※この作品はR-18です。

和風凌辱エロゲーの主人公兼ヒロインの兄に転生したんですが何か違う   作:ビシオ

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皆様の感想評価誤字報告真にありがとうございます、大変励みになっております。

エロシーンに四苦八苦しながら書きました。世のエロ小説書いてる人は本当にすごいですね、敬意以外思いつきません。
とりあえず色々やってみたいなーと思って書いたら18000字を超えてしまいました。後は自身の書いたエロが読者の皆様に受け入れられたらいいなぁと思って戦々恐々です。体格差も表現が難しくてあってるのかどうか不安ですが、頑張りました


あと、E2-1甲突破しました。任務でもらった女神14個あったのを全部消費しちゃったよハハッ……


十話 ◆ エロい赤鬼

 年齢を重ねて体が大きくなったら、自分より大きな女性に抱きしめられるなんて、想像出来ることは難しいだろう。何故なら、多くの人は自分が子供のころに母親から抱きしめられる以外考えられないからだ。

 

 なのに、この世界に転生してからは、原作ゲームと違ってやたら大きい妹達に抱きしめられ、嫁の姉さんに抱きしめられ、そして今は敵である妖魔に抱きしめられている。

 

「むほほっ♡小っちゃくて柔らけぇな~♡」

 

 しかもその妖魔は、女の赤鬼で、僕より力が強くて、でかくて、おっぱいがとても大きい。

 

「男の尻を触るなんて五百年か千年振りかぁ~? 女のと違って柔らかさと硬さが同居してるなぁ~♡」

 

 妖魔は敵である。男は殺し、女は犯す、というのが原作ゲームだった。それと同じ世界だから彼女もそうだと思って、死ぬかもしれないと思った。だというのに、彼女からは殺意を一切感じない。感じるのはあふれんばかりの歓喜と発情だけだ。

 

 そして、その発情が厄介だ。

 鬼の発情した状態から出ている体臭や汗やらの匂いで、非常にエッチな気分になってしまいクラクラする。それだけでなく、お酒を飲んで酔っ払った気分にもなってしまい考えが中々まとまらない。しまいには、抱きしめている彼女の体がとても暖かいししなやかな柔らかさを感じて勃起が加速する。おまけに尻を揉まれるという、感じたことがない感触に戸惑いと快感を覚えてしまいさらに勃起してしまう。

 

 桃代姉さんはふかふかの布団のような柔らかさだとするならば、この赤鬼は低反発マットレスのような、柔らかさと硬さを両立させてる感じがして気持ちがいい。何より、彼女の爆乳の谷間に顔が埋まり、左右からはおっぱいに挟まれる感触と、そして谷間から鼻腔に入る香りによって、悶々とした気分が高まり、ずっとここに居たい気分になる。

 

 だがしかし、敵だ。

 なので、もがいて暴れようとするもびくともしない。彼女は片腕で僕の上半身を、もう片腕で下半身を持っているのでがっちりホールド状態だ。そして今でも尻を揉まれている。そしてもがいたのだが、僕が非力なせいか微動しか出来なかったが

 

「なんだぁ? 俺の胸が気持ちいのか? ホレホレ、もっと味わっていいぞぉ? ♡」

 

 と、動いたのをもっと感じたいと勘違いしたせいか、もっと抱きしめて胸を頭に挟んでくる。さらに強く赤鬼の淫猥な空気を吸ってしまい、頭が余計回らなくなってしまった。

 

「ん~、どうだ? 俺の胸は? 気持ちよかったかぁ? ♡」

「ふぁ……い……」

「んふふー♡そうかそうか、嬉しいもんだなぁ!」

 

 ボーっとした状態での受け答えは、素直に答える以外の考えが思いつかず肯定の返事をしたら、余計に喜んだ。そして、彼女の抱きしめる力が弱まったと思ったらおっぱいに埋まっていた視界が開いて、目の前に美人な赤鬼の笑顔が一杯に映り込み───

 

「あむっ、ちゅっ、むちゅっ♡」

「んあっ、はぇっ、あっ」

 

 ───唇を防がれ、舌をねじ込んできた。本来なら抵抗するが、鬼の発情した淫気に当てられて碌に口を閉じれず半開き状態だったので、あっさりと舌が入りこむ。

 

「んまっ♡男の唾液うまっ♡もっと飲ませろっ♡♡」

「あっ、やぁっ」

「抵抗すんなボケっ♡」

 

 抵抗すらねじ伏せるような舌が侵入し、口の中を暴れまわる。彼女が僕の唾液を飲むように、僕も彼女の唾液を不本意ながら飲んでしまう。そして飲んでしまった結果、多幸感と発情が襲い掛かる。何より、彼女の唾液が甘く感じるので拒否できないのがさらに厄介だった。何より、拒否できないということは、余計に受け入れて頭が混乱してしまうことになる、そうなると非常に拙い。

 

「さぁ~て、お前の名前を聞こうか」

 

 予想通り尋問が始まった。発情と酩酊状態に陥れて情報を抜くのが妖魔のやり方だと、設定資料集に書いてあった。今、まさにそれをやられようとしている。

 

「だ、だめです……言えません」

 

 頭がクラクラしながらも、精一杯拒否する。すると、彼女が目を合わせてきた。彼女の綺麗な瞳をずっと見つめていたい気分になってしまう。これは、まさか───

 

「お前の名前を聞こうか?」

「あ、綾絶、ら、頼です」

「ライか、いい名前だなぁ♡」

 

 ───迂闊だった。瞳術を仕掛けてくるとは。いや、催眠術の中にもそれがあるのは知っているが、力重視な鬼がこれを使うとは思ってもいなかった。簡単にかかってしまった僕自身に怒りを覚える。

 

「それに、綾絶って言ったらここら一帯を守護してる名家じゃねえか。もしかして、そこの男か?」

「はい……」

「へぇ~、立場はどんなんだ?」

「当主代行を、して、います……」

「おほっ! いきなり大当たり引いたじゃねえか!」

 

 拒否したくても、たどたどしくも口が勝手に動いてしまう。赤鬼は僕の立場を聞いて、即座に悪い笑顔をした。拙い、とても拙い。この次に考えられることは───

 

「よし、じゃあ今からお前に『お願い』するぜ? よく聞いておけよ」

 

 ───妖魔は弱みを握るとそこを嫌らしく突いてくる。設定資料集に書いてあったことを、今まさに実践されようとしている。

 

