※この作品はR-18です。

堕落の空装武神   作:天木武

11 / 17
ナイトメア

◇

 

 

 ゆきかぜへの媚薬ローション塗布訓練が始まってから1週間。単調で長く苦しかったこの粘液快楽地獄もようやく最後の日となった。

 

「あ、ああああぁーッ! 乳首……それえええええッ! ぬるぬるって……ひゃあああああぁんッ!」

 

 だがその光景は初日から比べれば全く別なものとなっていた。相変わらず男達は無言で何の反応も示さないまま黙々と液体を塗り続けている。しかし一方でゆきかぜは激しく乱れ、胸への愛撫だけで身体を震わせて絶頂を極めていた。

 訓練が終わりに近づくにつれて粘液を伴っての愛撫の効果は目に見えて増した。遂にはゆきかぜはもうまともに耐えることは叶わず、易々とオーガズムを迎えるようになってしまった。

 1週間という間、変わることのない訓練という名の調教を受け続け、励ましあうことも気を紛らわせることも出来ず、孤独でひたすら受け入れ続ける。そのことが次第に彼女の心を蝕み、抵抗感も奪い去っていた。

 結果として心は楽な方へと流れていき、次第にそのことに対する嫌悪感すら薄れ、甘い声と身体の欲望を止めることが出来ずにそれを受け入れる形となっている。望んでそうなったわけではない。心では未だに凜子を信じ、恋人である達郎のことを思いながらも、この短期間で淫らに開発され切った身体の方は完全に堕ちてしまっていた。

 

「あぁ……。もう乳首終わりなの……? まだ胸疼いてるのに……。あ、ああっ……!」

 

 鋭敏な突起への塗布作業が終わり、ゆきかぜが口惜しそうな言葉をこぼしたのも束の間。今度はその手が次第に下へと降りていく。その様子に一度は落胆しかけた顔が僅かに色めき立つ。1週間続けられ、順序を完全に把握してるが故の反応。発情しきり、待ち侘びた秘唇へとローションまみれの手が触れた瞬間、ゆきかぜは固定された四肢をギクギクッと強張らせた。

 

「そこ……そこぉっ……! オマンコぐにぐにぃ……! あはっ……気持ちいい……!」

 

 陰唇も完全に性感帯となってしまったために、なぞるように触れられるだけでも身体が反応してしまう。恍惚とした表情を浮かべながら、甘美な刺激に酔った。

 

「ああっ……くる……オマンコきちゃう……! あんっ、あんっ、あ、あ、ああああッ!」

 

 淫らに咲き乱れた身体は抵抗する様子さえなく、またもあっさりと達していた。震える身体にさらにローションが塗りこまれ、余韻で続けて小さいアクメが訪れる。

 しかしその程度では満足できない貪欲な身体は、さらなる快感を求めて動こうとする。激しくしてくれない愛撫に不満を示すように腰は前後に振られようとし、だが拘束によってそれは叶わない。

 

「もっと……もっと塗りこんでぇ……。私の処女マンコの入り口ぃ……もっとぐにゅぐにゅしてよぉ……」

 

 男を誘う甘い声を上げる処女対魔忍。だが男達は何の反応も示さない。決められた時間、決められた分量だけローションを塗ると、今度はクリトリスへと移動する。

 

「次はクリトリスだよね……。早く……早くきてぇ……。もうガチガチに勃起しちゃって……破裂しちゃいそうなんだからぁ……」

 

 普通の男なら思わず生唾を飲むほどの媚態が晒されても、無感情な指の動きに変わりはなかった。悦ばせようという意思など全く感じられない様子で指が近づき、単調な動きで肉芽が擦り上げられる。

 

「きっ、きたああああぁっ! クリトリスすごいいいいいぃッ! もっと、もっとゴシゴシしてええええぇッ!」

 

 緩やかな愛撫にもかかわらずその身体は強張り、浅い絶頂を迎えている。しかしそんなものでは到底満足できず、より鋭く深い刺激が欲しいと、ゆきかぜは無意識のうちに浅ましく腰を跳ねさせていた。

 それでも塗布作業の手はあくまで事務的だった。暴れようとするゆきかぜに対して何の感慨もないようにただ塗りつけていく。

 

「違うぅ……。足りない……足りないよぉ……! もっと抓(つね)って……虐めてぇ……! 勃起クリトリス……ギュッギュッてしてよぉ……!」

 

 必死に懇願する声と、粘液の音だけが響く。敏感な肉芽への刺激が足りずもどかしい気持ちのまま、そこへの塗布が終わってしまう。だが次に作業の手が尻に触れると、再び彼女は期待する声を上げた。

 

「ああっ……! お尻……やっときた……! 入れてぇ、早くジュボジュボって、アナルにローション沢山塗りこんでぇ!」

 

