※この作品はR-18です。

お兄ちゃんは、妹のお願いは、断れない   作:リュウコウ

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ゲームは、NewWorld Onlineのお話♪





















2 2学期~ハロウィン~期末試験~クリスマスイブ~年末♪

~~~9月1日・金曜日・2学期~~~

 

~~~9月8日・金曜日・7時40分~~~

 

夏休みが開け、今日から2学期が始まって、1週間。

 

「は~~~~~~、憂鬱(ゆううつ)だぁ.......」

「.....と、言いつつ、しっかり着替えてるし」

「い....いや、此れ(これ)は.....、夏休み開け、早々に休んだら、心配されるだろ!」

「素直じゃ、ないんだからぁ.......、ほらカバン」

 

ピンポーン

 

「お迎えが来ちゃった。急いで急いで!」

 

ぱたぱた

 

「まひろん。おはよー♪」

「おはよう。朝日(あさひ)♪」

「深波璃(ハカセ)。行ってくる」

 

~~~同日(どうじつ)・1ーB・7時55分~~~

 

「つ......疲れた........」

 

でろーーーん

 

「人間が朝から荷物を持って歩ける重さじゃない~~~!」

「まひろん、体力ないもんなぁ~~~♪」

「深波璃(みはり)に免許を取らせて、親父(おやじ)の車で送迎させよう」

「其れ(それ)良いなぁ♪でも、朝日(あさひ)は、まひろんと2人で、学校に行けなくなるのは、嫌だぞ!」

「ごめん♪......そういや、1時限目はなんだっけ?」

「!!」

 

ガヤガヤ

 

「体育か~~~ッ!!(どうりで荷物が、重いわけだ。学生を人と思わぬ、悪魔的授業......ッ。学校教育の闇だ.....)」

 

ぬぎっ......

 

「!?ちょ.....ちょっと、まひろん!?」

 

ポチ、ポチポチ

 

「.......ん?」

 

チラッ

 

(真尋(まひろ)の胸♪)

(膨らんだ胸、良い♪)

 

「......キャッ!!」

 

ばっ

 

「(しまった!つい、男のノリで.....ッ)あ.....:あはは.....寝ぼけてたかも~っ......」

「まひろんは、慌てん坊だぞぅ」

 

「エヘヘ。彼の(あの)、膨らみ♪」

「良いなぁ、大きくなりかけの胸♪」

「ちょっと、男子ィ!」

「サイテー!」

「(しかも、男子トイレで犯してきた、桜田(さくらだ)くんと千川(せんかわ)くんだ!?)」

「行くぞ、まひろん」

「......へ?行くって......、待って、朝日(あさひ)!?」

「!?あっ、そっか、元男だったなぁ♪急に、男に戻っても、深波璃(ハカセ)から、女子化(じょしか)の薬を預かってるから♪」

 

~~~女子更衣室~~~

 

「(うわ~~~~~~ッ、えらいこっちゃ~~~~~~!!右も左も、半裸(はんら)の女子中学生......。流石(さすが)に此れ(これ)は、目の毒だ~~~ッ!」

 

きゃっきゃっ

 

「(......そうだ!朝日(あさひ)を見て、気を紛らわし(まぎらわし)......)」

 

ぺたーーーーーん.......

 

「(嗚呼(ああ)、荒涼(こうりょう)たる、大平原(だいへいげん).......)椛(もみじ)も、安心感あるね......」

 

ホッ

 

「?」

「........(まひろん、まひろん。心の声が、出てるぞ!)」

「........はっ?(ごめん。注意してくれて、ありがとう。朝日(あさひ)♪.......そういや、美夜(みよ)ちゃんが静かだな。こういうの、好きそうなのに......)」

 

俺が、周りを見渡すと、隅っこのロッカーの前にいた。

 

「どうしたの、美夜(みよ)ちゃん.......」

 

ビクッ

 

「........きゃん!!ま......真尋(まひろ)ちゃん......」

 

たゆっ......

 

「!!(美夜(みよ)ちゃん、意外と......!)」

「あんまり、見ないで~~~」

「ごめんなさい!!」

 

ばっ

 

「......夏場の体操服だと目立つし、恥ずかしくって......」

「だよねっ♪私も、結構あるから、夏場の体操服は、嫌かな」

 

~運動場・女子側~

 

「はーい。先ず(まず)は、2人1組で準備運動から!」

 

パンパン

 

「此れ(これ)嫌い~~~~~~っ」

 

ばいーーーん

 

「ごめんねー」

 

ぐぐっ

 

「確かにちょっと、恥ずかしい!」

 

ジーーーーッ

 

「(ハッ!男子側から、視線を感じる。何処(どこ)っ!)」

 

誰が見ていたのか、俺は、キョロキョロ見回すと、桜田(さくらだ)くんと千川(せんかわ)くんの2人と目が合った。

 

~運動場・男性側~

 

(うっひょー♪真尋(まひろ)の胸♪おい、湊大(みなと)!)

(なんだ、雄大(ゆうた)?)