「俺と一緒に温泉に入れ、そして俺の体を洗ってもらおうか? その後俺に抱かれてもらおう」

「……嫌だ、と言ったら?」

「ん~、拒否するんなら仕方ない。俺は今は諦めよう、だが───」

 

 考えられる僕の弱点、それは───

 

「───お前に拒否された腹いせに、今からお前の領地を灰にしてやろうかねぇ? 領民を一人残らず皆殺しにしてなぁ?」

 

 ───やはり、嫌な予感が当たった。そして、目の前の凶妖と思しき強さを持つ赤鬼は、それを実行に移す力があることが理解できる。故に、彼女が言ってることは決して不可能ではない。

 

「そしてぇ、灰にして皆殺しにした後にお前をぐちゃぐちゃに犯してやる。だが、お前が俺のお願いを聞くのなら、領地と領民には一切手を出さないぜ、どうだ?」

「わ、わかり……ました……」

 

 領地と領民を消された後犯されるのと、彼女の言うことを聞いて犯されるのとでは、後者を選ぶほかなかった。何より、領民を人質に取られては断る選択肢などなく、僕は彼女のお願いを断ることなどできなかった……。

 

 

 

 

 

 

「よし、じゃあ俺の目の前で脱いでもらおうか?」

「……」

 

 温泉の縁の岩に腰掛け、足で温泉を味わいながらニヤニヤと僕に命令する。片手は丸太のような太腿の上に置いてるが、もう片方は彼女のおまんこにおいてオナニーしながら言っている。僕はというと、温泉の真ん中に立って、服をゆっくりと脱ぎ始めた。服は、麻の筒袖に括袴とシンプルなものだ。下を脱いで、上を脱いで、脱いだ服は温泉の外に放り投げて褌一丁になる。赤鬼は、僕が一枚、また一枚と脱ぐ度に顔に笑みを浮かべ、そして僕の裸体を見てオナニーしながら

 

「うっへっへ、いい気分だなぁ。さぁ、下のそれも脱いでもらおうか?」

 

 元より拒否はできないので、褌も脱ぎ始める。勃起しているからか、布が引っかかって脱ぎづらい。何より、彼女がオナニーをしてそれで出てくる愛液と淫猥な空気が出てるせいで、勃起が全然収まらない。それを赤鬼もわかっているのか、オナニーを見せつけながらニヤニヤしている。そして、褌を脱いで勃起した全裸を見ると、オナニーを激しくし始めて

 

「ふんっ! ぐぉっ!! はぁぁ……♡、久しぶりに達したぜ。いい体してるなぁオイ? ♡」

「僕の細い体なんて見ても、面白くないでしょうに……」

 

 赤面しながらも言い返すが、相手はそれすらも楽しみながら

 

「そんなことないぜぇ? 細いが筋肉が少しはあるしな。目の保養になる、特にお前の勃起したモノがなぁ? ♡」

「……ッ!」

「おぉっと、隠すなよ。もし隠したら、俺は不機嫌になっちまうぞぉ?」

 

 からかうような言い方に、益々恥ずかしくなり手でちんぽを隠すが、それをするなと言ってくる。彼女の言う不機嫌が何を意味するのか……、わかっているので隠すのをやめる。それを見て満足気に頷き

 

「さぁて、まずは俺の背中を洗ってもらおうか?」

 

 ニヤニヤしながら命令する。拒否が出来ないので、座ってる彼女の背後に回り込み手にスポンジ代わりのヘチマを取って無患子で泡立たせて洗い始めた。

 

「では……失礼します」

「おう」

 

 

 背中を洗うために、まずは邪魔になるキラキラと輝く金の長髪をまとめて彼女の肩から前に向けておくと、彼女の背中が目の前に現れる。僕より巨大な背中だ。そこから、背中を洗っていく。まずは、首回りの盛り上がった僧帽筋と支える広背筋をゴシゴシと洗っていく。彼女の筋肉は硬い。だが、鋼のような硬さだと思いきや、指で押すと芯のある柔らかさを感じる。筋肉の節目の溝まで力を入れてこする。後は、三角筋、棘下筋、大円筋、そして上腕三頭筋などもしっかりと洗っていく。ただ、洗っている中で不機嫌になったら困るので声をかける。

 

「大丈夫……でしょうか?」

「んぅっ、ふぅぅぅうう、だ、大丈夫だ。そのまま洗え♡」

 

 どうやら、不機嫌になっていないようでよかった。彼女の声が艶を帯びてるのが何故かわからないが、それを聞くとこちらも勃起してしまう。

 

 粗方洗い終えたので、声をかける。

 

「背中、洗い終えました」

「そうか、じゃあ今度は前を洗ってもらおうか?」

「ええっ?! そ、それは……」

「嫌だなんて、言わないよなぁ?」

「うう……、わ、わかりました……」

 

 彼女の背中から前に向かうので、温泉に入って彼女と相対する。

 改めてみると、鬼としての強さの風格というものを感じ取れる。勝気な表情もそうだが、全身の隅々にまで行き渡る筋肉は、殴るだけで退魔師をワンパンで殺せると設定資料集に書いてあったが間違いではないだろう。そして、彼女の美しさを間近で見てしまい、更には全裸で巨大なおっぱいや隠していないおまんこなどが目に入って僕のちんぽはさらに勃起を強くした。勢いよく上向きになったちんぽを見て、彼女は笑みを深める。

 

「ふふふ、俺の体に欲情してくれるのは嬉しいが、さあ洗ってもらおうか」

「はい、わかり───」

「おっと、そのヘチマを使うな。お前の手で洗え」

「えっ?! わ、わかりました」

 

 彼女は、座っている状態から両腕を広げて言ってくる。まるで、食虫植物が獲物を狙って開いているかのようだ。だが、それをわかっていても僕は逃げることが出来ないので、フラフラしながらも彼女に近づく。まずは、首回りを洗った。首回りも筋肉がしなやかで厚く、そして太い。生半可な斬撃では、首を切ることすら難しいだろうと思った。

 

 次に、両腕を洗い始める。両腕も、肩甲骨から下についてる上腕二頭筋三頭筋も盛り上がって硬い。それらの筋肉を溝まで洗い、たまにカリカリと溝に爪を若干立てるようにして洗う。爪を立てて洗うのは、溝まで汚れてて何か言われるの嫌だなーって感じでやってたのだがその度に熱い吐息が鬼から漏れてるのが非常にエッチで勃起してしまう。

 