 尻肉を撫で回されるだけで、その先を待ち望む肌はゾワゾワとあわ立っていた。鳥肌が立ち、早く挿入を求めるように排泄の蕾がヒクヒクと蠢く。やがて指がそこへと当てられて押し入れられると、ゆきかぜは首を逸らして奴隷刻印の浮かび上がった舌を突き出し悶えた。

 

「あ、あああーッ! 入って……きたぁ……!」

 

 これだけで軽く達してしまっているが、植えた身体は当然のようにその先を求める。この塗布作業で唯一体内に受けることの出来る刺激を大切にするように、指を咥え込んだアヌスはきつく締め上げて逃さないようにしようとしていた。

 

「ふぅあああぁん!」

 

 その締め付けから逃げるように指が一度引きぬかれる。そしてたっぷりとローションを纏い、再度の挿入。今度は身体の内側、粘膜越しに子宮を刺激され、ようやく自分が求めているものに1番近い快感がやってきたと歓喜の声が上がった。

 

「それ、それぇっ! 気持ちいいよぉ……! グリグリ……もっとアナル側からオマンコグリグリしてえええぇッ!」

 

 アナルに指を入れられた瞬間から、いや、その前から、小さく何度も絶頂している。けれどもそれでは足りないと、ゆきかぜは声を張り上げた。当然作業する男はそれに応えるはずはない。が、単調といえどこの訓練中にもっとも感じる部位となった場所への刺激であることは間違いない。それをしっかりと噛み締めるように、段々と大きな絶頂への階段を昇っていく。

 

「あ、あ、ああっ……! くる……きちゃう……! そのまま思いっきり抜いてぇ……!」

 

 ゆきかぜの指示からは程遠い緩やかな動きだったが、確かに指は引き抜かれた。

 

「イク、イクううううぅッ!」

 

 待ち侘びた感触を確かに受け入れ、ゆきかぜはこれまでより深いアクメを極める。しかし、今彼女の心にあるのは絶頂を迎えての幸福感より、望んだものから到底かけ離れているということへの不満であった。

 

(ダメ……全然足りない……。どれもこれも……全く足りないよぉ……。本当はダメだってわかってるのに、もう身体が止められない……。もっと虐めてほしい……めちゃくちゃにしてほしい……。オマンコの中……ギンギンにそそり立ったチンポでズボズボしてほしい……)

 

 絶え間なく襲い来る欲望が、訓練で疲労しきった身体をさらに憔悴させていた。求めるものが得られない、苦痛以外の何物でもない生殺しに、ゆきかぜの精神が悲鳴を上げようとしていた。

 

「あ、あぁ……。はぁ……はぁ……」

 

 そうしている間に、訓練は終わったようだった。これまで同様に全身にローションを塗りたくられ、ゆきかぜは力なく身体を脱力させる。だがいつもならすぐに立ち去る男達が、今日はそこに留まったままだった。

 

「1週間の訓練、ご苦労だったな。ゆきかぜ」

 

 と、そこで聞こえてきた声で初めてその男が来ていることに気づく。これまでなら事前に察知することなど造作もなかったのに、それすら出来ないほどに消耗していると感じつつ、ゆきかぜは気だるそうにうな垂れていた顔を上げた。

 

「リー……アル……」

「さすがに1週間は応えたか? それとも……その身体の疼きが抑えられなくて、俺が近づいたことに気づかないほど注意が散漫になったかな?」

 

 挑発的な言葉を投げかけられても、今のゆきかぜにはまともに返答も出来ない。今日だけでも数え切れないほど迎えてしまった絶頂で体力は消耗しており、さらに一度スイッチが入ってしまうとそれを拒絶できないという己の身体に落胆し、心も磨り減っていた。そして何より、抗いがたい女悦に飲まれながら、もっとも望む場所への刺激が与えられないという苦しみに悶えてもいた。

 

「どうだ、もう身体がどれだけ淫らになったかよくわかっただろう? このつらい生殺しから開放してやってもいいぞ。一言『チンポが欲しい』と浅ましくねだれば、お前に至上の快楽を与えてやる」

「う、うぅ……」

 

 甘い誘惑に、発情し切った身体が色めき立つ。この1週間、幾度となく体験した絶頂の中でただの1度も味わうことのできなかった子宮での絶頂。渇望し、今すぐにでも膣をめちゃくちゃにされたいという欲求が湧き上がるが、懸命にゆきかぜはその衝動を抑えていた。

 

「……言わ……ない。私を信じて……私のために身体を投げ打ってくれた凜子先輩を……裏切ることなんて出来ない……」

 

 消え入りそうな声で、だがはっきりとそう言い切る。もはや身体は堕ち切り、心も限界に近い。それでも凜子のことを思い、そのことだけを心の支えとして、ゆきかぜは懸命に耐え抜こうとしていた。

 

