※この作品はR-18です。

鬼滅の刃 甘露寺かおり伝   作:ましゅまろバスターズ★

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 プロローグ


一話

 

 暗い夜の闇の中で、ちゃぷちゃぷちゃぷと、小さな水音が立っている。

 埃の舞う古い和室の中に、幼い二つの人影があり、うっすらとした月明かりに照らされながら、ゆらゆらとうごめいている。

 

「どうしたの?痛いよっ。こんな事をするなんて、雪くんらしくないよ……」

 

 幼い少女が、小さな声で啜り泣いている。

 少女は真っ白な柔肌を、ユサユサと揺すられながら、滲んだ汗でボロボロの畳を濡らしていく。

 

 少女の上には幼い化け物がいた。

 目は紅く染まり口には牙を持つ、人に似た何かが、幼い少女を襲っていたのだが、

 その化け物は、柔肌の少女を抱きしめて、小さな胸を揉み、幼き膣の中へと肉棒を刺しながら、少女を犯していた。

 二人の結合部からは、赤い血が垂れ落ちて、畳に赤い染みをつくっていく。

 

 幼い化け物と少女の声が次第に大きくなり、二人の影が大きく揺れ動きはじめる。

 少女は膣が傷つけられていく痛みに耐えられず、しくしくと泣きながら身を捩(よじ)らせるのだが、

 しかし化け物の力は強くて、少女の細い腕ではビクともしない。

 化け物が、小さな呻き声を漏らすと同時に、二人の影が重なり、ぴたりと静かになった。

 

「んっ……ふぅっ…!…ぅっ……」

 

 幼き化け物は、満足そうにグッタリとしている。

 幼い少女はハァハァと息を切らしながら、両手で顔を隠している。

 そうしてしばらく、少女の啜り泣く声だけが続いていたのだが、

 突然取り憑かれたように、幼い化け物が動き出した。

 

 

 

「ぎゃあぁぁあぁああっ!!!」

 

 幼い少女が、金切り声で絶叫をした。

 身体中をガクガクと痙攣させながら、バタバタと暴れ回る。

 化け物が、幼い少女の小さな肩に噛みついたのだ。

 少女の白い肌から、濁った血を撒き散らし、鋭い歯を柔らかい肉へと食い込ませながら、ガリガリと少女の肉に喰らい付いている。

 少女は顔を歪ませて悶絶した。

 二人を繋ぐ結合部の付近からは、少女の小便が弱々しく流れ出ていく。

 

 少女は歯を噛み締めながら、肩に喰らいつく化け物の頭の上へと、震える手のひらを重ねた。

 

「っ…!!どうした……のっ?……雪くん、嫌な事あったのっ??辛いのっ?…」

 

 幼い少女は化け物へと、悲痛な声で語りかける。

 

 すると化け物は、ハッとしたように動きを止めた。

 そして、泣いている少女の顔を優しく撫でながら、また腰を動かし始めた。

 小さな水音と肌がぶつかり合う音、少女の鳴き声を響かせながら、化け物は幼い少女を犯し続けていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 "炎柱"煉獄杏寿郎の継子である、恋の呼吸の使い手、甘露寺蜜璃は、単独任務の帰り道で、鬼の気配を感じとった。

 蜜璃は鬼の気配を追って、村はずれの古びた家屋へと、足を踏み入れる。

 そして鬼がいるであろう、ボロボロの和室の襖を開いたのだが、

 

 蜜璃は、その中で起きている異常な光景に、息を飲んだ。

 

 

 

「ねぇ、雪くん。気持ちいい??…ふふっ、良かった…んっ…」

 

 じゅっぷじゅっぷ。じゅぶじゅぶ……

 

 その部屋では、裸の幼い少女が、股を開いて座りこみ、幼い子供の鬼のおちんちんを、いやらしくしゃぶっていたのだ。

 幼い少女の肩や太腿からは、血が流れており、明らかに噛みつかれた後があった。

 しかしその時、鬼は少女を襲うことなく、大人しく突っ立ったまま、少女におちんちんを、しゃぶってもらっていた。

 

 幼い少女は身を捩らせながら、鬼の汚い肉棒をいとも美味しそうにしゃぶりつつ、左手を玉袋に添えて、優しくこねていく。

 同時に右手を、自身の股間へと伸ばしてながら、自身の秘部を弄っていた。

 少女は、鬼の肉棒に奉仕をしながら、自慰に耽(ふけ)っていたのである。

 

 少女の白い肌や、微かな月明かり、そして鬼の穢れた様相も相まって、蜜璃にはそれが凄くいやらしい事に思えて、

 顔を真っ赤にして恥ずかしがった。

 

 蜜璃は、そういう行為知っていたものの、見たことはなくて、

 こうして初めて行為を見ると、気恥ずかしくて、どうしょうない気持ちになった。

 しかも自分よりもはるかに幼い、鬼と人との男女となると、なんとも信じ難く、とてもエッチな事に思えてしまう。

 