 次は足だ。丸太のようなぶっとい太腿…………ぶっとももに手を這わせるようにして洗うと

 

「んんぅ……♡ふぅぅ……♡」

「だ、大丈夫ですか?」

「気にするな、そのまま洗え♡」

 

 熱い吐息を吐いて大丈夫と言っても不安しかない、猛獣の唸り声にビクビクするようなものだ。

 太腿に手を這わせて洗うと、太さもそうだが筋肉の凄さを理解できる。大腿直筋の盛り上がりと、それを左右に挟むようにしてある外側広筋と内側広筋の形の良さに見惚れる。そこを洗いながら膝、膝裏、膝下と洗って下に向かう。膝より下の腓腹筋こと脹脛を持つようにして洗う。そうなると、足を持つことになるのだがその足の重さがずっしりとした重みで持つのが辛い。この重さと筋肉の硬さなら、足の踏み込みだけで地面陥没など起こしたり、退魔師の胴体を真っ二つにするシーンなどもあったが納得するほかない。最後は足先を洗っていき、足指と指の間まで手を這わせて隅々まで洗う。それがくすぐったいのか気持ちいいのかわからないが、先ほどより熱い吐息を吐いてきてこっちはビクビクしている。

 

 片足が終わったので、もう片足も同じようにして洗う。両足が終わった次は足の付け根、股の部分だがここのおまんこには触れず、その周りの部分にだけ手を這わせて洗う。初めて見る女性のおまんこが目の前にあるという事実に勃起が隠せない、何より、先ほどから彼女の愛液がひっきりなしに出ているせいか、甘い匂いと淫猥な空気があるのでバキバキに勃起して痛い。

 

 両足両腕が終わったら次は腹だ。

 腹筋に手を這わせて洗う。腹直筋、所謂シックスパックの部分だが、見事にくっきり分かれており筋肉に疎い僕でも美しいと言わざるを得ない。その割れた部分に手と指を這わせて溝を洗い、へそ胡麻の部分まで指を入れて洗う。ただ、お腹を洗ってる場所の真上に爆乳があって、そこには手を触れないようにしている。女性にとって大事な部分だし、いきなり触って不機嫌になっても困るからだ。

 

 そして、今まで洗った部分もそうだが、彼女の全身の筋肉の凄さに思わず───

 

「凄いな」

 

 ───と漏らしてしまった。それを聞いた鬼は

 

「なんだぁ? 俺の体に興味あるのか?」

「ええ、凄い筋肉だなぁって」

 

 純粋な称賛を込めて言う。それに気をよくした鬼は

 

「どんな風に凄いと思った?」

「単純に僕より力があって、鍛えられていて凄いなと。見た目も良くて格好いいと思いました」

 

 正直に答えた。実際問題、僕の近くにいる女性達よりも筋肉があるのは言うまでもないが、見た目のバランスもいいのだ。ボディビルみたいに不自然に盛り上がってるわけでもないし、貧相な体の僕からすれば、単純に格好いいとさえ思えた。満面の笑みを浮かべた鬼は

 

「嬉しいこと言ってくれるじゃねえか。案外可愛い奴だなお前」

 

 と、頭を撫でてきた。いきなりだったが、別に悪い気もしない。

 

 これで、前を向いたところはほとんど洗った。

 だが、意図的にある部分だけは洗ってなかった。

 

「あの、ほとんど洗ったんですが、もうよろしいでしょうか?」

「確かに、ほとんど洗ったが……。あと二か所、洗ってないところがあるよなぁ?」

 

 そう言って、おっぱいとおまんこをそれぞれ指差す。

 

「ここをしっかりと洗ってもらうぜ、まずは下からだな。お前の口で洗ってもらおうか? ♡」

 

 エロゲーみたいなことをやってきた。

 いや、原作がエロゲーだからそうなんだけど、リアルでこれをやられるとは…………。しかも、相手女性だし。なんか、転生してから女性がやたら強いしデカいなとは思っていたが、もしかして僕はどこかで勘違いをしている可能性があるのではないか? 前々から思ってた疑問がだんだんと膨れ上がってくる。綾絶って苗字と波羅って特徴的な名前からゲーム世界だとは思ってるが、根本的な世界観が…………なんというか貞操が違うような───

 

「おい、早くしろよ」

 

 赤鬼から強く言われたのではっとして、彼女の股間の前で跪く。その様子をニヤニヤしながら見る赤鬼に上目遣いで見るが、すぐに視線を目の前の陰毛が生い茂るおまんこに移す。毛は手入れをしておらず見事に生えており、若干へそまで伸びているところがらしいと思った。というのも、確か原作でも鬼は陰毛も腋毛も髭も生えていたので、それと似たようなものかなと思っただけだが。

 

 だが、こうしてみるおまんこに動悸と興奮が止まらない。前世は全く女性と関わり合いがないし、付き合うこともなければ風俗に行ったこともない趣味のみで生きてた人生だったので、初めて目にすることになる。なので、敵に領民と領地を人質に取られて命令されてるという屈辱的な現状に反して、僕は興奮しっぱなしだった。

 

 ゆっくりと、おまんこに舌を伸ばして当てる。

 

 

「んひっ?!」

「だ、大丈夫ですか?」

「だ、大丈夫だ、そのまま続けろ♡」

 

 いきなり跳ね上がるように体をのけぞらせたのでビックリして尋ねるも、大丈夫なようなのでそのまま続ける。大陰唇の周りまで毛が生えているが、舌を伸ばして当てると柔らかい感触がする。そこをなぞる様にして舐めると、愛液が流れてくるので、それも舐める。すると、体が熱を帯びたように熱くなり勃起も強まる。そして、初めて舐めるので味や匂いがどんなものなのか不安だったのだが、苦くも不味くもない。味はしないはずなのに甘い匂いがするのでそれで脳が誤解しているのか、甘く感じて舐めてしまいたいと思い、更に舐めとる。

 

 その度に、赤鬼がビクンと体を震わせるが、奉仕しろと言われたので気にせず舐める。全体を舐めるようにしたら、今度は小陰唇に舌を伸ばして舐める。鬼は性欲が強く女を犯しまくるのでちんぽは赤黒い立派なものだ、とは原作ゲームの説明だ。なので、女性の赤鬼である彼女も男を犯しまくるからおまんこの色も黒いのかなって思ったら、全く使われていないようなサーモンピンクだった。といっても、僕は童貞だからそこらへんのことはよくわからないし、変色してないだけかもしれないと思って舐める。

