まだ登場していないキャラや本編で書ききれなかった情報も結構ありますし、途中で設定が変わることもあります。
追記:誤表記を修正しました
追記2:エスタ・ハワード少佐のプロフィールを修正しました
追記3:カイト・ジャッカードの年齢を26→25に変更しました
追記4:アレク及びエリカの立ち絵を追加しました
追記5:レナの立ち絵を追加しました
登場人物
年齢は征服歴1500年時点
アレクサンダー・ウォーカー 22才 中尉→大尉
主人公。
王国東部スペイサイド地方の小領主、ウォーカー男爵家の次男。
愛称はアレク。
学園の夏季休暇で帰省中に戦争が勃発し、18歳で故郷と家族、そして自らの“貌”を失った。
故郷を滅ぼした敵である敵国の将軍ゾード、そして祖国を裏切り家族と領民を虐殺したソレム伯爵への復讐を目的に名前を捨て騎兵ベルとして戦争に参加した。
戦争から2年後、20歳で仇の一人であるソレム伯爵を討ち取りその功績と彼がウォーカー男爵家の人間であると軍が知ったことにより、特例で士官へと昇進し少尉を任官した。
物語開始時点では中尉へと昇進し、最前線の泥沼の戦場で素行不良兵や落伍兵を寄せ集めた中隊(通称ガラクタ部隊)率いて、戦い続けていた。
元々は整った顔立ちの好青年だったが、故郷を守る戦いで顔面を負傷し、更にその後の激戦で顔面に大火傷を負った為、もはや面影は残っていない。目鼻や耳は無事だがそれがむしろ傷の痛々しさを助長し、女子供はおろか荒くれ者揃いの兵士達ですら怯むほどの異貌となっている。本人は気にしないが周りの反応が煩わしいので包帯で常に顔を覆っている。
味方からは“伯爵殺し”や“首刈り”、敵である獣国と帝国の兵からはその異貌と苛烈かつ悪辣な戦術から“顔無し”“
元々は文官志望で剣術や馬術の成績は並程度だったが、復讐の為に戦場で磨き上げられた現在の彼の戦技は、武門の名家出身のエリカをして“当代最強”と言わしめる程の高みに至っている。また、もともと武術よりも勉学の方が得意だったため、正式な士官教育を修了していないにも関わらず、かなり高度な戦術知識や事務処理能力を有している。
戦場では主にサーベルとグレイヴ(薙剣)を用いるが、他の武器や弓等の飛び道具の扱いも一流。基本的に敵を殺せれば見栄えは気にしないというスタンスなので、正規の教育を受けた士官からの受けは悪い。
エリカ・リガール 20才 中尉
メインヒロイン。
天才的な槍術を操る銀髪金眼の美女にして、槍同士の戦いならアレクとも互角に渡り合う猛者。
七大貴族リガール辺境伯家の次女であり、槍以外の武術や馬術も超一流。余りひけらかさないが様々な教養も貴族子女に恥じないレベルで修めている。学園ではその強さと美貌、そして面倒見の良さから同学年女子の女王として君臨した。
自分よりも強い相手としか結婚しないと公言し、婚約者候補を全員決闘で蹴散らし家族にそれを認めさせた。エリカ本人は別に独身でも構わないと思っており、当主である父も鷹揚にそれを認めている。
護国の盾と評されるリガール辺境伯家次女の義務として最前線を志願し、騎兵隊中隊長として泥沼の戦場となったスペイサイド地方防衛軍に着任した。カルメリア基地での決闘騒ぎでアレクと出会い、彼の強さに惚れ込み同じ大隊に配属されるよう根回しした。
レナ・ボウモア 18才
主人公の幼馴染。
宮廷貴族ボウモア子爵家の長女であり、アレクとは再従兄妹同士で、幼い頃はウォーカー家の屋敷に預けられていた。
濡羽色の美しい黒髪と翠色の瞳の美少女。
戦争勃発後、ウォーカー家の領地が滅ぼされアレク達も全員殺されたという報せを受け何も出来ない自分の無力さに嘆き悲しんだ。