(彼れ(あれ)見ろよ♪真尋(まひろ)を)

(良い胸してる♪形も♪)

(だろ♪)

「コラッ、其処(そこ)!私語(しご)をしないっ!」

 

~運動場・女子側~

 

「今日は、負けないよ」

 

フンフン

 

「望むとこだぞ!」

 

ははは

 

「彼処(あそこ)は、元気だなあ.....」

「2人とも、運動好きだから」

「......ところで、授業は何するの?」

 

「集合ーーーッ」

 

「夏休み開けの9月と11月の1ヶ月は、持久走だって」

「そっか」

 

 

「ーーー其れ(それ)では、トラック10周(じっしゅう)でタイムを計り(はかり)ます。準備のできたグループから......」

「美夜(みよ)ちゃん美夜(みよ)ちゃん。一緒に走ろ♪俺遅いから」

「うん、良いよ。(俺?)私も遅いから♪」

「(あっ、しまった!)い......いや、俺じゃなくて、私も足遅いから♪」

 

パァン!

 

「ゆっくり、走ろうね。美夜(みよ)ちゃん♪」

「そうだね、真尋(まひろ)ちゃん♪」

 

 

 

「........ゴ~~~~~~ル!!」

「やっぱり、朝日(あさひ)速いなぁ........」

 

ハーーー、ハーーー

 

「へへー」

 

~~~10月10日・火曜日・10時・2時限目中~~~

 

「(NewWorld Onlineで、何処(どこ)のギルドに、しようかな?)」

 

うずうず......もじもじ

 

(な.....何か(なんか)、もじもじしてる.....)

 

「......先生!ちょっと、お手洗いに......」

「どうぞー」

 

チラッ.....、ばちーーーーん☆

 

「........?」

 

そわそわそわ

 

(あ......彼れ(あれ)ーーーっ!?)

 

~~~お昼時間~~~

 

「......も~~~っ、紛らわしいよ。真尋(まひろ)ちゃん!」

「へぇ?」

「てっきり、言い出せなくて、困ってるのかと.....」

 

トイレ......

 

「......ああ~~~~~~、さっきのって、そういう」

「ふっふっふっ。椛(もみじ)は、まひろんのこと、何にも(なんにも)わかってないなぁ!」

「どうして、朝日(あさひ)?」

「まひろんは、にーちゃんと一緒で、ゲームが好きなんだぞぉ♪なぁ」

 

モグモグ

 

「うん♪」

 

モグモグ

 

「そっかぁ~~~」

「ごめんね。あんまり、詳しくなくて......」

 

モグモグ

 

「男の子って、好きよね、ゲーム」

「私、お兄ちゃんいないから、ゲームは」

「だよねー」

 

モグモグ

 

「女の子って、普段、何話すんだ......?」

「気にせず、好きなこと、話せばいいぞー。ゲームの話、してるまひろん。楽しそうで、かわいいし!」

「朝日(あさひ)......」

 

きゅん.......

 

「おまえはホント、いい子だなぁ~~~」

 

わしゃわしゃ

 

「ーーーあと、女子が好きな話題といえば......。やっぱり、恋バナ......だよね♥椛(もみじ)ちゃん」

「恋バナだよね。美夜(みよ)ちゃん」

 

きゃっきゃっ

 

~~~13時50分~~~

 

5時限目が終わり、休み時間。

 

「ーーーふぅ。みんな、心がひろいなぁ......。また話、聞いてもらおっと♪(欲を言えば、語り合いたい、ところだが......)」

 

 

「湊大(おまえ)、何処(どこ)のギルドに入った♪おれは、彼の(あの)小さくて胸がでかい女の子の像がギルドの入り口に建ってるところ♪」

「そ......其れ(それ)って、NewWorld Onlineの話......?」

 

ひょこっ

 

「!?そうだけど、真尋(おまえ)(俺たちに、あ(・)ん(・)な(・)ことされて)話題に、入って来れるな♪」

「.......はっ!?い.....いや、そうだけど、ゲームの話がしたかったから」

「まぁ、いいじゃないか、雄大(ゆうた)♪此れ(これ)は、普段も仲良くしたいって、彼方(あっち)から♪」

「ま.....まぁ、いいか。其れ(それ)で、真尋(おまえ)は、何処(どこ)のギルドに入った?おれは、背が高くて、スタイルが良くて、胸もある女性の像が建ってるギルド」

「わ.....私は、皇帝(こうてい)の彼女達ってギルド♪」

「真尋(おまえ)は、ハーレムの中の1人に、なりたかったのか♪」

「!?そ.....其れ(それ)は、違うし!」

「俺たちの中じゃ、もう、姫だけどな♪湊大(みなと)」

「そうだぞ。真尋(まひろ)♪」

 

雄大(ゆうた)くんと湊大(みなと)くんが、変なこと言うから、私は、其の(その)場から逃げる。

 

 

~~~10月31日・火曜日・17時半~~~

 

 

俺と深波璃(みはり)は、朝日(あさひ)の兄ちゃんの受験勉強の息抜きでハロウィンパーティーを開催するということで、朝日(あさひ)の家に向かう中、雄大(ゆうた)くんと湊大(みなと)くんに会った。

 

彼の(あの)2人の顔を見つけると、身体(からだ)が反応して、おまんこがグチョグチョに愛液(あいえき)が溢れてくる(あふれてくる)。

 

何故(なぜ)俺が、学校の男子トイレでレイプしてきた相手を呼び捨てにしているのかというと、「間違って男子トイレに入ってきたのを黙っている代わり、此れ(これ)から、何時(いつ)何処(どこ)で会っても、呼び捨てな」って言われたからである。

彼方(あっち)も、俺たち姉妹(きょうだい)に気づいた。(兄妹(きょうだい)を姉妹(これ)にしたのは、見た目が女の子だから)。

 

俺は、雄大(ゆうた)くんと湊大(みなと)くんの顔を見つけると、深波璃(妹)の後ろに隠れる!