 

 確かエロ本で舌で女性をイカせる男の絶技みたいなので、舌で女性の性器を円を描くように舐めるのがいいと描いてあったっけな…………。それを思い出しながら、見様見真似でやってみる。一周するように舐めて、上下にこするように舐めて、漏れ出る愛液を音を立てて吸い取る。漫画のテクニシャン男の技をそのままやってるだけで、それが通用するとは思えないが、かと言って下手くそだと言われて不機嫌になってしまったら自分の命と領地領民が危ないので、とにかく奉仕した。

 

 もっと鬼が仰け反るようになり、愛液が洪水のように溢れ出て「うおっ♡ほおっ♡」とか「ぐおっ♡おうっ♡おほぉっ♡」とか聞こえるが、愛液を舐めることで僕自身興奮してるので目の前の奉仕に夢中になっていた。

 

「ちょ、ちょっとやめ───おっほぉっ♡」

 

 相手が舐めて奉仕しろって言ってるからその通りにしてるのに、腰がヘコヘコ動いてやりづらくてしょうがないので、彼女の足の付け根に手を置いて押さえつけて顔面を押し当てるようにして舐める。最後にクリトリスを舌で円を描くようにして舐めて、トドメとばかりに口で吸いついた。

 

「ぐぉぉぉおおぉぉぉおっ♡」

 

 甲高くも野獣のような雄叫びに聞こえる嬌声を出しながら、おまんこから激しく愛液が飛び出して僕の顔全体に飛び散る。

 汚いとは別に思わなかった、これが悪臭など出してたなら吐いてたかもしれないが、悪臭など一切なかったし甘い感じがしたので別に気にしなかった。

 

 鬼は息も絶え絶えになりながら、こちらを見る。僕は、顔を手で拭いつつ口についた愛液をペロッと舐めとって

 

「おまんこの洗いが終わりました、満足しましたか?」

「あ、ああ…………。実に最高だったぞ♡」

 

 どうやら満足したようでよかった。何分僕は素人で童貞だし、先ほどまでやった奉仕もエロ本エロゲーの男優のやったことの見様見真似だったので、不安だった。だが、どうやら満足してくれたようでほっとしている。

 

「にしても、お前凄い上手いなぁ。今まで何人の女を抱いたんだ?」

 

 どうやら、僕が何人も相手をしたことがあると勘違いしているようだ。だけど、僕は彼女が初めての相手なので

 

「いえ…………。今まで誰も抱いたことはありません」

「何っ?! じゃあ童貞か?!」

「は、はい…………。お恥ずかしながら…………」

 

 前世の感覚もあり、女性から童貞と言われると恥ずかしい気持ちになる。だが、赤鬼はそんな僕に対して

 

「そうかそうかっ♡じゃあ、俺が初めての相手になるんだなっ? ♡」

 

 と、溢れんばかりの喜びを出してきた。

 そして、鬼は息を整えると、僕の体を両手で掴んで彼女の太腿の上に載せるようにした。体勢的には、足を開いた彼女に抱き着いてるような感じになる。鬼は、僕を抱きしめてその爆乳の間に挟みながら頭を撫で始める。

 

「んふふー、俺が初めての相手だなんていい拾い物したぜえ♡ にしても、お前は本当にスケベな野郎だなぁ? ♡」

「そ、そうでしょうか?」

「ああ、誰も抱いたことないのにあんなに奉仕する男がいるなんて聞いたことがねえ。それに、俺のアソコをおまんこって言うのも初耳だが中々語感が良くて気に入った。アソコがおまんこなら、お前の魔羅はなんて言ってるんだ?」

「えっと……、ちんぽとか……」

「そうかそうか、それらやさっきの奉仕はお前が考えたのか?」

「い、いえ、その、艶本で…………」

 

 エロ本で学んだというのは嘘ではない。

 

「そういうので勉強してるなんて、特別にスケベな奴だなぁ♡」

 

 そう言うと、両手を僕の尻に当てて持ち上げるようにする。足を開いた彼女に抱き着いてる状態では、尻を支えるものがないので抱き着かないとそのまま開いた足の間に落ちてしまうのだが、彼女の手が椅子代わりになっているので、抱き着いた足を緩めて彼女の手に体重をかけることが出来て一息ついた。だが、一息ついてる間もなく───

 

「じゃあ、最後は俺の胸を洗ってもらおうか?」

 

 ───最後に洗ってない部分を指示される。腹筋を洗ったときから存在感のあった爆乳。大きいのにだらんとぶら下がってるのではなくしっかりと形を保ってることからクーパー靭帯も強靭なのだろう。片手を置いても溢れるくらいの大きさの胸を洗う、その胸を触れるという行為にドギマギする。だが手元に洗剤がないので───

 

「あの、無患子を…………」

「あ? じゃあ、洗わなくていいわ。代わりに按摩しろ。さっきお前に攻撃されて痛かったからなぁ? ♡」

 

 ──全くのノーダメだった癖に白々しい嘘をつく。だけど、拒否できないのでやるしかない。恐る恐るといった感じで、僕は赤鬼の爆乳に手を置いた。

 

 

 むにゅぅぅぅぅうううう♡

 

 

 ──うお…………っ、でっか…………、やわらかっ…………♡

 

 それ以外の感想が思い浮かばなかった。

 妹達や、桃代姉さんに押し付けられた胸とは違い、自分自身の手で触るという行為が。敵に脅迫されてやらされてるという屈辱が。何より自分自身が性欲に負けて赤鬼の爆乳を触ってることに、違和感も拒否感も感じないということが。それら全てが混ざり合って、勃起をより一層強くする。

 

「俺の胸、気に入ったようだなぁ? ♡」

 

 赤鬼はニヤニヤしながら、勃起したちんぽと僕がおっぱいを触るのを見ている。その顔は、勝気で見下してるような表情をしてるが、口からは熱い吐息がひっきりなしに漏れていて、やせ我慢してるようにも見える。

 

「ほらほら、もっと按摩しろよ」

 

 言われるがままに、おっぱいを触る。温泉で温まってるのもあるだろうが、適温からやや暖かいくらいにまで温まったお餅を触っているようだ。それでいて、指が沈むもすぐに反発して形は元に戻る。触っていて一向に飽きない。ずっと触っていられる。もにゅもにゅと触っていると、おっぱいの先端の乳首がだんだんと硬くなってきた。そこにも手を這わせて、円を描くようにゆっくりと回して揉む。