戦争から2年経ち、アレクの生存が確認され叙勲の為に王都へ訪れた際に再会するが、変わり果てた彼の姿に恐怖し逃げ出してしまう。後に謝罪しようとするが逃げ出した負い目と彼の姿への恐れから直接会うことは出来なかった。
アレクもまた、自身のような復讐鬼がレナに近づくのは彼女の為にならないと考えているため、もう彼女に直接会わないよう心掛けている。ただし、彼の軍人としての遺族年金の受け取り先はレナとなっている。
ウーサー・ウェインズ 22才 中尉
主人公の学友兼腐れ縁。
アレクの学生時代の寮のルームメイト。
裕福な商家ウェインズ家の4男で、手に職をつけるため軍人を目指していた。戦争勃発後、スペイサイド地方を統括する第11師団付き兵站幕僚に着任した。
アレクがソレム伯爵を討ち取った際に、アレクが死んだはずのルームメイトであることを知り彼を士官にするように色々根回しした。やや軽薄なお調子者だが数字に非常に強く、膨大な補給物資の処理を鼻歌交じりにこなせる有能な兵站参謀でもあり、それ故に師団上層部から便利使いされている。
サレ・クラディール 22才
アレクと同じ大隊に所属する中隊長 中尉
真面目で融通が効かない性格の堅物。
死んだ部下を哀れまないアレクの言動に、仲間の死を悼まない冷酷漢であると激昂し食ってかかり、エリカに煽られたことでなし崩し的に決闘することとなった。
もともと自身の剣術にかなり自信を持っていたが、アレクには手も足も出ず敗北した。その後はアレクに謝罪し、彼の強さに敬意を抱くようになる。
ゾード・ガッフェル 42才
獣国八大将軍の一角
連合王国の反乱、帝国のウィルムス盆地侵攻と連動してスペイサイド地方へと侵攻した獣国軍の総大将。
侵攻当初こそ、国境沿いに領地を持つソレム伯爵を寝返らせ迅速な連合王国領への侵攻に成功したが、見せしめの為に攻略しようとしたウォーカー領を含む複数の王国貴族領で頑強な抵抗に遭遇し、王国軍が体制を立て直す貴重な時間を稼がれる。
粘り強い王国軍の抵抗と味方の貧弱な兵站線に苦しめられながらも、開戦から4年でスペイサイド地方の8割を攻略した。ただし、本国には戦果を過剰に報告しているため、早々にスペイサイド地方を攻略し、より豊かな王国中心部への足掛かりを得なければ粛清されてしまう立場にある。
ソレム伯爵 故人 享年48才
スペイサイド地方の獣国国境に領地を持つ貴族。先代は立地を活かし禁制品の密輸で長年利益を上げてきたが、摘発され多くの利権と領地の大半を失った。
その跡を継いだソレム伯爵は自らを摘発した王国や、自分を助けなかった周囲の貴族達を逆恨みし、獣国と内通することとなる。獣国の兵を招き入れ、隣領のウォーカー家に騙し討ち同然に攻め込むが頑強に抵抗され、王国に体制を立て直す貴重な時間を与えてしまうことになる。
最終的にウォーカー領は当主一族や領民含めて全滅するが、最期の反撃でソレム伯爵の嫡男が戦死する程の大損害を受ける羽目になった。
開戦から二年後、かつて取り逃したウォーカー家の生き残りに殺された。
スバイテイン・バルバロス 32才
ソレム家に仕える騎士の家系出身。
主君と同僚を皆殺しにしたアレクを憎んでいる。
エスタ・ハワード 35才 少佐
アレク達が所属している大隊の大隊長。
うだつの上がらない不良中年な見た目だが人を見る目はあり、アレクの実戦経験の豊富さとその才能を高く評価している。彼が野戦任官とはいえ大隊長になれたのも、ほぼアレクの圧倒的な武功のお陰。
アレクが最前線で戦う理由を知る一人であり、同情はしているが自分が面倒事に巻き込まれた事については色々と思うところもある。
