ボクはエレナの膣内の感触を楽しんでいた。
ゴリゴリと膣壁を削るように擦り、破れたばかりの処女膜を弄ぶ。
それから、ひときわ強く腰を突き出して最奥を突いた。
「オェっ! オェっ! オエエエっ!」
ボクが腰を突き出すたびに、エレナが軽く嘔吐した。
チンポの衝撃が子宮を越え、胃や脳にまで響いているのだ。
それがじつに目と耳に楽しい。
ついつい、大きなストロークを繰り返してしまう。
「なァオイ、聞こえるか? グチョッグチョッってよォ! お前の膣内《ナカ》から、イヤラシい音が聞こえてるぜェ!」
結合部から処女喪失の血と、防衛本能による愛液の混ざったものが溢れている。
しかし、そんなものがエレナに判別つくはずがない。
「そん……な、ウソ……わた、し……!」
「ほォら! 悦べよォ? 本当は気持ちいいんだろォ? 痛いのが好きなんだろォ?」
「うぎぃっ!? おごっ、あがっ……そんな、ありえな、ちがっ……わたしっ!?」
ボクは鬼頭を何度も、エレナの一番奥へと叩きつける。
そのたびに粘性のあるその混合液が水音を立てた。
「うギィイっ! ぃギィイっ! ぃィイァっ!?」
強く、強く、何度も、何度も。
技術なんて捨てて、ただただ本能と快楽に身を任せて行為にふける。
今このときばかりは、理性など不要だ。
凌辱というこの世の愉悦にとって、邪魔者でしかない。
「ゃ、いぎぃいいいっ!? たす、けっ……!」
「くはははははははははァッ!」
抵抗も、拒絶も、すべてがムダだ。
逃げようとしたら犯す。怯えれば犯す。叫べば犯す。なにもしなくても犯す。
――これこそが、陵辱だ!
やがて押しては返していた快楽の波が、ひときわ大きな高波となってやってくる。
すこし惜しくも感じてしまうが、ここで止めるなんて選択はありえない。
ガマンなんてのは奴隷のやることだ。
支配者にただ、は本能の赴くままに力と腰を振るうだけ。
背筋のあたりをゾクゾクとした感覚が駆け上がった。
そして、そのときがやってくる。
「ァアアア! イクぞォ……イクぞ、イクぞ、イクぞ!」
エレナがその言葉の意味に気づく。
彼女は「イヤイヤ」するように首を横へ振った。
「ぃィっ!? ゃ、やめ、でぇ……おねが、い、出さない、でぇ――っ!」
「くはははッ! 止まるわけねェーだろォが!」
「やめてっ! ナカには……ナカには出さないでぇええええええ!」
エレナから最も聞きたかった言葉を得られ、ボクは大満足だった。
もちろん彼女の
ボクはズドン、と彼女の膣の一番深くに鬼頭を叩きつけた。
そして押しつけるようにグリグリと、子宮口へとディープキスさせて……。
「イッ……クぅううううううッ!」
「ぅ、あっ、あぁあああああああーーーーッ!?!」
頭の奥底で、快楽の火花がバチバチと散った。
脳内が真っ白に染まった。
――びゅるるるるるるぅゥ!
ボクは彼女の子宮内までをも凌辱しつくした。
ドクッ、ドクッ……とイチモツが脈動し、残った精液まで送り込んでいた。
「ぁ、ぁ、ぁあああ……そん、な……ナ、カに……」
そして……。
――プシュウウウウウウ!
3度目となる失禁をした。
結合部の隙間から勢いよく、いろんなものが混ざった液体が吹き出した。
エレナは最後にひと際大きくビクンッと身体を震わせたあと、糸の切れた人形のように崩れ落ちた。
ボクはゆっくりと、彼女の膣からイチモツを引き抜いた。
ごぽっ、と音が聞こえてきそうなほど、大量に吐き出された精液と血の混ざったピンク色の液体が、泡を作りながら零れ落ちていた。
「ふゥ~」
エレナの膣口はぱっくりと開いたままだ。
もうボクのチンポの形を覚えてしまっていた。矯正されてしまっていた。
あふれた精液がドロドロとそこから溢れていた。
それは尻穴のすぐ横をを伝って、地面へと流れ落ちていた。
「くはっ、くはっ、くははははははッ!」
ボクはエレナを見下ろしながら、笑っていた。
手錠に繋がれた両手、涙と吐瀉物と鼻血に塗れた顔、あざだらけの身体、開帳されたマンコから零れる精液、地面に作られたしょんべんの水たまり。
――最高の眺めだ。
性欲が解消され、だんだんと頭から熱が引いていく。
わずかな余韻と達成感だけを残して、ボクの意識が戻っていく。
そして、ボクは……。
* * *
”ボク”は自分の状況を思い出した。
「あぁ、そうだ」
ボクはテオに背負われ、巨大樹の陰に隠れている。
テオに命じて、エリィを拘束して黙らせていた。
そして、エルフたちが犯されているところを鑑賞していた。
エンチャンターのスキル<シンクロ>でお楽しみを共感していた。
「……」
ボクは裸の自分を――自身の陰茎を見下ろして、愕然とした。
あれだけ興奮していたのに、射精していなかった。
人生でも類を見ないほどに、ボクのイチモツは勃起して固くなっている。
快感もたくさん得た。
にもかかわらず、イってない。
むしろ、モヤモヤとした欲求不満が、下腹部に増していた。
「なんだよ、これ。もしかして……<シンクロ>じゃあイケないのか?」
所詮は、自分の実体験ではない。
それらはすべて幻想だったのだと、言われたような気分だった。
こんなのあんまりだろ!?
生殺しにしたってヒドすぎる!
――凌辱は、自分の手で犯さなければ意味はない。
ボクはそんな現実を突きつけられていた。