 前世の童貞女性経験なしの感覚もあり、初めて触るおっぱいに僕は既に夢中になっていた。

 

「いい感じだ、それにそんなに夢中になってくれるなんて嬉しいぜぇ♡」

「はい……、おっぱいがとても柔らかいです…………」

「ほう、艶本じゃ胸をおっぱいって言うのか。良い響きだなぁ♡」

 

 そう言うと、片手で僕の尻を持ちながら、僕の頭を撫でてきた。僕の体が彼女に比べて小さいのと、彼女が大きいのも相まって、片手で尻を持つことが出来るようだ。その彼女の優しい手つきと、愛液を飲んだことによる興奮、そして先ほどからのおっぱいのマッサージに、僕は我慢が出来ずに目の前の揉んでるおっぱいにしゃぶりついた。

 

「おっほぅ♡」

 

 いきなりしゃぶりついたことによる驚きと興奮で、赤鬼が艶声を出す。だが僕は、そんなのお構いなしに吸い付いた。

 

 じゅうぅぅぅぅぅぅぅううう…………♡

 

「ううう♡う!お…ううぅ♡…うっ!」

 

 出るはずがないのに、ひたすらに音を立てて吸う。赤鬼から喘ぎ声が聞こえる。

 

 れるれるれる……♡

 

「お♡お♡っ!ふ…ぅぅ…゛っううう♡ぅ゛っ!」

 

 乳首の周りを円を描くように舌を這わせてマッサージする。

 

 じゅっ、じゅぷっ、じゅずっ、むぷっ♡

 

「ぐう♡ぅう!ふう…♡!」

 

 今度は頭を爆乳に前後に押し付けるようにしておっぱいを吸う。おっぱいは僕の頭みたいに大きいので、頭を押し付けるとそれでひしゃげて形を変えるのも厭らしかった。

 

 エロ本の男優がやってるような動きだが、頭の中は無我夢中でおっぱいにしゃぶりつくことしか考えてなかった。自分でもなんでこんな動きをしているのかわからなかったが、性欲に支配されてるからだと納得するほかない。

 

 片胸をしゃぶったら、もう片方の胸も同じようにしゃぶる。

 おっぱいを持つのだが、どろりと溶けるようなメロンを持つ感触でとても重い、だが柔らかい。その数キロもあるようなおっぱいを、両手でよいしょと持ち上げながら下品に音を立てて吸いまくる。

 赤鬼も感じているのか、吸い付いている僕を抱きしめて頭を胸に押し付けるようにした。それが大変気持ちよくて、僕も足を彼女の腰に回してがっしりとしがみついておっぱいを吸う。

 

 じっくり吸い終わったら口を離して、彼女のおっぱいの谷間に顔を埋めて息を整えた。そして、整え終わったら両手で彼女のおっぱいを持つようにして、それを自分の頭に挟み込むように押し付けながら彼女の谷間に舌を這わせた。完全に自分本位の行動であったが、赤鬼は嫌がる素振りを見せないどころか、もっとがっちりと抱きしめるようにしてきたので、それが自分を受け入れてくれるのだと思って、こちらも抱きしめ返した。性欲に支配されてるのか、敵であるのに心を許してしまっていることに気づかなかった。

 

 さっきから勃起しっぱなしだったちんぽの先からはカウパーが溢れ出てしまっている。それに匂いで気づいた鬼は、抱きしめるのをやめると僕の体を持ち上げそのまま上に挙げて──

 

 ──じゅずぅぅぅぅ♡ちゅぅぅぅうううう♡

 

「はぁぁあああっ!!」

 

 ──僕のちんぽに吸い付いた。持ち上げられた体は、彼女の腕を高く上げた状態でぶら下がる。すると、僕のちんぽが彼女の顔面に来ることになる。その状態から、彼女は吸い付いた。初めてされるフェラに、腰が震える。

 

「──はぁっ♡勃起したちんぽ♡うまっ♡もっと液出せっ♡♡」

 

 胴体を持ち上げているため身動きが取れない、その状態から彼女が僕の胴体を動かし彼女自身も舌を動かしてちんぽに刺激を与えるために射精感がこみあげてくる。そのこみあげてくる快楽に負けて、射精した。

 

 びゅるる~~~~~~~ッ! 

 

「ほぅぁぁぁぁあああ~~~~…………」

 

 情けない声を漏らしながら僕は射精する。今まで勃起して我慢してた分、ダムの決壊みたいに勢いよく彼女の口に流し込んだ。足をピンッ!! と伸ばし、射精の快楽で目の前が真っ白になる。

 

「んうむふぅぅぅぅぅううううッ!! ♡♡」

 

 出した精液を残さず飲み込む赤鬼、そこからさらに吸い付いて、尿道の残り汁まで吸い尽くそうとしてきたので、それの快楽に思わず彼女の頭を掴んで腰を押し付けた。

 

「あぁ……あぁ゛出…………゛! る……うう゛!」

「じゅずう゛ず……ぅ……っ! ぅ゛っ! うまぁあ……っ♡子種うまっ♡」

 

 情けない喘ぎ声を出しながら射精し続ける。

 彼女も、僕の腰を掴んで自分の口に押し当てるようにしてるので、更に快楽が増す。しばらくそのままで射精して、ようやく射精が終わると彼女がちんぽから口を離し。僕の体を太腿の上に置いて抱きしめた。

 

「はぁぁっ♡お前の子種汁美味かったぞ♡あんなに射精してくれるなんて、女冥利に尽きるってもんだぜぇ♡」

「ふぁ……い……」

 

 彼女のおっぱいに抱きしめられ頭を撫でられてるので、僕はぼーっとしながらも抱き着き返す以外の考えがない。

 

「だが、口で飲んだのはもったいなかったなぁ……。せめて俺の胎の中に出してくれたのなら……おっ?」

 

 残念な口調をした彼女が、ハグから解放して僕の体を見た。もっと言うと、僕の股間を見た。

 

「おいおいおいおい……、お前まだ勃起してくれるのかよ……!!」

 

 まだ勃起をしてる僕に喜びの声を出す。どうやら、一回の射精で終わるものだと思ってたみたいだ。鼻息を荒くして大喜びしている。すると、その状態から僕のちんぽを手に取り、自身のおまんこへと当てた。初めてするセックスに、心が否応にも高まる。

 挿入される前に、赤鬼は僕に顔を向けて言った。

 