 

「よお、真尋(まひろ)!今から、何処(どこ)に行くんだ?」

「おいおい、俺たち何もしてないのに、お姉さんの後ろに隠れるなんて、悲しいな。なぁ、湊大(みなと)」

「ああ、雄大(ゆうた)。俺たちは悲しいよ!おまえがクラスメイトの顔を見て、お姉さんの後ろに隠れるのは」

「ほら、真尋(まひろ)ちゃん。お友達がお話してるのに、返事をしないとね♪」

「う......うん」

 

深波璃(妹)に其処(そこ)まで、言わせて、顔を見せないと余計に怪しまれる。

 

「ご.......ごめんね。今、帰り?」

 

雄大(ゆうた)くんと湊大(みなと)くんは、俺の姿を見て、顔を赤くした。

俺は、首を傾げる。.........

 

「あーーーーーーーっ。(俺の姿は、サキュバスの姿)こ......此れ(これ)は、今日、ハロウィンだから、お姉ちゃんの友達の家で、パーティーをするんだ♪」

「そ.....其れ(それ)で、其の(その)格好なんだ!」

「雄大(俺)の家でも、少しだけ、ハロウィンパーティーしないか?なぁ、湊大(みなと)」

「そうだ、行こうぜ!真尋(まひろ)」

「ど........どうしよう、深波璃(みはり)お姉ちゃん?」

「良いんじゃない♪友達の家でのパーティーが始まるのは、19時からだから♪行ってきなよ♪」

「ほらっ、お姉さんもそういってるんだからさっ♪」

「来ないと、言うんなら、彼の(あの)こと、お姉さんに......」

「い......行かせて!行くから、彼の(あの)ことは、深波璃(みはり)お姉ちゃんには、言わないで!」

「ああ、来てくれるなら、言わないよ♪なぁ、湊大(みなと)」

「そうだな、雄大(ゆうた)」

「す......少し.....だけ、だからね!」

「桜花(おうか)の家のパーティーまでには、終わるから♪真尋(まひろ)次第(しだい)だけどな♪」

「じゃあ、行こうか。真尋(まひろ)♪お姉さん、妹さん少しだけ、お借りしますね」

「雄大(ゆうた)くん、お願いね♪真尋(まひろ)ちゃん、お姉ちゃん、先に友達の家に行くね」

 

~~~桜田家(さくらだけ)・2階・雄大(ゆうた)の部屋~~~

 

「お....押さないでよ。入るから!」

「早くしないと、母(親)が夕御飯の買い物から、帰って来るんだから、早くしろよ!真尋(まひろ)」

「そ.....そんなに、大声(おおごえ)を挙げないでよ」

「じゃあ、さっさと入れ?其れ(それ)か、1階のリビングでするか?」

「雄大(ゆうた)くんのお部屋で」

 

俺は、雄大(ゆうた)くんに急かされ部屋に入って、すぐ、愛液(あいえき)の匂い(におい)が、俺のおまんこから漂う(ただよう)。

 

「おいおい、こいつ、もう、準備万端じゃないか♪雄大(ゆうた)!」

「此れ(これ)なら、母(親)が夕御飯の買い物から帰ってくるまでには、終わるなっ!湊大(みなと)」

「今日は、前と違って、湊大(俺)の|(・)此(・)れ(・)《(・)コ(・)レ(・)》をしゃぶれよ!」

 

今日も、無理矢理、押し込まれた。

 

「うっひょお♪真尋(まひろ)サキュバスに、搾り尽くされる♪」

 

じゅぼじゅぼぢゅぼっ.......、ぢゅぼぢゅぼぢゅぼぢゅぼっ♪

 

「雄大(ゆうた)。おまえがが先に、緒山(おやま)に目を付けてたんだから、孕ましてやれ(はらましてやれ)!」

「ああ、たっぷり注いでやる♪うおぅらっ!」

 

ぎゅぼっ!?ぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっ......、ぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっぢゅぼっ♪

 

「ほぅら、雄大(あいつ)の部屋を、精液と愛液(あいえき)が混ざった匂いが残ったら、大変だから、しっかり飲んでくれよ!溢さず残さず♪で......射精(で)るっ♪」

 

ドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッ♪......ゴクンッ♪ふはぁあ♪

 

「じゃあ、此方(こっち)も、ラストスパートだっ♪雄大(俺)のも、溢さず残さず受け止めろよ♪)

 

ドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッ♪......はひっ♪

 

前と同じように、雄大(ゆうた)くんと湊大(みなと)くんが交代して、犯された。

 

俺は、部屋から出され、捨てセリフ「股なっ」と言われ、朝日(あさひ)の家に、此の(この)家から、逃げるように、玄関に向かうと、夕御飯のお買い物から帰って来た雄大(ゆうた)くんのお母さんと出会ってしまった。最悪の状況で。

 

今の時間は、18時5分だった。雄大(あの)部屋に入ったのが40分、交代の時間を差し引いても、レイプされて20分も経っていた。1人10分。初めてレイプされた時は、交代の時間を差し引いても、全体で10分、1人5分。

 

「あら、貴女(あなた)、雄大(あのこ)のお友達?あと、其の(その)格好って」

「あ.......はい。今日はハロウィンなので、サキュバスの格好を♪あと、緒山(おやま) 真尋(まひろ)です」

「あっ、そうだったね、ハロウィンよね。此れ(これ)からも、雄大(あのこ)と仲良くしてね♪あら、真尋(まひろ)ちゃん、泣いてる?」

「は.......はひっ。い.....いえ、大丈夫です。お友達の家に行かないといけないから、挨拶だけで失礼します」

「またね、真尋(まひろ)ちゃん♪」

 

雄大(ゆうた)くんママに見送られ、朝日(あさひ)の家に急ぐ。朝日(あさひ)に慰めて(なぐさめて)貰わないと、俺の精神が崩壊する。

 

