妊娠検査薬、お小遣いの中から密かに購入したそれを貯めた尿に浸してみる。
すると縦に二本の線が入る。それを見て、便座に座っていたサキュバス娘のリリスは大きく溜息を零す。
妊娠した。それも自分の子供だ。
いや、これだと語弊がある。自分の精液で自分の子供を妊娠した。
個体の強い魔物は、基本的に的中率が低い。
そしてサキュバスは性を貪る種族の為、その体質から限界まで絶頂しなければ排卵しない特性を持っている。
故に堕胎する、という発想が思い浮かばなかった。
気を重くしたまま個室を出る。
大広間に戻る、地底に空はないけども今は時間的に朝方だ。
部屋には朝食を摂る為に大勢の魔物娘が集まっている。合計で十名程度、食器を用意する等と料理の手伝いをする者が半分程度。残りの半分は席に座り、料理が運ばれてくるのを待ち続けている。各々が料理の盛りつけられた食器や飲み物を用意した後、最後に現れたのはエプロンを纏った黒髪黒瞳の少女。近い将来、魔王になることを約束された彼女は今、エプロンの下には何も着ていなかった。
まるでセックスのセの字も知らないようなあどけない顔をした彼女は、その事に疑問すら感じておらず、胸の先端をチラチラと見せながら満面の笑顔を振りまいている。
常識改変の催眠。前日、マスターと夜を共にした者が翌日の昼間、マスターの私生活に影響が出ない範囲で好きに催眠を施すことができる。
マスターが直々にハートマークの付けたオムライスを前に陰茎を消すことができない魔物娘達は、陰茎をギンギンに勃起させていた。
召喚に応じた魔物娘には共通のルールがある。そのルールはマスターが独断と偏見で自由に書き足し、削除することができた。今のマスターは覚えていないが「昼間、太陽が出ている時間帯は同意なしのセックスを禁じる」ルールがある。また「性欲の発散を目的にしたセックスはマスターである自分に対して以外は行ってはいけない」というルールも作ってあった。今、この場にいる魔物娘が犯しても良いのはマスター、もしくはマスターと同一の存在だけだ。また夢魔という特性上、召喚されて、夢魔化した魔物娘はセックスをしなくては存在を維持することができなくなる。
つまり、この場にいる魔物娘は生殺与奪の権利をマスターに握られているも同然の状況でもあった。
救済はある。マスターの椅子は決まっている。座面にはディルドとアナルビーズが取り付けられていた。
少し前、私が処罰を受けていた時のものと比べれば、大人しいものだ。そこにマスターが疑問も挟まずに腰を下ろす。これもまた常識改変によるものだ。私の陰茎よりも幾分か小さなソレを一気に飲み干した。「お゛っ!?」という汚らしくも可愛らしい声がマスターの小さな口から零れる。覚えてなくても毎晩、犯されて開発されきった肉体。たった一突きで絶頂し、尿を垂れ流す。座面の下には、精液を溜め込んだタンクがある。これは昨晩、誰かの部屋で行われるマスターと魔物娘の淫行を魔石越し見た者達が溜め込んだものである。
この精液をディルドとアナルビーズの先端より、膣と腸に流し込むのだ。
直接、射精するよりも効率は悪い。しかし今日、一日分の存在を維持する分には問題はなかった。今日のマスターは認識阻害の催眠も受けているようであり、今、自分の身に起きている事に対してなにも分かっていない様子だった。小柄な体躯、ポッコリと膨らんだイカ腹は今、まるで赤ちゃんが入っているかのように膨らんでいる。中射精しに、ずっと絶頂を続けている。幼い身体をピクンピクンと震わせて、でも、やっぱり何が起きているのか理解できず、与えられる快感を享受させられ続けていた。
そんな彼女の前にビールジョッキが置かれる。なみなみと注がれた白濁液、半固形状のソレを両手に持った。
「あ、ありが……ひょッ! ん……と……んん……うぅ……あッ!」
度重なる絶頂により、体液に塗れた顔でマスターははにかんでみせる。
そして大ジョッキに口を付けた。
ズズッと大きく吸い込んだ後、何度か噛む仕草を見せた後、ゆっくりと嚥下する。
「しゅごい……あッ……んん……こひ……んあっ!」
満面の笑顔を受かべた後、ぽっかりと膨らんだお腹に更に精液を詰め込んでいった。
マスターの一日は、体内を全て精液で満たす事から始まる。気絶するまで精液を取り込んだ後、次に彼女が目覚めるのは昼時。彼女の肉体の何割かは、精液と尿で作られていた。