「強情だな。しかしそうでなくては面白くない。まだお前への訓練は、ようやく半分を終えたところなのだからな」

 

 半分、という単語に活発なはずの少女の顔が暗く沈む。この先、これ以上の苦しみがあるかもしれないのに、ここまでと同じだけの期間が待っていると思うと心が押し潰されそうだった。

 

「つらいのなら、いつでも音を上げていいぞ。凜子も思いのほか娼婦生活を気に入っているようだしな。お前も奴隷娼婦となれば、頑なに守り続ける処女のことなど忘れてすぐに馴染むだろう」

「そんなこと……あるわけないでしょ……! 次の訓練でも何でも……好きに移ればいいわ!」

 

 リーアルの挑発に無理に強がってみせるゆきかぜだが、同時にまだ強がれることに安堵してもいた。本当に心が弱ってしまっているならこんなことは言えない。まだまだ大丈夫なのだと自分に言い聞かせる。

 

「そうか。では早速お言葉に甘えるとしよう」

 

 不気味に笑った娼館の主は、立ち去らずに残っていた男達になにやら合図を送った。それを受け、その中の1人がゆきかぜの元へと近づいてくる。だが、手に持つ何やら不気味に蠢く紫色の生物を見て、思わずその顔が青ざめた。

 

「な、何よそれ……」

 

 形容するなら巨大なアメーバかスライムか。見たこともない気味の悪い生物に対して恐怖の色を滲ませながらゆきかぜは問いかけるが、男は答えない。何事もないかのように彼女の股間へとその生物を乗せた手を近づけていく。

 

「ちょ、ちょっとやめてよ! そんな気味の悪いの近づけないで!」

「ギャーギャー喚くな。死ぬわけではない。これからの訓練に必要な下準備だ」

 

 その説明も聞こえないほどにゆきかぜは怯える。だが四肢を固定されてしまっている身では、逃げることも出来なかった。

 

「い、いや……いやぁ!」

 

 悲鳴を上げる少女の股間に異形の生物が押し付けられる。それは股間へと張り付くと秘唇とクリトリスを覆い、触手上に変化させた足でゆきかぜの身体へとその身をがっちりと固定させてしまった。

 

「何なのよこれ! 取って……取ってよ!」

「静かにしろ。説明してやる。言ってみればそれは貞操帯のようなものだ」

「貞操……帯……?」

 

 意味が分からない、という様子で呟く。だが貞操帯というからには、処女を奪うのが目的ではなく、むしろ守るためのものであろうか。

 

「それをつけさせた意味は2つある。ひとつ、貞操帯の名の通り、お前の貞操を守るため。お前が自らの口で欲求を口にするまでは、何人(なんびと)たりとも処女を奪うことは許さない、というお前達との約束を明確に示したものだ」

「ふ、フン! 何よ今更! そんなことを言うなら、最初からこれをつけさせればよかったじゃない!」

「最初からではローション塗布が出来ん。お前の内部にこそローションを塗りこまないものの、陰唇とクリトリスにはしっかりと塗って開発してやる必要があったからな」

 

 ゆきかぜは何も返さず、ただリーアルを睨みつけるだけだった。それに対して含んだような笑いをこぼしてから先を続ける。

 

「膣内に媚薬ローションを塗られていないと思ったのだろう? 心配はない」

「思ってないしそんなこと心配してもいないわよ!」

「貞操帯、と言ったが、そいつは見ての通り生きている。元々は魔界生物の一種でな。それを魔界技術を応用して改良したものだ。人体への直接的な影響はない。が、メスの体液を栄養として吸収し、代わりに人体にとって媚薬となるものを排泄物として吐き出す。膣内へ異物を挿入することなく媚薬を送り込めることで、お前の膣への媚薬投与による開発はこいつに担当してもらう」

「う、うぅ……」

 

 既に身体は自分でも怖いほど媚薬漬けとなっているのに、これまで手のつけられなかった唯一の聖域まで犯される。生殺しでつらい身体をより追い込まれるような状況となってしまうことは、今の彼女にとって恐怖以外の何物でもなかった。

 

「今言ったのもつけさせる理由のふたつ目に当てはまるな。ふたつ目はお前の性器の管理だ。たとえこの後手が自由になっても、自分の手で膣へと指を挿入して慰めることは許さん。引き剥がそうとしても無駄だ。絶対に満たされることなく膣を焦らされる地獄の苦しみにせいぜい悶え、敗北を認めて挿入の瞬間には至上の悦びを味わうがいい」

 

 徹底したそのリーアルの姿勢に、ゆきかぜは戦慄を覚えた。女性にとって最大の快楽を与えてくれえるであろう女芯、その根源である子宮とそこに至るまでの膣、それらに一切手をつけずにもどかしさを極限まで高めさせる。

 

(今までよりもっともっとつらいのがこの先待ってるの……? 凜子先輩でさえ抗えないといった快感を与えられない苦しみ……。これほどだなんて……)

 

 ようやく半分、まだ半分という期間しか経過していないことに心が折れそうになる。それでも「ようやく」でも「まだ」でもなく、「もう」なのだと自身に言い聞かせ、どうにか気持ちを奮い立たせようとした。

 

(もう1週間経った……。ならあと1週間、それで約束の期間じゃない……。だったら、どんなことをされても……もう身体はいやらしくなっちゃったけど……心は屈しないってこと、はっきりさせてやる!)