~~~桜花家(おうかけ)・2階・朝日(あさひ)の部屋~~~

 

ハロウィンパーティーが始まる19時に間に合わせるように、深波璃(妹)と朝日(あさひ)のお母さんがお料理を準備するので、俺は、今、朝日(あさひ)の部屋に入ってすぐ、朝日(あさひ)に抱きつく。

 

「深波璃(ハカセ)から聞いたぞ。朝日(あさひ)のところに来る時に、彼の(あの)2人に会って、「断ったらどうなるか」って、脅されて、仕方なくだったんだろ?」

「うん」

 

俺は、朝日(あさひ)に抱きつきながら、事の顛末(てんまつ)を話す。

 

 

「そっか、深波璃(ハカセ)が人質ね。其れ(それ)で」

「うん」

「まひろんが、身代わりになればと」

「うん」

「其れ(それ)は違うぞ。まひろん♪」

 

俺は、朝日(あさひ)の言葉に、瞼(まぶた)をパチクリした。

 

「其の(その)時は、朝日(あさひ)を頼ってよ♪」

 

俺は、朝日(あさひ)の言葉を抱きつきながら聞いている♪

もうすぐ、19時になるので、私と朝日(あさひ)は、1階のリビングに行き、かぼちゃコロッケ、パンプキンスープ、カボチャグラタンを食べて、デザートには、かぼちゃプリンを食べた♪

 

 

 

桜花家(おうかけ)での、ハロウィンパーティーの帰り道。

 

「朝日(あさひ)ちゃんのお部屋で、何してたの?お兄ちゃん♪」

「ちょ........ちょっと、嫌なことがあったから、朝日(あさひ)に慰めてもらってた!」

「そうなんだ。私には、言えないの?」

「今......は、まだ、言えないかな」

「わかったわ。お兄ちゃんが言える時まで、待ってる♪」

「ありがとう。深波璃(みはり)♪」

 

俺の、置かれている状況を、深波璃(みはり)に、まだ、言えないが、何時(いつ)かは、言えるだろうか?

 

 

~~~11月30日・木曜日~~~

 

 

朝日(あさひ)は、11月27日から昨日まで、俺の家で期末試験の勉強をしていたのだ。

 

「まひろん。あんだけ、勉強したから、大丈夫だよなっ♪」

「大丈夫だよ、朝日(あさひ)♪」

「そうだよなっ♪」

 

 

交差点で、美夜(みよ)ちゃんと椛(もみじ)と合流する。

 

 

「.....あっ、美夜(みよ)ちゃんと椛(もみじ)ちゃん!」

「おっはよー♪みよちん、もみじ♪」

 

元気な朝日(あさひ)を見て、美夜(みよ)ちゃんと椛(もみじ)ちゃんが驚いていた。

 

「どうしたの、美夜(みよ)ちゃん、椛(もみじ)ちゃん?」

「え.....えっと.....ね。テストが天敵の朝日(あさひ)ちゃんが元気だから」

「そう、其れ(それ)だよ。今日は、何か違うなーって思ったら、其れ(それ)♪」

「なにおー、みよちん、もみじ♪朝日(あさひ)は、やればできるんだぞっ。なぁ、まひろん♪」

「そうだよねっ、朝日(あさひ)♪」

「あらあら、真尋(まひろ)ちゃんと朝日(あさひ)ちゃん、仲いいね♪」

「「あ.....あはははっ♪」」

 

~1ーBの教室~

 

キーーン、コーーン、カーーン、コーーン!

 

ーーーこうしてついに、期末テストの幕が開けた。

 

「(.....、は~~~~~~。数学はできるぞ♪深波璃(みはり)には負けるけど、中学の同級生や高校の同級生の中では、上(じょう)の中(ちゅう)の位置に、いてたからな♪)」

 

サラ、サラサラ、カキ、カキカキ

 

「(......そういや、前の子は確か....眠(ねむ)ちゃんだよね?眠(ねむ)ちゃん。富士見(ふじみ) 眠(ねむ)ちゃん♪期末テスト中でも、ブレないのは、大物だ......、しかし、今日は流石(さすが)にマズかろう。起こしたげよ)」

 

ツン、ツンツン、

 

「むひょ!?....?」

「(眠(ねむ)ちゃん眠(ねむ)ちゃん。テスト中だよ♪)」

 

眠(ねむ)ちゃんも、小声で

 

「(あ.....ありがとー、真尋(まひろ)ちゃん♪)」

 

 

キーーン、コーーン、カーーン、コーーン!

 

 

「.......はーい。其処(そこ)まで!後ろの席の子は、解答用紙を集めてください」

「はーい♪ふっふっふっ♪数学は、完璧」

 

 

其の(その)後の、期末テストはダメだった。英語以外

 

「(うっ......年号......ッ)」

 

「(植物......、ち.....地層!?)」

 

ぐっ

 

「(古文のことも、忘れてた~~~ッ)」

 

ぐぇぇぇ........

 

「(あ、英語はイケる)」

 

ぴょこっ

 

 

