のび太は2人の少女と一緒にコテージの周りを散歩していた。
「♪~」
右腕には、嬉しそうにクロメが抱きついていて、
「・・・///」
左腕には、恥ずかしそうにアカメが袖をちょこんと掴んでいた。性格がよく表れてるなぁ。
「・・・・・・・。」
アカメは時折のび太の顔を覗き見ては、のび太がアカメの方を見たら
「・・・・(プイ)」
顔を背けるので、全くと言っていいほど会話がなかった。
逆にクロメとは・・・
「でね、レオーネが・・・・・」
「ったく、あいつ何考えてんだか・・・・」
かなり話が弾んでいた。甘えん坊かつ、大胆な妹。無愛想で、口下手な姉。今更だが、姉妹なのに何故ここまで違うのだろう。とりあえずアカメに話し掛けてみる。
「ねぇ。」
「・・・・な、何だ?」
何故か慌ててるアカメ。明らかに挙動不審だ。
「何か話してくれない?」
「・・・・・・・・。」
「クロメとはさっきからいっぱい話してるからさ。少しぐらいはアカメと話したいんだよ。」
「そんな、こと・・・・・急に言われたって・・・・///」
結局、アカメはそっぽを向いてしまった。まだ昨日の事を怒っているのかな?そんな風に不思議がってると、クロメがクスクスと笑いながら答えてくれた。
「お姉ちゃんはね、照れてるんだよ。」
「照れてる?」
「うん。だってお姉ちゃんはのび太の事が大好きなんだもん。」
「え!?そうなの?」
アカメに確かめてみたが…
「ち、違うっ!」
目を背けたままだった。ただ、少し頬が赤かったような気がする。
「ね?」
「・・・・いや、でも、アカメの好きは、友達として好き、って意味だと思うよ。」
するとクロメは首を横に振った。
「違う。お姉ちゃんはのび太を男として好きなんだよ。事実、お姉ちゃん、最近すっごく大胆にのび太にアピールしてるし。」
「そうなのか・・・・・・」
最近のアカメの行動を思い返す。てっきり嫌がらせや虐めでやってるのかと思っていた。
「だから本当にのんびりしてられないよ。のび太、学園でも好かれてるみたいだし。」
「・・・・どういうことだ?」
いきなりアカメがこっちを向いた。
「違うって。ただの友達だって、さっきから言ってるでしょう?」
「のび太の言う女の「友達」はのび太を好きだって子のことなんだよ。のび太は鈍いから気付いてないだろうけど」
ふよん☆
突然左腕に柔らかい感触が襲ってきた。
見ると、アカメがさっきより顔を真っ赤にして、くっ付いてきた。
「・・・・どうしたの?」
「・・・・寒くなってきたから、こうした方が暖かい・・・・///」
目を合わせずに答えるアカメ。
「・・・ま、別にいいけどね。僕も暖かいし。」
それに、左腕に当たってる2つのマシュマロが気持ち良いしね。しかし、それを顔に出さないようにしていたが…
「のび太のエッチ♪」
「ギクッ」
クロメにはお見通しだったようだ。
「・・・・(じー)」
ジト目で見ながら、アカメが少し離れた。
ああ・・・・左腕が何だか寂しく感じる。
「でも、のび太の気持ちも分かるんだけどね。お姉ちゃん、おっぱいすっごく大きいし。」
「く、クロメ!?」
顔を真っ赤にしながら、アカメが声をあげる。可愛い。
「あ~あ、私もレオーネぐらい大きかったら、のび太を悩殺出来るんだけどなぁ・・・・」
ふにふに
自分で2,3回自分の胸を揉むクロメ。
「だ、だが、クロメは・・・その・・・色は白いし、形がいいから・・・・えっと・・・・」
顔を真っ赤にしたまま、妹を一生懸命フォローする姉。姉妹愛って美しいねぇ。
「ふふっ、やっぱり大きさより形だよね♪よーし、お風呂の時、いっぱいアピールしちゃおっと♪」
「「は・・・・?」
のび太とアカメが見事にハモった。まさか・・・・
「私、この旅行で、のび太と一緒にお風呂入るって決めたんだけど・・・・ひょっとして、嫌?」
少し不安そうな目でのび太を見つめるクロメ。
「はぁ・・・・・」
結局、のび太はその視線に負けた。
「分かったよ。でも、バスタオルぐらいは巻いてよ。」
「うんうん、だからのび太、だ~い好き♪」
クロメが嬉しそうに密着してきた。アカメに負けずとも劣らずの女の子特有の柔らかさを感じる。
「えっと・・・・クロメ、もしかして、私も?」
顔を真っ赤にしたまま自分を指差すアカメ。
「そのつもりだったけど、お姉ちゃんが嫌なら別にいいよ。私とのび太の2人だけで入るから。」
「そ、それはダメだ!」
急に叫ぶアカメ。
「え、えっと・・・・い、いくら、のび太だからって2人きりにさせると、クロメが何されるか分からない。だから私も一緒に行くぞ///」
「いくらのび太だから」って何。僕がヘタレってこと?
「そこまで言うんだったら仕方ないね。それじゃあ3人で♪」
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