 

 再びゆきかぜの瞳に強い意志が宿る。それを見たリーアルは邪悪に、だが愉快そうに微笑むだけだった。

 

「いいぞいいぞ。またやる気が戻ったようだな。やはり貴様達対魔忍というものは、窮地に追い込まれなおしぶとさを発揮するらしい。そうでなくてはつまらん」

 

 そう述べ、再び作業をする男達に合図を出す。それを受け男達が機械を操作すると、天井から何やらヘッドマウントディスプレイのような装置が降りてきた。

 

「な、何……?」

「これが次の訓練を行う代物。洗脳装置とでも言ったところかな」

「洗脳装置……ですって……?」

 

 おぞましい名称に対して嫌悪感を隠すことなくゆきかぜが呟く。

 

「次は擬似凌辱訓練になる。その装置はお前を仮想現実の世界へと誘う代物だ。そこで視覚や聴覚を通して得られる情報だけでなく、感覚や快感などの全ての情報を本物として受け入れてもらう。それによって男を知らない身でありながら、より淫乱な身体として開発する。同時に、虚構の世界であっても快楽を押さえ込めないようにし、どのような状況であろうと浅ましく男を迎えられるよう、お前の精神も作り変えてやる」

「精神を作り変えるなんて、出来るわけないでしょ! 仮想現実ですって? そんな夢を見せるみたいな偽物で、私をどうにか出来るなんて思わないことね!」

 

 強がるゆきかぜに対し、リーアルは不敵に笑みを浮かべただけだった。その様子から、絶対の自信が見て取れる。

 

「だといいがな。所詮現実か否かなど、脳がそう判断しているに過ぎん。現実でなくとも、例えばあまりにリアルな夢なら、明確な線引きなど出来ずに起きてからようやく気づくようなものだ。……お前達は心は支配できない、などと言っているが、そんなものは幻想だとわからせてやる。とはいえ、この訓練をやると時として現実と仮想現実の区別がつかなくなり、場合によっては心が壊れかねんからな。やめるなら今のうちだぞ?」

 

 心が壊れかねない、という脅し文句に思わず息を呑む。今のゆきかぜにとって最後の砦、ともいうべきその心にまで魔の手が伸びようとしている。屈服はしなくても、それが壊れてしまっては元も子もない。それでも、彼女は心を奮い立たせて返していた。

 

「じょ、上等じゃないの! やれるものならやってみればいいわ!」

「随分と強気になったようだが、本当にいいんだな? 凜子との約束程度で、自分の心を差し出す代償足りえるのかよく考えたほうがいいのではないか?」

「余計なお世話よ! 凜子先輩の思いを無駄にはしない……それだけで十分よ!」

「本当にそうかな? お前がそこまでしてでもここから抜け出したいという理由は他にもあるはずだ。例えば恋人が待っているとか、あるいは……自分にはやらなければいけない使命がある、とか」

 

 心の中を見抜かれたような一言にゆきかぜが固まる。主に凜子との約束を心の支えとしてきたわけだが、学園で待っているであろう恋人の達郎のことは常に心にひっかかっていたし、行方不明になっている母を捜し出したいというのはずっと彼女が持っている願いでもあった。

 

「水城不知火(しらぬい)。あの井河アサギに並ぶほどの使い手として勇名を馳せていたが、数年前から行方不明となっている対魔忍。……お前の母親だそうだな」

「そ、それが何よ! まさかあんた……お母さんを知ってるっての!?」

「さあ、どうだかな。だが俺は優しいからな。お前の望みを多少は叶えてやろう。……仮想現実と言うものはありもしないものが再現できる、言ってみればさっきお前が言ったとおり夢の世界のようなものだ。つまりそこでなら、お前は母親や、他の知人に会うことも出来る。所詮現実ではないまがい物の中ではあるが、久しぶりに母との再会を楽しむといい」

 

 どういう意味か、と詳しく尋ねようとするより早く。洗脳装置、と呼ばれたものが頭をすっぽりと覆った。耳まで覆い隠されてしまったことで周囲の音も聞こえず、さらに視界は暗闇に閉ざされて何も見えない。

 

『聞こえているか、ゆきかぜ』

 

 と、その時、装置を通じて耳へとリーアルの声が聞こえてきた。

 

