風呂から出て、さっぱりしたのび太たちは、男部屋の方に集まって、雑談していた。テレビを観たり、カードゲームをやったり、皆、夜中だというのにテンションが高い。
「ふあぁ・・・・・」
チェルシーとカードゲームをやっていたのび太が欠伸をする。
「眠いの?」
「今朝、何時起きだったと思ってんだよ。滑って疲れたし、明日も滑るんだぞ・・・・・・」
「そうだね。私もちょっと眠いかも・・・・・」
「じゃあ、そろそろお開きにしよう。」
「ダメだよぉ。」
「何で?」
「今日が何日か、忘れたの?」
「あ・・・・・。大晦日か・・・・・」
完全に忘れてた。だから、テレビで『紅白歌合戦』やってたんだな・・・・・。録画じゃないんだ・・・・・・
「そうそう。だから、もうちょっとだけ皆につきあってよ。これは命令ですよ!」
「はい・・・・・・」
のび太たちは先ほどの弱味を握られているせいで、強く逆らえなかった。ジャイアンとスネ夫なんてさっきからいいように使いっ走りにされているし・・・・・。ほとんどウェイター状態だ。
「ねえ、皆ーー」
全員の視線がレオーネに注目する。
「このスキー旅行のために面白い企画を考えてきたんだけど。ちょっと聞いて。」
「『「『「企画?」』」』」
「これから『王様ゲーム』というゲームをやろうと思うから、皆、集まってくれ。」
「おーさまゲーム?」
シェーレがきょとんとした顔で小首をかしげる。
「知らない人〜」
レオーネが訊くと、手を上げたのはシェーレとアカメとクロメだけだった。レオーネはゲームのルールを簡単に説明した。王様ゲーム、それはクジを引いて『王様』となった者が、他の者に命令できる、という20世紀のパーティゲームなのだ。『王様』以外のクジには番号が振ってあり、王様となった者は、『何番は00をしろ』とか『何番は何番に00しろ』などとブラインドの状態で指示をしなければならない。
「寝る。」
嫌な予感がしたので、のび太はその場に寝っ転がる。そして夢の世界中ヘとダイブ・・・・・・・
「はいはい、まだ寝ないの。それにさっき、
「う・・・・・そうでした・・・・・」
アカメたちに知られたら、大変な事になる。故にのび太はチェルシーに逆らえない。
「のび太も参加するって事でいいね?」
「なんでも・・・・・・」
「皆、異存はないな・・・・・。ちなみに王様の命令は絶対だから。じゃあ、始めるぞ。」
レオーネはどこからともなく何本もの割り箸が入ったカップを取り出した。用意周到な奴だ。
この小説は続けた方がいい?
-
続けた方がいい
-
やめた方がいい