 蜜璃は、この子たちは本当に愛し合っているんじゃないかと思った。

 鬼が人に、性的感情を抱く例は、聞いた事がなかったが、

 もしかしたらこの鬼は、他とは違うのかもしれないと思ったのである。

 そのため、捕獲(ほかく)などの選択肢も頭をよぎり、蜜璃は刀を握ったまま、二人の情事をじっと眺めてしまっていた。

 

 

 

 蜜璃がそんな事を考えていた矢先、子供の鬼に動きがあった。

 子供の鬼が少女の頭を両手でガッチリと掴んだのだ。

 

 これには、さすがの蜜璃も警戒して、首を斬る寸前までいった。

 少しでも油断すれば少女が殺されかねないからだ。

 それでも鬼を殺さなかったのは、なぜだろうか。

 蜜璃自身でも、よく分からなかった。

  

 そして子供の鬼は、少女の頭を、前後に激しく振りはじめた。

 少女は口の中に、無理やりおちんちんを出し入れされて、もがもがと篭った声を上げながら、ボサボサした髪を激しく暴れさせている。

 少女が玉袋を弄る左手と、自身の秘部を弄る左手も、徐々に激しさを増していき、二人の性感がどんどんと高まっていくのが分かる。

 

 二人とも互いの体に夢中なりながら、激しく身体を交わらせて、

 ビクリと身体を跳ねさせた。

 

 そうして二人ともグッタリとさせて、激しい動きが止まった。

 しかし少女の口の中では、鬼の肉棒がモゾモゾと動いている。

 少女はゴクゴクと喉を鳴らしており、その口元からは白い液体が、トロリトロリと溢(こぼ)れ落ちていく。

 

(!!!)

 

 ズバッ!!

 

 蜜璃は、鬼の殺気を感じて、急いで鬼の首を切り落とした。

 鬼が殺気を取り戻して初めて、今までこの鬼に殺気がなかった事に気がついた。

 

「え………雪、くん…」

 

 少女は目を見開いて、手を伸ばしながらそう呟いた。

 少女はわなわなと身体を震わせながら、消えていく鬼の身体へと必死に手を伸ばした。

 

「行かないでっ、嫌だよっ!一人にしないでっ!!」

 

 少女は天井に向かって泣き叫んだ。肩と太ももから血を流しながら、大粒の涙を流し続けた。

 

 蜜璃には、かける言葉が見つからなかった。

 

 しかしこれが、後に蜜璃の妹分となる、甘露寺かおりとの出会いであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少女には、名前がなかった。 

 

 彼女は物心ついた時から、血の繋がらない父親と兄と、共に暮らしていた。 

 彼女が山で倒れているのを、父親が拾ったそうだ。

 彼女は幼い頃から、掃除や洗濯、料理、風呂の用意など、あらゆる家事を任された。

 それだけでなく、父親の性処理やストレスの捌け口、つまり暴力を振るわれて、まるで奴隷のように扱われた。

 ずっと辛い日々を過ごすものの、ご飯が食べられる幸せと、兄の優しさに救われながら、何とか日々を食い繋いでいた。

 

 彼女の兄は、父親とは違って彼女を労(いたわ)り、友達のように接してくれる人だった。

 彼は彼女に、かおりという名前をつけた。

 ごめんが彼の口癖だった。

 彼は父親には逆らえなかったのだ。

 「悪いのは雪くんじゃなくてクソ親父なのに」、と、かおりはいつも思っていた。

 そして、かおりと、義理の兄「雪くん」は、だんだんと惹かれあっていった。

 

 しかし二人は身体の関係を持つ事はなかった。

 二人は当然それ(・・)を知っていたのだが、父親の真似はしたくないという思いから、キスすらした事がなかった。

 でも、互いに愛しあっていたのだ。

 

 そんな時に、今日の事件が起こった。

 雪くんが鬼になったのだ。

 そして、鬼になった雪くんは父親を喰い殺して、義理の妹へと襲いかかった。

 しかしどういう訳か、食べる事はせず、かおりの服を切り裂いて、犯し始めたのである。

 

 かおりは、雪くんがおかしくなっている事は分かりつつも、人生初の幸せな(・・・)エッチを、楽しんでいたのである。

 しかし彼は、通りすがりの鬼殺隊士、甘露寺蜜璃に殺された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 甘露寺蜜璃は、少女の話に衝撃を受けた。

 なんて可哀想なのだろう、この子を幸せにしてあげなければならない、と思ったのだ。

 

「ごめんねっ、辛かったね。でも私、かおりちゃんの為に頑張るから!」

 

 そして甘露寺蜜璃は、悲しみに明け暮れたかおりちゃんを連れて、煉獄家へと向かった。

 