「何よこれ!? 私をどうしようっていうの!?」

 

 体が動かないことに加え、視覚と聴覚も閉ざされ、不安に襲われつつもゆきかぜは叫ぶ。

 

『さっき言っただろう。仮想現実にお前を送り込み、擬似凌辱を体験させる。なおこれからこの訓練が終わるまで、現実世界のお前の五感は封じさせてもらう。今視覚と聴覚を奪っているわけだが、先ほどまでのローション塗布によって触覚も快感へと取って代わられるために支配しているといっていいだろう。あとは嗅覚と味覚だが……』

「うぐっ……!?」

 

 その瞬間、口の中へと何かが押し込まれたとわかった。細い管のような何か。だが噛み切ろうとして弾力性が高く、それが出来ない。

 

『今お前の口に入ったものは栄養剤を流し込んでくれる触手だ。……ただし、その栄養剤は味も臭いも精液そっくりにしてあるし、媚薬効果もあるがな。これで嗅覚と味覚、すなわちお前の五感全てを支配した』

「り、リーアルゥ!」

『それではしばらく仮想の世界にいってくるといい。良い夢を見るんだな』

 

 直後、全身に短い電流が走った、とわかった。抵抗もできず、ゆきかぜの意識が一瞬途切れる。

 

 

 

◇

 

 

 次に目を開けたとき、彼女はよく見慣れた場所で横になっていた。

 

「え……?」

 

 小さい時に何度も見た光景。幼馴染である秋山姉弟の家にある逸刀流の道場だった。さらに身体を起こして確認すると、身につけた対魔忍スーツはどこも破れておらず、腕も足も拘束されていない。

 

「な、なんで……? 私、確か……」

 

 そういえば少し前に仮想現実、とか言われたような気がする。もしかしたらここはそれなのだろうか。自分の体の具合を確かめながらそんな考えをめぐらさせて立ち上がった、その時。

 

「……誰!?」

 

 人の気配を感じ、鋭くそう問いかけながら視線を移す。その気配を感じた先、柱の影から現れた相手の姿を見て――。

 

「あ……」

 

 ゆきかぜの表情が緩んだ。

 

「達郎……」

 

 表れた少年は男性にしては線が細く、どこか弱々しい印象だった。だが普段ならそこに不満を感じるはずなのに、今は懐かしく、同時に愛おしくも思える。その少年はゆきかぜの幼馴染にして恋人である、秋山達郎に他ならなかった。

 

「達郎……。会いたかった……達郎!」

 

 久しぶりに顔を見ることの出来た思い人の下へ、ゆきかぜは駆け寄ろうとする。だが直後、背後から何かにのしかかられたのか、バランスを崩して前へとつんのめるように転んでしまった。

 

「あぐっ……」

 

 邪魔をするな、と叫ぼうとして背後を振り返り――ゆきかぜは言葉を失った。

 

「えっ……?」

 

 慈母愛に溢れる微笑を浮かべた、数年前に最後に見たきり、もう見ることすら叶わなかったその顔。

 

「お母……さん……?」

 

 自らを組み伏せる女性にそう問いかける。母と呼ばれた彼女――水城不知火はその問いに対して肯定したように笑顔を浮かべたまま、しかし捻り上げた腕にさらに力をこめた。

 

「あっ……ぐうっ……! い、痛い! 何でこんなことするの!? 私だよ、ゆきかぜだよ! ねえ、離してよ、お母さん!」

 

 娘の懇願を聞いても、母は顔色ひとつ変えなかった。どうにか身体を抜け出させようとゆきかぜがもがいていた時、また新たな気配を感じていた。そこに視線を移し、大きく目を見開く。

 

「凜子先輩……」

 

 しかしその凜子は、ゆきかぜが知る姿からはいくらかかけ離れていた。以前見たことのある、布地がほとんど無いビキニのような格好。扇情的に男を誘惑するような色香を振り撒きながらゆっくりと歩く凜子は、達郎の前に立つとゆきかぜの方を振り向き、見たことのないような嘲る表情を見せた。それから達郎の頬にゆっくりと指を這わせ、その顔を自分の傍へと寄せる。

 

「だっ、ダメえぇッ!」

 

 凜子が何をしようとしているのか、ゆきかぜには直感的にわかった。懸命に声を張り上げて、姉弟での凶行を防ごうとするが、押さえつけられた身体が動くことは無かった。叫びも届かず、姉は弟と唇を重ね合う。

 

「嫌っ……嫌ああぁッ!」

 

 目を覆いたくなるような光景に、ゆきかぜは絶叫した。尊敬する先輩である凜子と、普段悪態ばかりついているが確かな好意を持っている達郎。その2人が自分を裏切ったのだということに、心が悲鳴を上げ始める。

 

(嘘……こんなの嘘よ……。凜子先輩と達郎が……。あぁ……でも達郎の股間、あんなに大きくなって……! 凜子先輩にキスされてオチンチン弄られて……気持ちよくなってるの……?)

