※この作品はR-18です。

カナンの騎士列伝 −無貌鬼と白銀の戦姫−   作:Recent

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ちょっと短いですが、箸休め回


外伝③ ある夜の二人★

ーーー征服歴1502年 王都カルネアスーーー

 

 まだ暑さの残る晩夏の深夜、貴族街の一角に建てられた屋敷の寝室。部屋の主であるエリカは愛する夫の腕を枕にしながら微睡んでいた。

 

「ぅ…んっ…やだ、こぼれてきそう…」

 

 夫との行為を終えて眠っていたエリカは、夫に注ぎ込んで貰った精液が股間から溢れてくる感覚を感じて目を覚まし、もどかしそうに太腿を擦り合わせる。

 

「ふっ…ぅん…勿体ない…」

 

 お互い忙しく、3日ほどご無沙汰だったエリカは、はしたなくおねだりをして何度も自身のナカに夫の精液を求め、夫もまたそれに応えて何度も彼女の最奥に愛の証を流し込んだ。

 何度もナカに精液を流し込んで貰って流石に力尽き、夫の腕の中で眠ってしまったのだが、もどかしい気分に次第に目が覚めていく。

 そうやってモゾモゾと動いていたからだろうか、彼女の隣で眠っていた最愛の夫、アレクの腕が彼女を引き寄せるように動く。

 

「っん…」

 

 目を覚ました訳では無いのだろう。彼女の枕代わりになっていた右腕でエリカを胸の中に抱き寄せ、横抱きに彼女を抱きしめると、再び寝息をたて始める。

 

「もぅ…嬉しいけど…起きてる時にこうして欲しいわね…」

 

 顔を綻ばせ、自分から体を押し付けるようにアレクの鍛え上げられた、そして無惨な程に傷だらけの体に肌を密着させる。

 エリカはまるで子供が親に甘えるように、頭をアレクの鍛え上げられた胸に預け、アレクの体温を、匂いを、そして心臓の音を全身で感じながら目を閉じる。

 すると先程まで気にならなかった精液が内股を流れる感触に再び身悶えしそうになるが、何とか我慢してそのままの体勢を維持する。

 

「うぅ~ん……」

 

 しかしどうにも落ち着かないのか、エリカは身をよじり、無意識のうちに腰を動かしてしまう。

 モゾモゾと動いている様子が伝わったのか、先程よりもより強くアレクがエリカを抱きしめる。

 

「あっ…ちょっと…ゃん」

 

 そして意識してか無意識か、アレクは顔をエリカのサラサラした銀髪に埋め、彼女の髪の匂いを嗅ぎ始めた。

 

「ゃ…あ、汗かいでるから…やめ…ひぅ…」

 

 激しい情事の後で汗だくになった後の匂いを嗅がれることに羞恥心を覚えたエリカだが、強く抱きしめられていて抵抗も出来ず、次第に頭頂部の匂いを吸われている事に倒錯した興奮を覚え始める。

 

「ぅう…恥ずかしいのに…ちょっと嬉しいのが自分でもちょっと怖いわね…」

 

 普段の彼女なら絶対に口にしないであろう独り言を言いながら、徐々に熱を帯びてきた吐息を漏らす。

 

「はぁ……はぁ……もういい加減にしてくれないと……私もそろそろ我慢できないんだけど?」

 

 しばらく夫の好きな様にさせていたエリカだったが、段々とその表情には物欲しげなものが見え隠れするようになっていた。

 既に彼女の体は火照っており、子宮の奥からは愛液が滲み出してきている。

 

「んっ……」

「ふふっ……やっと起きたのね?おはよう私の旦那様」

 

 ようやく目を覚ました夫に気がついたエリカは悪戯っぽく微笑むと、自ら唇を重ねる。

 

「エリカ…?」

「あら、楽しい夢でも見てたのかしら?」

 

 

 まだ覚醒しきれていない様子のアレクの唇に軽くキスしながら、クスッと笑うエリカ。

 

「どんな夢を見てたか知らないけど、私はここにいるわよ?」

 

 そう言ってエリカは、注ぎ込まれた精液で少し膨らんだ自分の下腹部に手を当てる。

 

「……」

 

 そんな妻の仕草を見たアレクは無言のまま優しくエリカを抱き寄せると、今度はアレクの方から彼女に口づけをする。

 

「んっ……ちゅっ……んふっ……ちょっ……んんっ!」

 

 舌を差し込み激しく絡めてくるアレクに、最初は驚いていたエリカもやがて応えるように舌を絡ませる。

 そうやってしばらくの間お互いを求め合うような濃厚な接吻を続け、ようやく満足した二人が口を離すと、二人の間に銀色の橋がかかる。

 