「今からお前の童貞を貰うが、覚悟はいいか?」

「は、初めてですので優しくお願いします…………」

「善処するぜ……んぉっ♡」

「はぁぁあああっ!!」

 

 言い終わると、彼女は挿入した。そして、そこからさらに僕の尻を掴んで奥に押し込むようにした。

 初めてのセックスは、頭がどうにかなりそうだった、という感想しか出なかった。

 

 お湯よりも熱く、自身の手でやるよりも気持ちが良い。にゅるにゅるとした感触で、蕩けてしまいそうだ。何よりも──

 

「ふぅ゛っおっ! うぅ♡ぅっっ゛ぐぅぅふぅぅっ♡♡♡」

「はぁっ、あっ、うあっ!!」

 

 ──この、僕よりも大きな女性に抱かれているという感覚が、今まで経験したことのない快感をもたらしてくれている。赤鬼が、とても美人なのも本音を言うなら嬉しいところだった。彼女が僕のちんぽで喘ぎ声を出してくれている、という事実にも嬉しく思ってしまう。彼女が気持ちいいように、僕も快楽を感じて喘ぎ声を漏らしてしまう。こんな美人な女性と初体験をすることが、相手は敵なのに情けなく快楽を貪る自分がいることが、背徳感を感じてしまってさらに射精感が高まる。だが、射精はだめだ、子供が出来てしまう。なので抗議をするが──

 

「す、すみません!! で、出ます!! 抜いてくださ、いっ!!」

「ふざけんな♡出せっ!! 俺の中に出せっ!! 俺に子を産ませろっ!! ♡♡」

 

 ──俺に子を産ませろ。

 初めて聞くが、本能で喜んでしまった自分がいた。女性に自身の子供を産ませるというのは男としての勲章だ、とはエロゲー男優の名台詞だがその通りだと思う。ただ、僕は女性経験が無く、セックスも今のが初めてだ。だというのに、初めての相手からこんなにも熱く求められていることに。そして、相手は妖魔で倒すべき敵なのに自身の子種で孕ませてしまうかもしれないという背徳感により、僕は呆けなく射精した。

 

 ──びゅうるるるるっ……!!! 

 

「ぐぉぉぉおおぉぉぉおっ♡♡」

「はぁ! ぁ! ぁ゛ぁ゛゛゛゛あ゛っ! あ゛あ! ああああ!!」

 

 お互い、仰け反らせて快感の声を上げた。片方は野獣のような歓喜の咆哮を。もう片方は、只々快楽による声を。

 赤鬼が僕の尻を掴んで、自身のおまんこに深く刺さるように押さえつけた。それによりさらに射精し、彼女の胎の中を満たす。僕はというと、初めてのセックス、初めての射精、そして初めての中だしという快感に、目の前が真っ白になり頭がスパークした。

 

 とめどなく流れる精液、それを貪る妖魔の膣。赤鬼の膣は、力強くも密着して一滴も精液をこぼさぬようにとみっちりとしている。そして、ポンプのように脈動し始めた。

 

「ひぃっ!! あひっ、や、やめて!! まだ、出てる!! 出てるから!!」

「うるせぇっ!! ♡出せっ!! もっと出せっ!! ♡孕んでやるから出せっ!! ♡♡」

 

 そのポンプのような脈動による快楽が、また違った未知の快感となり、あまりの快楽に逆に恐怖を覚えてイヤイヤと暴れたが、それを力強く抱きしめおっぱいの谷間に押し付けて黙らせられる。下半身の快楽と、上半身と顔が感じる女性の体の柔らかさ。そして、淫蕩な空気に抱きしめることで僕自身を受け入れてくれるという錯覚で、より射精し始める。

 

 その射精すらも、僕の尻を掴んで押し付けておまんこに蓋をするかのようにする。僕はもう、赤鬼の体に全身を使って抱きしめて快楽を只々享受していた。

 

 まるで、終わらないような射精が終わると。彼女もおまんこでそれを感じ取ったのか、抱きしめていたのを緩める。おっぱいから解放されて窒息しかかってた僕は、解放されたことにより空気を求めて顔を上に向けて口を開いた。それをまた塞ぐように、彼女は僕に舌を絡ませてキスをしてきた。

 

「ちゅっ♡うむっ♡るれろぉっ♡♡ た、たくさん出したな…………♡」

「は、はひ…………」

 

 目を合わせる。赤鬼の表情は、肌が赤いのにも関わらず頬を染めてるのがわかる。そして、顔は慈愛のような表情をしていた。そこからさらにまたキスをしてきた。

 

「はむっ♡うむっ♡むちゅっ♡♡ お前のこと気に入ったぜ…………。男なのに二回も出せるなんてなぁ? ♡」

「そ、そうですか……?」

「ああ、だから俺の男になれ。毎日抱いて子を産んでやる」

 

 あまりにも熱烈なプロポーズ。もしこれが前世だったならば、二つ返事だっただろう。相手が美人だから猶更断る理由はない。

 

「だ、だめです…………。僕は、妖魔であるあなたの男になりません……」

 

 だが、この世界で妖魔は敵だ。それの男になってしまったらどうなるか…………。原作主人公の波羅が孕み袋になったり、彼女に限らず他の女性キャラも孕み袋になったことを考えると、僕も種馬として地獄の日々が待ってるかもしれない。それに、妹達と嫁さんを守らないといけないので頷くわけにはいかなかった。なので、既に彼女に中出ししてしまって情けないことこの上ないが断った。

 

 赤鬼は、少し考えたような表情をして上を見た。

 

「ん──ー…………。まぁ、そうなるか。しゃあねえなぁ、俺はあまり術が得意じゃねえんだけどよ───」

 

 嫌な予感がする、上を見た赤鬼は下を向いて、僕の目を覗き込んだ。まさか───

 

「───オラッ! 催眠!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅぅぅぅぅうううう…………。いい湯だなぁぁ~…………」

 

 温泉の中にいる赤鬼は、極楽極楽と言った表情で温泉を堪能していた。

 岩の縁に両腕を伸ばしておいて、頭は上に向けて空を見上げるようにしている。ただ、温泉に対して彼女の体が大きいせいか、温泉のお湯は全身を浸かるようにはなっておらず、伸ばした全身の内上半身は出て半身浴のようになっていた。夕暮れ時から今では若干暗くなり、紺色に染まりつつある空には、白い星々がまるで自分たちの番だというように段々とその存在を表し始めた。その様子だけ見るならば、温泉を楽しむ赤鬼、というだけにしか見えないだろう。だが、その様子は少し違っていた。