~~~12月1日・金曜日・13時・5時限目~~~

 

 

「副教科が多い日は、特した気分だよね」

「それな~~~」

 

「ーーーさて、来週はお待ちかねの、調理実習です。今日の授業を踏まえて、クッキーを作りますよ。基本の材料は、学校で用意するので、アレンジしたい人は、班で相談して持ち寄ってくださいね」

「うほ~~~っ!学校でお菓子が食べられるとは、役得、役得....♪」

「作るんだぞ、まひろん♪」

「作るんだよ、真尋(まひろ)ちゃん?」

 

 

「ねぇねぇ!クッキーのアレンジ、どうしよっか~」

「美夜(みよ)ちゃん、お菓子得意なの?」

「作るのは、好きなのー」

「そっか、気が合う~~~。私は、食べるの大好き!此れ(これ)で我(わ)が班は、安泰だぁ大物」

 

 

「まひろん、まひろん。ああ見えて、みよちんの料理は、ヤバいぞ~~~」

「残念ながら、喜んでばかりは、いられないよ」

 

ヒソヒソ

 

「朝日(あさひ)も、思わず言葉を失くしたぞ.....」

「真尋(まひろ)ちゃんが来る前の、調理実習は地獄で......」

「みよちんが気の毒だから、朝日(あさひ)たちで、フォローするぞ~~~」

 

~帰り道~

 

「クッキーかぁ.....。どうしようか?」

「深波璃(ハカセ)に教えてもらおう、まひろん♪ダメ?」

「ダメじゃないよ!でも.....」

「まひろんが嫌なぁなら、朝日(あさひ)は、やめるぞ」

 

シュン

 

朝日(あさひ)の悲しい顔を、俺は見たくない!

 

「此れ(これ)から、俺の家に行こう、朝日(あさひ)♪」

「いいの、まひろん?嫌じゃないの?」

「俺は、朝日(あさひ)が悲しむより、嫌なことなんてないよ♪」

「まひろん♪」

「朝日(あさひ)♪」

 

チュッ

 

「エヘヘ。行こっか、まひろん♪」

 

俺は、朝日(あさひ)を連れて、家に帰り、クッキーの作り方を深波璃(みはり)に習った♪

 

 

~~~12月8日・金曜日・13時~~~

 

 

今日の1時限目に、先週した期末テストが返ってきた。

 

「ーーー其れ(それ)では、テストを返します。各教科50点以下は、補習ですよ~~~」

 

 

「ふむふむ。数学と英語は大丈夫♪しかし......」

「あ......あっ」

「まひろん、まひろん。朝日(あさひ)も数学と英語は大丈夫なんだけど.......。一緒に補習、頑張ろうなぁ~~~!」

 

ぎゅ~~~~~~っ

 

~5時限目~

 

「アレンジ、考えてきてくれた?」

 

ザワザワ

 

「はいっ!紅茶のクッキーがよろしいかと」

「茶っ葉(ちゃぱ)を入れるだけだぞ」

「うんうん!其れ(それ)じゃあ、バターを溶かして、砂糖と卵黄を.......」

「クリーム状に、なるように.......!」

 

シャコシャコ

 

「そしたら、薄力粉を......」

「振るいに入れて、サックリ混ぜる!茶葉(ちゃば)もね」

 

トントン

 

「冷蔵庫で寝かせたら、型をとってーーー」

「クッキー作りを深波璃(ハカセ)に習っても、ダメだったけど、此れ(これ)なら、任せろ~~~!」

 

ぺったんぺったん

 

「みんな、手際良くて、出る幕ないよ~~~~~~!」

 

すごーーい!

 

「みよちん、クッキングシートを敷いてくれ」

「は~い♪」

 

ジジジジジ.......チーン

 

「完成~~~!」

 

ホカホカ

 

「おおーーーっ!!まるで、食べ物だぞ!!」

「!?」

「見た目は、いいね!どれどれ.......サクッ♪」

 

モグモグ

 

「どうだ、椛(もみじ)?」

「..........!!ぐっ」

 

俺と朝日(あさひ)は、手をとって、喜んだ。

 

「やっぱり手作りは、いいよね~~~」

「いやっ。美夜(みよ)ちゃんの手作りは......」

「ほ.....ほぅら、美味しいぞ。もみじ!!」

「.........(深波璃(みはり).......)」

 

~~~16時30分~~~

 

