「のび太さん、朝ごはんの時間よ!早く起きて・・・・の、のび太さん!?」
静香がいきなり部屋に入ってきた。だが、のび太とクロメがベッドの上で一緒に寝ている光景を見て顔を赤くして動揺する。そしてこんな状況でさらに廊下からドタドタという足音が聞こえくる。
「のび太、早く起きろ・・・・なああああ!!」
「な、何やってるんだ、のび太!!」
のび太は、静香の叫びで目が覚める。そして背中にしがみ付いて寝ているクロメを見て、状況を理解した。そして誤解だと言っても信じてくれるとは到底思えない。なのでのび太は再び目を瞑り、眠りについた。
「く、悔しい・・・・・・・・・」
「のび太の奴、なんて事を・・・・」
スネ夫とジャイアンが本音を呟く。だがここで静香が爆発し、顔を真っ赤にしながら今だに起きない二人に向かって叫ぶ。
「のび太さん、クロメさん、起きなさい!」
「あと5分・・・・」
「・・・・もう朝・・・・?まだ眠い・・・・・」
全く起きる気配がない二人。
「いい加減にしなさーーい!」
そんな二人に怒り覚えたのか静香はプルプル体を震わせながら叫んだ。
「『ひぃいいいい!』」
静香の怒りが爆発し、側にいたジャイアンとスネ夫が怖がってしまう。
(何で僕まで・・・・・)
のび太は、正座をさせられていることに不満を感じていた。事実、のび太は何もしていないのだ。だが鬼の形相で仁王立ちをしている静香に何も言うことができなかった。
「それで?なんでのび太さんと一緒に寝てたの?」
「なんでって?のび太と一緒に寝たかったから。」
「クロメさん!反省しているんですか!」
反省の色を見せないクロメに静香は怒っていた。だが
「なんで怒ってるの?静香ってのび太の恋人なの?」
「ち、違うわよ!」
「なら、のび太の事が好きなの?」
ここでクロメの逆襲が始まる。
「す、好きじゃ無いわ!」
「なんでいつも邪魔するの?私とのび太がキスしたり、一緒に寝ても何の問題もないでしょ?」
「そ、それは・・・・・・・・・・・」
「ねえ、なんで?なんでなの?」
クロメにジト目で睨まれ、静香は顔を赤くさせてしまう。そしてこの静香の反応でジャイアンとスネ夫もジト目で静香のことを見始める。
「わ、私は・・・・・・・・・・そう、学級委員としてあなた達二人に注意しているだけよ。」
「『「『学級委員!?』」』」
「そうよ!のび太さんもクロメさんもまだ学生なんだから、不純正交友は認めません!!」
静香は胸を張りながら高らかに宣言する。
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