 

 

 

「そうだ!その勢いのまま振るんだ!」

 

 蜜璃が煉獄家の門をくぐると、"炎柱"煉獄杏寿郎は、庭で弟の千寿郎くんに、剣術を教えていた。

 やがて蜜璃の存在に気づくと、

 

「おお甘露寺!帰ったか!お疲れ様だな!!ん??その、横に連れた娘は何だ?見知らぬ顔だが!」

 

 と、いつもの明るさで声をかけてきた。

 

 本当にこの人は、柱になっても変わらないな。と、蜜璃は思いながら、

 

「ただいま戻りました。」

 

 と、挨拶した。

 

 「この子は、かおりちゃんです。兄を鬼に殺されて、住む家がないんです。それと…後で詳しく話すのですが…この子はおそらく、特殊な稀血を持っていまして……」

 

 かおりちゃんは、蜜璃の陰に隠れて、震えながら煉獄さんを見上げていた。

 やはり、父親に性暴力を振るわれていたせいか、道中も男性を極度に怖がっていた。

 「大丈夫よ、この人は優しいひとだから」

 蜜璃は、かおりちゃんの頭を優しくなでる。

 

「フム、そうか!なるほど!!あと少しで稽古も終わる!中で待っていてくれ!!」

 

 煉獄さんはそう言って、千寿郎の元へと戻っていった。

 

「じゃあ入ろうか……」

 

 蜜璃は、かおりちゃんの手を引いて、煉獄家の中へと入っていった。

 かおりは黙ってついてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 甘露寺蜜璃は、和室の中で煉獄さんと向かいあっていた。

 蜜璃は顔を火照らせて、凄まじく緊張していた。

 

「あのぉ、大変言いにくいことなのですが…」

 

「うむ!なんだ??」

 

「実は……」

 

 蜜璃は顔から火を吹かせながら、かおりちゃんの事を、事細やかに伝えていった。

 蜜璃は煉獄さんの顔を見ることができずに、ずっと顔を俯けて話していた。

 (恥ずかしい……)

 煉獄さんは、黙って私の話を聞き続けた。

 

「と…いう事なんですよ……」

 

 私は、全てを話終わり、しばし沈黙が訪れた。

 交尾とか性暴力とか、なるべく言葉は濁したのけれど、煉獄さんはどう反応するのだろうか?

 蜜璃と煉獄は下の話をする仲ではない。師匠と弟子の健全な関係である。

 というか、煉獄さんが下の話をする姿が、蜜璃には想像出来なかった。

 煉獄さんは、スーッと息を吸った。

 そして、とんでも無い事を口にしたのだ。

 

「うむ!!それはエロいな!」

 

(!!?)

 

「そうか、あんな幼い子がそんなエロい目に遭っていたとは、よもやよもやだ。

 甘露寺が、かおりちゃんの兄を殺したのは、仕方ない事だ。甘露寺が気を病む必要はない。

 しかし、かおりちゃんの心は、酷く傷ついているだろう!

 俺も彼女を元気にしてやりたい、共に方法を考えよう!」

 

「ブフッ!!」

 

 蜜璃は、思わず吹き出してしまった。

 真剣な顔で、なんて事を言うのだ!?この人は!、と、

 恐らく、雪君を殺したことを悩んでいた蜜璃に気を使った、煉獄さんなりの洒落なのだろうとは分かりつつ、蜜璃は声を殺して笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 蝶屋敷にて、"蟲柱"胡蝶しのぶが調べた所、

 かおりちゃんは、やはり稀血であった。

 しかも普通とは異なり、「鬼を性的感情で惑わせる」という、特殊な稀血を持っていたのだ。

 胡蝶しのぶは、「かおりちゃんの存在は、鬼殺にも有効になりうる」と言って、彼女の血を調べ始めた。

 

 そして、かおりちゃんは本人の希望で、甘露寺蜜璃の義理の妹「甘露寺かおり」として、蝶屋敷で暮らす事になった。

 

 しのぶさんや、アオイちゃんや触れ合う中で、かおりは次第に元気を取り戻していった。

 そして少しづつ、鬼殺隊への興味を持つようになった。

 

 

「蜜璃姉さん!私も鬼と戦わせて下さい!」

 

 ある日彼女は、任務帰りの甘露寺蜜璃にそう言った。

 

 それから、恋柱になったばかりの甘露寺蜜璃は、かおりを継子にして、恋の呼吸のイロハを教えていった。

 同時に、炎の呼吸の育手を家庭教師として、かおりは呼吸の基礎を学んでいった。

 

 そして時が流れて、甘露寺かおりは恋の呼吸を身につけた。

 かおりは意気揚々と、鬼殺隊最終選抜へと向かっていった。

 

 そして甘露寺かおりは、藤重山にいる鬼の半数以上を壊滅させた。

 

 

 

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