もしも『あなた』が『ろうきん』の雑貨屋ミツハのお客さん第1号だったら? 作:サリオン
「で、では……撮影会を始めましょうか?」
商談用の部屋で待っていた『あなた』の前に再びスク水姿のミツハが現れた。
(うう……お兄さんの股間がもっこりしてる……)
『あなた』はポラロイドカメラを持っているため、股間の膨らみを手で隠すことはできなかった。
少し前に実演したスク水の着方講習にて、『あなた』が勃起していたことはミツハは知っており、ミツハに知られたことも『あなた』は知っており、少し腰がひけていつつも『あなた』は勃起した股間を12歳ほどの美少女に見せている事実に増々下半身が硬くなるのだった。
下半身が徐々に膨らむのをミツハも見てしまい、両腕で身体を隠そうとするが、その恥ずかしがる反応も『あなた』の性的興奮を助長するため、ミツハはなんとか我慢することにした。
ミツハは床に脚を投げ出すように座り、親指を噛んで、扇情的な瞳で『あなた』を見つめる。
『あなた』は興奮した面持ちでポラロイドカメラでミツハを撮影する。
「こうですか?」
スク水姿で様々なポーズをとるミツハ、
床に四つん這いになり女豹のポーズを取る。
パシャ
「これは?」
今度は『あなた』に突き上げたお尻を見せつけるミツハ。
パシャ
ミツハと『あなた』のいる部屋はカーペットが敷かれ、靴を脱いであがるようになっているため、床に寝転んだポーズも取れるのである。
様々なポーズのミツハをパシャパシャと撮影し続ける『あなた』。
(うう……スク水姿を見られるのだけでも恥ずかしいのに撮影されるなんて……しかも……勃起させて……)
嫌がるくせにノリノリのミツハさんだ。
サービス精神豊富なのである。
『あなた』は、股間を膨らませ、鼻息を荒くしながら「はぁはぁ……可愛いよ……! 股を広げて……!」と要求する。
「可愛いだなんて////少しだけですよ? ……はい……」
『あなた』の言葉に気を良くしたミツハが両脚を掴んでくぱぁと脚を広げる。
「おおっ!!」とどよめきながら、『あなた』は、ミツハの股間を執拗に撮影していく。
「って、何をさせる気!? え? このポーズを維持? ……もぅ……少しだけですよ?」
(股間がはち切れそうなほど勃起してるんだけど……手を出されないか心配だよ……)
『あなた』の股間の激しい膨らみに今にも襲いかかられるんじゃないかとミツハは気が気じゃなかった。
要求を突っぱねて下手に逆上させるよりは、大人しく従うことにしたのだ。
いざとなれば、高度3000mから落下させることもできるし……
「満足した撮影ができた」とほくほく顔の『あなた』にミツハは、やつれたような様子で、
「……それは良かったです……」
と今にも事切れそうだった。
(うう……なんとか貞操は無事だったけど何か大事なものがなくなった気がするよ……)
ミツハの残りのライフポイントは、あとわずか。
スク水姿のミツハをおさめた写真を大事そうに抱える『あなた』に恨めしそうな瞳を向けつつ、ミツハは『あなた』への評価を上方修正する。
(スク水姿で撮らせてって言ったときは、好感度だだ下がりだったけど、密室でスク水姿の美少女と二人きりで理性を保ったほうかもね……ま、少しは信用できそうな紳士ってことでちょっとサービスしちゃうか……)
「あの……今回だけ特別にこちらを進呈します……」
と、ミツハはプラスチックでできた形状のプレートを『あなた』に渡した。
不思議そうにプレートを見つめる『あなた』の耳元にミツハは、
「こちらは当店のジョークグッズを購入するための『ジョークグッズ購入解禁割札』になります……」
と囁くように言ったのだった……
つづく
というわけで、これはもうダメかもしれんね……
ミツハ「ふふん。わたしをみくびないで、お兄ちゃん♪ 絶対にお兄さんとエッチなんかしないからッ!!」
あ……それフラグ……