 

「どうだぁ? 気持ちいいかぁ? ♡」

 

 彼女は、顔を下に向ける。

 その体には、少年が張り付いていた。赤鬼の体が大きいせいか、張り付くというよりも乗っているというのが正しい。全身を使って、女性である赤鬼に張り付いており、腰を一定のリズムで振っていた。お湯が体に浸かりながら腰を振るので、温泉のお湯は波立が止まらない。

 

「あっ、ふっ、うっ、ふっ、き、気持ちいいです♥」

「そうかそうか、姉として嬉しいぞぉ? ♡」

「あっ、あっ、ね、姉さん♡精液、で、出ちゃう♥」

「いいぞいいぞ♡沢山出せ♡姉である俺を孕ませろっ♡」

「んんんんっひぃい゛ぃぃ! いぃいぃ! いぃぃっ♥」

「ぐおっ♡♡またこんなにたくさん出しやがってっ♡♡愛らしい奴だなぁ♡」

 

 少年の射精を受け止めて、歓喜の声を赤鬼は上げた。

 先ほどのセックスの場合、彼女は少年の尻を掴んで押し当てるようにした。だが、今では両腕は完全に岩の縁に置いている。まるで、少年が絶対に外に出さないことを知っているかのようだ。そしてそれはその通りで理由があった。

 

「あぁ~~~~マジで幸せだなぁ~~~、よさげな温泉見つけたと思ったら、こんないい男がやってきて、可愛い上に、性欲も強いとか♡おまけに──」

 

 そう言うと、彼女の体に張り付いて射精した余韻で息を整えてる少年の頭を撫でる。その撫で方は、親愛の表現に他ならない。

 

「──こいつが、滅茶苦茶催眠に弱いなんてなぁ? ♡」

 

 そして、哄笑した。事実、笑いが止まらなかった。

 赤鬼自身、自分は力は自慢できるが術は自慢できるわけではなかった。使えないことはないが、天狗や狐の阿婆擦れ共に比べたら劣る。だというのに、自分に種を付けているこの少年はこれほどまでの優良物件なのに催眠に弱い。それが、まるで人間たちがやってる富くじに当たっているかのような幸運を引き当てたようだと思った。

 

 退魔師達は、男を守る。それは、男が自分たち妖魔に捕まったら種馬として産ませる道具になってしまうからだ。こちらも、雄の妖魔で雌の退魔師共を孕ませることはできるが妖魔の大半は雌だから数は少ない上に効率が悪い。何よりも、退魔師共は最悪自爆するのだ。それも潔いと言わんばかりに。

 

 遥か昔の『人妖大戦』の時の帝の呪いで自分達妖魔は敗北に追いやられ、それの呪いが今でも尾を引いており、自分たち妖魔はこのままだと死滅するだろう。というのが赤鬼達の長老が言ってたことだった。特に、人類たちは徹底して妖魔に抵抗してくるばかりでなく。妖魔に捕まったら数を増やされるというのをしっかり教え込み、真っ先に自決の術を覚えさせているほどだ。

 

 だが、自分に種を出してくれるこの少年は違っていた。

 退魔師であることには間違いないが、捕まえたら自爆するかもしれないと冷や冷やしていたがその心配がなかった。それどころか、自分の体に欲情してくれるほどスケベだった。その上、当主代行という高い地位にいるせいか、脅したらあっさりと従った。それからは先ほどのように体を洗わせたが、まさに数百年以上生きていた中で、これほどまでの快楽を味わったことがないと言えるほどの極楽だった。

 

 退魔師共は、自分達妖魔を嫌う。まぁ、自分たちが連中と殺し殺されをずっと繰り返していたのだからさもありなん。

 だが、この少年は違った。大抵の退魔師は自分達妖魔と会話しようとしないが、彼は会話してきた。こちらが脅してきたからというのもあるが、それでもその後も会話し、自身の命令に従い、あまつさえ自分の体に欲情しているなど思ってもみなかった。

 

 そして、体を洗わせたら、極楽が待っていた。

 自分の自慢の筋肉を丁寧に洗い、溝までしっかりと洗ってくれるとは。更には、こちらに声をかけて大丈夫かどうかの確認までしてくる心配り。そして、洗っている最中でも存在感を表していた勃起ちんぽ。女として生まれて、自身の体に欲情してくれて喜ばない奴はいない。自分の筋肉まで褒めてくれることも、赤鬼からしたら高評価だった。

 

 さらには、赤鬼は自身の秘所を舐めるように指示したこと。これ自体は賭けみたいなものだった。男は女より性欲が強くなく、こういうことをするのを嫌う。何より少年は敵対する退魔師だった、故に自身の命令に従わない。従ったとしても、吐くくらいはするだろうと思っていた。まぁ、吐いたら吐いたで仕置きして催眠をかける予定だったが。

 

 だが、この少年は従うどころか、赤鬼が今生で感じたことのない極楽を味わせてくれた。赤鬼自身、まさかあそこまで熱心に自分の秘所を舐めてくれるとは思ってもなかったのだ。まるで、初めて自慰を覚えた少女のように情けない声を上げて絶頂した。しかも、自身の潮吹きで少年の顔を汚した。

 

 絶頂して息も絶え絶えになりながら少年をみると、少年は潮吹きで顔が汚れたにもかかわらず嫌な顔一つせず拭い、あまつさえ口についた液を舐めとる仕草までしてくれた。赤鬼はそれを見て、もう子宮が疼きっぱなしだった。ここまでスケベな人間がいることにも驚いた。

 

 その後も、少年に色々聞いたが、自身が艶本で学んだと言ってたことも更にスケベだと思い評価点だった。何より、おちんぽとおまんこという語感が大変に良い。そして、こんなにもスケベなのに童貞とは!!! この時ばかりは、赤鬼は嫌っている神に感謝の祈りを捧げたほどだ。

 

 そして、仕草も体もスケベなだけでなく、子種まで美味だった。何よりも、複数回出せるという事実。男は一日に何度も出せない、だというのに自身に種を出しているこの少年はもう五回以上は出している。ここまで出せる男など、聞いたこともない。その後も、少年の童貞を奪い、中に種を付けてもらい、その後も何度も出してくれるなど。まるで、神から遣わされた神の使いのようだ。と、大陸の宗教のようなことを赤鬼は思ったほどだ。

 