「ただいま~♪」

「おかえりー。今日もご苦労様!」

「.......ごそごそ、....はい。此れ(これ)あげる」

「?.....此れ(これ)が、此の(この)前、私が朝日(あさひ)ちゃんと一緒に教えたクッキー♪」

「そっ。其の(その)、家庭科の授業が今日でさっ.....」

「.........」

 

深波璃(みはり)は、俺が作ったクッキーを抱きしめて涙を流していた。

 

「お......おい、どうしたんだ。深波璃(みはり)の手作りには、及ばないから、泣くことないだろぉ」

「だ.....だって、お....おにい.....ちゃんの、手作り!」

「はいはい。俺は、部屋にいるんで!」

「うんうん♪夕御飯ができたら、呼ぶからねっ♪」

 

 

19時30分に夕御飯を食べ終わり、俺は、お風呂に入り、自分の部屋へ。

 

~~~20時30分・深波璃(みはり)の部屋~~~

 

「........んも~~~~~~っ!!」

 

じたばた

 

「こんな、サプライズ。お兄ちゃんの女たらしっ!(食べられないよ~~~~~~っ!)」

 

勿体ない

 

 

~~~12月21日・木曜日・終業式~~~

 

終業式が終わり、13時30分。

 

「......冬休みだぁ~~~~~~~♪最高~~~ッ!!ふっふっふっ、艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越え、辿り着いた桃源郷(とうげんきょう)......。思う存分、休み尽くすぞ~~~」

「ぐぬぬ.......(長期休暇は、やっぱり危険ね。此の(この)ままじゃ、また、ダメ人間に.......。なんとかしないと)」

 

スィスィ

 

「ーーーさぁて、限りある休日を、無為(むい)に過ごすわけには、いかん。予定をグラフに、しておこう」

 

キュポ

 

「朝は、たっぷり眠れるし、夜は、ゆっくりしたいよな。そうなると.......、か......完璧だ.......。と、いうわけで、夕御飯まで、1人ゲーム大会、開催決定~~~!」

「結局、いつも通りじゃない.......」

 

ピコピコ

 

「................,み.......深波璃(みはり)~~~、対戦しない?」

「今日は、しませーん」

「.......(むぅ......なんだろう、此の(この)感じ.......、折角(せっかく)、待望のソロ活動だってのに、どうも、イマイチ気分が乗らん......)」

 

「ピンポーン」

 

「.......おっ、来た来た!」

 

ハッ

 

「(此の(この)展開は、まさか.......ッ!)」

 

ガチャ

 

「まひろん。遊びに来たぞ~~~~~~♪」

「朝日(あさひ)~~~♪」

「お邪魔するね。真尋(まひろ)ちゃん♪」

 

ぞろぞろぞろ

 

「何して遊ぶ~~~~~~っ♪もぅ、深波璃(みはり)。朝日(あさひ)たちを呼んでるなら、行ってよぉ~~~♪」

「サプライズ、だい・せい・こう♪」

「まひろん。ゲームしてたのか?やらせて、やらせて~~~♪」

「私、2人用しか、持ってないんだ」

 

俺が、困っていると、深波璃(みはり)が、2階から下りてきた。

 

「其処(そこ)で、お姉ちゃんからのプレゼントです!此の(この)、人気キャラクターのレースゲームなら、みんなで遊べるでしょ♪」

「な......なんと、準備のいいことで」

「にっしっしっしっ♪」

 

俺は、深波璃(みはり)が用意した、ゲームソフトを本体にセットする。

 

「私は、此の(この)お姫様にしようかな♪」

「朝日(あさひ)は、此の(この)怪獣だぁ♪まひろんは、何の(どの)キャラクターにするんだ?」

「私はね♪う~ん.......、此の(この)恐竜♪」

「決まってないのは、私だけか、......うんとね、此の(この)お猿さん」

「ピッ、ピッ、ピッ、ピィーーー♪」

 

わいわい、ワイワイ

 

~~~19時~~~

 

「......は~い、夕御飯ができたよ♪みんな、ゲームは終わりにして、いっぱい食べてね~~~~~~」

「おおーっ、肉~~~!」

「深波璃(ハカセ)は料理も、上手いんだな(うまいんだな)~~~」

「あとで、レシピを教えて下さい♪」

 

わいわい

 

「「「「「ーーーごちそうさまでした~~~~~~♪」」」」」

 

 

「.......で、罰ゲームでお皿洗い?」

「朝日(あさひ)相手なら、俺が圧倒的に勝っても、「まひろん、強いなぁ」って、笑って許してくれるけれど、美夜(みよ)ちゃんと椛(もみじ)ちゃんもいるから、負けてやったんだ!」

「ふーん、其の(その)割には、悔しくなさそうだけど?......ゲームだって、みんなで遊ぶと楽しいでしょ」

「あ.....朝日(あさひ)とだったら、元の男の姿で、出逢っていても、楽しいと思うよ♪」

「お兄ちゃんって、朝日(あさひ)ちゃんには、素直じゃない♪もしかして、好きなの?」

「.......ふんっ♪ど.....どうだか」

 

~~~2階・真尋(まひろ)の部屋~~~

 

「.....ただいまー」

 

ガチャ

 

「お疲れ、まひろん♪」

「......さて、此方(こっち)で違うゲームをする?」

「夜も、遅いから、お風呂にするぞ」

「そうだね」

「ふむ。其れ(それ)じゃあ、私は最後でいいから、順番ーーー」

「..........組分け、しましょ!」

 