リゼル・エクトル 21才 少尉
アレクの中隊に所属する数少ない士官の一人。中隊に所属する2つの小隊の内一つの小隊長を務める。気弱な見た目だが、アレクが中隊長になって以来の古株で、彼と共に激戦をくぐり抜けて来た猛者でもある。アレクからも下士官からも信頼は厚く、地味だが重要な仕事を任されることが多い。
バグラム 38才 軍曹
アレク率いる中隊の最先任軍曹。アレクが“ベル”と名乗り一兵卒として戦っていた頃からの付き合いで、アベラワー攻防戦での特攻にも付き従い、生き残った猛者。
山賊のような凶悪な顔つきだが、上司の顔の方が怖いため周囲からはあまり気にされなくなった。
カイト・ジャッカード 26才 少佐
7大貴族の一角、ジャッカード公爵家の次男。
容姿端麗で幼少期から文武に優れ“神童”と周囲から讃えられた天才。
若干12才にしてそれまで青鱗帝国の秘奥とされてきた黒色火薬の製法を突き止め、更に原料である硝石の量産にも成功したことで“火薬の父”の異名を与えられた。
また、火薬を有効活用する武器としてマスケット銃と大砲を開発し、後の王国軍の戦術を一変させることとなる。
征服歴1456年から始まった大戦では、自らの開発した銃と大砲を装備した新編成の大隊を率いて西方戦線へ参戦した。
征服歴1500年のトランバラム領攻略戦では自らの大隊でトランバレム公爵家の切り札である重装騎兵連隊を撃滅し、指揮官だったトランバレム公爵家の嫡男を討ち取る武勲をあげた。
連合王国において現在最も“カナンの騎士”に近いと噂され、新興貴族派閥を中心に彼を推薦しようとする動きが活発化している。
既婚者であり、連合王国は一夫多妻制が許されている為、現在は三人の妻を持つ。また非公式だが連合王国の第2王女と愛人関係にあると噂されている。
藍剴憑 28歳
青麟帝国の第4皇子。皇太子でもある第一王子とは同母兄弟。
帝国の西方征伐軍総司令官。
ブリュンヒルド要塞およびウィルムス盆地攻略軍の総司令官であり、要塞都市青埆城の主。今回の大戦の絵図を書いた一人でもある。
かつて連合王国に留学し学園に通ったこともあるため、連合王国軍、特にリガール辺境伯の強さに対する警戒は人一倍強い。
同腹の弟である劉貭を可愛がっているが、同時に彼を傷つけたアレクについては“天狗になっていた弟の鼻を折ってくれた”とむしろ感謝している。
メイヤに性技を仕込んだ張本人。夜だけでなく昼の間も有能な彼女を気に入っており、戦争が終わったら正式に側妃に迎えるつもりでいる。
藍劉貭 24歳
青麟帝国第7皇子。
2年前のアベラワー攻防戦に帝国軍の援軍を率いて参戦していたが、終盤の追撃戦で本陣を強襲したアレク(当時は“ベル”と名乗っていた)に顔面を切り裂かれ、騎馬から叩き落された。彼が止めを刺されなかったのはアレクの目的がソレム伯爵を殺すことだったから。
己に無様な敗北を与えたアレクに復仇を誓い、同じくアレクに復讐を誓うスバルテインを部下に加え、2年間、己の心身を鍛え直した。
メイヤ 18才
琅蘭王国の第3王女。
過酷な収奪を受ける故国を救うため帝国に捧げられた生贄。
本来なら皇帝の後宮に入れられる予定だったが、彼女の境遇を哀れんだ第一皇子が、せめて故郷の近くにいられるようにと剴馮の下へ送った。
剴馮の愛妾として性技を仕込まれたが、本人は割と現状に満足している。
また交易国家の姫として礼儀作法に加えて複数言語の会話や読み書き、更に算術まで叩き込まれ、炊事も得意な為、いつの間にか剴馮の秘書官のような立ち位置に収まっていた。
新キャラが出たらまた書き加える予定です。