そして切なげに懇願していた。

「えっ?何?」すみれは聞こえないふりをして聞き返す。

 

「うぅぅ・・・、イきたいのぉ・・・、イきたくて仕方がないの・・・」

(え?えぇ・・・どうしちゃったの?!)

そう言いつつもユキヤの体はビクビク震えている。

ユキヤの意外な反応の戸惑いつつも、

「ふふっ、もう我慢できないんだね」

そう言うすみれの顔はとても嬉しそうな表情だった。

 

「うぅぅ・・・、うん、早くしてよぅ・・・」

(うわ・・・これいつもなら相当焦らさないと出ない反応だよね。

この状態だともうこんな反応なんだ・・・

どうしよう!めっちゃ可愛い・・・)

 

そう思いつつすみれは心の中で悶えながら

「ねぇ、どこをどうしてイかせてほしいの?」

ちょっと意地悪く聞く。

「うっ・・・、俺のアソコをいじって・・・、イカせて下さい・・・」

ユキヤは恥ずかしさのあまり泣き出しそうになっていた。

(うーん、これはこれでいいなぁ)そう思いつつ、

すみれはユキヤのアソコをいじった。

「ひゃっ!?」ユキヤは大きく体を震わせる。

「じゃあ、このままイカせちゃおうかなぁ」

そう言いながらユキヤのアソコを激しくしごく。

 

「ひゃあぁぁ!ダメッ!イッくっ!」

「はい、ストップ」

そう言ってすみれはユキヤへの愛撫をやめた。

「ひゃぁぁ!?なんで!?」

ユキヤは驚いている。

 

「ふふっ、だってすぐイっちゃったらもったいないじゃない」

そう言いつつすみれはユキヤの耳元でささやく。

「ユキちゃん、まだ足りないんでしょ?もっと気持ちよくなりたくない?」

「そ、そんなこと・・・」

「ふふっ、正直に言わないとまた寸止めするよ」

「うっ・・・、すみれのいじわる・・・」

 

「ふふっ、ほらっ、言ってごらん。私はユキちゃんに何をしてほしいのかなぁ?」

そう言いつつすみれは再びユキヤの乳首を舐める。

「あっ、んんっ、んんんんっ・・・」

(もう先っぽから凄い出てる・・・)

そう思いつつ、すみれはユキヤの足に自分の足をわざとらしく絡める。

真っ白い足が4本絡む様子は、

そこだけ見るとまるで女の子同士が絡んでいるように見えた。

 

「ねえ、ユキちゃん、私の足の感触わかるよね?」

「う、うん・・・」

「ふふっ、ユキちゃんの足も女の子みたいだよ」

そう言ってすみれはユキヤの内股の辺りをさすっていく。

その足は綺麗に処理されている

「うぅ・・・だってこれはすみれがこうしろって・・・」

「ふふっ、そうだね。でもユキちゃんの足すべすべしてるね」

そう言ってすみれはユキヤの太ももをさわさわと撫でていく。

「うぅ・・・、だからそれはすみれが・・・」

実際最初に臑毛と腋毛をを処理されて以降、

伸びてきた傍からすみれが手入れしていた。

 

「ふふっ、そうだったね。それにしても可愛い足だよね」

そう言いつつすみれはユキヤの太ももを優しくさする。

そしてもう片方の手で胸を優しく撫で始めた。

「あっ、んっ・・・、すみれ、やめてぇ・・・」

「あれれ、ユキちゃん感じちゃってるのかな?」

「うぅ・・・、違うもん・・・」

「ふふっ、嘘ばっかり。体は素直に反応しているけどなぁ」

そう言いつつ、すみれはユキヤの敏感な部分を執拗に責め続ける。

 

「うぅぅ・・・、ううぅぅぅ・・・」

ユキヤは涙目になりながら、必死に耐えている。

「ふふっ、ユキちゃん、先っぽから凄い出てるよ・・・」

そう言ってすみれはユキヤの亀頭を指先でツンツン突いた。

「ああぁっ!だめえええええええええええええええええ!!」

そう言いながら、大きく体を震わせてユキヤは果ててしまった。

(もう限界だったんだろうね・・・)

ユキヤの体は痙攣していた。

しかし、まだ物足りなさそうな表情をしていた。

「うぅぅ・・・」

(あれ?やっぱりまだ足りない・・・?)