 その後、自身は術に疎いが駄目元で催眠をかけてみたらあっさりとかかった。最初に名前を聞いた時の瞳術は軽い物だったし、少年が自身の体臭を吸って頭が酩酊状態だったからだと思ったが、どうも違うようだった。その後も、抱きながら尋問をして、この温泉を少年が作ったことやら、少年の今までの活動も全部とは言えないがある程度聞き出せた。終いには、自身の夢だった弟を持つことが、少年に自身を姉だと言わせるように出来たことが赤鬼にとっては嬉しかった。

 

 だが、気になる点はある。

 

「なぁ? 俺はお前の何だ?」

「ね、姉さんです」

「そうだ、じゃあ姉である俺と一緒についてきてくれるな?」

「だ、駄目です。僕は行けません‥‥……うっ、出るっ!!」

 

 熱い放精を受け止め、優しく少年の体を撫でながら赤鬼は思う。

 どうも、一定方向の催眠耐性はないに等しいが、逆方向の耐性はあるな、と。自身は術に疎いが、こんなことをしているのは誰かが手を入れたからだというのはわかる。手を入れないなら催眠自体に耐性がついてるはずなのだ。だというのに、この少年の耐性はちぐはぐだった。

 

「まぁ、もっとも…………。持って帰りたいが今は手放すしかないんだよなぁ~…………」

 

 そう独り言ちる。赤鬼の姉妹と長老が言ってたことだ、あまり目立つようなことはするなと。自分自身があっちこっち行って面倒起こしてるからというのが理由だが、かなり釘を刺されたため、この少年を持ち帰って自身の、いや、一族の男として子供をたくさん作りたい。だが、少年が綾絶家の当主代行という高い地位にいるためそれが出来ない。下手すると、姉妹達がやろうとしてる計画がパーになる可能性がある。この少年がそこらの村の者だったならば遠慮なしに持ち帰ったのだが、彼の地位が高い位置にあったのと、赤鬼が釘を刺されていたためにそれが上手くかみ合って防がれた状態になっていた。

 

 だが、持ち帰れないが仕込みはできる。故に、快楽で頭を溶かして催眠をした。自分が出来るのはここまでだが、以降は姉妹にやってもらおう。

 そう決めた赤鬼は、少年の体を名残惜しそうに引きはがすと、少年の体を持って両腕を温泉の岩縁に引っ掛けるようにした。この後起きたのなら、少年は温泉で寝落ちから起きたようになるだろう。記憶方面もいじる必要があったが、その催眠も自身の稚拙な術でも出来るくらいに催眠抵抗がなかったので出来たのも幸運だった。

 

「じゃあな、ライ。また今度、お姉ちゃんと愛し合おうな♡」

 

 赤鬼は服を着て、その場を立ち去る。

 そして、立ち去って山を二つ三つ超えた後、うっかりと思い出した。

 

「いっけね、ライの名前は聞いたが、俺の名前をライに教えてなかったな」

 

 セックスに夢中になっていたのですっかり忘れていた、だが、よく考えたら催眠で記憶を消したのでそれで自分の名前を憶えていたらおかしいだろうということになるので、赤鬼は良しとした。

 

「──さぁ~て、とっとと里に帰って、俺の姉妹とババアに報告するかな♪」

 

 この赤鬼は、頼が初めて見た時に感じたように確かな強者であった。その赤鬼の名前は、かつて『人妖大戦』で名を馳せた凶妖であり──

 

「──特に蒼月は喜ぶだろうなぁ、俺らに弟が出来るってことによお♪」

 

 ──双月の修羅の片割れの『紅月』という。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──んぁ?」

 

 ──目が覚めた。どうやら寝落ちしていたようだ。温泉が気持ちよくて寝落ちするのは、転生しても変わらないんだなと思った。だが──

 

「あっれぇ……? いつ温泉に入ったっけ?」

 

 ──どうも記憶が飛んでる。温泉に向かってたまでは覚えているが、その後温泉に入ったのところが抜け落ちてる? いや、温泉に入ったのは確かなんだが、入ってそのまま過ごしてただけだったか? と思った。

 

「うーん…………。ま、いっか」

 

 時間が予想よりも飛んで暗くなっているのは、自身が寝落ちしたからだろう。前世も疲れてて寝落ちしてすっぽり記憶抜けていたことがあったなと思い出して、それ以上考えてもしょうがないかなとおもい、温泉から上がって。山道を通って帰宅した。

 

 

 

 

 帰宅したら、なんだか物々しい様子になっていた。僕の姿を確認した兵がやってくる。

 

「頼様!」

「うん? 何があったんだ? 状況を教えてくれ」

「はっ、先ほど野獣のような咆哮が山から聞こえたとの報告がありました。もしかしたら、妖魔ではないかと思って捜索隊を編制しようとしているところです」

 

 そう言って兵が指を差した方向は、僕が温泉に入っていった場所だった。

 

「そうなのか、僕はあっちから来たけどそのような声は聞こえなかったけどなぁ……」

「そうですか……ところで、何をしてらっしゃったのです?」

「ああ、見回りだよ。最近は収穫で忙しかったからね」

 

 温泉のことをまだ教えるわけにはいかないので、とりあえず誤魔化す。実際僕は領内を見回っているのでなんら不自然ではない。兵士もそれを知ってるのですぐに信じた。

 

「そうでしたか、見回りありがとうございます」

「うん、とりあえず妖魔が出てるかもしれないなら他人事じゃないから捜索隊を編制しようか、案内してくれるかい?」

「はっ、こちらです」

 

 その後、兵士の案内に従って出陣の様子をしてるところに顔を出し、編成隊と共に一緒に捜索したが妖魔はいなかったので狼の遠吠えということにした。尚、捜索する際は僕の温泉の方には行かないようにし、僕が先頭に立って行ったために誤魔化すことが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 数日後、上洛の準備を整えた。これから一週間後に都に向けて出発するが、その前に桃代姉さんに呼ばれたので姉さんに会いに行った。

 

 

「頼君、あのね、貴方にお願いがあるの」

 

 




オラッ催眠!!をただ書きたかっただけかもしれません。

小難しい話書いてますがまぁ、そんなに深く考えてないので整合性とかずれたりするかもしれないですごめんなさい。

後は自身のノリと勢いでエロをやったので、抜けたって言う人はありがとうございます。抜けなかったって言う人はごめんなさい精進します。

続きもマイペースにぼちぼちやっていきますので、長い目でよろしくお願いします
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