まあでも、彼女自身が魔力を食い物にする生命体になっている為、それで体調不良を起こすという事もない。
気絶したマスターをディルドとアナルビーズを外し、前張りとアナルプラグで栓をする。そして彼女が寝ている間に洗身と歯磨きを済ませてしまうのだ。不思議なもので、昼頃にもなれば、マスターの中に詰め込まれていた精液は全て彼女の身体に取り込まれる。
正午から夜の八時までが、実質的なマスターの自由時間となった。
以下は魔物娘達の間で決められたルール。
昼間でも同意のセックスは、マスター自身が強く求めない限り、その日の番が担当する者しかマスターを誘ってはいけない。
これは誰かが抱いた後でマスターとセックスするのは、なんか嫌だ。という魔物娘達の要望によるものだ。
日中、全ての淫行を忘れたマスターが性行為を勤しむ事はほとんどない。
しかし、兎娘のティアだけは、マスターの方からセックスに誘わせるのが上手かった。
◆
とある大陸の何処かの国での話。
勇者と呼ばれた時、私の身に何が起きたのか分からなかった。
ふとした瞬間、人生が嫌になって車道に飛び出した時、見知らぬ誰かが私の身代わりとなって死んだ。
私のせいで誰かが死んでしまったので、死ぬに死ねなくなった私は自暴自棄な日々を送った後、車道に猫が飛び出したのを見てこれを助ける名目で車の前に飛び降りた。
その結果、猫を助けて私は死んだ。
漸く、クソみたいな人生から解放されたかと思えば、勇者召喚だかなんだかと手前勝手な名目で異世界に呼び出される。私のような人生のレールを踏み外したクソを煮詰めたクソな不良娘が勇者だなんて、なんの冗談かと言いたくなる。そして股間には勇者の証だという聖剣が生やされていた。それを見て「これは……なんという聖なる……性なる? おお……」等と呻くローブを羽織った男性を、とりえずグーパンチで処しておいた。
ただでさえ、変なものを生やされて苛立っているというのに、ちんちくりんで女のようになよっとした少年が「私が国王です」と手前で黒幕だと自白したので口八丁手八丁で部屋に連れ込んだ後、彼を世話する侍女達の前で犯した。隣には俯せで、前のめりに尻を突き出した姿勢になるショタ王様。幼い頃から世話をしてくれているという侍女の前で、少年は全身を震わせながらアクメを決め続ける彼からは王族としての風格は感じられない。ポッカリと開いたままの尻穴、彼の足元には白濁とした液体が溜まっている。ここにはトコロテンで射精した彼の精液も混じっているはずなのだが、九割以上が私の精液であり、一度は彼のお腹に溜まっていたものだ。
愛はない、情けもない。キスひとつなく、彼をオナホ扱いにしてやった。
折角、死んだと思ったのに蘇らせた腹いせだ。
魔王を倒さなくては何度だって蘇る傍迷惑な女神の加護も押し付けられたので、死ぬに死ねなくなった。魔物を犯せば犯すだけ、魔物に犯されれば犯されるだけ、レベルが上がるという抜きゲーみたいな同人ゲームの世界に転生した私はどうすりゃいいんですか。とむしゃくしゃして犯った、特に反省はしていない。聖剣の使い心地を確かめる為に国王を使っただけの事。私が死ぬには先ず女神の加護を剥がさなきゃいけなかったので、カルマ値が上がりそうな行動を取れば、女神の加護も外れるんじゃないかって思ったのだけどそんな事はなかった。
私が死ぬには魔王を倒さなきゃいけないらしい。だから、仕方ないので魔王を倒すことを目標にする。
だけど、まだ、怒りが収まらなかったので、陰茎を生やす魔法を侍女全員に施した。別に、呪いを付与する能力もないけども「日に一度、国王を犯さないと死ぬし、国王もまた侍女全身の性欲処理をしないと死ぬ」と言ってやった。ショタな国王は一瞬、顔を青褪めさせた。けど、その顔はすぐに淫靡に染められる。
数分も持たず、侍女全員に輪姦される国王様を尻目に私は部屋を出た。
旅をするには仲間を集めないといけないらしい。
あまり乗り気にはなれないのだけど、そういうお約束があるようだ。
重い足取りで先ず旅の仲間を探す。道は長く、遠かった。
◆
ゴスロリ衣装で身を包んだアルビノの少女、つまり私は吸血鬼である。