 

 口付けを交わしながら股間に這う凜子の手によって、傍から見ても達郎の股間は膨らんでいるとわかった。そのことに凜子も気づいた様子で、達郎のズボンへと手をかける。

 

「ダメ……それだけは絶対にダメ! 凜子先輩、お願いですからやめてください! お母さんも離して! ねえ、お母さん!」

 

 どれだけ喚いても、この場にいる誰もが聞く耳を持とうとしなかった。そうしているうちに、もったいぶるように凜子は弟のズボンを下ろし、局部を露出させる。

 

(達郎のオチンチン……あんなに大きくなってる……! あれで私のあそこかき回されたら……どれだけ気持ちいいのかな……?)

 

 本当は止めなければいけないとわかっていながら思わず見入ってしまい、生唾を飲み込む。想像だけで子宮がキュンと疼くのがわかった。

 だがそんな甘い気持ちはすぐに吹き飛ぶことになる。裸同然だった凜子は弟に抱きつき、膣に男を迎え入れるべく、片足を上げて達郎に抱えさせた。

 

「嫌……! やめてよ達郎! 姉弟でなんておかしいよ! 凜子先輩もやめてください! お願い……いつもの凛々しくて優しい先輩に戻って!」

 

 不知火に押さえつけられる身体を動かそうともがきながら、ゆきかぜは懸命に叫ぶ。しかしどんなに悲痛に訴えても、声の限り懇願しても、目の前の姉弟は痴情を止めようとはしなかった。涙さえ浮かべる少女の目の前で、恋人であるはずの少年はその姉の胎内へと自らのシンボルを沈めていく。

 

「い、いやああああああああッ!」

 

 嘆きの慟哭を上げ、ゆきかぜは顔を床へと突っ伏した。それでも押さえつける母はそれすら許さない。髪を掴んで無理矢理顔を引き上げさせると、幼馴染の姉弟の痴態を見ることを強制させる。

 

「あ、あぁ……」

 

 瞳の光が失われ、ただ呆然とそれを眺めさせられる。信頼していた人達皆に見捨てられたような感覚。もう、自分が生きている意味すらわからないと、心が絶望に占められかけた、その時。

 

「うぅ……。あ、ああっ……?」

 

 不意に無骨な指に尻が撫で回されたように感じ、ゆきかぜは背後を振り返った。次いでその顔が驚愕に染まる。

 

「あ、あんた……。なんで……」

 

 母の後ろに立っていたのは、片目が潰れた魔族の男だった。過去に拘束された身体を無遠慮に弄り回してきた、あの醜悪な奴隷商人、ゾクト。

 

「なんであんたがここに……。あ、ううっ……! お尻……触るなぁ……!」

 

 不知火、凜子、そして達郎。親しい人たちの前で尻を撫で回され、ゆきかぜは耳まで真っ赤にして抵抗しようとする。だが押さえつける母は動いてはくれない。ただもがくことしか出来ないゆきかぜのことなどお構いなしに、股間部分のコスチュームが破られた。

 

「や……いやあ! お母さん助けて……離して! こいつ……私にいやらしいことしようとしてるの!」

 

 懸命に訴えかけても不知火の力が緩まることも、貞操の危機に瀕する娘を助けようとすることもなかった。プリッと引き締まった尻が無遠慮に撫で回され、嫌悪感を覚える。が、同時にゾワゾワとした感覚が心の中に浮かび上がってくることも否定できなかった。

 

「な……なんで……。嫌なはずなのに……! あ……やぁ……お尻撫で回して……! あ、ああっ……!」

 

 なおも手は尻肉だけを這い回る。その愛撫がやがて訪れるものと期待してしまっている性器が疼き出し、身体は熱を帯び始めた。しかし一向に望むものはやってこない。

 

「う、うぅ……。はぁ、はぁ……。あ、ああッ……!? や、やだ、何でそっちに……!」

 

 さらにゆきかぜの心を完全に無視するように、何かが尻穴へとあてがわれた。確認しなくてもわかる。本来排泄のための出口の穴を、ゾクトのペニスが割り開こうとしているのだ。

 

「い、嫌ぁ! そんなの入らない……入らないからぁ! 助けて……お母さん、凜子先輩、達郎……! あ、あ、あがああぁっ!」

 

 メリメリと強引にペニスが押し込まれた。あまりの圧迫感にゆきかぜは全身を強張らせ、声を上げることも出来ない。しかし加わる力は遠慮を知らず、半分ぐらいまで埋没していた男根の残りが力任せに押し込まれた。

 

「あ……かはっ……」

 

 呼吸すらままならず苦しみ悶えるゆきかぜ。だが早くも根元まで飲み込まれたペニスは抽送を始めようと引き抜かれ、そして再び打ち込まれた。

 

「あっがああああああぁッ! や、やめ……やめてえええええええええええぇッ!」

 

 悲鳴を上げても慈悲は無かった。押さえつける不知火の力は緩まず、ゾクトも配慮する様子すらない。ただ苦しむことしか出来ないゆきかぜだったが、ややあってその身体に変化が生じ始めていた。

 

(う、嘘……! 何で……? 何で身体が……段々熱くなってくるの……!?)