ずんっ

 

「.........へ?」

「1人ずつ、入ったら、お湯が冷めちゃうし」

「其れ(それ)も、そうだね」

「そ......其れ(それ)は、マズいだろ!」

「「どうして、まずいの?」」

 

はっ、美夜(みよ)ちゃんと椛(もみじ)ちゃんは、俺が元男性だって、知らないんだった。

 

「組分けなら、朝日(あさひ)とまひろん、美夜(みよ)ちゃんと椛(もみじ)ちゃんでお風呂にいるぞ♪」

「じゃあ、先に、私と朝日(あさひ)が入るから」

 

~~~お風呂場~~~

 

私と朝日(あさひ)は、脱衣所で服を脱ぎ、お風呂場へ。

 

「なぁ、朝日(あさひ)。どうして、俺と入るって、言ったんだ」

「まひろんの正体を知ってるのは、深波璃(ハカセ)と朝日(あさひ)だけだろ?」

「そうだな」

「其れ(それ)で、お風呂に入っていて、男に戻ったら、大変だろ♪」

「そ.......其処(そこ)まで、......朝日(あさひ)は、大丈夫なのか?」

「朝日(あさひ)は、まひろんのこと、深波璃(ハカセ)にアルバム見せてもらって、男のまひろんカッコいいって思ったから、朝日(あさひ)はまひろんが真人間(まにんげん)になって欲しいぞ♪」

「俺、朝日(あさひ)の為に、頑張る♪」

「おー、頼むぞ。真尋(まひろ)お兄ちゃん♪」

 

俺と朝日(あさひ)は、洗いっこをして、美夜(みよ)ちゃんと椛(もみじ)ちゃんと交代する。

 

~~~2階・真尋(まひろ)の部屋~~~

 

俺と朝日(あさひ)が、部屋にいると、

 

「あけてー」

 

深波璃(みはり)の声が

 

「今のうちに.....、あっ、朝日(あさひ)ちゃん♪お布団敷く(しく)の手伝ってくれる」

「いいぞ。深波璃(ハカセ)♪」

 

深波璃(みはり)と一緒に、俺と朝日(あさひ)は、布団を敷く(しく)。

 

「.....俺、一緒の部屋でいいの?」

「お泊まり会で、別々は変だし!朝日(あさひ)ちゃんなら、お兄ちゃんのこと知ってるから、大丈夫でしょ♪」

「そうだぞ、まひろん♪朝日(あさひ)も一緒に寝たいぞ!」

「朝日(あさひ)がいいなら♪」

 

4人分の布団を敷き(しき)終わると、同時にドアが開いた。

 

「......おお~~~~~~、なんか、大人っぽいね、美夜(みよ)ちゃん」

「そうでしょ、真尋(まひろ)ちゃん」

「私は見るほうが専門なの~~~ッ!」

 

ばっ

 

「ーーー其れ(それ)じゃ、後はごゆっくり。夜更かしは、程々にね~~~」

「みんな、寝るとこ決めよ♪私は、此処(ここ)ね。自分の布団だし」

「まひろんの隣、もーらい!みよちんは?」

「私は、パソコンの前かな」

「じゃあ、私は、ドアの手前」

「いよいよ、ガールズトーク、開幕ね.....!」

 

ペカーーーーーッ

美夜(みよ)ちゃんが復活して、和気藹々(わきあいあい)とガールズトークをして、21時を過ぎたので、寝る。

 