他の魔物娘に倣うなら、ヴァンパイア娘とでも名乗るのが良いか。まあ良い。吸血鬼といえば皆は高貴な種族を想像するに違いないが、マスターの特性によって存在を書き換えられた今、私は吸血鬼であると同時に低俗な夢魔でもあった。夢魔といえば、精を得る為に誰彼構わず股を開くようなアバズレの事をいうのだが、その存在と同じになってしまうのは世の中わからないものである。
まあ、なってしまったものは仕方ない。召喚に応じてしまったことも仕方ない。
幸いにも吸血鬼としての能力は何一つとして失われていないのだ。見方によっては、夢魔の能力を新たに身に着けた分だけ強化されたとしっても過言ではない。そう思わなくっちゃやってられなかった。しかし力には代償がつきものであり、習慣的に淫行に勤しむ必要がある。
今日がその日であり、次に彼女を抱く日まで、マスターを犯し尽くさなくてはならなかった。
マスターが部屋に一歩、足を踏み入れた時、この部屋で行われてきた淫行の数々を彼女は思い出す。
「……あ、嫌……やだ」と首を振る彼女の目が恐怖に彩られるのを見て、私は笑みを深める。手を止める事はしない。次にマスターとの淫行に励む予定の魔物娘は、その前日から自慰をしてはならないというルールがマスターの手によって定められていた。だから今朝、マスターに注ぎ込んだ精液には私が出したものは入ってないし、昨晩、マスターが他の魔物娘と性行為している様子をリアルタイムで中継する盗撮映像を観ている時も自身の性感帯に触れる事すら許されない。
ギンギンに勃起した陰茎。常識改変を受けたマスターは十中八九の確立で淫乱な格好をしており、挨拶代わりにキスをしたり、時には全裸でハグをしてきたりする。朝八時から夜八時まで、魔物娘は自分からマスターに手出しをする事を許されていない。だから何をされても、それがどんな恥ずかしいことであっても享受しなくてはならなかった。
だから裸で無意識に自慰を始めるマスターを見たとしても、堪え続けなくてはならない。魅了で性的興奮を誘発されても、ルールが彼女に手出しする事を許してくれなかった。
犯したい、今すぐに犯したかった。
だけど、今この瞬間も私とマスターの淫行は他の魔物娘にも中継され続けている。
押し倒すのは、まだ早い。唾を飲み込んでマスターを手招きする。
マスターはおずおずと、ベッドに腰を下ろす私に向けて一歩ずつ歩みを寄せた。膝と膝が触れ合う距離、マスターの匂いを感じ取り、頭がくらりとした。マスターに膝の上に乗るように指示を出す。勃起した陰茎を穴には入れず、上から押しつぶす。尻の割れ目に挟まれる体勢、亀頭が少し擦れた。思わず暴発してしまいそうな陰茎を必死に堪える。ここでの射精は、あまりにも情けなさ過ぎた。彼女と私の身長は同程度、少し私の方が高いくらいだ。身体が密着している。彼女の腰に手を回し、まだ控えめな胸の膨らみに顔を埋めた。甘い、香りがする。大きく息を吸い込めば、陰茎が痛々しいくらいに勃起する。あのアバズレサキュバス程の大きさはない、けど。常識的なサイズと比べると十分なサイズがあった。勃起し過ぎて、少し痛い。腰に回した手に力が入り、胸部の間に鼻先を埋める。そのまま息を吸い込めば、気分は何処までも高揚していった。何時までだって、こうしていられる。魅了に耐性はあるけども、わざと耐性を切って、彼女の全てをこの身に受け止める。もっと全身で感じ取りたい、彼女を隅々まで感じ取りたい。それだけ彼女の肢体は私に魅力的だった。どちらかといえば、ショタやロリが好きな私にとって、美少女を形にした彼女の美しさは私の性癖に特効が入る。
もっと彼女を感じ取る為には、身体がひとつだけでは物足りなかった。
マスターの背後から忍び寄る影、私と同じ姿をした少女が背後から抱き締めて、その首筋に鼻先を埋める。私の名前はマーカラ。だけど、私はカーミラでもあるし、ミラーカでもあった。カルミラでもある。私と同じ姿形をしているが、纏う雰囲気は違っている。私の深層に秘められた嗜虐的な部分が表出したカーミラ、逆に被虐的な表出するミラーカ。そして、狂気とも呼べる変態的な本能を持ったカルミラ。マーカラである私は理性とでも言うべきか。本来は喜怒哀楽とかそんな感じなのだけど、夢魔化したことで性質が変わってしまった分身能力。全員が感覚と意識を共有することができる。嗜虐なカーミラがマスターを膝立ちにさせた。私はポッコリと膨らんだ、お腹に顔を埋める。勃起した陰茎の先端、亀頭の半分程度を膣穴に入れた。力を抜けて、すっぽりと入る。そんな安牌。被虐なミラーカが、マスターの背後から彼女の首筋に顔を埋めるカーミラの股間に顔を突っ込んで、マスターの尻穴に鼻をくっつけた。そして大きく深呼吸を始める。