 

 望まぬ性交。それも本来オスを迎え入れる性器と別な場所。にもかかわらず、身体は快楽を感じ、秘所からは愛液がこぼれ始めていた。

 

(おかしい……こんなの絶対おかしい……! 無理矢理……それもお尻を犯されて……感じちゃうなんて……!)

 

 どんなに心で異常と思っていても、身体は正直だった。始めこそ嫌がり苦しむ声しか上げていなかったものの、今は甘い喘ぎ声が漏れ、それを止めることが出来ない。

 

「あ、あ、あっ……! やだ……嫌なのに……なんで声……止められ……あ、ああっ!」

 

 次第に快楽の声を上げ始めてしまうゆきかぜの髪を再び不知火が掴む。そして先ほど同様に無理矢理引き上げ、目の前で情事に励む姉弟の様子を強引に見せた。

 

「あ、あぁ……! い、いやぁ……! 見ないで……! 2人とも私を見ないで、こんな私を見ないでぇ……!」

 

 尊敬する先輩と恋する幼馴染が性に溺れながら、ゆきかぜを見つめる。その視線は嘲笑的であり、同時に侮蔑的にも感じられた。好きな人達に惨め過ぎる自分の姿を見られる。それだけで心は押し潰されそうだったのに、そんな拒絶の心に反して身体はどんどんと昂っていく。

 

「う、うあああぁっ……! こ、これ以上続けたら……後で殺す……! 絶対……殺してやるんだからぁ……! あがっ……あああああっ!」

 

 懸命に吐いた脅しの言葉は、次にペニスをアヌスに深く抉りこまれた時には喘ぎ声へと変わっていた。もう身体は止められない。荒々しい肛虐を快楽として受け入れ、さらに見られてしまっているという被虐心も追い打ちをかけてきた。ガクガクと押さえつけられた身体が震え出し、制御出来ない衝動が押し寄せてくる。

 

「やだ……やだぁ! こんなので……! い、イクっ……! 私、もう……! そ、そんなの嫌! イかない……! 絶対にイかないんだから……あ、あ、あああッ!」

 

 健気に抵抗しようと心を奮い立たせる。だが身体が屈服してしまっている以上、そんなものは波に打ち消される砂上の楼閣でしかなかった。再び肉槍が肛門を蹂躙して悦波が押し寄せる。それで達することは押さえ込んだものの、二度、三度と続けられ、終わりの見えない凌辱の前に、とうとう身体が限界を迎えた。

 

「だ、ダメッ……! イク……! やだ、耐えてよ私の身体……! こんな……こんなので……! あ、あ、ああああッ! もうイク、イっちゃう……! う、あ、ああああああああああぁッ!」

 

 押さえ込もうとした分、迎えた絶頂も深く大きかった。身体は激しく痙攣し、全く手をつけられなかった股間からは潮を吹く。同時に腸内に熱い濁流を浴び、降りることも出来ないまま連続絶頂が華奢な身体へと襲い掛かった。

 ペニスが引き抜かれる。緩みきった肛門からは熱い液体が零れ落ち、それを感じたゆきかぜは目に涙を溜めた。好きな人達皆に裏切られて、その目の前で無惨に行われたアナルレイプ。無理矢理犯された身体よりも、助けてもらうどころか軽蔑するように自分を見続けられたことで心が軋み始めていた。

 

「あっ、ああ……。う、うぅ……。そんな……そんな目で見ないでよ……。達郎……私がいやらしい女の子になっちゃったからって嫌いになったの……? ごめん……ごめんね……」

 

 謝罪の言葉を述べつつも、望まぬ絶頂の余波で全身が震える。あまりにも惨め過ぎる気持ちに、もうこのまま死んでしまってもいいとさえ思えてくる。絶望の気持ちのまま不意に意識は途切れ、ゆきかぜの心は闇へと沈んでいった。

 

 

 

◇

 

 

『起きろ、ゆきかぜ』

 

 耳元で聞こえてきた声に、ゆきかぜの意識が覚醒する。しかし目を開けているはずなのに暗闇しか見えない。さらに口の中に異物感。生臭い臭気と苦い味が口腔内を支配している。そして何より身体は熱を持ったように熱く、疼く股間は特にそれが顕著であった。

 

「え……? これ……」

 