「ねぇ……もう一回したいんでしょ?」

 

 そう言いながら、エリカは自身の両脚を大きく開き、トロリと溢れ出した白濁色の粘液を指ですくってみせる。

 

「ねぇ、貴方に沢山注いで貰ったモノが溢れてきてるの。私のココ、フタをしてくれないかしら?」

「…ああ」

 

 アレクはエリカに覆い被さると、彼女の愛液と精液に満たされた秘所に剛直をあてがい一気に突き入れる。

 

「っ!んぅう!!」

 

 瞬間、背筋を走る快感に思わず声が出そうになるが、何とか堪えて夫の首に腕を回す。

 アレクはエリカの膣内が自身の剛直を歓迎するように締め付けてくるのを感じると、ゆっくりと抽挿を開始する。

 

「んっ……んんっ……んっ……」

「っ……エリカ……大丈夫か?」

「えぇ……平気……んっ……だからもっとぉ……」

 

 エリカは白く長い脚をアレクの腰に絡め、女神のように整った顔を蕩けさせながら最愛の夫にはしたなくおねだりをする。

 

「分かった」

 

 アレクとエリカはお互いの体を密着させ、互いの温もりを確かめ合うようにゆっくりと、腰を擦り合わせる。

 

「はぁ……はぁ……あっ……そこ、気持ちいい……」

 

 アレクはエリカの弱点をカリで引っ掻くようにして責め立てる。

 

「ここがいいのか?」

「うん……んっ……そう、ソコ……あんっ……もっとぉ……」

 

 エリカとアレクは汗だくになりながら、それでも離れること無く体を重ね続ける。

 夫の剛直専用の形に拡張したエリカの膣肉がアレクの剛直をふんわりと包み込み、愛液を丁寧にまぶしてゆく。

 結合部からは大量の愛液と精液が溢れ、ベットのシーツに水溜りを作っている。

 

「あぅ…折角沢山入れてもらったのに…勿体ない…」 

「安心しろ、また溢れるくらいに注いでやる」

「あっ……嬉しい……お願いね?」

 

そう言うとエリカは、爪を立てないように注意しながら夫の背中に手を回し、彼の腰に白く長い脚を回て、より深く挿入できるように腰を浮かせる。

 

「あっ……凄い……これ、深いぃ……」

「っ……」

 

 アレクはエリカの一番奥まで自身を突き入れると、そのままぐりぐりと押し込むように腰を動かす。

 

「やぁ……それダメぇ……イっちゃうから……」

「くっ……俺もだ。このまま出すぞ?」

「ぅん、出して……全部……私のナカに……」

「ぐっ……」

「ひぅ!?熱い、熱いぃぃぃ!!!!」

 

 ドクンっと脈打つアレクの剛直から、エリカの最奥目掛けて精液が吐き出される。

 

「あぁ……まだ出てるぅ……幸せ……」

 

 エリカは夫の精液が自身の子宮を満たしていく快感に酔いしてながら、腰を震わせる絶頂する。

 

「んぅ……はぁ……はぁ……」

 

 アレクがエリカの胎内から剛直を引き抜くと、栓を失ったエリカの秘所からはドロリとした白濁液が垂れ落ちる。

 

「ん……ぁん……こぼれちゃった……」

 

 その様子を見たエリカは、名残惜しそうな表情を浮かべる。

 エリカは股間から零れ落ちたアレクの精液を指で掬うと、“ちゅぷり”と音をたてて口に含む。

 

「っうん…コクン…フフ、美味しい」

「…そうか」

「そうよ」

 

 エリカはそう言って微笑むと、アレクに抱きつきキスをする。

 

「んっ……ちゅっ……はむ……んふっ……んんっ」

 

 二人はしばらく唇を重ねたままお互いの舌を絡め合い、そしてようやく口を離す。

 

「……んっ……ふふっ、いっぱい出してくれたわね」

 

 そう言ってエリカは、自身の下腹部を愛しそうに撫でる。

 その仕草を見たアレクは再び興奮を覚えてしまうが、流石にこれ以上すると明日に支障が出るかもしれないと考え、何とか自制心を働かせ、愛しい妻の、汗で銀髪を貼り付けた額にキスをする。

 

「そろそろ眠るぞ」

「ええ、そうしま…しょう……」

 

 エリカも満足したのか、次第に目をトロンとさせて意識を失ってゆく。

 

「おやすみ…アレク」

「ああ、おやすみ…エリカ」

 

 二人は目を閉じる。この幸せな時間が明日も、明後日も、きっと二人が死別するまで続くと信じながら。

 

 

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