「ねぇ次はどうされたい?」

「うぅ・・・、すみれは気持ちいいの?・・・」

「ふふっ、もちろん気持ち良いよ。ユキちゃんのおちん○んはどうかな?」

そう言ってすみれは自分のアソコに手を伸ばした。

そこは既に濡れていた。

 

「うわっ!?何してんの!?」

「ふふっ、ユキちゃん見てたら、私もゾクゾクしてきちゃった・・・」

身に着けていたランジェリーは既に下着の役目を果たしていない。

本来隔すべきところをすべて隠していなかった。

 

「うっ、なんか凄い・・・」

思わずユキヤは生唾を飲み込んだ。

「ごめんね・・・私が我慢できない!」

すみれはそう言うと、ユキヤのモノの上に腰を落とした。

「うっ!?」

「あぁんっ!」

すみれは軽くイッたようだ。

 

「すみれ、大丈夫!?」

「うん、ちょっとイッちゃっただけ・・・」

そう言いつつすみれはゆっくりと動き始める。

「あっ、んんっ、んっ・・・」

すみれの動きに合わせて、ユキヤの口から喘ぎ声が漏れる。

 

「ユキちゃん、気持ちいい?」

「う、うん・・・」

「よかった・・・」

そう言いつつ、すみれはユキヤにキスをする。

「うっ、んぐっ・・・」

舌を入れられ、ユキヤは戸惑う。

 

「んっ、ちゅっ・・・」

しばらくすると、すみれの方から口を離した。

「ぷはぁ・・・」

ユキヤの顔は真っ赤になっていた。

「ユキちゃん可愛い顔になったね」

「だってすみれがいきなりあんなことするから・・・」

そう言いつつユキヤは再び顔を赤くする。

 

「だってユキちゃん可愛いからつい意地悪したくなっちゃうんだよ」

「そんなこと言われても困るんだけど・・・」

「ふふっ、ユキちゃんはもっと自分に自信を持ちなさい」

そう言ってすみれはユキヤの頬を撫でた。

 

「うぅ・・・」

「ところでさっきは私の事心配してくれたけど、

今度はユキちゃんが頑張ってくれる番だからね」

そう言ってすみれはユキヤの胸を揉み始めた。

「ちょっ、すみれ!そこはダメだって!」

「どうして?こんなに固くなってるのに」

そう言ってすみれはユキヤの乳首を摘まむ。

「ちょっと痛いよ・・・」

「じゃあ舐めてあげるね」

そう言いつつ、すみれはユキヤの胸をぺろりと舐めた。

 

「ひゃうっ!?」

「ふふっ、可愛い反応」

そう言いつつ、すみれは胸への愛撫を続ける。

「あっ、やめっ、やめぇ・・・」

「ほら、どんどん硬くなってきたよ」

「うぅ・・・」

「そうしてると、本当に女の子みたいに見えるよ・・・」

そう言いつつ、すみれはユキヤの乳首を口に含んだ。

 

「んんんっ!!」

ユキヤは体をビクビクさせながら、必死に耐えている。

「あれれ、ユキちゃん感じてるのかな?」

「ち、違うもん・・・」

「でも、ユキちゃんの、私の中でどんどん元気になってきてるよ」

そう言ってすみれはさらに激しく動いた。

 

「うっ、ああぁぁ・・・」

「もう・・・んん、出そうなんでしょ?・・出しても、いいよ?」

そう言ってすみれはさらに動きを速める。

いつの間にか乳首への快感と射精がセットになっている。「うぅ・・・」

「あっ、また中でおっきく・・・なってるよ・・・」

「い、言わないぇ・・・!」

「ううんっ、そろそろぉ・・イキそう、なんだよね?」

すみれも自分の中にあるユキヤのモノの存在を感じ取っていた。

 

「う、うん・・・」

「それなら、最後は一緒にイこうよぉ・・・!」

そう言ってすみれはユキヤを抱きしめた。「ああぁ・・・」

「ねぇ、ユキちゃん・・・?」

「え・・・?」

「好き!大好き!!」すみれはさらに力を籠める。

「俺も!・・・だからお願い・・・俺を離さないで・・・!」

ユキヤは絶頂を迎えた。

 

「ふふっ、いっぱい出たね」

すみれは自分のお腹をさすりながら言った。

「うっ、ごめん・・・」

「謝ることないよ。気持ちよくなった証拠なんだから」

そう言ってすみれは自分の股間に手を伸ばす。

「あとね、最後に言ったやつ・・・」

「最後・・・あぁ・・・うん・・・」

 

"俺を離すな"・・・改めて思い出すと照れ臭い。

「うん、その言葉、すごく嬉しかった」

そう言いつつ、すみれはユキヤにキスをした。

「んっ!?」

「んんっ・・・」舌を入れられ、ユキヤは戸惑う。

 

「ぷはっ・・・」

しばらくしてすみれの方から離れた。

「ふふっ、やっぱりキスが一番ドキドキする・・・」

「あのさ、すみれ」

「何?」

「さっきの言葉、本心だから」

そう言ってユキヤは顔を赤くした。

「ありがとう、嬉しい」

すみれは笑顔で返した。

 

ほどなくしてホテルのフロントから終了時間の連絡が入る。

「あ、時間切れになっちゃったね」

すみれは残念そうにしている。

「延長できるけどどうする?」

「うーん・・・今日はこの辺にしとくね」

「わかった」

「じゃあ、帰ろうか」

そう言って二人はラブホを後にした。

 

****

 

(やっぱり俺、色々目覚めちゃってるのかな・・・)