 

~~~12月24日・日曜日・16時~~~

 

 

『ご覧ください!此の(この)、華やかなイルミネーション♪街は、カップルであふれかえり、クリスマスムード一色(いっしょく)です』

「はぁ~、クリスマスかぁ」

「真尋(まひろ)ちゃんは、出掛けないの?」

「深波璃(みはり)、真尋(まひろ)ちゃん呼びは止めろ(やめろ)!出掛ける相手がいないし」

「記憶をなくしてた時の呼び方が抜けなくて、其れ(それ)に、私、今から、デートなんだ♪」

「デ......デート........だと?」

 

何処(どこ)の馬の骨ともわからない男に、深波璃(みはり)を取られてたまるか!

 

「じゃあ、お兄ちゃん。デートに行ってくる♪」

 

と言った、深波璃(みはり)は、今、駅前広場のクリスマスツリーのところにいる。

俺がいるのは、深波璃(みはり)がいる、真裏である。当然、朝日(あさひ)と一緒。

 

「まひろん、どうしたんだ。急に、朝日(あさひ)のスマートフォンに連絡してくるなんてっ!嬉しかったから、良いけど♪」

「深波璃(みはり)のやつが、デートをするって言うから、どんなやつかを、確認しないと!」

「そっかぁ♪」

「深波璃(みはり)。待たせた♪」

 

深波璃(みはり)のところに、彼氏がやって来た。

 

「もぉ~~~、寒かったんだから♪」

「受験勉強の息抜きに、久しぶりに深波璃(みはり)ちゃんに、クリスマスデートだから、気合い入っちゃって!」

 

(あっ、にーちゃん。だから、朝から、張り切って、服を選んでたんだ♪」

(ほ~~~~~~っ、夕夜(ゆうや)くんだったか♪なら、心配ないかな。まったく、俺の知らない男だったら、割り込もうとしてたけど、其の(その)、必要がなくて、良かった♪)

(良かったなー、まひろん♪此れ(これ)から、どうする?)

(夕夜(ゆうや)くんなら、安心だ!帰ろっか、朝日(あさひ)♪)

(まひろん。朝日(あさひ)たちも、デートしよーよ♪)

(スマートフォンで呼び出して、さよならじゃ、朝日(あさひ)にも悪いか)

 

「よし、行こっか、朝日(あさひ)♪」

「やったぁ。行くぞ、まひろん♪」

 

俺と朝日(あさひ)は、ショッピングデートに向かう。

イルミネーションが眺められるカフェに入り、季節限定のモカを飲み、ケーキを食べ、アパレルショップに向かった。

 

「朝日(あさひ)の服を、まひろんが選んでよ♪」

「俺が?服のセンス、あったかな?」

 

俺は、朝日(あさひ)にお願いされると、断れない。だから、真剣に選ぶ。

 

「う~ん、|此れ《これ)かな?」

 

俺が、選んだ服を朝日(あさひ)に合わせてみる。

 

「どうだ、まひろん♪」

「違うね。うんとね、此方(こっち)だ!朝日(あさひ)、試着してみて」

 

朝日(あさひ)を試着室に入れて、10分。

 

「どうかな、まひろん?似合ってる?」

「朝日(あさひ)には、此の(この)、赤のコートが似合うね♪」

「そっかぁ♪エヘヘ」

「其の(その)コート、俺が朝日(あさひ)にプレゼントするな」

「ありがとう、まひろん♪」

 

俺と朝日(あさひ)はアパレルショップを出て、男物のフロアに移動する。

 

「次は、朝日(あさひ)が、まひろんの服を選ぶぞ♪」

「お手柔らかに」

 

朝日(あさひ)は、真剣な眼差しで、俺の服を選んでいる。

 

「まひろん、まひろん。此の(この)服はどうだ♪」

「其れ(それ)って、格好よくない?元の俺に、似合うかな」

「似合うよ♪朝日(あさひ)が言うんだから、間違いない♪」

「そっかぁ、朝日(あさひ)が言うなら、此の(この)服にするか♪」

 

俺は、其の(その)服を買って、帰ることに。

 

~~~緒山家(おやまけ)・1階・リビング・19時~~~

 

俺が、家に着くと、深波璃(みはり)が先に帰っていた。

 

「ただいまー♪」

 

ドアを開け、深波璃(みはり)がいる、リビングに向かう。

 

「おかえりー、お兄ちゃん。出掛けてたの?」

「う......うん。ちょっと、友達と......。其れ(それ)より、お前の方は、どうなんだよ!デ......デートって言ってたし、俺は、何処(どこ)の馬の骨ともわからないヤツに、深波璃(みはり)は、やらないからな!」

「デートは、順調だったよ。其れ(それ)に、相手は、お兄ちゃんも知ってる、朝日(あさひ)ちゃんのお兄さんの夕夜(ゆうや)さんだから♪」

「そ.......そっか♪」

「今日のデートは、お兄ちゃんと朝日(あさひ)ちゃんに似合う、マフラーを選んでたの♪」

 

深波璃(みはり)は、そう言って、俺の首にマフラーをかける。

 

「どう、お兄ちゃん。お兄ちゃんの好きなチェックのカシミアマフラーを、朝日(あさひ)ちゃんとお揃いで買ったんだ♪」

「............」

「嬉しくて、言葉も出ない?」

「いや、う.......嬉しいよ。嬉しいけど、今日買った、黒のロングコートに合っていて、びっくりしてるんだよ!」

 

と、俺が、答えると

 

「お兄ちゃんが、朝日(あさひ)ちゃんとショッピングデートしてるのが見えたから、後をつけて、選んだコートに合わせたのよ♪」

「な.......なんだと!俺と朝日(あさひ)だけだと、油断していた」

「まぁ、クリスマスデートできて、良かったね。お兄ちゃん♪」

「ふん。此の(この)、女子の身体で、中学生活をし、真人間になったら、卒業と同時に元の男に戻って良いんだな!」

「そうだね♪始めの取り決めの通り、中学の3年間があったら、女子化(じょしか)の薬の治験のデータは、バッチリたから♪」

 

俺は、其の(その)話を、再度(さいど)、確認して、夕御飯を食べて、お風呂に入り、眠ることに。

 

 

~~~12月31日・日曜日・大晦日(おおみそか)・23時40分~~~

 

ゴーーン、ゴーーーン、ゴーーーーン、ゴーーーーーン

 

「......今年も、あと少しかぁ」

 

ゴーーーーーン、ゴーーーーーン、ゴーーーーーン

 

「お蕎麦(おそば)、できたよ~~~」

「おほ~~~~~~、気が利くなぁ!炬燵(コタツ)も出してくれたし!」

「まあ、お正月(おしょうがつ)、くらいはね♪ほらほら、のびちゃう前に、食べよ食べよ♪年を跨いで(またいで)食べると、縁起(えんぎ)が悪いらしいよ」

「何ぃ、あと15分だぞ!」

 

ズルズル

 

「「あふ、あふ」」

 

ズルズル、ズルズル

 

「「ふぅ~、ズルズル」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




















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