「エリィ”ストップ”だ」
自身の性器を狂ったように殴り続けるエリィを制止する。
このままじゃ、ボクが楽しむ前に本当に壊れてしまいかねないからな。
「ぃぎぃいいい、ぃ、ぎ……」
エリィは苦しそうに呻きながらも、ようやく息を吐いていた。
その性器からはボタボタと、興奮を示す体液が溢れはじめていた。
「しかし、本当に不思議だな。なんでそんなことが気持ちいいと思ったんだ? ”答えろ”」
「だ、って……こう、するんじゃ、ないの?」
エリィは不思議そうにつぶやいていた。
だから、いったいなんでそんな勘違いを……。
(いや? なるほど、そういうことか!)
俺はようやく理解した。
エリィはオナニーのやりかたすら知らなかった。
そして彼女が見たことがあるエッチは、エレナが凌辱されるシーンだけ。
だから、彼女はそれが”正しいエッチ”だと誤解したんだ。
殴り続ければ、いずれはやがて痛みが快楽へと変わる、と。
あるいは……。
ボクは彼女の耳元でささやいた。
「ねぇ、エリィ。キミはもしかして――エレナが羨ましかったのかい?」
「……! ち、ちがう! あたしは、そんな!?」
おいおい、急に元気じゃないか。
このリアクション、図星だったらしい。
「きひひっ! エリィは本当に健気で、いい子だねぇ? とってもすなおで、バカで、純粋だ。うんうん、よーくわかるよ、キミの気持ち」
「あ、あんたなんかに、あたしの気持ちがわかるわけっ」
「自分も、お父さんに心配してもらいたかったんだろう?」
「……ぇ?」
「自分もエレナと同じようにアソコを殴られて、怪我をすれば、一緒になれる。心配してくれる。そんなことを無意識にでも期待してなかったって、言えるかい?」
「それ、は……ちが、だって。あたし、そんな!?」
エリィの目は動揺して、視点が定まらなくなっていた。
あぁ、キミの気持ちは本当に
(まぁでも、あいにくボクはキミみたいなアブノーマルじゃないけどね)
エリィはエレナとはちがう。
防衛本能によって、性器の痛み自体に快楽を覚えていたわけではない。
彼女は本気で苦しんでいた。
そのうえで「これから自分を大好きな父が心配してくれるのではないか?」という悲劇のヒロイン的な……ヒロイズムならぬヒロイニズムな
「ねぇ、エリィ。それならボクが手伝ってあげようか?」
「……なにを」
「決まってるでしょ?」
言ってボクはエリィを抱き上げた。
足ごと身体を持ち……まるで赤ん坊のトイレを手伝うような格好。
いわゆる”背面駅弁”。
宙に浮かされた彼女の
ボクはそれをアーサルトのいる場所へと向ける。
彼女がジタバタと暴れた。
「ぃ、いやぁ!? 降ろして、ダメっ! 見ないで、見せないでっ!」
「ほら、お父さんによく見てもらいなよ。自分が汚され、苦しめられる姿をさぁ!」
「ダメ……お願い、お父さんっ……!」
アーサルトは瞳孔の開いた目で、こちらを睨んでいた。
唇を噛み締め、無力感に打震えていた。
切れた唇からツーっと血が流れる。
それから、耐え切れなくなったように目を逸らそうとして……。
「テメェの娘のが苦しんでるのに、お前だけ逃げてんじゃねぇよ」
鋭い言葉を浴びせた。
アーサルトの逃げ道を封じる。
「エリィも素直になりなよ。『イヤだ、イヤだ』って言いながら、本当はすっごく興奮してるんでしょ? 期待してるんでしょ? これから、自分がどんな酷いことをされるのか。その結果、どれだけお父さんに心配してもらえるのか。楽しみで仕方がないんでしょぉ?」
「ちがっ、そんな」
「だってほら。見てみなよ、これ」
ボクはエリィの性器からあふれる蜜を、指ですくい取った。
ネチョネチョとしたそれが、糸を引いていた。
「コレなんだかわかる? 女の子が興奮すると出てくる、えっちな汁だよ。それがエリィのココから出てる。その意味、わかるでしょ? だって自分のことだもんねぇ?」
「ち、ちがうっ! そんなはずない! あたしは興奮なんてしてない! 痛いのをよろこぶような、そんなヘンタイなんかじゃない!」
「へぇ~、じゃあエレナのことはヘンタイだって思ってるんだ。犯されて、感じてたもんね」
「っ! それ、は……」
「きひひっ! それじゃあ、ボクが確かめてあげるよぉ。エリィが本当にヘンタイかどうかをさぁ!」
ボクはイチモツを、くちゅっとエリィの下腹部へとあてがった。
たったそれだけの接触で、電撃でも受けたかのような快感が背筋を走った。
亀頭に伝わるやわらかさ、熱いほどの体温、ねっちょりとした湿り気。
まるで、吸いつかれているのかと錯覚しそうなほどの気持ちよさだ。
「ヒィっ!? イヤぁあああ! 助けてお父さんっ! お父さん、お父さんっ……!」
「エリィ……、エリィいいいっ!」
ふたりがお互いを必死に呼んでいる。なんてステキな親子愛だろうか!
ボクはその光景に心底から満足した。
彼女を持ち上げていた腕から、力を抜いた。
――ズドン!
エリィの小さな性器をボクのイチモツが貫いた。
「ぅ、ぎぃいいいゃぁああああああっ!?」
絶叫が上がった。
エリィの膣内はボクのそう大きくないブツでも簡単に奥に届いてしまうくらい、小さくて狭かった。
そして、なによりもものすごく熱かった。
これは膣内の熱さだけじゃない、心の熱さだ。
快感よりも先にボクの胸に込み上げてくるものがあった。
自然と、涙が溢れていた。
「あぁ……30年。およそ30年間、ずっとボクはこのときを待ち続けていた」
喝采せよ!
今、この瞬間、ボクは童貞を捨てたのだ――!
通常WEB版はここで完結となります。
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