本来、マスターに排泄する機能はない。その方がエッチなプレイ内容が増えるからっていう理由で排泄する事がある。気分で排尿する、気分で排泄する。だからマスターの身体は基本的に綺麗だ、腸に汚いものが溜まる事もない。三人でマスターの匂いを共有する。ただひたすらに深呼吸を続けるだけで、ピクピクと震え出すマスターが可愛らしくて仕方なかった。
「ああ……うぅ……」と呻き声をあげて、身を捩るマスターもまた嗜虐心をそそられる。
そんな事を二時間も続けてやれば、マスターは骨砕けとなり、抱き締める私に全体重をかけた。
亀頭はもう彼女の膣に埋まっている。まだ前戯すらしていないのに奥歯をガチガチと鳴らして身を震わせるマスターが愛おしくて仕方ない。自慢の白髪に涎を垂らされても気にしなかった。とろとろに蕩けたマスターの顔、そろそろ犯し時かも知れない。そう考えた時、それまで私達に混じって来なかったカルミラが、マスターに耳打ちをする。もう堕ちたはずのマスターの瞳に意志が宿る。何を囁いたのか。感覚は共有したままでも、意識の共有が切られていた。他の分身体との意識も切られている。
何か、嫌な予感がした。でも、行動を起こす前にマスターが震える足で立ち上がった。嗜虐なカーミラが彼女の身体を支えており、愛液でドロドロになった彼女の股間を私の顔に押し付ける。そのまま後ろに押し倒される。視界に映るのはマスターのポッコリとしたお腹、抜け出すのは容易い。マスターの小柄な身体なんて、吸血鬼の力をもってすれば、この状態からだって持ち上げることができる。
でも、そうする前に──ズンッ、と何かが尻穴を貫いた。
「──ッ!!?」
身体の奥まで貫いた衝撃に、脚の指先まで全身がピンと伸びる。
何が、起きたのか。マスターが身体を半回転させる。柔らかそうなお尻があった、ひくついた尻穴が目の前に来た。大きく開いた口はマスターの恥丘を咥えており、口で呼吸する事ができない。カルミラとの意識が共有される。「マスターに召喚された魔物娘はマスター以外との性交は許されていないが、自慰は許されている。なら分身体が相手なら自慰にカウントされないのかしら?」と、そんな言葉がマスターの耳元で囁かれる。マスターは少し悩んだ後で淫靡な笑みを浮かべた。それが答えだった。膣穴に何かが宛がわれる。共有した感覚が、それが被虐なミラーカのものだと教えてくれた。待って、と首を横に振る。嗜虐なカーミラは主人格を犯す事に悦楽を感じている。被虐なミラーカは主人格が自分自身に犯される事に快感を覚えていた。変態なカルミラは自分で自分を犯すという倒錯的な行為に身を震わせている。アナルに差し込まれたのは、極太のバイブだった。私の動きを止める為、ただそれだけの為に腸壁を抉られた。「ギリギリアウトだと思うから、僕と二人だけの夜と共にする時だけね」そんな言葉を最後に「お゛ッ!?」と膣に宛がわれた陰茎が奥の奥まで差し込まれた。私の陰茎から精液が、少し出た。アバズレサキュバス程の太さと長さはない。でも子宮を押し上げる程度には長かった。「あ、ダメ」という言葉がミラーカの口から零れる。自分自身に差し込んだ快楽に耐え切れず、彼女は暴発した。サラサラとした温かい液体が子宮に流し込まれる。射精ではなかった。その正体に察しが付いた時、目の前でまたマスターの尻の先に別の陰茎が晒される。私を見下すのはカルミラだ。うっとりとした顔で鈴口より黄色い液体を吐き出した。口が塞がれて、鼻でしか呼吸のできない私の顔に注がれる。温かい液体の感触がビチャビチャと顔を打ち付ける。殺意が込み上げてる。絶対に殺してやる、と全身に力を込めようとした。しかし、その瞬間に捕縛魔法で両手をベッドに固定されてしまった。今は私のお腹に座り、マスターの接吻を続けている嗜虐なカーミラの仕業だった。
カルミラは吐き出し切った陰茎を上下に振る。黄色い雫を飛ばした後、ゆっくりと腰を下ろした。
