プロローグ★
ーーー征服歴1502年 ヴィーテ=ガスク連合王国 王都カルネアスーーー
大貴族達の屋敷の立ち並ぶ郊外の高級住宅街、その一角にある屋敷の一室で、一組の男女が肌を重ねていた。
「あ♡♡っ……は…ぁあ♡……♡ぁ…゛んんんん♡゛」
女は男に跨り、腰を振っている。その動きに合わせ豊満な乳房が上下左右に揺れる。
男はその様子を眺めながら下から突き上げるように腰を動かすと、女は身体を大きく仰け反らせ悦んだ。
「あ ぁああ!いぃいい♡イイッ!もっとぉお!!突いてぇえ!!」
女は自ら激しく腰を振り快感を求め続ける。その姿はまるで獣のようだ。
しかし、そんな淫らな姿も美しく見えてしまう程にこの女の容姿は整っていた。
神秘的な白銀の髪と、輝くような黄金の瞳。すっと通った鼻梁に、白い肌に映える赤い形の良い唇。淫らに喘いでいながら、その美しさを欠片も損ねることのない完成された美貌。
重たげに揺れる豊満な2つの乳房の先端には、興奮で赤く充血した乳首が存在を主張し、鍛えられ引き締まった腰回りは、下品にならない程度に脂がのりその色香を強調している。
「んぅううう!あっ!イクッ♡またイっちゃうぅう!」
ビクンっと大きく震えると膣内が強く締まる。すると男のモノを強く締め付けられた男は堪らず射精してしまった。
大量の精液が吐き出される感覚に、女は蕩けた表情を浮かべた。
「あ……あぁあ♡いっぱい出てるぅ……♡」
そう言うと女は愛おしそうな目で自分の腹をさすった。
「こんなに出されたら、すぐ妊娠しちゃうわね…♡」
「…戦争は終わったからな。お前が妊娠して軍を休職しても問題ないだろう?」
「むう、なによぉ。わたしはいてもいなくてもいいわけぇ?」
男に跨ったまま、銀髪の美女は拗ねたように頬を膨らまえる。
女王のような風格の美女である彼女だが、そんな少女のような仕草もまた可愛らしく見える。
そんな彼女の愛らしい仕草に苦笑を浮かべた男は、しなだれかかってした美女を優しく抱きとめながら、彼女の抗議に反論する。
「すまないな。一緒にいて欲しいとは思うが、お前事務仕事嫌いだろう?これから暫くは机の前で書類と戦うことになるぞ?」
「むぅぅ、確かに…正直、敵の陣地に斬り込むより、書類の山に囲まれる方が怖いわね」
「だろう…?だから…っ!」
「わっ…ちょっ、ちょっと!?」
男は体の上に乗っていた美女と上下を入れ替える。そして美女の白く引き締まった両脚を大きく広げる。
鍛えられながら、女性として柔らかく脂の乗った太ももの付け根は、先程の性交で注ぎ込まれた男の精液が、美女の愛液と混ざり合いながらコポコポと溢れている。
「ま…待って待って! 私まだイッたばっかりで…っひぅぅん!!?」
「悪いな、俺はまだまだ満足してないんだ。お前を孕ませるまで、嫌だと言っても抱き続けてやる」
「うぅぅ〜、普段は淡白な癖にぃ」
美女は観念したように体の力を抜き、その白いが鍛えられ剣ダコの浮いた武人の手で自らの秘処を広げる。そこに男の剛直が再びゆっくりと挿入されてゆく。
「ふぅ……ん♡早くぅ♡あなたのコレで、私を孕ませて♡」
「ああ、覚悟しろよ…?」
自らの最も大切な場所が、愛する男のモノで満たされてゆく感覚に腰を震わせながら、美女は腕を男の背中へ回す。
白く滑らかな美女の肌と、男の鍛えられた傷だらけの肉体がピッタリと合わさる。
美女の瑞々しい唇が男の唇と重なる。男の顔は、その体よりも更に傷だらけで、刀傷の上に火傷を負い、気の弱い女子供どころか歴戦の軍人ですら怯む程の異貌だが、美女は気にすることなく、それどころか愛おしそうに彼の唇を貪り、互いの唾液を交換する。
「ちゅ…うぅ…ん、ちゅぱ…」
「ん……ぷはぁ…はぁ…はぁ……」
互いに息が続く限界まで唇を重ね続けた二人は、荒い息を吐きながら名残惜しそうに唇を離す。
お互いのそんな様子に揃って苦笑し、それがより互いの愛おしさを増幅してゆく。
「アレク…わたし、貴方と出会えて本当によかった」
「ああ、俺もだ。ありがとうエリカ、お前のお陰で俺は今、幸せだ」
「私もよ、私の愛しい旦那様♡」
そうして夜は更けてゆく。
そして深夜まで、その部屋から美女の嬌声が絶えることは無かった。
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これは、戦場で出会った二人が数多の試練を乗り越え結ばれるまでの物語。
これは一人の復讐鬼が、人間に戻るまでの物語。
そしてこれは、一人の騎士が英雄になるまでの物語。
物語は、2年前のある戦場から始まる。
本編は次回から。