 そこでようやく、今の自分はヨミハラにあるリーアルの娼館の地下に囚われたままだったとはっきりと思い出した。では今さっきの出来事はなんだったのか。

 

『まだ記憶が混乱しているか? 今さっきお前が体験したもの……。それが仮想現実だ。よく出来ていただろう?』

 

 それでようやくゆきかぜは全てを理解した。さっきの忌まわしい出来事が現実ではなく、あくまで仮想の中であったということに軽く安堵する。が、同時にあまりにも現実的で言われるまで区別がつかず、リアルすぎる悪夢として、しかもそれがあの間中、虚構の出来事と認識出来なかったことに恐怖してもいた。

 

『安心しろ。お前の恋人……達郎君だったかな? そいつと姉の凜子は別にセックスをしてはいない。加えて、お前の母親もいないし、ゾクトに直接アナルを犯されたわけでもない。……しかしお前はその仮想現実の中で信頼する者達に蔑まれるように見られながらも、憎む者のペニスによって絶頂を迎えさせられた、というわけだ』

「そ、それが何よ! 全部嘘の出来事じゃないの!」

『ああ、そうだ。だがその虚構の世界の中で、お前は確かに快楽を覚えていた。それが重要なのだよ。嘘から出たまこと、という言葉があるが、お前にはその嘘を幾重にも疑似体験させ、本当のこととして覚えこませてやる。この仮想現実の世界の中でお前を徹底的に凌辱して本物さながらの快感を与え、どんな状況でもイくことの出来る身体、快感へと昇華出来る心に作り変えるのだ』

 

 さっきの仮想現実を体験させられる前なら強気に反論できたであろう。だが、今のゆきかぜにそれだけの強気な心はなかった。

 

(こんなのを数日も続けられたら……本当に心が壊れちゃうかもしれない……。どこまでが現実で、どこからが作られた虚構なのか区別がつかなくなったら……私、どうしたらいいの……?)

 

 ゆきかぜが無言なのを、怖れとリーアルは捕らえたらしい。小さく笑った後で、安心させるように語り掛ける。

 

『心配するな。毎度毎度達郎君やお前の母親を出すわけではない。免疫をつけられても困るからな。ただ、ひたすら仮想現実では犯されてもらうぞ。それも、今回のように女性器には一切手をつけないで、だ』

 

 だがそれは身体が常時発情状態に近いにもかかわらず、性器への刺激が与えられずに飢えているゆきかぜにとっては筆舌に尽くしがたいほどの苦痛だった。現実だけでなく、仮想現実の中でさえお預けの生殺しを食らう。このままでは己の口から浅ましく男を欲しがるという、ありえないと思っていた行為をしてしまうのではないかと弱気になっていた。

 

『さて次は……。魔界生物の触手に捕らえられて犯され続けた後、さらにオーク共に輪姦(まわ)されるという、凜子が体験したらしいシチュエーションはどうかな? ただし、勿論アナルオンリーだ。罵られる声がなくては寂しいだろう? 適当に生殖猿共を喋ることが出来るようにしておいてやる』

 

 無慈悲に告げられた言葉に、ゆきかぜの身体が恐怖で震える。未だ男を知らぬ身でありながら、媚薬ローションによって全身は性感帯として開発され、さらには仮想現実での疑似体験によって本当は未経験であるにも関わらず経験したものとして捉えてしまう。容赦のない苛烈な責めに、その口から弱音がこぼれた。

 

「お、お願い……。もうやめて……! これ以上されたら……本当に壊れちゃう……!」

『では賭けは負けでいいな? ここまで凜子が必死にお前のためにと身を投げ打ったのを無駄にし、これから一生奴隷娼婦としてここで生活する。それでいいんだな?』

 

 そう言われてはもう何も言えなくなってしまう。確かに自分もつらいが、それ以上に凜子はもっとつらいのではないかと思うと、逃げ出すことも出来なかった。

 

(そんなこと……出来ない……! 本当の凜子先輩との約束は破れない! ……仮想世界で出てきた凜子先輩は私を惑わそうとする幻影。そんなもので心が折れてしまっては、リーアルの思う壺じゃないの……! 凜子先輩との信頼関係はその程度じゃ揺らがない。つらいけど……でも私は、逃げるわけにはいかない!)

 

 姿の見えぬ、強い信頼関係で結ばれた先輩のことを思ってどうにか心を持ち直す。このつらい日々も永遠に続くわけではない、あと数日の辛抱だ。信じてくれた凜子のためにも、さらには行方不明の母を捜し出して現実の世界で出会うためにも、こんなところで終わることは出来ない。

 ゆきかぜの気配が、それまでの弱々しいものから変わった。それを待っていたかのように、愉快そうにリーアルは続けた。

 

『心の準備は整ったようだな。ではまた行って来い。処女であるお前を淫らに狂わせる、素晴らしき悪夢の世界へな』

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。