帰り道、ユキヤはそんなことを思っていた。

すみれにいいように振り回され、身体もいいようにされ、

それでもすみれを嫌いになれずにいる。

すみれにいじめられるのも悪くはないと思ってしまっている自分がいる。

(・・・まだ身体がぞわぞわしてる)ユキヤは先ほどの余韻に浸っていた。

 

「ユキちゃん、どうかしたの?」

「い、いや、何でもないよ」

「ふふっ、そう」

すみれはユキヤを後ろから抱き締めた。

 

「ちょっ!?」

「ユキちゃん、好きだよ」

「いきなり何だよ!」

「ふふっ、だって、こうしたかったんだもん」

そう言いつつ、すみれはさらに強くユキヤを抱き寄せる。

 

「くぅ・・・」二人の身長差は20㎝ほどある。

ユキヤは抵抗を諦め、されるがままになった。

「ユキちゃんの匂いだ・・・」

すみれはユキヤの首筋の辺りを嗅いでいる。

「おい、あんまり動くなってば」

「大丈夫、誰も見てないし」

「そういう問題じゃないんだけど・・・」

そう言いつつ、ユキヤは諦めてすみれのしたいままにさせた。

 

「ねぇ、ユキちゃん」

「ん?」

「私、ユキちゃんのこと、本当に好きなんだよ」

「知ってるよ」

「だから、ずっと私の側に居てね」

「・・・わかっているよ」

「約束だからね」「はいよ」

「しつこいな、分かってるよ」

ユキヤはちょっと声を荒げる。

 

「・・・さっきまでHな女の子みたいだったのに」

「だから!そういうのを今言うのは反則だって言ったろ!」

ユキヤとすみれは手を繋ぎながら夜道を歩く。

すみれのお腹からはぐぎゅるるるる~という音が聞こえた。

 

「あ・・・!」

「・・・何か食べてから帰るか?」

「うん!」

ユキヤは苦笑しながら、すみれの歩幅に合わせてゆっくりと歩いていく。

 

「なぁ、俺の声ってそんなに高いか?」

壁越しとはいえすみれの声と間違われるというのはどうにも信じられなかった。

「聞いてみる?」とすみれがスマホを取り出す。

『あぁ・・・お願い・・・します!イかせて・・・』

「!?」

再生された瞬間ユキヤの目が点になる。

 

「まさか録音してるの?!」「うん、可愛いからつい録っちゃった」

すみれは何食わぬ顔で答える。

「消せ!!」「嫌」

「何でだよ?!」「だってこれ、ユキちゃんの声だし」

自分の声というのはどうあっても聞いてると恥ずかしくなってくる。

 

「まぁ、確かに俺だけどさ・・・」「でしょ?ユキちゃん、こんな感じで喘いでるんだよ」

「うぅ・・・」(確かに結構高い・・・)「で、ユキちゃん、何でそんなこと聞くの?」

「・・・・近所の人が、俺とすみれの声を間違えてて・・・」

「へぇー、そうなんだ」

「それで、ちょっと気になって・・・」

「ふーん、じゃあさ、試しにもう一回聞かせようか?」

「やめて!・・・と言うか消して!」

「もう遅いよ」

そう言うとすみれは走り出した。

「待て!」

ユキヤも後を追う。

 

「だってさ、ユキちゃんに何かあったらこの声が形見になるかもしれないんだよ。」

「・・・縁起でもないこと言うな!てかなおさら消せ!!」

ユキヤは怒りと恥ずかしさで真っ赤になる。

「あははっ、冗談だよ」

「お前はそうやっていつも人をからかう・・・」

「ごめんね、許してくれる?」

 

「・・・わかった、今回は大目に見るけど、お前絶対それ他人に聞かせるなよ!!」

ユキヤは肩を震わせながら言う。

「はいはい」

二人は再び歩き出す。

 

「でもラブホテル面白かったね。」

「そうだな、また金があるときにでも行こうか。」

「うん。今度はもっと大きいお風呂があるところが良いかな。」

「それは楽しみだね。」

「あと、ベッドがふかふかだと嬉しいかも。」

「ははっ、贅沢だな。」

「えへへ、そう?」

 

「でも、俺の部屋は使いにくくなっちゃったけどね」

「ま、そこは色々考えようよ」「色々・・・ねぇ」

(やっぱり意識して声を落とすしかないかな・・・)

 

「そうだねぇ・・・声が外に出ているという意識をハッキリさせるために、

行為の間は部屋の窓を全開にするとか・・・」

「却下!」

「えぇー、何で?」

「何でって、そんなの声が漏れる以上に恥ずかしいだろ!」

「私は気にしないけど?」

「気にしろよ!女の子なんだから!」

「ユキちゃんってそういうところ細かいよね。」

「細かくて悪かったな!てかお前が気にしなさすぎ!!」

「はいはい、分かったよ。」

 

・・・結論としては何かいい案を思いつくまですみれの部屋を使う事になった。

そして「声を我慢する練習」と称して色々されてしまうのはまた別の話。

 

おわり

 




行為中の声の問題は永遠の命題ですw
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