近付いて来る陰茎、その先端をマスターの尻穴に宛がわれる。鼻で呼吸する。アンモニア臭のせいでマスターの匂いを感じ取れない。でも嗜虐なカーミラが意識共有で教えてくれる。マスターは今、興奮していた。マスターの心は今、カーミラに向けられている。アナルを突くカルミラの陰茎に興奮していた。そこに私自身が入っていなかった。分身体は全て私自身、だから、この事に何も問題はない。どうせ、最後には記憶も共有される。それでも私の内面を反映させた分身体は、理性が反映された私と比べて個体差があった。マスターの興味は今、マーカラではない私以外に向けられている。膣に刺さった陰茎が動き出した。
思わず嬌声が零れた。そしてマスターの尻穴に宛がわれた陰茎が、焦らすように抉じ開ける。徐々にマスターの体内に埋まる陰茎を睨み付ける。私の下半身は、陰茎が打ち付けられ続けている。悔しいことに気持ち良かった、分身体は元が私だから私の気持ちいいところを全て知り尽くしている。何処を突かれたら感じて、絶頂するかなんて分かられていた。陰茎を打ち付けられる度に身体が跳ねた。快楽に耐え切れず、私の腹にのるカーミラと一緒に腰を浮かす。突かれる度に軽く達する。マスターが私以外の陰茎を尻穴に収める姿を見せつけられながら、私は、私以外の誰かに犯され続けていた。
カーミラが、マスターに感覚共有と意識共有の魔法を掛ける。
見られている、私の心をマスターに見られている事が感じ取れた。自分自身に犯されて、マスターが別の誰かに犯される姿を見せつけられて、それでもなお感じ続ける私に、そんな自分に嫌悪している私の心を見たマスターは嬉しそうに笑みを零す。カルミラの陰茎がマスターの尻穴に収まった時、強い一撃が子宮を貫いた。どくん、どくん、と熱い液体が子宮を犯す。絶頂した、射精もした。過去最高の絶頂だった。認めたくなかった。マスターが犯される姿を見ながら犯される自分自身が過去最高に気持ちよくなっていることなんて認められなかった。でも他の分身体は、その事を肯定する。マスターもまた、そんな私の心を知る。
ぶるり、とマスターが身を震わせる。慈悲を与えるように、私の開き切った口に尿を注ぎ込んだ。
それを喉を鳴らして飲んだ。今、私は自失している。尻穴を抉られてよがるマスターは何時もよりも大きな嬌声を張り上げており、まだ膣の中にある硬いままの陰茎はピストン運動を再開する。
私は茫然としたまま、それらを受け止め続けるしかなかった。
………………。
…………。
……。
どうやら気絶していたようだ。
意識を取り戻す。私は今、立たされている。尻を突き出すような姿勢で頭と両手を固定されている。
晒し台での拘束を受けているようだ。
分身体との感覚と意識の共有は遮断されている。
両手で腰を持たれている。膣には陰茎の感覚、今、誰に犯されているのか分からない。
ただ足元に溜まる精液と尿の量が、どれだけ犯されていたのか物語っている。
陰茎は馬鹿になっており、精液を垂れ流すだけになっていた。
時間はまだ四時間が過ぎた程度、
ゴミのように延々と犯され続けて、次第に考えるのをやめていった。
晒し台から解放された後、
「おて」
「わん!」
自分が何者であったのかも忘れていたような気がする。
あまり覚えていない。その時の自分自身の姿が映った映像も見ていない。
・マーカラ(吸血鬼娘)
アルビノと同じ特性を持つゴスロリのロリ娘。
主人公よりも少しだけ背が高くて、ぺったんこの胸を持っている。
吸血鬼っぽいことは大体できる。
華奢で小柄な見た目だけど戦闘能力は、主人公の召喚した魔物娘の中でも随一。身体能力は勿論、魔力も高ければ、スペックを落とさないまま四人に分身する事も可能である(理性のマーカラ、嗜虐のカーミラ、被虐のミラーカ。狂気のカルミラ)。
召喚される以前は、並行世界で領地を持っていた貴族の一人である。
領地運営は勿論、国家運営などを任せても問題なく熟す能力を持っている。魔王の召喚に応じたのは、自分勝手に征服するのが面白そうに思えた為だ。しかし、何処ぞのアバズレサキュバスが魔王を堕としてしまったので野心は萎えまくっている。
性行為自体は大好きであり、彼女の屋敷にある集落は、その半数以上が彼女の手で性的に食われていた。
好きなプレイはミストレス。
相手を弄ぶのが大好き。その反面で自分よりも力の弱い者に自分を襲わせるのも好きだったりする。
同人ゲームでいうとディーゼルマイン様の作品のようなプレイが好き。